『闇夜、降りる帳は白』

『闇夜、降りる帳は白』


メインログ | 雑談

関連セッション1:『アウトバーストは燃え尽きない』
関連セッション2:『リプレイ・アイランド:前編』
関連セッション3:『リプレイ・アイランド:後編』

キャラクターシート

GM:PC1:筧 正臣
GMキャラクターシートURL
GM:PC2:鷲尾 瞳
GMキャラクターシートURL
GM:PC3:姫都 幹久
GMキャラクターシートURL
GM:PC4:道成寺 安奈
GMキャラクターシートURL

トレーラー

都内近郊N市。
夜の市街に不自然な霧が発生し、市民が失踪するという事件が連続する。
鍵を握るのは、現場で目撃された正体不明のオーヴァード『フェイスダウン』。
君たちは様々な運命に引き合わされ、街を蝕む白い闇と対峙することとなる。
……ダブルクロス、それは裏切り者を意味する言葉。

ハンドアウト

PC1 筧正臣
シナリオロイス:戸村清史郎
警察学校からの同期であり、君の属する捜査一課の仲間である戸村清史郎が職務中に失踪した。
君は周囲の反対を振り切り、彼の担当していた『霧事件』について独自の捜査に踏み出す。

PC2 鷲尾瞳
シナリオロイス:"フェイスダウン"
UGNチルドレンである君に下された任務は、裏社会と関わる正体不明のオーヴァード、"フェイスダウン"の追跡と調査だ。
標的を追う君は霧の中へと迷い込み、そこで"フェイスダウン"と相対する。

PC3:姫都幹久
シナリオロイス:財木里代子
君は隣クラスの活発な少女、財木里代子からバイトを手伝わないかと声をかけられる。
その内容は、近頃巷で噂になっている、『霧事件』と関わるらしい。

PC4:道成寺安奈
シナリオロイス:新垣御守
君は普段拠点としている区画から離れ、 N市第2区画へと招集されていた。
第2区画ではつい先日大規模な作戦があり、負傷者が多く出たため人手が不足しているらしい。
支部長である新垣に出迎えられた君は、区画内で発生する『霧事件』の調査を依頼される。

PC紹介

GM:カケイダーマン:イン・ダブルクロスバース
GM:OK、それじゃあもう一回自己紹介していこう!
GM:今回のPC1…筧さんからだ!
筧正臣:PC1、筧正臣です!
GM:立ち絵がついとる~~~!!
鷲尾瞳:かっこいいアイコン!
姫都幹久:お、大人だ!
筧正臣:ブラックドッグ&エンジェルハイロゥ! 体内に変な機関を備えた、忍者系成人男性!
GM:ドーモ…ポリスニンジャ=サン
GM:殺すべし…ニンジャ殺すべし…!!
筧正臣:このアイコンはpicrewの「おっさんメーカー」によるものです。死んだ目のおっさんを作ることにかけては絶大な信頼があります。
筧正臣:SEKIROの話はおいといて、忍者らしく高めの行動値から電磁手裏剣を投げます。
GM:忍殺してこっ
筧正臣:そして一番の売ウリは邪毒!雷の残滓により邪毒を連発します。火力はまあそこそこ……
GM:毒は強い。フロム的にも。
筧正臣:死んだ先輩の手帳をもとに、彼の遺志に突き動かされるようにUGN刑事に邁進します。本来の性格は腰が引けてて軟弱なへろへろ後輩気質男性です!
筧正臣:以上!死にまくらないようにがんばります!
GM:ペルソナだと真犯人になるタイプの…
GM:イエス!よろしくおねがいします!!
GM:では次!PC2!鷲尾さん!
鷲尾瞳:どうもどうも。アイコンが間に合わなかった鷲尾です
鷲尾瞳:シンドロームはモルフェウス、剣を作って殴ることだけが取り柄のUGNチルドレンです。
鷲尾瞳:剣を作って殴ることだけが取り柄なので剣を作って殴ります。少し変わったところと言えば同エンゲージにカバーが出来るくらい
鷲尾瞳:UGNに拾われる以前の記憶をほぼ全く持っておらず、唯一のアイデンティティであるUGNチルドレンとして模範的に振る舞おうとしています
GM:模範的クラス委員タイプ!
鷲尾瞳:とにかく真面目!堅物!という感じですが、実際には前述の通り過去というものがないのでかなり揺らぎやすく不安定な一面も
鷲尾瞳:今回は皆かなり濃い背景を持っているので、上手くそこに触れていけたらなあと思います。よろしく!
GM:支えてあげたいぜ…
鷲尾瞳:終わり!
GM:オーライ!よろしくおねがします!
GM:次!PC3!姫都くん!
姫都幹久:はい。姫都幹久(ひめみや・みきひさ)、北関東はどっかの山奥出身の男子高校生です。
姫都幹久:大事故でなぜかピンピンしてたのをUGNにスカウトされてから一年経ってないくらい、よくわからないですけどなんか……
姫都幹久:なんかいろいろありました。
GM:いろいろあった。
姫都幹久:シンドロームはキュマイラ/ソラリスのクロスブリード。自慢じゃありませんが攻撃能力はほぼありません!
姫都幹久:セッション用の下駄で、《さらなる力》とか<芸術:料理>とかを取っています。
GM:クッキングタイム!果たして今回も好感度を稼げるのか!
GM:ヒロインにお好み焼きとか焼いてあげよう。
姫都幹久:いや、何故かそういうことになるだけで……! あ、南の島で出会った人と同居中です。
GM:同居!
GM:学生のくせにインモラルな!
姫都幹久:インモラルって何ですか!?
姫都幹久:話、戻しましょう。話。えーと、おれ、Dロイス【触媒】持ちの支援型で、あとカバーして《竜鱗》するのが得意です。頑丈。
GM:とにかくかたい。
GM:かたい……?
GM:インモラルな!!
姫都幹久:いや何でそうなるんですかっ!?
姫都幹久:あー……ええと、こういう感じです! 以上で! 以上でお願いします!
姫都幹久:よろしくお願いします!
GM:オーライ!よろしくお願いします!
GM:では次!最後はPC4、道成寺さん!
道成寺 安奈:OK! じゃあ、もう一度だけ説明するね!
道成寺 安奈:「……君が私の今日のパートナーかな? あぁ、よろしくお願いするよ」
道成寺 安奈:私の名前は道成寺安奈(どうじょうじ・あんな)、UGNに所属するエージェントさ。
道成寺 安奈: 五年前にジャームに家族を殺されてから、たった一つ、その復讐のために生きてきた。
道成寺 安奈:先日見事復讐を完遂した後も、ジャームの手から世界を守って、守って、守ってきた。
GM:いろいろあった。
道成寺 安奈:あと己の体質("対抗種")を解消したりするために任務で各地を転戦したり、衝動を抑えるための吸血をしたりもしてた。
道成寺 安奈:(いい加減スパイダーバース自己紹介ごっこから戻ります。)
道成寺 安奈:特技は王子様ムーブ、アピールポイントは首から上と指先以外は全部ぴっちりとした黒インナーで覆っている所です。
GM:ヘェーイ
道成寺 安奈:性能としては効率とかそんなに考えずにとりあえず暴力します。
道成寺 安奈:対抗種と怨念の呪石を乗せて災厄の炎とプラズマカノンで結合粉砕ゴッドフィンガー。サラマンダー!
GM:ピュアサラって感じだ!
道成寺 安奈:歴戦の皆様と遊べてめちゃくちゃ震えています。よろしくお願いします……!
GM:オーライ!怖がる必要はない…友だちになろう…
GM:では、自己紹介これまで!
GM:早速熱くビー魂を燃やしていきましょう!ゴーシュート!

OP1:筧正臣

GM:まずはPC1、筧さんのOPから!
GM:浸蝕率を、どうぞ!
筧正臣:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 9[9]+33 → 42

GM:---
GM:どこかの海岸線
GM:4年前
GM:---
GM:君は海沿いを歩いていく。
GM:肩ほどまでしかない低いコンクリート塀の先は砂浜で
GM:更にその先には曇り空を映した灰色っぽい海が広がっていて
GM:波の上ではウミネコが鳴いている。
GM:……歩きながら振り返ると
GM:煙突から煙を上げる、小さくて箱のような四角い建物が見える。
GM:数日前。君の師匠”アウトバースト”山吹徹平は、死んだ。
筧正臣:(ウミネコの鳴き声がやけに鼓膜に響くのは、静かすぎるからだ)
筧正臣:(先輩から怒鳴りつけられることはもうない。残響だけが残ってる。そっちはもう消えることはないだろう)
GM:体中に沁みてくるような沈黙。
GM:それを破ったのは……。
曽根崎ヒロヱ:「……あ!」
曽根崎ヒロヱ:「見て見て!筧さん!よっ!ほっ!」
筧正臣:(ぼくにできることは――) 「え」
曽根崎ヒロヱ:君の少し先、ガードレールを綱渡りのように歩きながら
曽根崎ヒロヱ:中学生くらいの少女が額に紅白まんじゅうの四角い箱を乗せている。
曽根崎ヒロヱ:「すごない!?これすごない!?」
筧正臣:「曽根……」 首を振る。
筧正臣:「曽根崎。アホなことやってんじゃねえよ。てめーもまんじゅうも落ちるぞ」
曽根崎ヒロヱ:「いや大丈夫!ウチもようやく身のこなしに感覚がついてくるように……」
曽根崎ヒロヱ:「……おわっ!」
曽根崎ヒロヱ:よろめき、君の方に倒れかかってくる。
筧正臣:「回転ドアと道路ではしゃぐなって教わらなかったのかよ。言わんこっちゃねえ」 まだぎこちなく笑って、ぎこちなく受け止める。
曽根崎ヒロヱ:「せ、セーフ……ナイス筧さん!えへへ」
GM:君の腕の中で朗らかに笑う少女。
GM:君の師が最後に担当した事件に巻き込まれ、オーヴァードとして覚醒した一般市民。
GM:彼はヒロヱに能力のコントロールを教える事に決めた。言わば君の妹弟子でもある。
GM:破天荒な”アウトバースト”らしい、置き土産だ。
筧正臣:(距離感に困る。どう接していいものか。こんなこと、先輩の手帳には書いてない)
筧正臣:「あー……」 突き放すようにして立たせる。 
筧正臣:「もうやめとけ。何度も受け止めてやれるほど、俺は暇じゃねえんだよ。これから忙しくなるし」
曽根崎ヒロヱ:「はいはい、分かってるって、ウチもすぐに独り立ちするから!」
曽根崎ヒロヱ:パッと君から放れ、道の先へ。
曽根崎ヒロヱ:「それで強くなって、強くなって、強くなる」
曽根崎ヒロヱ:「そーれーでー」
曽根崎ヒロヱ:「強くなったウチはどうなると思う?どうなるどうなる?」
曽根崎ヒロヱ:ニヤニヤしながら、後ろに回り込んで君の脇腹を突いてくる。
筧正臣:「なんだそりゃ、やめろ」 苦笑いする。 「マジでやめろ」
筧正臣:「どうなるもこうなるもねーよ。世の中を平和にする役に立ってくれよ、せいぜい」
曽根崎ヒロヱ:「……うん」
曽根崎ヒロヱ:少し俯き、真剣な表情に変わる。
曽根崎ヒロヱ:「ウチ、正義の味方になる」
筧正臣:「……ああ?」 聞き返す。
曽根崎ヒロヱ:「師匠みたいに、立派に出来るかどうか分からへんけど」
曽根崎ヒロヱ:「……それでも、ウチが目指せる言葉は、やっぱりそれだけやと思うから」
曽根崎ヒロヱ:道の先で背中を向けているが、少し、鼻声が混じっている。
筧正臣:「正義の味方ってお前……」 続く言葉が出てこない。
筧正臣:「……ああ。」
筧正臣:「いや。そいつは結構。正義の味方が知り合いにいりゃあ、俺も楽ができて世界もちっとはマシになるかもな」
曽根崎ヒロヱ:「っ……へへ、せやで!ウチが平和を守ります!」
曽根崎ヒロヱ:袖でグシグシと目元を拭って、再び笑顔で君に向き直る。
筧正臣:(泣き顔は嫌いだ。冗談めかして言えば、そんな雰囲気を変えられるかもしれないと思った)
筧正臣:(要するに、ぼくは手に負えないバカだった。そんなこと言わなきゃよかったんだ)
曽根崎ヒロヱ:「……筧さんは」
曽根崎ヒロヱ:「筧さんは、これからどうするん?」
筧正臣:「俺は”アウトバースト”だからな」
曽根崎ヒロヱ:「!」
曽根崎ヒロヱ:「それ……師匠の」
筧正臣:「続けるよ。先輩のやってたことを引き継ぐ。そう決めた」
曽根崎ヒロヱ:「……そっか」
曽根崎ヒロヱ:「ええと思う……うん」
曽根崎ヒロヱ:「うん!きっとそれがええよ!」
曽根崎ヒロヱ:「筧さん、がんばろな!」
筧正臣:「ま、そうだな。お前が正義の味方をやるなら、いつかどこかでまた会うだろうよ」
筧正臣:「そんときゃ俺を楽させてくれよ。よろしくな」
曽根崎ヒロヱ:「こっちこそ!」
曽根崎ヒロヱ:「言われんでも会いに行きます!筧さんがちゃんと出来てるか」
曽根崎ヒロヱ:「師匠の分まで、ウチが睨みを効かせるで~~」
曽根崎ヒロヱ:ちょいちょいっ
曽根崎ヒロヱ:また脇腹を突き出す。
筧正臣:「うるせーよ! なんで姉弟子みたいな空気出してくるんだよ、それやめろ!」
筧正臣:「……もう落ちんなよ!」 足を速める。曽根崎さんを置いていく速度。
曽根崎ヒロヱ:「あっ!逃げられる!待てこらー!」
曽根崎ヒロヱ:呵々大笑しながら、腕を広げてそれを追いかけていく。
GM:……ウミネコの声は、遠のいていく。そんな気がする。
GM:---
GM:某市警察署内
GM:食堂
GM:---
GM:君の手の中にある、一冊の手帳。
GM:その中に挟まった写真。山吹徹平、曽根崎ヒロヱ、そして君。
GM:記憶を浮かび上がらせたのは、それがたまたま視界に入ったからだった。
戸村清史郎:「カーケー!」
戸村清史郎:がっ!君の背後から、いきなり腕を肩に回してくる。
筧正臣:「うっ」 またうるさいのが来たという顔
戸村清史郎:「何センチメンタルしてんだよ!遅れてきた思春期か!三十路に入ってよぉ!」
戸村清史郎:天ぷらそばの乗っかったお盆を片手にぐいぐいと引っ張ってくるのは
戸村清史郎:君の警察学校時代からの同期、戸村だ。
筧正臣:「ほっといてくれよ。俺は年中ダウナーなんだよ。低血圧で低血糖だし、まだ眠いぐらいだし」 手帳を閉じる。
戸村清史郎:「なんだなんだ、たまには血圧高く行こうぜ!」
戸村清史郎:ずいずいと君の向かいに座り、割り箸を割っている。
筧正臣:「うるっせーな……早くメシくって外に出たいんだけど……」 ※サボれるから
戸村清史郎:「あ、そうだ聞け!大ニュースがある!」
筧正臣:「あの書類にクソうるせー主任がクビになったか?」
戸村清史郎:「ちげーわ!まあそいつもハッピーなお話だけどよぉ、残念ながら今回は違う!はは!」
戸村清史郎:「ウチのかわいい妹がさあ……ついに退院することになった!」
戸村清史郎:「喜べ!」
戸村清史郎:彼…戸村は病気がちの妹を溺愛しており
戸村清史郎:君はうんざりするくらい、日頃からいかに妹が可愛いかを聞かされている……。
筧正臣:「あー……そうか? そりゃまあ、おめでたいんじゃねえの。退院祝いで俺にメシ奢ってくれてもいいけど」
戸村清史郎:「なんでだよ!なんで俺が奢るんだよ!むしろ逆だろ!」
戸村清史郎:「まあ、お前への頼みはメシなんかじゃねえが」
筧正臣:「ハッピーなやつをこれ以上ハッピーにしてどうすんだ……え? 頼み?」
戸村清史郎:「おう」
戸村清史郎:眉間にしわ寄せ、神妙な顔になる
戸村清史郎:「いいか……妹の誕生パーティを開くんだ……まだこいつは極秘だが」
戸村清史郎:「そこでお前が例の忍法でなんかパーッとやれ……」
戸村清史郎:「最高に盛り上げろよ…!お前なら出来る…!」
筧正臣:「アホか! 手品じゃねーーーんだよ!」
戸村清史郎:「妹はニンジャの漫画が大好きなんだよぉ~~!!」
戸村清史郎:「ホラ!ラセンガンとか、元気玉とか出来るだろ!?やってくれって!」
筧正臣:「帰れ! 聞いて損したわ!」
戸村清史郎:「頼むって~~~一生のお願いだって~~~~!」
筧正臣:「知らん。俺は外回り行く! じゃあな!」
GM:そんな会話を君たちが繰り広げていると
GM:かつ かつ かつ
後藤直嗣:「……待て」
後藤直嗣:厳然とした顔つきの白髪交じりの男が立ちふさがる。
後藤直嗣:君たちの上司……捜査一課主任である後藤だ。
後藤直嗣:「筧、貴様はまだ先月の始末書が上がっていない。逃しはせんぞ」
筧正臣:「うっ。……どーも」
後藤直嗣:「戸村、お前もさっさとデスクに戻れ。午後からミーティングだぞ。資料の準備は終わったのか?」
戸村清史郎:「げ……す、すんません」
筧正臣:「へいへい。いま思い出しました、了解です」
戸村清史郎:「しゃーねーなこりゃ、そんじゃな、カケ」
戸村清史郎:「また飲みにでも行こうぜ」
戸村清史郎:君の肩をポンポンと叩き、いつものように調子いい笑顔で主任に連れられ去っていく。
筧正臣:「あいよ。金さえあればな」 手を振ってデスクに向かうとします。
GM:こうして、君は戸村といつものように馬鹿話をして
GM:いつものように別れた。
GM:そして……二度と会うことはなかった。
GM:---
GM:現在
GM:捜査一課・主任室
GM:---
後藤直嗣:「……」
後藤直嗣:君の目の前で椅子に座り、
後藤直嗣:怪訝な目つきで手元の書類を睨んでいる。
後藤直嗣:「休暇届、か、受領は問題ない。」
後藤直嗣:「公務員も働き方改革とやらの時代だしな」
筧正臣:「あー……まあ、ここんとこ、真面目に労働してましたから。ちょっと旅行にでも行こうかと」
後藤直嗣:「ほう、どこに行くつもりだ?2月の終わりじゃあ、碌な旅行先も無いだろうに、ええ?」
後藤直嗣:座ったまま、君を睨め上げる。
GM:……戸村清史郎は捜査中に失踪した
GM:今日で二週間近くが経とうとしている。
GM:張り詰めた空気は、君の所属する一課全体に立ち込めるようだ。
筧正臣:「……」 頭をかきむしり、一度手帳を開き、また閉じる。 
筧正臣:「俺は、ちょっとやらなきゃならん事があるもんで」
後藤直嗣:「いいか、筧」
後藤直嗣:大きなため息とともに、呟く。
後藤直嗣:「釘を刺しておくが、勝手な事はするな」
後藤直嗣:「捜査員を失ったことは、警察全体の問題だ。組織が対処する」
筧正臣:「それは結構。いやホントに。俺も……勝手なことをしたいんですが……そうさせてくれない」手帳をしまう。
筧正臣:「捜査員の損失は警察全体の問題。友達を失ったことは、俺の問題です。俺が対処する」
後藤直嗣:「……」
後藤直嗣:手帳の仕舞われたスーツの下へと視線を移し、舌打ちする。
後藤直嗣:「いつも手を焼かされる」
後藤直嗣:「山吹にも、そして、あの男にも……」
筧正臣:「……本当は気が進まないんですけどね。」
筧正臣:「すみません。迷惑かからないように、できるだけがんばります」
後藤直嗣:背中を向ける。休暇届は、引き出しの中へ。
後藤直嗣:「行け。」
筧正臣:「ありがとうございます。いい土産を持ち帰れるように努力しますよ」 背を向ける。
GM:廊下に出て、君は考えを巡らせる。
GM:戸村清史郎失踪の手がかりは、彼の追っていた『霧事件』という言葉のみ、
GM:……君は手帳を開く。君の指針は、いつもそこにあるからだ。
GM:無数に書き殴られたペンの筆跡。その中に、1つ。
GM:こんな時だから目についたのか、ある言葉を見つけるだろう。
GM:『霧に気を付けろ』。
GM:言葉の意味は……まだ分からない。
筧正臣:(……ありがたいアドバイス、どうも。役に立ちすぎて泣けるね、これは)
筧正臣:(この規模の事件なら、UGNが動くだろう。とりあえず連絡のとれそうな繋ぎ役を当たってみるか)
筧正臣:手帳を乱暴にポケットに突っ込んで、足早に歩きだす。捜査開始だ。
GM:足音は惑いなく部屋を離れていく。……”アウトバースト”は止まらない。
GM:---
GM:シーン終了
GM:ロイス取得が可能です
筧正臣:戸村清史郎にロイス。
筧正臣:友情〇/食傷でとって、ターンエンドです!

OP2:姫都幹久

GM:姫都くんのターン!OP行きましょう
GM:浸蝕どうぞ!
姫都幹久:はい!
姫都幹久:1d10+32
DoubleCross : (1D10+32) → 5[5]+32 → 37

GM:---
GM:N市郊外・山中
GM:---
GM:君はとある事情から、元FHチルドレンを匿うイリーガルだ。
GM※事情
姫都幹久:もう一度だけ……説明しなくて大丈夫そうですね。ありがとうございます。
GM:様々なトラブルが舞い込む渦中で、君は自分と同居人を護る実力が必要だと感じ、
GM:ある人物に、レネゲイド戦闘の手解きを依頼していた。
継本:「……ほら」
継本:ぽいっ
継本:バックラーと警棒を君の足元に放る。
継本:目の下に隈のある、不健康そうなのっぽの女だ。
継本:「貸してやる……好きに打ち込んでこい」
姫都幹久:「はい」
姫都幹久:すでに顔が青タンとかでかなりなことになってますが、めげずに武器を拾って
姫都幹久:見よう見まねのすり足でサークル運動して……
姫都幹久:…………。
姫都幹久:「いやあっ!」勢いつけて踏み込みますが
継本:ぱしっ
姫都幹久:「あっ」
継本:ぽこぉん!!
継本:片手で受け止められ、綺麗に顎に裏拳が入る!
姫都幹久:「げぐっ」
姫都幹久:棒っ切れみたいにぶっ倒れます。しばらく咳き込んで、ごろりと転がって起き上がった口から歯がぽろんと
継本:「全然まるで全くダメ……見どころなし」
継本:ジトーっとした目で君を見ている。
姫都幹久:「なんとかは……」
姫都幹久:つまんだ血のついた奥歯を情けなさそうに見て
継本:「ならなそうだな……こりゃ」
姫都幹久:「……ならないですよねえ。そうそうは」
継本:「お前……殴られる方は天才的だが」
継本:「殴る方の才能はその1/100もないな」
継本:「……一応フォローしてやると」
姫都幹久:「はい」歯をポケットに放り込んで、居住まいを正す。
継本:「オーヴァードの訓練は……目覚めたてがキモだ」
継本:「一度定着したデザインを……後から意図的に弄る方法はそうない。余程無理矢理をやらなくてはな」
姫都幹久:「……働きながら、っていうのは」やや肩を落として。
姫都幹久:「無理がありますかね。やっぱり」
継本:「あのな」
継本:「そういうバイトしながら漫画を描きたいみたいな次元じゃない」
姫都幹久:「はい」
継本:「人体改造だとか、薬を入れるとか……もっとエグい方の話をしてるんだぞ」
姫都幹久:「ああ。そういう……えっ」
継本:「そうしろって話をしてるわけでもないからな」
継本:「本当にお前と話してると……こっちまでフニャフニャしてくる」
姫都幹久:「はい。……あれ、ええと、つまり」
継本:「……得意な事を伸ばしたほうがいい」
継本:「在り来りだが……言えるのはそんな所だ」
姫都幹久:得意なこと。殴られる方とか言ってなかったっけこの人。
継本:「……まずは盾の使い方を覚えろ」
継本:「それだけでも大分違う……文明の利器を甘く見るな」
姫都幹久:「はい」バックラーに目線を落として。
GM:と、そんな話をしていると
継本:「……誰か来るな」
継本:突然明後日の方向を見る
姫都幹久:「……ここ、人が来れるようなとこでしたっけ?」
継本:「そう選んだつもりだが……」
継本:「……女だな、歳は16~7か」
姫都幹久:「よくわかりますね。先生」
継本:「一応……行きがけにいくらか『張って』おいたしな」
継本:「歩幅からして多分知らん奴だ……面倒くさそうなので私は帰る。今日はここまでだ」
継本:「あと先生はやめろ」
姫都幹久:「はい。ありがとうございました、えーと……継本さん」頭を下げて。
継本:そう言って、地面に転がった警棒やヌンチャクやら
継本:あと刃牙やらスプリガン、ドラゴンボールの単行本などを拾い上げて
姫都幹久:いや待ちましょうよ後半!?
継本:スルスルと山道を降り、見えなくなる。
姫都幹久:とりあえず、人が来るより前に、自前のリュックに折りたたみのあれこれを放り込んで。
GM:……入れ替わるように、こちらに向かってくる人影が見える。
財木里代子:「ぜっ…ぜぇ…!」
姫都幹久:「えーと……こんにちは」行き合い挨拶は山道マナーですよね。山道マナー。(顔はボコボコ)
財木里代子:「う、うわぁ!?ぬっぺふほふ!?」
財木里代子:木の枝を杖代わりに歩いていたが、君の顔を見上げて飛び退く!
姫都幹久:「いや何ですかそのよくわかんない……あれ?」
財木里代子:ニット帽を被ったその少女の顔に
財木里代子:君は見覚えが……あるかないか!
GM:精神判定!難易度12!
姫都幹久:精神は苦手なんですよ!
姫都幹久:1dx>=12
DoubleCross : (1R10[10]>=12) → 5[5] → 5 → 失敗

GM:では思い出せません……見たことあるような無いような……?
姫都幹久:得意な判定とかないんですが……でも、ここはおれが顔覚えてないと大惨事になりそうなんで、しれっと《夢の雫》してもいいですか?
姫都幹久:うかつに顔をボコるんじゃなかったw
GM:いやそんな重要な判定でも無いですよ!?
GM:でも行くなら止めはしない!
姫都幹久:では、軽率かつせっかくだから上げておきます! 侵食40まで。
姫都幹久:まあ、頑張って思い出しました。警察とか呼ばれたらいろいろマズいので!
GM:では記憶をどうにか手繰り寄せる!
GM:彼女は財木里代子、君と同じ学年。隣のクラスの女生徒だ。
財木里代子:「妖怪退散妖怪退散!」
財木里代子:木の枝をぶんぶん振っている。
姫都幹久:「……あれ。財木さん? どうしたんです、こんなとこで、ってうぉわっ」
姫都幹久:目の前をスウィングが通過して尻もちをつく。
財木里代子:「あれ…よく見たら…姫都くん?」
財木里代子:ぴたっ
財木里代子:「よく覚えてたね……隣のクラスなのに」
姫都幹久:「あ。あはは、えー……ほら。前に委員の案内で……」無理につくり笑い。
財木里代子:「それにそもそも…まあいっか」
財木里代子:「そう、財木だよ!ちゃんと喋るのは初めてだよね?」
財木里代子:「なんか、人に聞いたら最近放課後はここにいるって……何やってんのこんなとこで?」
姫都幹久:「あはは。いや、ちょっと……なんだろう、自分を見つめ直してるっていうか……」
姫都幹久:「財木さんもよく覚えてましたね、おれのことなんて……あたた」腰さすりながら立ち上がる。
姫都幹久:「でも危ないですよこのあたり。こんな顔になるんで」こんな顔。
財木里代子:「そ、そう!どうしたのそれ!」
財木里代子:「……クマ?」
姫都幹久:「いや、さすがにクマじゃないですよ!? ……えーと、なんだろうあれ……」
姫都幹久:「……巨大な亀とか、魚とか……?」
財木里代子:「どんなクリーチャーなの!?アルバトロスフィルム!?」
財木里代子:「ええー…この山怖……」
GM:と、ドン引きする財木さん。
GM:彼女の方が何故こんなところにいるのか
GM:気にしてもいいし、気にしなくてもいい。
姫都幹久:「怖いんです。そうなんです……ああ、それで……えーと……」
姫都幹久:「財木さん、おれに用事ですか? ……いま、なんかやってましたっけ?」自分を指差す。
財木里代子:「え、ああ!そうなの!ちょっと姫都くんに話があって…ええーっと」
財木里代子:「とりあえずそこ、座ろっか」
財木里代子:倒木に腰掛け、隣を明ける
姫都幹久:「あ。ちょっと待ってください」
財木里代子:「?」
姫都幹久:腰掛けようとしたところに、リュックサックからひょいと無地のピクニックシートを引っ張り出してぱさっと。
姫都幹久:「どうぞ」
財木里代子:「ほほー……気が回るねえ」
財木里代子:ニヤニヤとしている
財木里代子:「なんかすっごい美人の彼女さんがいるって噂も、もしかして本当だったりする?」
姫都幹久:「まあ、ほら。毎度来てますから……って、ぶふっ」
姫都幹久:「誰から聞いたんです!?」
財木里代子:「芦屋くん※が言ってた。許せねぇ~~って」
財木里代子:※調子のいい君のクラスメイト
姫都幹久:「あ、あいつは……」色んな意味で秘密にしてたのに!(匿ってる格好ですからね…)
財木里代子:「ま、とにかくありがと。苦しゅーない、へへ」
財木里代子:シートの上に腰掛けます
財木里代子:「で、話なんだけど」
姫都幹久:「はい」
姫都幹久:ちょっと間をあけて横に腰おろして。
財木里代子:「姫都くん、ドキュメンタリーって興味ない?」
姫都幹久:「ドキュメンタリー? って、N○Kとかでやってるような……」
財木里代子:「そうそうそう!」
財木里代子:手元にビデオカメラを取り出し、カパッと開く
姫都幹久:「……本格的ですね。おれもちょっとやってましたけど、結構高いんじゃないですかこれ?」
財木里代子:「高かったよ―!お小遣い貯金したんだもん!」
財木里代子:「今度学生ドキュメンタリーの賞があってさ、それに応募しようと思ってるんだよね―」
財木里代子:「でさ、姫都くんにそれ手伝って欲しいの!勿論マージンは出すよ!」
姫都幹久:「はあ……すごいですね。財木さん」
姫都幹久:「でも、おれが手伝えることって何です? ……農家の取材とかですか?」
財木里代子:「違う違う、こう、取材先でのトラブル担当というか…」
財木里代子:「女の子1人で夜道歩くのって、やっぱり怖いじゃん?」
姫都幹久:「あー……え、それでおれ?」
姫都幹久:自慢じゃないですがひょろモヤシで通ってますよ?!
財木里代子:「うん、姫都くん」
財木里代子:「なんでって顔してるから説明するとね」
姫都幹久:「うん」
財木里代子:「姫都くんって、無闇に義理堅いらしいし」
財木里代子:「二人っきりでも絶対そういう勘違いしなさそうだし」
財木里代子:「で、顔は別に悪くないし、気も回るから」
財木里代子:「まさにぴったりだと思って!」
財木里代子:あけすけと、悪びれなく言う!
姫都幹久:「はあ、そりゃありがとうございます。……勘違い?」
財木里代子:「そういうとこだぞ~~~~」
財木里代子:でゅくしでゅくし
財木里代子:脇腹を突っつく。
姫都幹久:「あだっ!?」ごきっ
姫都幹久:「ちょ、ちょっとタンマ、待ってくださいね……」突かれたところを抑えて手をかかげてぷるぷるしている
財木里代子:「お、おおうクリティカルヒットしちゃった?ごめん大丈夫…?」
財木里代子:背中をさすさすしている
姫都幹久:「あ、あはは、すいません、さっきこう……そう、転んであちこち打っちゃって」
姫都幹久:「大丈夫です」腫れた顔で笑ってちょっとまた顔しかめる。いたた。
財木里代子:「ええ…山怖…」
姫都幹久:「そう。怖いんです」
姫都幹久:「……で、その、財木さんのバイトですけど」
姫都幹久:得意なところを伸ばせ、という継本さんのセリフ。……たしかに、これはチャンス、かもしれない。
財木里代子:「……!うんうん!」
姫都幹久:「いつからやります?」
財木里代子:「いいの!?受けてくれる!?」
姫都幹久:「ちょうど、うん。渡りに船というか……ああ、それと……」
姫都幹久:「あと……ミミ……かの……芦屋の言ってた件は、秘密で。ほんとに秘密で」頭を深く深く下げる。
財木里代子:「分かってる分かってる、照れなくてもいいのに~」
財木里代子:「じゃあさ、私が考えてる、受賞間違い無しの題材の話するけど」
姫都幹久:「はい。何なんです?」
財木里代子:「……”霧事件”って」
財木里代子:「知ってる?」
姫都幹久:「霧……?」
GM:……少女は語り出す。この街に降りる、白き帳についての噂を。
GM:こうして、君は奇しくもその因縁と謎に足を踏み入れることとなったのだった。
GM:---
GM:ひとまずはシーン終了
GM:ロイスのみ可能です
姫都幹久:はい。財木さんにロイス……どうしようかな、「同級生:財木理代子:■庇護/不安」で。ひとつ。
姫都幹久:で、以上です!

OP:道成寺安奈

GM:PC4、道成寺さんのOP行きましょう!
GM:浸蝕どうぞ!
道成寺 安奈:応ッ
道成寺 安奈:31+1d10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+9[9] → 40

GM:---
GM:UGN・N市第二支部
GM:支部長室
GM:---
GM:所属フリーのUGNチルドレンである君は、現在拠点としている町を離れ
GM:N市の第二区画までやってきていた。
GM:東京近郊N市は広大な町であり、管轄する支部も複数存在する。
GM:要するに、大まかに言えば隣町にやってきている。
新垣御守:「はい、どーもー」
新垣御守:「ってわけで、アタシが支部長さんです。よろしく」
新垣御守:毒々しい髪色をした、気怠げなパンクス風の女だ。
新垣御守:片腕をギプスで吊り下げている。
新垣御守:「あー、道成寺安奈ちゃん、でいいんだっけ?」
道成寺 安奈:「お招きどうも、新垣支部長殿。応援にきた道成寺……"ダストエンド"道成寺安奈だ」一礼。
新垣御守:「おーおー、そんな畏まんなくてもいいよ」
新垣御守:「ウチはゆるくシンプルにがモットーだからね」
道成寺 安奈:「……しかし、支部長殿の様子からすると、既に事態は大分深刻なようだけども?」
新垣御守:「あっははは、そこを突かれると困るね」
新垣御守:「いやーお察し通り、人手は足りてない」
新垣御守:「こないだちょっとFHの連中と大っきいやり合いがあって、結構な人数ダウンしてんのもあって」
新垣御守:「マジ洒落になってない。あはは……笑えね―っつの」
新垣御守:げっそりしている。
道成寺 安奈:「成程。私が来たからにはもう安心……と言えるほど強いわけではないけれども」
道成寺 安奈:「尽力は約束させてもらうよ」
新垣御守:「悪いねホント……今はヤナさんとこで寝泊まりしてんだって?」
新垣御守:「あー…上手くやれてる?」
道成寺 安奈:「……えぇ。大変よくしていただいてます」噛みしめるように。
新垣御守:「あ、そりゃよかった」
新垣御守:「あの人顔怖いけどさぁ、悪い人じゃないから」
新垣御守:「結構面倒見いいとこもあるし、まあ、あたしが言うのもなんだけど、よくしてやってよ」
道成寺 安奈:「悪い人だと思ったことは一度もないですよ。……変装のセンス以外はね」苦笑して。
GM:と、君たちはそんな世間話で交友を温めつつ
GM:……しばらくして。
新垣御守:「さて、じゃあお仕事の話」
新垣御守:「ウチの管轄で起きてる目下の問題は……あー」
新垣御守:「安奈ちゃん、”霧事件”って分かる?」
道成寺 安奈:わかるでしょうか
GM:そうですね、隣町のチルドレンである君には
GM:耳に届いているかもしれない。
GM:町の様々な場所で不審な霧とともに市民が消える。あやふやな点も多いが不穏な噂だ。
道成寺 安奈:「……概要は聞いています。霧と共に発生する失踪事件……」
新垣御守:「そ、まだ全く詳細は掴めてないんだけど」
新垣御守:「つい半月前、FHとの抗争が一段落ついたあたりで」
新垣御守:「ウチの管轄周りで発生しだしたんだよね」
新垣御守:「……ナメられてるよなー」
新垣御守:苦々しげに唇を結ぶ
道成寺 安奈:「……戦力の評価が正当かどうかはともかく、疲弊したところを叩くのは常道と言えますが」
道成寺 安奈:「心中はお察しします」
新垣御守:「ありがと、まあね、正論の常道の定石だよ」
新垣御守:「でもそれでスキにさせたら、あたしたちがいる意味ってなんだよって話だから」
新垣御守:「仮にも一応、世界の守護者だしね」
新垣御守:「まあつっても人手不足はどうにもならんからこうして助っ人に起こしいただいてるわけだけども…」
新垣御守:苦笑する
道成寺 安奈:「そして、それを覆すために私が来た……ということで」
道成寺 安奈:「その事件を調査……いえ、解決すればよいと?」
新垣御守:「んんー」
新垣御守:「解決っていうと、微妙なとこなんだよね」
新垣御守:複雑な顔をする
道成寺 安奈:「私の実力では不足、ですか?」
道成寺 安奈:「そういう事情でもなさそうですね」
新垣御守:「上からの話によればなんだけど」
新垣御守:「この事件、最初の発生からかなり経ってるみたいでさ」
新垣御守:「下手すれば、UGNの黎明期から犯人は逃げおおせてる事になる」
新垣御守:「日本中で散発的な犯行を繰り返しながら、ね」
新垣御守:バサッと、複数の資料を机の上に広げる
新垣御守:「犯人がどんな奴かはともかく、普通じゃないよなー」
新垣御守:「……これだけ長い間UGNと関わってて、事件自体がそこまで知られてないのも含めて」
新垣御守:「すっげーキナ臭い」
道成寺 安奈:「我々は多かれ少なかれ普通ではないでしょう」
新垣御守:「あはは、そりゃそうだ」
新垣御守:「ともかく、くれぐれも気をつけて、無理はしないで」
道成寺 安奈:「確かに難事件ですが、逆に解決すれば大いに名が知れるというもの。」
道成寺 安奈:「……などというと、欲を張って足元を掬われるようですが」
道成寺 安奈:「せめて、この街でこれ以上の犠牲を出さないよう、尽力します」
新垣御守:「イエス、そういうこと」
新垣御守:「市民の保護が最優先、深追いは禁物」
新垣御守:「安奈ちゃんが言わなくても分かってくれるタイプで安心した。ありがとね」
道成寺 安奈:「いえ、結構そういうのを諫められ続けてましてね。恥ずかしい話ですが」
新垣御守:「あー、そういうこと?でもま、身についてるならいいじゃん。立派立派」
新垣御守:そうして、支部長がかんらかんらと笑っていると……
GM:ガチャッ!
GM:支部長室に飛び込んでくる影!
新垣御守:「うおっ!何々?どしたの?」
支部員:「新垣支部長!」
支部員:「……”霧”が出ました!」
道成寺 安奈:「……これは、おしゃべりしている時間はもうない、ってことだね」立ち上がる。
新垣御守:「ヘイヘーイ…タイミングいいんだか悪いんだかね…!」
新垣御守:「早速だけど、いける?安奈ちゃん?」
道成寺 安奈:「勿論」
新垣御守:「では、”ダストエンド”。よろしく頼むよ!」
GM:そうして君は支部長室を後にし
GM:町を蝕む怪霧へと飛び込んでいく。
GM:待ち受けているのは……。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイスのみ可能です。
道成寺 安奈:新垣御守/〇尽力/不信感 で取得しましょう
GM:圧倒的不信感

OP4:鷲尾瞳

GM:では次!鷲尾さんのOP!
GM:浸蝕どうぞ!
鷲尾瞳:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 4[4]+35 → 39

鷲尾瞳:うむっ
GM:---
GM:N市第二区画
GM:集合住宅地
GM:---
GM:UGNチルドレンである君に下された任務。
GM:それは、裏社会と繋がる正体不明のオーヴァード"フェイスダウン"の追跡調査だ。
GM:君は調査の結果、標的がこの市内に潜伏している事を突き止め
GM:目撃情報のあった場所を聞き込みに回っていた……。
鷲尾瞳:では、年齢的に学生層を中心に聞き込みを行っています。噂話を集める感じで。
コンビニ店員:「どうだろうねえ、フルフェイスって言っても」
コンビニ店員:「この辺りはバイク乗る人も多いし、そう珍しくもないからなあ」
コンビニ店員:「当たり前だけど、店では見たこと無いよ、見たら通報してる。ハハハ」
鷲尾瞳:「珍しくない、ということは眼にしたこと自体はある、と。」
鷲尾瞳:「具体的に思い出せる範囲までで構いません。目撃した場所、人数を教えていただけますか?」
コンビニ店員:「おお、構わないけど……」
コンビニ店員:「お嬢ちゃんどしたの?人探し?」
コンビニ店員:「お兄ちゃん?お父さん?蒸発しちゃったとか?」
鷲尾瞳:「そのようなものと考えていただいて結構です。対話を試み、その度に逃げられているのです。」
鷲尾瞳:「今は少しでも手掛かりを得たいと考えています。宜しくおねがいします」
コンビニ店員:「そうか……うう、健気だなァ~~~っ!」
コンビニ店員:「なんとか思い出すよ!ちょっと待っててな!」
GM:そうして、コンビニ店員はこの辺でライダーが集まるような場所をいくつか
GM:地図にメモして教えてくれました。
コンビニ店員:「頑張れよォ~!お父さんにもいつか心は通じるからな~~!」
コンビニ店員:自動扉の前でハンカチを振っている
鷲尾瞳:「私もそう信じています。ご協力ありがとうございました。失礼します」
鷲尾瞳:一礼して地図に記された場所に向かおう。
GM:と、店の外へと君は歩き出す。
GM:時刻は既に23時を回っている。
GM:夜の闇は深まり、君以外の人影はない。
GM:しばらく歩いていくと……視界の端、君は白い霧が周囲に立ち込めている事に気づくかも知れない。
鷲尾瞳:特に気には留めません。季節の変わり目、天候が急に変わるのはよくあることだと認識しています
鷲尾瞳:今までの傾向から、フェイスダウンは夜間に活動する事が多いとわかっている。むしろここからが本番という感じで動きます。
GM:チョロさの波動…
GM:君が特に不審がらない内に
GM:霧はどんどん深くなっていく。遠くの建物は既に目印に出来ない。
鷲尾瞳:霧よりもフェイスダウンについて思いを馳せています。
鷲尾瞳:先程の会話で父という言葉が出たが、正体も目的もわかっていない。
鷲尾瞳:正体を隠しているのに、活動する時は常に同じ姿で現れ
鷲尾瞳:"フェイスダウン”というまるで存在を誇示するようなコードネームを名乗っている
鷲尾瞳:悪人と言うよりも、それはまるで……
GM:君が集中して地図に目を向けていると
GM:霧の中、直ぐ側を人影が横切る気配がします。
GM:顔を上げると、建物伝いに駈けていく機敏な影……。
GM:その服装は、全身漆黒のライダースーツに、頭には白いファイアパターンの入ったフルフェイス。
GM:……資料にある、"フェイスダウン"の姿そのものだ。
鷲尾瞳:「"フェイスダウン”……?いや、まさか……」まさかこんなに早くたどり着けるとは、思っていなかった。
GM:一瞬の交錯、あるいは君の見間違いかも知れない。
GM:追いかけてもいいし、無視してもいい。
鷲尾瞳:見失うわけにはいかないので追います。
GM:影は凄まじいスピードで霧の中を走り抜けていくが、オーヴァードならどうにか付いていくことも出来る。
鷲尾瞳:先程聞いた話のとおり、この辺りでは珍しい格好ではないのかもしれない。とは言え本物なら見逃すわけにもいかない。
鷲尾瞳:少ししてその心配はいらないとわかった。この速さは、人間のそれではない。間違いなく本命だ。
GM:そして、君がその背中を明確に視界に捉えた時
GM:"フェイスダウン"が肩に担いでいる大きな荷物に気付く。
鷲尾瞳:武器かもしれないので動きに注意しながら追いましょう
GM:ぶら下がるようにしなだれた物体……それはどうやら、人間の体らしい。
GM:生きているのかどうかは分からない。ぐったりと力なく、担がれるままになっている。
鷲尾瞳:「止まってください、"フェイスダウン”!」気づいた瞬間に叫んでいます。
鷲尾瞳:追跡は不可能になるかもしれないが、チルドレンは人命を優先すべきだと教わったからだ。その通りにする
"フェイスダウン":『……!!』
"フェイスダウン":一瞬僅かに首をそちらに向け
"フェイスダウン":そのまま、曲がり角に駆け込んでいく。
鷲尾瞳:勿論追う!
GM:曲がり角の先に、"フェイスダウン"の姿はない。
鷲尾瞳:「フェイスダウン。こちらに交戦するつもりはまだありません。まずはその方をこちらに渡してください」
鷲尾瞳:「我々UGNは人命を第一に考えます。貴方の処罰はその方を助けてから……」
鷲尾瞳:と一方的に話しかけた後、フェイスダウンが消えた事に気づいて辺りを警戒します
GM:では……戦闘訓練を受けたチルドレンの直感により君はすぐに気付く。
GM:……上だ!
"フェイスダウン":『…………』
"フェイスダウン":シュー  ザァアアア
"フェイスダウン":ヘルメットの隙間からノイズを漏らしつつ
"フェイスダウン":肩に人を担いだまま、霧に霞んだ街頭の上に立っている。
鷲尾瞳:では、フェイスダウンを見上げながら続けます。
鷲尾瞳:「"フェイスダウン”。貴方の目的は何なのですか?」
"フェイスダウン":その言葉に
"フェイスダウン":腕を上げ、道の先を指差す。
"フェイスダウン":『この霧を、出て行け』
"フェイスダウン":『関わるな、UGN』
"フェイスダウン":ボイスチェンジャーを通した、感情を読み取れないくぐもったノイズ混じりの声が響く。
"フェイスダウン":指し示す方向は、微かに霧が薄くなっているように見える。
鷲尾瞳:「それはできません。私は"マクガフィン”。貴方を追跡するよう、UGNから指令を受けたチルドレンです」
鷲尾瞳:「より重要な目的以外で、貴方を無視することはできません。」
"フェイスダウン":『……追跡』
"フェイスダウン":君を見下ろし、しばし沈黙。
鷲尾瞳:「貴方が連れて行こうとしている、その人は誰ですか?どこへ向かうつもりですか?」
鷲尾瞳:「彼を引き渡すなら、私も一先ずこれ以上は追いません。そうでないのなら、任務を続行します」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":無言で街灯を飛び降り、指し示した方向に再び走り出す。
鷲尾瞳:引き続き追跡し、その辺りで、この霧はもしかしたらフェイスダウンの能力かもしれないと思い至ります
GM:では、君がそう気付いた時!
GM:ザ ッ
GM:フェイスダウンの向かう反対側、君の背後から……殺気!
鷲尾瞳:可能ならば身をかわそう
GM:では、間一髪身をかわす!
GM:刃物めいて切りつけられた銀色の髪が、霧の中舞う!
鷲尾瞳:攻撃してきた相手を見定めます。
霧の獣:「ぐぅるるるるる…」
霧の獣:「ハァーーーッ…」
霧の獣:背後から切りつけたのは、異形の獣!
霧の獣:牙を剥き出し、君を威嚇している。
鷲尾瞳:「獣……生物の使役がフェイスダウンの能力?しかし……」
鷲尾瞳:これを隠しておきたかったのだろうか……?それで私を外に誘導した……?
霧の獣:思いを巡らせる隙も与えず、再び跳躍!斬りかかる!
霧の獣:勿論演出戦闘!軽くやっつけられるぞ!
鷲尾瞳:「今、貴方と遊んでいる余裕はないのです。失礼します」
鷲尾瞳:そう呟いた時には、既に白銀の剣が獣の喉を切り裂いている。
鷲尾瞳:斬りつける動作と同時、掌のうちには錬成された剣が。
霧の獣:「!……が…ぐ…!」
霧の獣:赤い血を吹き出し、地面に転がる。
GM:ジャームか、或いはレネゲイドビーイングか
GM:異形の獣の死体は"フェイスダウン"に繋がる手がかりになるかもしれない。
GM:死体からサンプルを回収してもいいし、放っておいてもいい。
鷲尾瞳:フェイスダウン本体のほうが大事!
GM:フェイスダウンを追おうとして振り向いた君は
GM:霧がますます濃くなり、既に追跡すべき影が見えなくなっていることに気付く。
GM:追跡を再開するにも、まずはこの濃霧を脱出しなければならないだろう。
鷲尾瞳:死体を一瞥し再びフェイスダウンを追おうとするが……あちらのほうが上手だった。
鷲尾瞳:獣を回収して霧を出ましょう
GM:では死体の一部を切り取って保存ケースに納め
GM:君は霧からの脱出を目指す。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイスのみ可能です。
鷲尾瞳:フェイスダウン……一体何者なのだ
鷲尾瞳:"フェイスダウン"にロイスを取ろう。P:好奇心/N:脅威○です。
鷲尾瞳:怖いぞ!何なのだお前は!
鷲尾瞳:やつが霧を操ってなにか悪いことを企んでいるに違いない。UGNチルドレンとして見過ごせないぜ
GM:一体何者なんだ…

合流

GM:全員登場ですが順々に合流していきます!各員出番になったら浸蝕をどうぞ!
GM:まずは姫都くんから!
姫都幹久:はい……え、おれからですか!?
姫都幹久:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 6[6]+40 → 46

GM:---
GM:N市第二区画・集合住宅地
GM:---
GM:君は霧の目撃情報を聞きつけ、財木と共に市内の団地へとやってきていた。
財木里代子:「…!姫都くん!」
財木里代子:「段々霞が出てきてない?やっぱりこの辺なんだ!」
財木里代子:と、君に先んじて歩いていく。
姫都幹久:「ああ。霧……出てきましたね。ずいぶん濃いなあ」
姫都幹久:「段々ていうか、これちょっとおかしいですよ……って、待って待って! 危ないですって!」
姫都幹久:小走りに追いつこうとして…
財木里代子:「……!」
財木里代子:何かに気付いたように立ち止まり
財木里代子:「ごめんちょっと、お願い!」
財木里代子:サッ!近くの木の陰に隠れる!
姫都幹久:「うわっとっ」
GM:見ると、正面から揺らめく影が近づいてくる。
GM:白いライトが、君を照らす。
警官:「……君」
警官:「何してるの、こんな時間に」
警官:懐中電灯片手に、冷ややかな視線を向けている。
姫都幹久:「あ、あー……えーと」
姫都幹久:アホ面。
姫都幹久:「あー。あの、すいません。えーと……近道しようとしたんですが、そう、迷っちゃって」
警官:「……」
警官:「帰り道?」
姫都幹久:「あー。そうです、ちょっと、山の方から……時間読み違えちゃって」防水のナップザックを見せて
警官:「……」
姫都幹久:「……。えーと……」
警官:しばらく、ジロジロと怪訝そうに君を観察しているが
警官:「気をつけなさいよ……いろいろあるから……」
警官:そのまますれ違うように去っていく。
姫都幹久:「はい。すいません、……あ。お仕事ご苦労さまです……」
姫都幹久:しばらく経ってから、ものすごいため息。
財木里代子:「ふー……危なかった!」
財木里代子:警官が立ち去ったのを見届け、にゅっと出てくる
姫都幹久:「……財木さん、もしかしてだけど」
財木里代子:「何?もしかして?」
姫都幹久:「こういうの考えてました?」
姫都幹久:動きに迷いがなさすぎた気がする。
財木里代子:「え?ナンノコトカナー?」
財木里代子:「いやー補導されるならさ、2人より1人の方が、いいじゃん?りすくまねじめんと?」
姫都幹久:「あー……まあ、いいけど」こめかみあたりを掻いて。
財木里代子:「じょじょ、冗談!冗談だって!」
財木里代子:「私だってそこまでクズじゃないから!ただ……ちょっと事情がね」
姫都幹久:「事情?」
財木里代子:「……」
財木里代子:「行こっか、チャンスは逃せないし、さ」
財木里代子:霧の奥に進んでいく。
姫都幹久:「……あんま、離れないでくださいよ」
姫都幹久:コンパスの大きさを活かしてだいたい横に並びます。
姫都幹久:街灯をちらりと見上げる。ブロッケン現象的にぼんやりと光の輪が見えている。霧が濃い。
GM:では、そうして君たちは霧の中に進み
GM:……やがて辺りは真っ白で、何も見えなくなる。
財木里代子:「なんにも見えない……本当だったんだ」
姫都幹久:「駄目だな……ちょっとごめんなさい」
姫都幹久:財木さんの手を掴みます。
財木里代子:「ひゃ!ちょっ、何!?」
財木里代子:顔を赤くして、小ジャンプ。
姫都幹久:「これじゃ、カメラも効かないですよね……って、あ、いや! そうじゃなくて」
姫都幹久:「はぐれたら合流できそうにないじゃないですかこれ! ねえ!?」
財木里代子:「あ、そ、そだね…」
姫都幹久:「そうそう、あー……そういうことで……」
財木里代子:「うわ…勘違いしないとか言ってたのに、私が意識して恥ずかしい…」
姫都幹久:「はい?」
財木里代子:「こっちの話!」
財木里代子:「……」
財木里代子:しばらくして、君は奇妙なことに気付くかもしれない。
財木里代子:財木は何かを探すように周囲を見回しているが
財木里代子:……一向に、カメラを取り出す気配はない。
姫都幹久:そういや、うっかり利き手側掴んでたような……あれ?
姫都幹久:「……財木さん、撮らなくていいんですか? っていっても、写らないかな、これじゃ……」
財木里代子:「あ!そ、そうだね、カメラカメラ……」
財木里代子:慌ててカメラを取り出し、電源を入れるが
財木里代子:やはり画面に集中している様子はない。
姫都幹久:「……?」まあ、動機はわからないですけど、お互い素人ですしね……気がまわらないのかな。
姫都幹久:「(明らかに変な事態だしなあ、これ)」
GM:ではそんな事を君が考えていると
GM:……ザッ。
GM:2人の眼の前に現れたのは。
財木里代子:「ちょっと…何…?あれ?」
姫都幹久:「!」
霧の獣:「フシュゥ…シュるる…」
霧の獣:カマキリのような腕を持った、二足歩行の怪物が
霧の獣:財木の眼の前に立っている。
姫都幹久:「……犬、にしちゃでかすぎますよね……」
姫都幹久:掴んでる財木さんの手を引きます。じりじり距離を取ろうとする……
霧の獣:「しゅあぁあ!!」
霧の獣:その動きに反応したのか、走り出し、鎌を財木に向けて振り下ろす!
姫都幹久:「ぅあっ!」
姫都幹久:割り込みます! 背中でブロック
財木里代子:「!!??」
財木里代子:「姫都くん!?」
姫都幹久:ダメージロールなければ演出《竜鱗》で受けてますが、別に硬くはならないのでばっさりと血が飛び散ります。
GM:タフネス受け!
GM:では血が派手に飛び散るが、この程度ではダメージにもならない!
姫都幹久:「っつぁ……大丈夫ですか」ぷるぷるした顔、無理矢理笑おうして痛い痛い
財木里代子:「だ、大丈夫だけど、ひめ、姫都くん!背中!」
姫都幹久:「あー……ケガ慣れてるんで、大丈夫……走れ……ても逃してくれないかな」
姫都幹久:押しやって獣と財木さんの間に立とうとしますが、これ、逃げてもらったほうがヤバいやつですよね……
霧の獣:「しゅるるるるる…」
霧の獣:牙を剥き出し、鎌についた血を舐めている。
財木里代子:「わ、私のせいだ…こんなことなら…こんな…」
財木里代子:「どうしようどうしようどうしよう…」
姫都幹久:「……大丈夫です」
姫都幹久:握った手(手首の上辺り)に少し力を入れます。
姫都幹久:「大丈夫だから」
財木里代子:「……!」
財木里代子:泣きそうな顔でそれを握り返し、目を固く瞑る
財木里代子:「お兄ちゃん……!!」
姫都幹久:「……へ?」
霧の獣:「しゃあっ!!」
霧の獣:再び、2人に向けて鎌を振り下ろす!
姫都幹久:目だけは閉じないで、そのまま財木さんまた抱えるようにして庇おうと
GM:その時、少女のどこへとも知れぬ助けの声を聞き届けてか
GM:少年の胸の奥の覚悟に応えてか
GM:霧の中、赤い灯火が揺らめく!
GM:道成寺さん、登場どうぞ!
道成寺 安奈:応ッ!
道成寺 安奈:40+1d10
DoubleCross : (40+1D10) → 40+4[4] → 44

道成寺 安奈:霧の獣が二人に凶刃を振り下ろさんとする、その横合いから。
道成寺 安奈:長くたなびく長髪の先端に紅い燐光を灯した影が突っ込んできて、横っ面を蹴り飛ばす。
霧の獣:「ぎ……!」
霧の獣:軽くふっとばされる!
姫都幹久:「……へ?」
姫都幹久:背中からだらだら血を流しながら、アホ面でそれを見る。
道成寺 安奈:「間一髪、いや、間に合ってない、か?」ちらりと姫都くんの傷を見て。
姫都幹久:「えーと。あの、ありがとう……ございます……?」
道成寺 安奈:「今は静かに。君には手当が必要だからね」声色をわずかにやわらげ、そう告げる。
道成寺 安奈:「ともかくまずは向こうを片付けよう」髪先と同じ炎を、掌にも宿して獣と向かい合う。
霧の獣:「うぅるるるる!!」
霧の獣:演出戦闘なので、軽く一捻りできるぞ!
道成寺 安奈:「は!」
道成寺 安奈:姿勢も低く地を駆けて、獣の顎に掌底を叩き込む。
道成寺 安奈:そのまま掌底が爆裂し、獣の頭部を消し飛ばす!
霧の獣:「……!!」
霧の獣:ば ぁん !!
霧の獣:頭部を弾き飛ばされ、そのまま倒れ伏す。
姫都幹久:「!」爆発音に、ようやく思い出して《ワーディング》。
姫都幹久:見てるなよ見てるなよ……
財木里代子:ではそこで姫都くんは気付く
財木里代子:ワーディングするよりも早く、振り返った時には既に
財木里代子:財木はぐったりとして、気を失っている。
姫都幹久:「っと!」
姫都幹久:脱力した財木さんを慌てて支えてたたらを踏む。
姫都幹久:「……っ、あだあっ!」
道成寺 安奈:残心を終え、安全を確認し振り返った所で、《ワーディング》に気付く。
道成寺 安奈:「そうか、君もか……。怪我は大丈夫か?」
姫都幹久:「は……はい。いや、なんとか。大丈夫です」ちょっと脂汗浮いた顔で、道成寺さん見る。深呼吸。
姫都幹久:「ありがとうございます。あの……ええと……」
道成寺 安奈:「私は道成寺。道成寺安奈だ」
姫都幹久:「……ねんのため、どちらの方です?」
道成寺 安奈:「どちらか、というと、UGNのエージェント。望んだ答えかな?」
姫都幹久:「ああ」嘆息。財木さんを、木の根元にナップザック放り出した上に座らせて。
姫都幹久:「姫都幹久です。UGNイリーガルの。あの、いま、この状況ってヤバいですか? 道成寺さん」
道成寺 安奈:「……そうだね、イリーガルだというのなら、知っておいた方が良い事だろう」
道成寺 安奈:取り出したハンカチで姫都君の傷を拭いながら、霧の中で人が消えている事や、この街の戦力が低下していることを話す。
姫都幹久:「それは……あっ、つっ……マジのヤバい話だったんですねこれ……」
姫都幹久:「(財木さんになんて言おう)」
財木里代子:「……」
財木里代子:静かに寝息を立てている。
道成寺 安奈:「戦力が足りていないからね。手を借りたい気持ちもあるんだけど」
道成寺 安奈:「いずれにせよ彼女を霧の範囲外まで一度送り届けてからになる」
姫都幹久:「……はあ」嘆息。
姫都幹久:「そうですね。お世話になります、道成寺さん。……で、たぶん、彼女……なんていうか……」
姫都幹久:言葉に迷う。
姫都幹久:「まあその、おれも協力したいみたいな話って、イリーガル側からできましたっけ?」
道成寺 安奈:「願ってもない話だけど、いいのかい? その傷で」
姫都幹久:「頑丈なんです。おれ」気弱な感じの笑顔。
姫都幹久:「まあ、……殴るとかすげー苦手だから、あんまり役に立たないかもですけど」
姫都幹久:「できることがあるなら。ぜひ」少し腰を曲げて……というか、この人けっこう背が低いな、と近づいてから気づく。
道成寺 安奈:「この霧の中で手がかり探しだからね。目と手が増えるだけでありがたい」
道成寺 安奈:「頭を下げる必要は無いよ。こちらこそ、よろしくお願いする」右手を差し出す。
姫都幹久:「はい。よろしくお願いします」手を握りかえす。タッパ相応にでかいです。
GM:そうして、話が纏まった時、
GM:背後に再び何者かの気配。
霧の獣:「ぐる……る」
霧の獣:爬虫類めいた鱗に覆われた獣が君たちを見つめている。
姫都幹久:「……!」
姫都幹久:手を握ったまま、じり、と気絶してる財木さんをかばえる位置にすり足。
道成寺 安奈:「……よくよく客人が多いなぁ」
姫都幹久:「これ、何体いるんです?」
道成寺 安奈:「さぁ。途中で数えるのをやめてしまったからね」一番前に出て前衛を張る構え。
霧の獣:道成寺さんが一歩前に出る、すると
霧の獣:ずる り
霧の獣:胴体が袈裟斬りにずれ、そのままずしゃりと崩れる。
姫都幹久:「……。……あれ?」
GM:その背後から姿を表わすのは……。
GM:鷲尾さん!登場どうぞ!
鷲尾瞳:1d10+39
DoubleCross : (1D10+39) → 4[4]+39 → 43

鷲尾瞳:制服を返り血で汚した銀髪の少女だ。手には同じく血に濡れた剣が握られている。
鷲尾瞳:「これで4体。そちらは新手……では、無さそうですね」三人を順に見て
姫都幹久:「あー……。こんばんは? ありがとうございます」
道成寺 安奈:「確かに、お礼とあいさつは大事だね。こんばんは、そしてありがとう。」
道成寺 安奈:「……そちらの所属は?」
鷲尾瞳:「はじめまして。私は"マクガフィン”。UGNのチルドレンです。」剣の血を払う。
鷲尾瞳:「あなた方も"フェイスダウン”を追ってここに?」
姫都幹久:「"フェイスダウン"?」
鷲尾瞳:「所属・正体・目的不明のオーヴァードです。ご存知ないようですね。では何をしに?」
道成寺 安奈:「私はエージェント、"ダストエンド"だ。」
道成寺 安奈:「任務はこの『霧』そのものの調査と解決。こちらの彼は現地合流のイリーガル」
姫都幹久:「ひめ……"グリーンフィンガー"です。イリーガルです。よろしくおねがいします」ぺこりと。
姫都幹久:「あ、こっちは……巻き込まれた一般の人です」
道成寺 安奈:「そういえば、そもそもなんで姫都君がここにいるか、聞いてなかったな?」
姫都幹久:「おれは、財木さん、彼女が、霧事件の取材したいって言い出してですね。」
姫都幹久:「で、護衛というか、そんな感じで」
道成寺 安奈:「それはまた災難な……」
鷲尾瞳:「この霧を?"フェイスダウン”の能力かと思っていましたが……」
鷲尾瞳:「では、彼女を連れて逃げたほうがよろしいかと。ご覧の通り、この霧の中は危険です。」
鷲尾瞳:「非オーヴァードは速やかに対比させるべきです」
道成寺 安奈:「財木嬢を退避させたほうがいいというのは、私も同感だけど」
姫都幹久:「はい……そうしたいのはやまやまなんですが、正直、おれだけだと無理です」
姫都幹久:「移動中に捕まったら逃げ切れません。……ごめんなさい。手を貸してもらえませんか」がばっと頭を下げます。
鷲尾瞳:「勿論協力はします。我々UGNは人命を優先する組織ですから。ただ……」
鷲尾瞳:「こうも霧が深くては、外へ向かう道がわかりません。"ダストエンド”"グリーンフィンガー”はわかりますか?」
姫都幹久:「えーと……」きょろきょろと。
姫都幹久:「……建物沿いにいけば下れるとは思いますけど、どっちが浅いかはわからないです」
GM:君たちの目的は「霧の脱出」、そう一致した。
GM:しかし脱出方法を思案する暇もなく……無数の殺気!
霧の獣:「うるる…るるるる」「ぐが……ぐ……」
霧の獣:霧の中から、無数の影が君たちの方へと向かってくる!
姫都幹久:ぐびりと息を呑む。
姫都幹久:「……どれだけいるんです、こいつら」
道成寺 安奈:「普通の獣なら、怯えたりもするだろうにな……」財木さんを守るように、鷲尾さんの対角に陣取る。
GM:相手をしていては、恐らく浸蝕が保たない!
GM:ひとまず、この場を離れなくてはならないだろう。
霧の獣:「ぐがぁあああああああっ!!」
霧の獣:一匹の咆哮を合図のように、雪崩のように獣たちが遅い来る!
鷲尾瞳:「まともに相手をしては持たない……ここは一角を崩して退避を……!」
姫都幹久:「お願いしますよ!」財木さんを抱きかかえるようにして持ち上げます。
道成寺 安奈:「そうするしかない。姫都くん、財木嬢を頼むぞっ」鷲尾さんに合わせられるように走る。
GM:では、強行突破!そして脱出へ向けて駆け出す!
GM:……偶然なのか、危機が差し迫ったことによって、感覚が研ぎ澄まされているのか
GM:獣たちの間を抜けて進む中で、霧は段々と薄らいでいく。
GM:そして視界の先、円曲した霧の境目が見える。そこから先は、街明かりに照らされたいつもの風景だ。
姫都幹久:荒い息ついて、肩口とか首筋から流血しながら(抱えた人は死守してます)、それを見る。
霧の獣:「ぐがぁあっ!!」
霧の獣:しかし獣も殺到する!そのかぎ爪の先が…
霧の獣:最後尾を走る、姫都くんの裾を掴んだ!
姫都幹久:「うぁっ……っと!?」
姫都幹久:抱きかかえたまま重心を失って転倒。
財木里代子:ずしゃっ
財木里代子:姫都くんの1mほど先に転がる!
姫都幹久:「くっ、そ、このっ……!」もがきながら前に出ようとしますが…
霧の獣:「ぅうううるるる…!」
霧の獣:姫都くんを抑えつけつつあるが、
霧の獣:まだ財木さんの方には、群れの先頭は向かっていない。
鷲尾瞳:「財木さん!"グリーンフィンガー”!」叫ぶが、獣の対処でそちらをフォローする暇がないぞ
道成寺 安奈:「姫都くんッ」急停止して反転!
姫都幹久:「道成寺さん! 財木さん、お願いします! おれは……」
姫都幹久:とにかく手足を振り回して、追いすがる群れの注意をひこうとする。ぶつぐちゃと嫌な音が
霧の獣:ぎしっべきっ
霧の獣:食らいついた牙が、腕を砕こうとしている!
姫都幹久:「あっ、がっ」痛い痛い痛い!
道成寺 安奈:「見捨てるわけにはいかないだろう、UGNは人命第一なんだぞ……!」
道成寺 安奈:放り出された財木さんに外傷がないことだけ確認して、救援に向かおうとする。が、動き出しが遅い……!
GM:では道成寺さんが足を止めたことにより
GM:全員が包囲される形になる!
鷲尾瞳:道成寺さんが躊躇うようなら、私が財木さんを抱えて離脱を試みようと思ったけど
鷲尾瞳:もう囲まれてしまった……!
GM:そうですね、先頭を切り開いていた鷲尾さんは、財木さんを拾いに行くには間合いが遠かった。
GM:間に合わず、巻き込まれる形になる。
鷲尾瞳:「ダメです、道成寺さん、貴方が攻撃を止めたら敵が!」と言うが、既に遅いのだな
道成寺 安奈:「なら今から攻撃を引き受ける、ほんの少しだけ無理をすれば……」無茶な特攻を仕掛けようとして。
霧の獣:「うぅうううがぁああ!!」
霧の獣:獣の一頭が、勝鬨めいた咆哮を上げる!
GM:ここで
GM:筧さんの登場だ、浸蝕どうぞ
筧正臣:1d10+42
DoubleCross : (1D10+42) → 2[2]+42 → 44

筧正臣:「――騒、が、しいんだよ!」 怒鳴り声と同時、霧の獣の首がはじけ飛ぶ。
霧の獣:「……がっ…!」
霧の獣:パァン!!
霧の獣:飛来した『何か』によって
霧の獣:姫都くんの腕に牙を食い込ませていた獣の頭が弾け飛ぶ!
姫都幹久:「!?」
筧正臣:「気軽に街中にポップしてきやがって。こっちはいま飯食ったばっかりなんだぞ!」
筧正臣:視力の優れたものが見ればわかるだろう!
筧正臣:飛来する鋭利な鉄片が獣の頭部を破壊したことを! というわけで登場しました。堂々と道の真ん中に立ってます。
姫都幹久:「(あ)」
姫都幹久:「(ヒーローだ)」
GM:霧の境界線の向こう側…獣たちの包囲の外に
GM:現れた乱入者!
筧正臣:「くそ……オチの部分聞き逃した!」 耳からイヤホンを抜く。
筧正臣:「もういい! 人間の諸君、生きてるか?」
鷲尾瞳:「救援……!"ダストエンド”、今です!」
鷲尾瞳:何が飛んできたのかはわからないが、何が起こったのかは判る。
鷲尾瞳:獣が倒れると同時に、姫都くんを助け起こしたいですね
姫都幹久:「あり……がとう、ございま……ごほっ」首辺りにも穴あいてます。服汚れちゃうよ
鷲尾瞳:「出血が酷くなります。礼は後で。今は傷を癒やすことに集中してください」
道成寺 安奈:そのまま財木さんを背負い、筧さんの方に走る!
GM:OK!では鷲尾さんが姫都くんを、道成寺さんが財木を担ぎ上げる!
GM:2人の進む先、包囲の最後を切り開くのは
GM:必然筧さん!演出攻撃でやっつけられるのでどうぞ!
筧正臣:「負傷してるとこ悪いが、ダッシュしてこっちだ! そのままだと死んじゃうぞ! 状況は――」 手首を軽くスナップする。
筧正臣:「”待ったなし”だ!」 鉄片の射出。三つ。獣の全身を弾き飛ばす。
霧の獣:「ぎぁう!!」「ぐぁっ!!」
霧の獣:包囲の一部が吹き飛ばされる!突破口だ!
道成寺 安奈:「恩に着る!!」全力疾走!
鷲尾瞳:迷わず駆け込みますとも!
GM:そのまま四人は、霧の外へ。
GM:獣たちはたじろいでいるが、境界の外へは出てこようとしない。
GM:霧の中へと、消えていった……。
鷲尾瞳:「どうやら霧の外には出て来れないようですね。"グリーンフィンガー”、動けますか?」
鷲尾瞳:獣が霧へ消えていくのを確認し、姫都くんを降ろそう
姫都幹久:「……なんとか。丈夫なんですこう見えて……あの、財木さんはっ、……だだっ」
道成寺 安奈:「大丈夫だ。呼吸も脈拍もあるし、外傷もない」財木さんを担ぎながら。
筧正臣:「追ってこねーな……霧か? アレ自体が領域なのか?」
筧正臣:「いや、考えるのは後にして、ええと……」
筧正臣:「みんな、邪悪なオーヴァード集団じゃないよな? 無事でよかったな、を言いたいところなんだけども」
姫都幹久:「あ。……はい、イリーガルです」
姫都幹久:「"グリーンフィンガー"姫宮幹久です。ありがとうございました……ええと……」
道成寺 安奈:「UGNのエージェント、"ダストエンド"道成寺安奈だ」
鷲尾瞳:「一般的に、UGNのエージェントは善良とされています。私は"マクガフィン”。貴方は?」
筧正臣:「そりゃよかった。だったら俺も善良ってことになる。しかも同業! こっちもUGNエージェントだよ」
道成寺 安奈:「N市第二支部は、私の他にも応援を?」
筧正臣:「いや、これは俺の個人的な活動だ。死ぬほど個人的なやつ」
筧正臣:「趣味みたいなもん。友達が行方不明でね。」
筧正臣:「”アウトバースト”、筧正臣だ。警察も副業でやってる」
鷲尾瞳:「"アウトバースト”……貴方が?」
筧正臣:「あ、もしかして知ってたか!?」
筧正臣:「高速・剛腕・大胆不敵な、無敵で不死身のエージェント。”アウトバースト”は俺のことだよ」
姫都幹久:「はあ」アホ面。エージェントってUGNの人でしたよね的な
道成寺 安奈:「それはまた、随分頼もしい」
鷲尾瞳:「訓練生時代、要注意人物の一人として上げられていた覚えが……」
GM:警察とUGN、2つの組織を股にかけ、数々の事件を解決へ導いた”アウトバースト”の破天荒な伝説は
GM:チルドレンである2人は聞いたことがあるかもしれない。
GM:同時に、噂に聞く”アウトバースト”の風体が筧正臣の物とはいくらか一致しないことにも……気付くかもしれないが。
鷲尾瞳:「……」
鷲尾瞳:「ともあれ、感謝します。貴方のお陰で、損害無しで事態を切り抜けることが出来ました。ありがとうございます」一礼
筧正臣:「そいつはどーも。”アウトバースト”は無茶苦茶なことやるんだよな……マジで困るよ。」
筧正臣:「まあいいや。こっちも早めにUGNと合流出来て嬉しい」
筧正臣:「しかも四人も。四人……あ。そっちの担いでる人は、気絶してる? エージェントじゃない?」
姫都幹久:「ああ。財木さんは一般人で、巻き込まれて……」ものすごくバツの悪そうな顔
財木里代子:「う……」
財木里代子:微かに呻きをあげる、意識はまだ戻っていない。
財木里代子:しかしその顔立ちに
財木里代子:筧さんは見覚えがある。
鷲尾瞳:「一度、場所を変えてもよろしいですか?」
鷲尾瞳:「彼女を安全な場所に送りましょう。あの霧についての話は、その後で」
筧正臣:「だな。霧から出られたのはラッキーだ。脱出できない霧ってのもある。」
筧正臣:「俺はブラドホルトで――、待て。……その女子は」
財木里代子:君の同僚、戸村清史郎がいつも押し付けるように見せてきた顔写真。
財木里代子:病弱な体質もあって、複雑な家庭環境で育ち
財木里代子:離婚した両親の母方に引き取られたという妹。
財木里代子:その苗字は、そう、確か。『財木』だ。
筧正臣:「マジか。戸村……お前の妹、元気すぎるぐらい元気になってるじゃねえか……!」 頭をおさえる。
筧正臣:「こんなところに、なんで出てくる」 ため息しか出ない。
鷲尾瞳:「彼女と面識が?」
筧正臣:「警官の同僚で、戸村ってやつがいる。この女子はその妹だ」
筧正臣:「超困る」
GM:……霧から命がけの脱出を果たした君たち。
GM:しかし事態は、より混迷とした謎の奥底へと突き進んでいく。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス、購入が可能!
鷲尾瞳:UGNらしくボディアーマー買おう
鷲尾瞳:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9

鷲尾瞳:ダメ!
鷲尾瞳:ロイスは安奈さんに取ろうかな~
鷲尾瞳:道成寺 安奈/P:信頼/N:憤懣○/ロイス
道成寺 安奈:あっ怒られている……迷ったから……
道成寺 安奈:ボデマ狙うマン
道成寺 安奈:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 7[2,7]+1 → 8

道成寺 安奈:ダメ!
道成寺 安奈:とりあえず最初に姫都君に取ろう
道成寺 安奈:姫都幹久/〇誠意/恐怖 で取得
姫都幹久:ありがたいです。行き倒れマンに……
姫都幹久:(ちょっとお待ちを、ルールブック2が見つからない)
姫都幹久:よし。鎖帷子買います
姫都幹久:4dx>=10
DoubleCross : (4R10[10]>=10) → 9[1,7,8,9] → 9 → 失敗

GM:鎖帷子。
姫都幹久:よし。財産1払って成功に。着込んでおきますね。
姫都幹久:他PC3人でロイス枠があと3……か。まずは筧さんですね。「大人:筧正臣:○憧憬/劣等感」で。
筧正臣:ここは同僚の妹に取るしかない。財木里代子/庇護〇/不安で!
筧正臣:購入もしておこう。リンケージマインド伝承者が持っていると嬉しい、応急手当キット
筧正臣:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

筧正臣:ひどいw 失敗でターンエンドです。

合流2:筧正臣&姫都幹久

GM:そんではお楽しみの男子トーク、女子トークターイム!
GM:まずは男子パート!筧さん&姫都くんのシーンから!
GM:登場どうぞ!
姫都幹久:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 7[7]+46 → 53

筧正臣:うおーっ
筧正臣:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 4[4]+44 → 48

GM:---
GM:UGN・N市第二支部
GM:救護室
GM:---
GM:霧を脱出した君たちは、ひとまずUGN支部へと向かう。
GM:医療スタッフによれば、財木里代子には外傷はほぼなく
GM:間もなく目を覚ますらしい。
財木里代子:「ん……」
財木里代子:徐に瞼を開く。
姫都幹久:「おはようございます。……どっか痛くないですか?」首とか手首とかに包帯。
財木里代子:「姫都……くん……?」
財木里代子:「姫都くんこそ…大丈夫…?」
財木里代子:「ごめんね、私のせいで……」
筧正臣:「お。起きたか」
財木里代子:「……えっと、あなたは?」
姫都幹久:「ええと、刑事の……」で、紹介いいのかなという目線。
筧正臣:「そうそう。警察の、筧」
財木里代子:「筧……?」
筧正臣:「もしかしたら聞いたことあるかもな。あんたの兄貴の同僚だよ」
財木里代子:「!!」
財木里代子:「お兄ちゃんは、お兄ちゃんは今どうしてるんですか!?」
財木里代子:「私、なんにも聞いてなくて、なんにも知らなくて……!」
財木里代子:ベッドから身を乗り出し、筧さんの袖を掴む。
筧正臣:「どんな話が言ってるか知らないが――いや待て落ち着け。頼むから! そいつは俺も知りてえよ」
筧正臣:「行方不明ってことで、俺が捜査を担当……担当してる。で、あんたら二人と遭遇したわけだ」
財木里代子:「……そう、ですか」
財木里代子:手を放して、肩を落とす。
姫都幹久:「助けてもらえたんですよ。おかげでおれもあー……普通に歩いて来れた」
筧正臣:「まあな。そっちの少年に感謝しろよ。あんたを背負ってたから助けられた」
筧正臣:(そういうことにしておこう……)
財木里代子:「あの、じゃあ、筧さんも、あそこにいたんですか」
財木里代子:「霧の……中に」
財木里代子:その口ぶりで
財木里代子:筧さん、姫都くんは確信できるかもしれない。
財木里代子:やはり、財木里代子ははじめから何かを知っていて、霧の中へと向かっていたことに。
財木里代子:「……姫都くん」
財木里代子:「ごめんね。私、謝らなくちゃ」
姫都幹久:「あー……」目をぱちくりとさせて
姫都幹久:「お兄さん、探してたんですか」
財木里代子:小さく頷く。
財木里代子:「家のパソコンで、お兄ちゃんが付けてた記録、見たの」
財木里代子:「”霧事件”……それを調べてて、お兄ちゃんは帰ってこなくなった」
筧正臣:「あの野郎のガバガバセキュリティには今度厳しく言うとして……無茶なことしやがるな」
財木里代子:「ごめんなさい、筧さん…」
姫都幹久:「……すごいな」聞こえるかどうかという声。
姫都幹久:「警察の人が探してくれてるんだし、財木さんはその……うん、どうでしょうね」
姫都幹久:「とにかく、謝ることないですって。えーと……なんです、別におれは大丈夫だから」
財木里代子:「大丈夫じゃないよ!怪我までして、それに…!」
財木里代子:「私、姫都くんのこと騙してた!」
姫都幹久:「……え?」アホ面
財木里代子:「事件には、オーヴァードっていうのが関わってるかもしれない」
財木里代子:「お兄ちゃんはそう記録してた」
筧正臣:「うお。そこまで。マジかよ」
姫都幹久:「……。……あー。ああ。そうなるのか……へ?」
姫都幹久:固まる。
財木里代子:「私も最初は信じられなかった、『超人』、なんて……」
財木里代子:「でも……私、見たの、あの日」
財木里代子:「姫都くん、学校の帰りの坂道で刃物持ってる人と掴み合ってた」
財木里代子:「傷が、すごい速さで治って……」
姫都幹久:「……ああ。それで。なんでだろうと思った……」ものすごい気まずそうに筧さんを見る。
筧正臣:「姫都!お前ねえ!」
姫都幹久:「いや、不可抗力ですよ! それ、たぶんいきなり襲われた側ですよ!?」
筧正臣:「オーヴァードは! 左右確認、ワーディングだろうが! メモに書いとけ!」
姫都幹久:「はい!」背筋伸ばして
財木里代子:「ごめんなさい!悪いのは私なの!」
財木里代子:「姫都くんがオーヴァードなのかもって気付いて、それで、姫都くんを霧の中に連れていけば」
財木里代子:「何か……起こるかもしれないって……」
姫都幹久:「……いや、財木さんは別に悪くないですよ。つーか」
姫都幹久:「怖くなかったんですか? おれのほうが」
財木里代子:「……だって、姫都くんは」
財木里代子:「やり返さなかったから」
財木里代子:「ずたずたになっても、血塗れで、何か相手に叫んでた」
姫都幹久:「……あー……」
財木里代子:「……怖くなかった。すごいなって思った」
財木里代子:「でも、だから」
財木里代子:「きっと、霧の中までついてきてくれるって思った」
財木里代子:「……最低だよね」
財木里代子:「騙して、嘘ついて、危険があるかもしれないって、分かってたのに」
財木里代子:シーツを握りしめている。
財木里代子:「でも、それでも……我慢できなかった」
財木里代子:「お兄ちゃんがなんで帰ってこないのか、今どうしてるのか!」
財木里代子:「知りたかった……」
財木里代子:「ごめんね……ごめんね……」
財木里代子:膝に顔を埋めて、泣き続ける。
財木里代子:やがて、泣きつかれたように眠りについた。
筧正臣:「……寝たな。単なる疲労だと思うけど」
姫都幹久:「はぁ。」猫背気味
姫都幹久:「財木さんは……すごいですよ」
姫都幹久:「謝ることなんかないです。だっておれ、これくらいじゃ平気ですから」腕ぽんと叩いて顔がゆがむのを無理矢理止めて。見られてないけど。
GM:……財木里代子は、オーヴァードではない。
GM:この後は一定の期間保護を受けてから、記憶処理を受けて日常へと戻るだろう。
GM:部屋を出た君たちの前、廊下は2つに別れている。
GM:左側は、支部長室やブリーフィングルームがある。支部の中枢へと続いている。
GM:エージェントである筧が呼び出されているのは、左側だ。
GM:右側に進めば、階段を下ってロビーと出入り口に続く。
GM:本来事件と無関係な姫都は、支部から一時帰宅が命じられている。
GM:つまり、君たちはここで分かれる……事になっている。
姫都幹久:「あの、筧さん」
筧正臣:「なんだよ? 俺はこれから面倒な御呼出しを受けてるんだけども」
姫都幹久:「……さっき道成寺さんにも聞いたんですけど」
姫都幹久:「イリーガルって、自分から……ええと、働きたいって言うこと、できますか」
筧正臣:「まあ、よくあるケースではある」
筧正臣:「ただ、この件に関してはリスクがでかすぎると思うぜ」
筧正臣:「絶対死んでもオススメしない。別のクエストを受注するんだな。薬草集めとかゴブリン退治とかいろいろあるだろ」
姫都幹久:「おれ、あんまりやらないんですよ。ゲーム。……なんか苦手で」弱い笑顔
姫都幹久:深呼吸。
姫都幹久:「……不注意で財木さんを巻き込んだのは、おれです」
筧正臣:「逆だろ」
筧正臣:「確かに見られたのはお前の不注意だけど、明らかに今回は財木が引っ張りこんだ」
筧正臣:「俺にはそう見える」
姫都幹久:「ええ。でも……」
姫都幹久:「……おれがあのバイト断ってたら、財木さんはたぶん、あそこ行ってないです」
姫都幹久:「そしたら、それこそ……筧さんと先に会ってて。そうしたら……」
姫都幹久:痛そうに目をつぶる。開ける。
姫都幹久:「少なくとも二回は、止められたはずなんですよ。おれ」
筧正臣:「……」 舌打ちをする。
筧正臣:「お前、あの子のこと好きなの?」
姫都幹久:「へ?」アホ面
筧正臣:「それならまだ理解できる。好きなもののためなら」
筧正臣:「いくらだって命を張ってもいいよ。納得できるから。」
筧正臣:「でも、そうじゃないのに責任を背負い込もうとするやつは」
筧正臣:「イカれてる」
姫都幹久:「……親しい人から、言われたこと、ありますよ。それ」
姫都幹久:「なんていうか……大事な人に」
筧正臣:「その割には反省の色がゼロじゃねーかよ」
姫都幹久:「……」
姫都幹久:「その人とは」
姫都幹久:「まあ、なんていうか、言ってもちょっと信じてもらえないような知り合い方したんですけど」
姫都幹久:「見捨ててもいい、逃げたほうがいい、って、はじめて言われたのはそのときで」
姫都幹久:「……別に、誰彼構わず助けたいとか、そういうんじゃないんですけど。でも」
姫都幹久:「出来ることがあるのに何もしないでいたら、おれ、言われたこととか、全部嘘になる気がして」
筧正臣:「……そうかよ。くそっ」
筧正臣:「つくづくイカれた連中と行き会うな、ぼくは。」
姫都幹久:「なんか……そういうんです。すいません」
姫都幹久:「ダメですかね、筧さん」
筧正臣:「ぜんぜん気は進まないが、本当にお前が”それ”でやる気なら」
筧正臣:「手伝うか?お前の力で負える代物かどうか、誰も何も保証できないけど、確かに”それ”はある。」
筧正臣:「あるんだよなあ……畜生……」
筧正臣:「それでよければ。こっちだ」 左側の通路を指さす。
姫都幹久:「はい!」背筋を伸ばして、ごぎっという感じに顔をしかめる。
姫都幹久:「よろしくお願いします。……こんなん言って、頼る気まんまんですけど」
筧正臣:「ああ……」 胸ポケットの手帳を開き、すぐ閉じる。
筧正臣:「こっちは慣れてるぜ。……宜しく、姫都」
GM:そうして、踵を返す男の後に続いて
GM:少年が、肩を小さくして歩き出す。
GM:……進み出した道程は、恐らく、険しい。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス、購入が可能です。
筧正臣:調達! 応急手当キット!
筧正臣:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 9[9]+1 → 10 → 成功

筧正臣:いただき!
筧正臣:くっ……ロイスの残り枠……!
筧正臣:ここまできて曽根崎さんに残しておかない手はないが、姫都くんに取らない手もない!ロイス!
筧正臣:姫都幹久/尊敬/憤懣〇/ロイス だ!
筧正臣:以上です。
姫都幹久:ありがとうございます…!
姫都幹久:筧さんへのロイスは取得済みですし、内容はこれで間違いないです。このままで。購入は……
姫都幹久:……ブルーゲイル狙ってみようかな。平目で。
姫都幹久:4dx+1>=20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 8[5,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

姫都幹久:ん、これだと……押し込まないでおきます。能動アクションは以上!
GM:いいロイスだ…
GM:素晴らしいシーンでした。ブーケ投げます。
姫都幹久:わあい

合流3

GM:続いて情報収集への移行シーン!女子トーク付き!
GM:全員登場!
筧正臣:これは男子も女子トーク終わってから参加する感じのやつですかね
姫都幹久:出目だけ出しときます?
GM:そうですね
GM:先に女子トークやって、後で新垣さんと一緒に男子チームが登場
筧正臣:じゃあ振っておこう!
筧正臣:1d10+48
DoubleCross : (1D10+48) → 10[10]+48 → 58

姫都幹久:1d10+53
DoubleCross : (1D10+53) → 9[9]+53 → 62

鷲尾瞳:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 9[9]+43 → 52

鷲尾瞳:高いよお
道成寺 安奈:1D10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 3[3]+44 → 47

GM:では
GM:---
GM:N市第二支部・ブリーフィングルーム
GM:---
GM:君…道成寺安奈は、事後報告会として呼び出され、支部のブリーフィングルームにやってきている。
GM:隣には、現場で遭遇した別任務のチルドレン、鷲尾瞳。
GM:幸い二人共大きな手傷は負っていなかったため
GM:治療もそこそこに席に付いている。
GM:支部長の新垣は瞳の手に入れた生体サンプルの解析手配で席を外しており
GM:現在、部屋には2人きりだが……やや気まずい沈黙が流れている。
鷲尾瞳:問題なければ合流するまでの経緯、OP辺りのことを話したいですね。
鷲尾瞳:フェイスダウンを追っていることとか、あの霧と何らかの関わりがあるのではないかとか。
GM:そうですね、それは道すがらPC全員と支部長に共有済みとします。
鷲尾瞳:じゃあ逆に霧事件についての情報なども貰っていていい感じですね
GM:そういうことです!
道成寺 安奈:了解しました
道成寺 安奈:「……」
道成寺 安奈:「先ほどはありがとう、感謝する。おかげでなんとか霧を抜け出すことができたよ」
道成寺 安奈:沈黙を破るための話を絞り出す。
道成寺 安奈:「支部長殿からも正体不明だから深追いは禁物だと言われていたのに、また前が見えなくなっていた」
鷲尾瞳:「チルドレンとしての責務を果たしただけです。それに、私達だけでは無事には抜け出せませんでした。」
鷲尾瞳:「礼は私ではなく、救援に来た"アウトバースト”に。」
道成寺 安奈:「勿論、彼にも言うさ。けどまずは、最初に助けに来てくれた君にだろうと思ってね」
鷲尾瞳:「そうですか。それより、"ダストエンド”。貴方に聞きたいことがあります。」
鷲尾瞳:「包囲を抜ける直前、何故あのような無謀な行動を?」姫都くんを助けようとしたことだ
道成寺 安奈:「……勝算はあった。」
道成寺 安奈:「侵蝕的に少々厄介なことにはなるが、あそこで放置すれば姫都くんは確実に死んでいた」
道成寺 安奈:「作戦行動として事前に相談していなかったことになるし、連携を乱して君にまで危機が及んだことは……」
道成寺 安奈:「申し訳ない。謝罪するとしか言えない」
鷲尾瞳:「私には認識できない勝算でした。」
鷲尾瞳:「戦力で劣勢にあったあの状況で、 "グリーンフィンガー"に加えて貴方まで戦線を外れれば、包囲されるのは確実」
鷲尾瞳:「敵の最大数もわかっていませんでした。侵蝕率を上昇させたとしても、包囲を抜け出せない確率のほうが高かったと思います」
道成寺 安奈:「耳が痛いよ、返す言葉がない」いつも浮かべている余裕ぶった笑みはとっくに崩れていて、力がない。
道成寺 安奈:「でも」と、言いかけてやめる。
道成寺 安奈:「……いや、そうだよな、これは二重の裏切りだ」
道成寺 安奈:自分はもう、『終えることができた人間』だから。そう言ってしまうのは、ダメだ。
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー”に好意を抱いているのですか?」 真面目な顔で頓狂な質問を飛ばします
道成寺 安奈:「へっ!?」すっとんきょうな声を上げる。
道成寺 安奈:「いや、そういうことはないな。心意気として好ましいものがあるとは思うけど、個人的な気持ちは無いよ……?」
鷲尾瞳:「特別な感情によって、通常通りの判断が出来ないと言うのは誰しもあります」
鷲尾瞳:「特にチルドレンは、任務外での人間関係が出来た場合、そうなりやすい傾向にあると聞きました」
道成寺 安奈:「……極めて近い例を最近見たけど、私はそうじゃないよ。」
道成寺 安奈:「私は、『人間関係が出来た』んじゃなくて、『人間関係が終わった』からこうなったかもしれないけどね」
鷲尾瞳:「身近な人の死を見て、動揺しているということですか?」
鷲尾瞳:「どちらにせよ、理由があるのならそれを考慮に入れて行動したいと思います」
鷲尾瞳:「詳しい話を聞いても構いませんか?」
道成寺 安奈:「……私は」
道成寺 安奈:「私は生まれながらにチルドレンではなくて、五年ほど前に引き取られてチルドレン養成施設に入った。」
道成寺 安奈:「……家族が殺されたんだ」
道成寺 安奈:「それから、復讐だけを考えて生きてきた。そして、この前その復讐が終わった。」
道成寺 安奈:「だから、『もう終わった』人間の私が生きてることより、他の誰かが生きてる方が嬉しい」
道成寺 安奈:「とか、そんな風に思っていたのかもしれない」
鷲尾瞳:「そう、だったのですね」
道成寺 安奈:「……嫌な話を聞かせたね」
道成寺 安奈:「けれど今、話してみてやっぱり思った。」
道成寺 安奈:「私は人が死ぬのは嫌だ。……自分もできれば、死ぬのは嫌だ」
鷲尾瞳:「それが人として正しい状態だと思います」
道成寺 安奈:「だから、つまりだ。私が君に対して胸を張るには、これしかない。」
道成寺 安奈:「『あの状況で私が本気を出せばなんとかなった』。それをこの後の戦況で証明してみせるさ」
鷲尾瞳:「了解しました。ただ、最後にひとつだけ訂正を」
道成寺 安奈:「どうぞ」
鷲尾瞳:「あの場での行動で危険に晒されたのは、私だけではありません。財木さんもです」
道成寺 安奈:「……この後、財木嬢にも謝罪をしに行ってくるよ」
道成寺 安奈:「クールな子だと思っていたけど、"マクガフィン"はとても優しい子なんだな。」
道成寺 安奈:「いや、私が色々見えなくなっているだけかな……?」
鷲尾瞳:「後者だと思います。私はチルドレンとして、すべきことをしているだけです」
鷲尾瞳:「ただ、"ダストエンド”のそういう部分は、嫌いではありません。貴方の見えない部分は、私がフォローします」
道成寺 安奈:「! ……ありがたいよ、今回もいいパートナーと巡り合えたようでなによりだ」
新垣御守:「お、なんか知んないけどいい雰囲気じゃんか」
鷲尾瞳:「いい雰囲気、ですか?新垣支部長は、度々難解な言葉を使われますね」
新垣御守:「友情を育んでくれたみたいで支部長さんは嬉しいぞーっと」
新垣御守:部屋の入口に立っている。その後ろに付いて入ってくるのは…
筧正臣:「どーも。これで全員みたいだな」
道成寺 安奈:「"アウトバースト"殿、改めて先程助けていただいたお礼を。ありがとうございます。」
筧正臣:「どういたしまして。”殿”はどう考えてもいらないけど」
新垣御守:エージェントである”アウトバースト”筧正臣、そして……。
新垣御守:その後ろから、申し訳なさそうに顔を出している、姫都幹久。
姫都幹久:「あー……。どうも」
新垣御守:「今そこで会ってさ」
新垣御守:「付いてきたいんだって、幹久くん。向こうからの志願でね」
新垣御守:「決心はしてるみたいだから、あたしからはもうどうこう言わない」
道成寺 安奈:「来るんだね、姫都君」
鷲尾瞳:「霧事件の危険性は、既に伝えてあるようですね。その上でと言うなら構いません。」
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー”。協力に感謝します」
姫都幹久:「ええ。お世話になります、道成寺さん。鷲尾さん」弱気な笑顔
筧正臣:「このメンバーで仕事することになるんだ。堅苦しいのはなしでいこうぜ。そうだろ」 姫都くんを振り返る
新垣御守:「そうね……怪我とか、しないようにね」
新垣御守:こちらも姫都くんに視線を。
姫都幹久:「あっ、そうですねハイ。えーと……そうですね」頷く。
姫都幹久:なんとか笑顔でごまかそうと(誤魔化せていない)
新垣御守:「んじゃ、適当に席座って、とりあえず確認から」
GM:そうして、支部長はいくつかの資料を配り
GM:スライドを回し始める。
新垣御守:「えー、とりあえず仕切らせてもらう新垣です。よろしく……んで」
新垣御守:「早速”霧事件”の話だけど、幸いな事に手がかりはいくらかあります」
新垣御守:「まずひとつ、筧さんの持ってきてくれた警察の情報」
筧正臣:「”霧事件”。いいね。シンプルで番号呼びより100倍マシだ」 捜査情報が入っているメモリを片手で振ってみせる。
新垣御守:「捜査員1人いなくなってるんだから、警察ももぞもぞ動きだしてると思います」
新垣御守:「せっかく筧さんもいるし、向こうさんともいい感じに足並み揃えてきたい感じかね、で、次」
新垣御守:「瞳ちゃんの拾ってくれた、霧内部で回収した生体サンプル」
新垣御守:「こっちは市内のR生研に回す感じになりました。ブツとしてはかなり重要です」
新垣御守:「ナイス瞳ちゃん、褒めときます。はい、みんなも拍手!」
新垣御守:ぱちぱちぱち
鷲尾瞳:「やめてください。チルドレンとして、当然の判断をしただけです」
筧正臣:「ナイス当然の判断」 いい加減な拍手
姫都幹久:一瞬遅れて拍手。
道成寺 安奈:ぱちぱちと拍手しながら
道成寺 安奈:(……まずいな。折角支部長殿にお招きいただいたのに、何も褒められる事できてないぞ)とか思っている。
姫都幹久:「……道成寺さん、どうかしました?」きまずい顔に気づいて小声。
道成寺 安奈:「問題ないさ。今は会議に集中しよう」小声で、余裕の笑み(虚勢)。
鷲尾瞳:「支部長。早く続きをお願いします」拍手を受けながら少しうつむき気味に急かします。
新垣御守:「照れない照れない。ノリがいい面子で、あたしは嬉しいぞー。んで最後」
新垣御守:スライドに、ぼやけた黒ずくめの人影が映し出される。
新垣御守:「こいつは"フェイスダウン"。霧の中で目撃されたオーヴァードです」
筧正臣:「……ん」 目を細める。
鷲尾瞳:「霧の中で、一瞬ですが相対しました。相当に腕の立つ、危険なオーヴァードだと思います」
新垣御守:「年齢、国籍、性別、いずれも不明。こいつを追ってそもそも瞳ちゃんはこの町に来てます」
新垣御守:「裏社会の商売やら抗争に首突っ込んでは荒らし回ってるイカれた奴って以外、なんも分かってません」
新垣御守:「聞いたことある人は?」
GM:"フェイスダウン"の噂は裏社会で広まりつつあります。
GM:知識は各々あってもなくてもよい。
筧正臣:「んん……? まあいるか、こういうのも……。……いるかあ……?」
筧正臣:結局、別に手は上げない
道成寺 安奈:「生憎、名前程度は、ぐらいしか知らないね。申し訳ない」
新垣御守:「ま、そんなもんだよね。UGN経由で回ってる情報もそんなもん」
姫都幹久:「何しに来てるんですかね……その、裏の社会なんですか、あの霧」
新垣御守:「姫都くん、いい目の付け所。はい拍手」
新垣御守:ぱちぱちぱち
姫都幹久:「へ?」アホ面
筧正臣:「目の付け所ー」 拍手
道成寺 安奈:ぱちぱちと拍手する。
鷲尾瞳:しない
姫都幹久:「えーと。……ありがとうございます」後頭部かく
新垣御守:「当然、その可能性も考えなきゃいけません」
新垣御守:「"フェイスダウン"が依頼で動くオーヴァードだとすれば、誰かしらの利権が絡んでる事になります」
道成寺 安奈:「失踪事件の下手人が"フェイスダウン"、霧の中は裏社会の『商材』の補給場所、ということかな?」
新垣御守:「例えば、ね。結論は急ぎ過ぎちゃダメよ」
道成寺 安奈:「……ああ。そうだとしたらぞっとしない話になるからね。そうでないほうが望ましいよ」
新垣御守:「臓器売買なんかだと話はわかりやすい。でもそうなってくると怪物がよくわかんなくなってくんだよなぁ」
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"は私に、霧から出るように警告しました。」
鷲尾瞳:「霧事件について、我々以上の情報を持っているのは明白です」
新垣御守:「だね、奴はこの事件の尻尾。重要なのはそこってわけ」
筧正臣:「"フェイスダウン"を捕まえれば話が早い。んだが……手掛かりはロクにないしな」
筧正臣:「地道な捜査か、結局?」
新垣御守:「そうなっちゃうかな、ともかく柱はこの3つ」
新垣御守:「細かく連絡取り合って、固めてく感じで。以上、なんか質問とかある?」
姫都幹久:「……あの。すいません。財木さんは、事件片付くまでこちらに?」
新垣御守:「参考人の側面もあるから、しばらくはね」
新垣御守:「今記憶処理して家に戻しても、おんなじことが起きないとは限んないし」
姫都幹久:「ですよね…。ありがとうございます」また突っ込む気がする。すごく。
筧正臣:「俺はいつでもいける。号令だけ宜しく」
鷲尾瞳:「私も同様です。質問はありません」
道成寺 安奈:「右に同じ」
新垣御守:「OK、そんじゃま、市民もチームも安全最優先で」
新垣御守:「……任務開始!」
GM:こうして、君たちは捜査に乗り出した。
GM:消えた捜査官、怪物、そして"フェイスダウン"。
GM:3つの糸は、どこへと繋がっているのか……。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス&購入可能。
姫都幹久:あと二枠なんですよね……ロイスはまだちょっと保留。というか取りたい先が今の時点で多すぎてですね!
姫都幹久:で、もっかいブルーゲイルを求めて行ってみましょう。
姫都幹久:4dx+1>=20
DoubleCross : (4R10+1[10]>=20) → 10[1,1,9,10]+5[5]+1 → 16 → 失敗

姫都幹久:うん。ここは《夢の雫》して購入通して。で、これを道成寺さんに……(謎のドリンク剤)
姫都幹久:侵食65に。
道成寺 安奈:へへ……ありがてぇ……
筧正臣:ロイスはなし。購入は応急手当キット!!!!
筧正臣:1dx+1=>8
DoubleCross : (1R10+1[10]>=8) → 1[1]+1 → 2 → ファンブル

筧正臣:ファンブルw ターンエンド!
道成寺 安奈:鷲尾瞳/〇尊敬/劣等感 でロイス取得します。
道成寺 安奈:ボデマチャレンジ!
道成寺 安奈:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 7[6,7]+1 → 8 → 失敗

道成寺 安奈:失敗! 終了!
鷲尾瞳:あ、私も安奈さんのロイスをポジティブ表にしよう!
鷲尾瞳:と思ったけど、いや……
鷲尾瞳:まだ早いな!いいところを見せてくれたら信頼しよう!
道成寺 安奈:み、見てろよ~
鷲尾瞳:ボディーアーマー狙います
鷲尾瞳:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 2[1,2] → 2

鷲尾瞳:お前・・そんなんじゃ応急手当も買えんぞ!
鷲尾瞳:終わりです。姫都くん筧さんへのロイスはまだ似しておきます

情報収集1

GM:シーンプレイヤーは、浸蝕の低い道成寺さん!
GM:他全員登場可能!
鷲尾瞳:アウトバースト調べたいし出ようかな
鷲尾瞳:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 3[3]+52 → 55

道成寺 安奈:暴いてやれ! 正体!
道成寺 安奈:47+1d10
DoubleCross : (47+1D10) → 47+3[3] → 50

筧正臣:出ます!
筧正臣:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 8[8]+58 → 66

姫都幹久:1d10+65 でまーす
DoubleCross : (1D10+65) → 1[1]+65 → 66

GM:あい!というわけで現在調べられるのは、こちら!
GM
警察の動きについて-情報:UGN/警察-難易度:8
"フェイスダウン"について-情報:UGN/裏社会-難易度:11

GM:共有メモにも貼っておきまーす
GM:各員トライせよ!
筧正臣:ここはまず社会のヘボい筧に「警察の動きについて」をやらせてください!
筧正臣:フェイスダウンは得意な人お任せします
筧正臣:もっと難しいのが出てくるかもだし、しくじったら宜しくお願い致しゃす!
GM:ダブルフェイスの見せ所!
姫都幹久:がんばって!
道成寺 安奈:男見せたれ!
筧正臣:コネ:警察官を使って、「警察の動きについて-情報:警察-難易度:8」で振ります。スキルは2!先に行きまっす
筧正臣:4dx+2=>8
DoubleCross : (4R10+2[10]>=8) → 5[1,4,5,5]+2 → 7 → 失敗

筧正臣:ああ~~~失敗~~~
道成寺 安奈:か、筧さん!!
GM:筧さーーーん!!
GM:組織に信用されてない…!
姫都幹久:ああ。財産も残ってない感じで……なんてことだ。
姫都幹久:せ、世知辛い!
筧正臣:金もないので私はここまで!ソーリー!筧の情報収集はこんなもの!
筧正臣:後は頼みました(キラキラシュワーン)
GM:変幻自在!?紫電のニンジャポリスメン!
GM:ピックアップに送られてしまった仇を取れ!筧さんの!
道成寺 安奈:一応こっちもコネと技能4があるので
道成寺 安奈:私がフェイスダウンしときましょう
道成寺 安奈:社会は2、コネ:UGN幹部を使用、技能は4だ!
道成寺 安奈:4dx+4>=11
DoubleCross : (4R10+4[10]>=11) → 6[3,5,5,6]+4 → 10 → 失敗

道成寺 安奈:舐めるな! 私には……財産点がある!
道成寺 安奈:使えるのなら1点使って通したい!
道成寺 安奈:財産が3→2。
GM:OK!金ヨシ!
GM:フェイスダウンがまず空きました!おみごと!
姫都幹久:これが……懐具合!
筧正臣:警察の成人男性よりお金持ち
鷲尾瞳:姫都くんは情報どんなもんでしたっけ
鷲尾瞳:ウェブFH企業!
鷲尾瞳:面白いチョイスだ
姫都幹久:ああ。ウェブ1だけで噛み合わないですが、おれはおれでなんとかなるので。
姫都幹久:(達成値上昇構えながら)
姫都幹久:鷲尾さんがアウトバースト行くならとりあえず開けにいきますよ!
鷲尾瞳:いや、優先すべきは普通の情報。アウトバーストさんは次以降でもいいでしょう
姫都幹久:そしたら、お願いします。次が見えたなり購入用に達成値操作は温存で。
鷲尾瞳:ということで警察の動きについてを調べよう。
鷲尾瞳:UGNで。社会2のコネ2に技能が5点!振ります。
鷲尾瞳:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 10[2,6,6,10]+2[2]+5 → 17

鷲尾瞳:人事を尽くした結果
筧正臣:パーフェクトチルドレン
道成寺 安奈:デキがいい……
姫都幹久:つよい
GM:見事なり
GM:では警察を開示していきましょう。
GM:【警察の動きについて】
GM:霧事件についての警察の動向は想像よりも芳しくなさそうだ。
GM:UGNと比較してノウハウの少ないレネゲイド関連の事案でありながら、身内の失踪という弱みが絡んでいるため
GM:上層部が各所との提携に難色を示しているらしい……。
GM:君は警察関係の情報を整理する中で、ある不可解な事件記録を見つける。
GM:ファイルの日付は……4年前。
GM:情報項目、【”アウトバースト”について】が追加されました。
鷲尾瞳:完全に理解しました
GM:続いて、2つ目の情報開示
GM:【"フェイスダウン"について】
GM:裏社会の抗争やビジネスに介入し、各組織に打撃を与えている正体不明のオーヴァード。
GM:多様な武器を使った白兵戦を得意とし、高いクラッキング技術や情報操作などから少なくともノイマンを含んだブリードであることが予想される。
GM:第二区画での目撃情報が報告され始めた時期と、市内で失踪事件が発生し始めた時期は一致している。
GM:区画のどこかに、アジトが存在しているのかもしれない……。
GM:情報を君が整理していると、生体サンプルを送った研究施設から、支部に連絡が入る。
GM:情報項目【”霧の獣”について】が追加されました。
GM:では、情報整理のロールを交えた後それぞれの難易度、技能を公開していきましょう。
GM:---
GM:N市第2区画・路地裏
GM:---
鷲尾瞳:「警察との連携ですが……現実的には難しいですね。」4人が集まるなり真っ先に口を開きます
鷲尾瞳:「理解し難いことですが、警察内では事件解決と同等かそれ以上に、面子の維持という感情的目的を重視しているようです」
道成寺 安奈:「まぁ、UGN(われわれ)からしたら理解しがたくても、色々あるんだろうさ」
姫都幹久:「それ……ええ。それっていいんですか?」情けない顔
筧正臣:「よくある、よくある。組織が不健全な証拠だ。治安のいい国で何より。ちっとも宜しくはないけど」
筧正臣:「こっちも全然ダメだ。公安の兄貴に連絡とろうとしたら、ブロックされてた。打つ手なし。参ったぜ」
鷲尾瞳:「彼らはUGNとの連携を拒んでいます。"アウトバースト”もUGN寄りの人員だと考えられているようですね」
筧正臣:「まーね。そもそも俺、普通の捜査じゃやってられなくなって、休暇もらって出てきたからな」
道成寺 安奈:「"フェイスダウン"についても調べたが、かなり情報は曖昧だね。少なくともノイマンだろう、ということくらいしか分からない」
道成寺 安奈:「この街に現れ始めた時期と、失踪事件の発生時期が同じ、それくらいかな。区画のどこかにアジトがあるかもしれない。」
道成寺 安奈:「……それのアタリをつけられるとしたら、直接会った"マクガフィン"が一番早いかもね」
鷲尾瞳:「霧の中に、人を連れ込んでいくのを見ました。」
鷲尾瞳:「霧に合わせて移動出来る拠点……トレーラーなどを所有しているのかもしれません」
鷲尾瞳:「大型車の目撃情報から追える可能性も」
筧正臣:「正直よくわからんな。敵にしろ味方にしろ、首根っこを捕まえたいもんだ」
道成寺 安奈:「味方の可能性がある、というのは面白い発想だね"アウトバースト"。今まで考えもしなかった」
鷲尾瞳:「"フェイスダウン”が味方、ですか?」
姫都幹久:「ああ。たしか鷲尾さんも、がっつり戦ったってわけじゃないんでしたっけ?」
鷲尾瞳:「はい。直接攻撃を受けることはありませんでしたが、判断材料とするには……」
筧正臣:「こんな格言がある。敵の敵は味方」
筧正臣:「"フェイスダウン"と霧のやつが仲間なら、もっと獣と連携してもよかったと思う。理屈では。」
筧正臣:「いや違うな。なんとなく……そうだといいと思っただけだ」
姫都幹久:「そうだといい、ですか」
筧正臣:「うん。ええと……説明しづらいな。じゃあ、理由はこれ」 手帳を開いて、閉じる。
筧正臣:「そっちの方が楽だろ。だな」
鷲尾瞳:「そちらのほうが楽……理解できない感覚ですね。」
鷲尾瞳:「解決を目指していながら我々と協力が出来ないということは、それ以外の目的があるということです」
道成寺 安奈:「直接的な敵だとしても、敵の敵だとしても」
道成寺 安奈:「目的を聞けそうな相手は"フェイスダウン"しかいなさそうだしね」
道成寺 安奈:「あの獣がお喋りなら良かったんだけど。」
筧正臣:「本人に聞くのがイチバン早い。そういうことだろ?名案だ。俺は支持するぜ」
鷲尾瞳:「"ダストエンド”の意見に同意します。やはり第一に"フェイスダウン”の足取りを追う必要が……」
GM:ではそこで
GM:~~~~♪♪
GM:筧さんの懐の携帯が鳴り、支部から生体組織の調査結果が出たという連絡が入ります。
筧正臣:「あ。俺だ」
筧正臣:BGM:モンゴリアンチョップスクワッド
筧正臣:「生体組織の調査結果が出たってさ。こっちも追いかけてみてもよさそうだ」
筧正臣:「さすがUGNは解剖が速い。監察医に見習わせたいくらいだ」
GM:君たちはひとまず、支部へと戻ることとなる。
GM:だが、調査を通じていくらかの交流を経た3人……
GM:特に、元々破天荒な伝説のダブルフェイスとしての”アウトバースト”について耳にしていた鷲尾は
GM:筧の物腰や姿勢に、違和感を持つかもしれない。
鷲尾瞳:"アウトバースト”。伝説的なトラブルバスターであり、同時にトラブルメイカー。
鷲尾瞳:実物は、聞いていたよりもずっと、理性と常識のある存在だ。
鷲尾瞳:正直に言うと、その方がありがたい。規格を外れた存在と関わるのは苦手だから。
鷲尾瞳:けれど……何処かで不審に思っている自分もいる
鷲尾瞳:人を伝ううちに、話が大きくなるというのはよくある。だが、今の彼はあまりにも……
鷲尾瞳:"アウトバースト”と比較するには……そう、「小さすぎる」ように見える。
鷲尾瞳:彼は本当に……UGNで知られていた、あの"アウトバースト”なのだろうか……?
鷲尾瞳:ロイスを取りたいです
GM:どうぞ!
鷲尾瞳:筧正臣/P:好奇心/N:猜疑心○/ロイス
鷲尾瞳:これで行きます。
筧正臣:「あのさ。”マクガフィン”。視線が痛いんだけど」
筧正臣:「俺が何かしたか?」
鷲尾瞳:「逆に、なにかしでかすのではないかと思っていました」
鷲尾瞳:「何も起こさないので、安心しているところです。"アウトバースト”の異常さは、聞き及んでいましたから」
筧正臣:「……うるせーな。そいつは結構。先行くぜ」 足を速めます。
鷲尾瞳:「……」やはり不審げな視線を向けたまま付いていきます。以上!
GM:そうして、君たちは路地裏を出ていく。
GM:……お互いの距離は、まだやや遠い。
GM:---
GM:では追加情報の難易度、技能を発表。
GM:"アウトバースト"について-情報:UGN/警察-難易度:6
GM:”霧の獣”について-情報:UGN/軍事-難易度:13
GM:こちら2つ、情報メモも更新済み。
GM:手番が残っているPCは引き続き挑戦できます。
姫都幹久:では、手番残してますんで、アウトバーストについての情報枠を突きます。
姫都幹久:平目で……
姫都幹久:5dx>=6
DoubleCross : (5R10[10]>=6) → 10[1,2,9,10,10]+10[3,10]+6[6] → 26 → 成功

姫都幹久:無駄に回ったよ!w
GM:www
GM:大爆発じゃねーか!
姫都幹久:なんか偶然で色々知ってしまった!w
鷲尾瞳:あ、これもしもよかったらなんですけど
GM:お!PL提案!
GM:是非聞きましょう。
姫都幹久:はーい
鷲尾瞳:私から姫都くんに、"アウトバースト”のこと調べてくれませんか?って頼んだことにしていいですか?
GM:なーるほど!
GM:その方が流れとして自然ですね。
GM:いかがでしょう姫都くん。
鷲尾瞳:勿論姫都君次第ですが……
姫都幹久:望むところでございます
鷲尾瞳:ヤッター!女の子からの頼みは断れないと思っていたぜ!
姫都幹久:いや、別に女の子だからっていう話じゃないですよ!? おれもちょっと気になって……
姫都幹久:ということで適当に振ってください!
姫都幹久:「(異常って……)(……そんな人には、見えないけどなあ)」
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー”。少しいいですか?」と、筧さんたちから離れて、姫都くんに耳打ち
鷲尾瞳:「貴方に一つ、頼みがあります。これを」と言って、4年前の事件記録について教えます
姫都幹久:「……何です、これ? 警察の記録?」
鷲尾瞳:「"アウトバースト"が関わった事件のようなのですが……。私ではこれ以上のことはわかりませんでした」
鷲尾瞳:「UGN側の人間として警戒されているのでしょう。イリーガルである貴方なら、違う話が聞き出せるかもしれません」
姫都幹久:「あー……いや、おれもほんとに一般人で……いや、待てよ」
姫都幹久:「ちょっと物騒な話に詳しい知り合いがいるんで、ダメ元であたってみます。それでいいですか?」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。……それと。これは、私個人からの頼みだと思ってください」
姫都幹久:「?」
鷲尾瞳:「"アウトバースト"、"ダストエンド"には内密に。お願いします」
姫都幹久:「……。わかりました。できるだけ」
GM:交わされた秘密の約束。
GM:その結果は……。
GM:---
GM:シーン終了。どの道シナリオ進行条件を満たしていないので、情報開示は次のシーンの冒頭で。
GM:ロイス及び購入が可能です。
道成寺 安奈:ロイスは保留。購入はボデマチャレンジで。
道成寺 安奈:2dx+1>=12 ボデマ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[1,9]+1 → 10 → 失敗

道成寺 安奈:失敗で流します。以上で!
筧正臣:ロイスは取れない!あと1枠はあけておかねば。
筧正臣:応急手当キット。
筧正臣:2dx+1=>8
DoubleCross : (2R10+1[10]>=8) → 9[2,9]+1 → 10 → 成功

筧正臣:もう一つ!以上でおわり!
鷲尾瞳:ロイスは筧さんに取ったので、とりあえずそれで!ボディーアーマーを狙うのが優秀なUGNチルドレンよな
鷲尾瞳:ということで判定
鷲尾瞳:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[8,10]+6[6] → 16

鷲尾瞳:あ、買えた。姫都くんは防具あるんでしたっけ?
姫都幹久:あ。はい、鎖帷子を着込んでるので、これで。
鷲尾瞳:じゃあ自分で着ておきます。カバー組なのでね!
姫都幹久:そしたら、こちらもボディアーマーを求めてみましょう。
姫都幹久:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 6[1,2,3,6,6] → 6 → 失敗

姫都幹久:ん、届かないですね……このままで。ロイス枠は……また保留で!

情報収集2

GM:シーンプレイヤーは、浸蝕でまた道成寺さん!
GM:他全員登場可能!
道成寺 安奈:応ッ
道成寺 安奈:1D10+50
DoubleCross : (1D10+50) → 8[8]+50 → 58

鷲尾瞳:私が一番情報得意!出ます!
鷲尾瞳:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 1[1]+55 → 56

姫都幹久:実質囲む会となれば出ずばなりますまい!
鷲尾瞳:優秀~
姫都幹久:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 8[8]+66 → 74

筧正臣:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 10[10]+66 → 76

鷲尾瞳:筧さん本人が出てくるのかなあ
GM:高まり!!
鷲尾瞳:うわーっ筧さんー!
道成寺 安奈:あわわ
筧正臣:フゥーッ
鷲尾瞳:守らなくては……!
GM:---
GM:N市第二支部・ロビー
GM:---
GM:支部に戻ると共に、姫都くんの携帯に着信が入ります。
GM:”アウトバースト”について話を振った、『裏社会のツテ』が、早速食いついてきたのだ。
GM:~~~♪
姫都幹久:BGM:エーデルワイス(テクノ)
姫都幹久:「あ。はい、幹久です……」
GM:では、そうして明かされた情報は……。
GM:【”アウトバースト”について】
GM:伝説的ダブルフェイス”アウトバースト”として知られる男、刑事・山吹徹平は……。
GM:4年前、あるFHセルとの抗争で死亡している。
姫都幹久:へ?
GM:当時市内で起きていた誘拐事件を巡り、FHセルの有するジャーム、”ライトニング・セブン”から
GM:巻き込まれた曽根崎ヒロヱ、姫崎アスカという名の少女2人を守る形で刺し違え、死亡している。
GM:資料に残されている内容は、それが全てだ。
GM:これ以上を望むのであれば……。
GM:---
アリサ=ブラックモア:『まー、直接聞くっきゃねーよなぁ?』
アリサ=ブラックモア:『おのれ知ったなァ~生かしておけぬ!って襲いかかってくっかもだけど』
アリサ=ブラックモア:『ぎゃははは!』
アリサ=ブラックモア:電話口で笑うのは、君と交友を持つとある傭兵。
アリサ=ブラックモア:ちなみにギザ歯がチャームポイントの15歳。
姫都幹久:「だから、世の中アリサみたいな物騒な人ばかりじゃないですよ!」切られた。
GM:……君はこの事実を、仲間に知らせてもいいし、胸に秘めていてもいい。
姫都幹久:鷲尾さんにだけ、知らせます。そういう約束でしたから。
姫都幹久:「……同じコードネームの人が、亡くなってたそうなんですよ」
鷲尾瞳:「現在の"アウトバースト"は、その名を騙る偽物だ、と……。」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。不審点が解消されました」
姫都幹久:「偽物というか……コードネームって、襲名制だったりしないんですか?」
鷲尾瞳:「FHにならば。マスターと呼ばれる者たちがそうです。が、UGNでは基本的にありません」
姫都幹久:「ああ。マスターエージェント……大物ですよね……」
鷲尾瞳:「"アウトバースト"ほどの……周囲に知られたコードネームであるなら、尚更。他人が名乗ってはならないでしょう」
姫都幹久:「……でも筧さん、なんていうか……嘘ついてるようには、とても見えないですよ」
GM:言葉を交わしつつ、君たちは数m先を行く背中に視線を向ける。
GM:視線に気付いてか気付かずか、歩みは止まらないし、振り返ることもない。
GM:……やがて君たちは、支部長に呼び出されていた情報管理室に辿り着く。
GM:支部長はまだ到着していないようだ。
GM:この僅かな時間に疑問や蟠りを解いておくべきかもしれないし、2人の秘密として胸に閉まっておくべきなのかもしれない。
鷲尾瞳:「どちらにせよ、確認が必要です。本人に」
鷲尾瞳:そう言って筧さんに近づいていきます
姫都幹久:「へ……え?」アホ面。「ちょ、ちょ鷲尾さん!?」
筧正臣:「……なんだよ?」開いていた手帳を閉じる。 
鷲尾瞳:「"アウトバースト"……いえ、筧正臣。貴方に訪ねたいことがあります」
鷲尾瞳:と言って、姫都くんに見せたものと同じ事件記録を筧さんに
筧正臣:「仕事の話なら後にしてくれ、いま俺は休憩中……ああ?」
鷲尾瞳:「貴方は"アウトバースト"ではありません。本物の"アウトバースト"……山吹徹平は既に死亡しています」
道成寺 安奈:「……!?」チルドレン時代に聞いていた噂との間の、微かな違和感。その答えを聞き、絶句する。
鷲尾瞳:「その名を騙る目的はなんですか?上層部の……警察からの指令ですか?」
筧正臣:「ああ。”アウトバースト”。そうか……先輩のことか」 鷲尾瞳を正面から見つめ返す。
筧正臣:「き……、お前、”アウトバースト”についてどこまで知ってる? 四年前の事件ぐらいからか?」
鷲尾瞳:「はい。四年前、"ツイーザー”セルとの戦闘で……他二名のオーヴァードを庇って死亡したと」
筧正臣:「……そうだ。先輩は、”アウトバースト”山吹徹平は死んだ。そこは合ってる。」
筧正臣:「だがその前は知らないだろう。”アウトバースト”は――」
筧正臣:「継承する。……この言い方が正しいか? 違う? そうかもしれませんね。まあいい」
筧正臣:「先輩もそうだった。その前の”アウトバースト”から引き継いだ。」
筧正臣:「いまは俺だよ。俺が”アウトバースト”だ。先輩のやってたことを俺が引き継ぐことになった。」
筧正臣:「これで説明になってるか?」
鷲尾瞳:「理解できません。」
鷲尾瞳:「UGNには"アウトバースト”などという役職名も、そのような制度も存在していなかったはずです」
筧正臣:「制度? 制度なんてクソくらえだ」
筧正臣:「……って、書いてある。クソ。わかってる」
筧正臣:「俺はイカれてるのかもしれない。そうなんだろう。」
筧正臣:「何の得もないのにイカれた先輩の真似をしてるんだからな!理解できなくて当然だ!俺が一番ソレ言いたいよ!」
筧正臣:「狂人の真似とて都を走ればすなわち狂人なり。いまさらこんなこと言うまでもないよな。どう思う?」
筧正臣:「俺はイカれてると思うか? ”アウトバースト”を名乗って、先輩たちの真似をする俺は?」
鷲尾瞳:「う……それ、は……」迫力に押され、後ずさる
姫都幹久:「……すごいですね」ぽつりと。
道成寺 安奈:「そうだな。イカれているというか、それは手落ちだろう。」
道成寺 安奈:「コードネームの改名手続きくらいするべきだ」あっけらかんと言う。
筧正臣:「手続き。手続き! 一番嫌いな言葉が出てきたぞ。何をしろって?書類にサインか?」
道成寺 安奈:「サイン一つで済むならすればいいだろうに。……その上で」
道成寺 安奈:「私は"アウトバースト"を、筧正臣を信用するよ。私達を助けてくれた貴方は本物だ。揺るぎようの無いものだ」
道成寺 安奈:「貴方が名と共に受け継いだものがそれなら。貴方が死者の無念をこそ背負うのなら。」
道成寺 安奈:「"ダストエンド"は貴方を信用する。最高のパートナーとしてね」
筧正臣:「……はは。本物か。ホンモノな。……ありがとう。感謝しとくよ、”ダストエンド”。」
筧正臣:「俺はそうでありたいと思ってる。たぶん無理だろうけど、でも……アレだ」
筧正臣:「死者の無念。その言い方。お前もイカれてるかもしれないな。」
筧正臣:「いや、悪かった。言うべきじゃないな。すまん」
道成寺 安奈:「イカれているのは分かっているよ。最近分かったんだ、やっとね。」
道成寺 安奈:「死地で生き残ってしまうと、どこか調子が狂うものさ。私のような小娘でもね」
筧正臣:「俺の知ってる4歳児は、自分を壊しながら戦ってるようやつだった。」
筧正臣:「年齢なんて意味ねえよ。……たぶんな」
姫都幹久:「……その。聞いていいのかわからないですけど」すごく気まずそうに。小さく手を挙げる。
筧正臣:「ああ。何かご意見、あるならどーぞ」
姫都幹久:「引き継いだ事件のとき、筧さんもそこにいたんですよね。当然……ならその……」
姫都幹久:「あー……"アウトバースト"は、いまも一人だけなんですか?」
筧正臣:「よくわからんが、多分そうなんじゃないか?」
筧正臣:「あの時あの場所にいた、あの連中のなかで……そういう阿呆の候補は二人いて、」
筧正臣:「どう考えてもそっちは無理だから俺が継ぐことにした。あいつは向いてない」
姫都幹久:「……変なこと聞きました。すいません」
鷲尾瞳:「……」押し黙り、3人の会話をただ聞いている。
筧正臣:「……くそ。途中で止まっちまった。こういう時は、どうだった?」
筧正臣:「”しょくじだけはしっかり”……違う。これはグランドジョラス遭難のときのメモか? じゃあ、こっち……」メモを閉じたり開いたりしている。
道成寺 安奈:「"マクガフィン"。"アウトバースト"の謎は解けた。」
道成寺 安奈:「手続していない彼に責はあるとして、どうだろうか? まだ、信用できないかい?」
鷲尾瞳:「理由はわかりましたが……しかし、これは……信用とか、そういう問題では……」
鷲尾瞳:そういいながら、不安気な視線を道成寺さんに向ける
道成寺 安奈:「……組織の合理とは違う部分で動いてしまう人間はいるさ」
道成寺 安奈:「でも、これは」
道成寺 安奈:「警察とUGNの間みたいな不合理ではなく……君が私に『嫌いでない』と言ってくれたような不合理だと、私は信じているよ」
道成寺 安奈:そういって視線にウィンクを返す。
GM:……”アウトバースト”の謎は解けた。
GM:鷲尾瞳の心に一抹の困惑を残しつつも、君たちは捜査を進めるのだった。
GM:---
GM:では引き続いて情報収集!
GM:”霧の獣”について-情報:UGN/軍事/難易度:13
GM:手番も未消費!好きにトライなされ!
筧正臣:得意な人にお任せします!
筧正臣:筧は応援してます。
鷲尾瞳:では得意なのでやってみますか
姫都幹久:さくっと行っていただいて。
道成寺 安奈:お願いしますぜ
鷲尾瞳:コネで2つ、社会で2つ。固定値は5!判定だー
鷲尾瞳:4dx+5
DoubleCross : (4R10+5[10]) → 9[6,7,8,9]+5 → 14

鷲尾瞳:優秀!
筧正臣:パワー!
道成寺 安奈:かしこい……!
姫都幹久:完璧ですね!
鷲尾瞳:UGNチルドレンは賢く強い!
GM:かしこっ!
GM:では進行トリガーを達成したので、このシーンは改めてここで終了!
GM:---
GM:ロイス&購入が可能です
鷲尾瞳:そういえば道成寺さんがブルーゲイル持ってますけど
鷲尾瞳:セットアップを使うし筧さんに渡しておいたほうがいいのでは?
道成寺 安奈:そうだ成長で呪石を使う……
姫都幹久:あ。そうでしたね。活用してくださると!
筧正臣:じゃあ渡されておきましょうか!
道成寺 安奈:ではトス!
筧正臣:いただき! そして筧はロイスなし。UGNボディアーマーを購入しに行きます。
筧正臣:2dx+1=>12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 5[4,5]+1 → 6 → 失敗

筧正臣:無理に決まっている!以上です。
鷲尾瞳:応急手当を貰おうかなあ
鷲尾瞳:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 2[2,2] → 2

鷲尾瞳:買い物苦手。筧さんのロイス感情を変更しよう
鷲尾瞳:筧正臣/P:尽力/N:恐怖○/ロイス
鷲尾瞳:狂人怖いよお
筧正臣:怖くないよ~
GM:怖いよ!
姫都幹久:怖いですかね…?
鷲尾瞳:狂人多いよお……
道成寺 安奈:ロイス保留のボデマチャレンジ。
道成寺 安奈:2dx+1>=12 ぼでま
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[4,9]+1 → 10 → 失敗

道成寺 安奈:この先財産使うかわかんないけど、まぁ一応失敗で流します。ダメ!以上!
姫都幹久:うーん。ボディアーマーどうしましょうかね…
姫都幹久:平目で行ってみましょう。
姫都幹久:5dx>=12
DoubleCross : (5R10[10]>=12) → 7[2,4,4,6,7] → 7 → 失敗

姫都幹久:んー。出ないですね……保留。ロイスも維持で。

ミドル:FS判定

GM:ミドル判定!シーンプレイヤーは筧さん!全員登場推奨!
筧正臣:うおおおーっ!やらいでか!登場ダイス!
筧正臣:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 1[1]+76 → 77

筧正臣:やったね!
鷲尾瞳:出ます
鷲尾瞳:筧さんは私が護る
鷲尾瞳:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 6[6]+56 → 62

道成寺 安奈:58+1d10
DoubleCross : (58+1D10) → 58+6[6] → 64

姫都幹久:1d10+74 がんばる
DoubleCross : (1D10+74) → 1[1]+74 → 75

姫都幹久:高いところが低い! うれしい!
GM:神は…微笑んだ!
どどんとふ:「???」がログインしました。
GM:さて
GM:ここでスペシャルゲスト!謎の入場者を向かえつつ
GM:シーンを進めていきたいと思います!
鷲尾瞳:怖いよお
GM:---
GM:N市第四区画
GM:R大学附属生体薬理研究所
GM:通称・R研
GM:---
GM:市内の中心部をやや離れた、緑の残る郊外……N市第四区画。
GM:山際に聳える白い円筒状の建造物は、表向きは大学付属の研究施設となっているが
GM:実際にはUGNの傘下であり、様々なオーヴァードとレネゲイドに関わる研究、実験を行っている。
GM:君たちがR研に委託した検査の結果には、機密レベルの高い情報が含まれているらしく
GM:実地での情報共有を行う手筈として、この場所に呼び出されたのだった。
GM:……研究所の外は穏やかな晴天であり
GM:建物の周りを散歩したり、近くの川で釣りをしている人々の姿も見える。
GM:そんな中、1人の子供が
GM:研究所を囲む塀で、サッカーボールを蹴っている。
GM:ぼうん ぼうん
GM: ぼんっ
GM:ボールは当たりどころが悪かったのか、激しく跳ねて
GM:近くの樹に引っかかってしまった。
GM:ここで
GM:少年に手を貸してもいいし
GM:無視してもいいだろう。
鷲尾瞳:「……」無表情で4人の中の最後尾を歩いています。ボールにも少年にも気づいていない。
筧正臣:「……おい」 木に手を伸ばす。
筧正臣:「これ。このボール。キャッチされたぞ」 ボールを取ってあげようとします。
GM:では、ボールは簡単に枝を離れ
GM:深くキャップを被った少年に差し出される
???:「………ん」 ボールを受け取る。礼らしき礼はない。
???:突然やってきた、繋がりのなさそうな四人を、警戒している様子だ。
筧正臣:「お前。ここの研究所の……えー、ここの研究所のガキか?」
道成寺 安奈:「言い直してそれかい、筧殿」わざわざ『ガキ』と言ったことに苦笑する。
姫都幹久:「……ああ。そりゃ、ご家族もいますよね。職場なんだから」
???:「……んー……」首を傾げる。「そんなとこ」
???:「待ち合わせしてるんだ」
???:「もうちょっとしたら、アイツが来るから」
姫都幹久:「待ち合わせですか。……筧さん、おれたちは外でよかったでしたっけ?」
筧正臣:「あー……どうだったっけ? さっさと中に入りたいんだけど」
筧正臣:「入り口どこだろうな。壁でも越えるか?」
???:「……方がいいよ」
道成寺 安奈:「……?」
???:「入んない方がいいよ。まだ」 道成寺さんに。
???:あるいは、四人みんなに向けて。
姫都幹久:「へ?」
筧正臣:「なんでだよ? ……おい、意味がわからねー」
道成寺 安奈:「それは、どういう意味だい……?」警戒を強める。
鷲尾瞳:「皆さん。用件が済んだなら行きましょう。時間がありません」子供の言葉には気づかず皆を急かすよ
鷲尾瞳:「たかだか子供一人に構って。何かおかしなことでもあったのですか?」
道成寺 安奈:「……少々、雰囲気がね。ただならぬというか」
GM:そこで瞳の言葉に、皆気付く
GM:予定の時刻はもうすぐだ、出入り口がわからないのであれば、
GM:尚の事、すぐにそれを探さなくてはならない。
GM:……ボール遊びを続ける少年を後にして
GM:君たちは、研究所の玄関口に向かう。
???:「馬鹿みたいだよな」ボールを投げる。壁にぶつかって、跳ね返る。
???:「跳ねて。凹んで。また跳ねて。変なところに飛んでっちゃう」
???:「あいつは、まっすぐ飛んでるだけなのに」
???:ばん、と筧さんの後頭部に、ボールがぶつかる
筧正臣:「いってっ! 何しやがる!」
鷲尾瞳:「無視してください。ただの子供の悪戯です」怒鳴る筧さんに
???:「注意は、したからな」
???:跳ねかえったボールが戻ってゆき、その影が一瞬だけ重なる
???:――ボールだけが、草むらに落ちる。
???:少年の姿は、影も形も無い。その瞬間を筧だけが見る。
筧正臣:「だよな! この研究所の近くで遊んでて、ただの子供のわけねーよなあ!」
鷲尾瞳:「……?一体何を喚いているのですか?」
姫都幹久:「あれ?さっきの子、どこに……」
姫都幹久:「なにか、急いだほうがいい気がしませんか? これ」
鷲尾瞳:「私は最初からそう言っています。ムキになってないで行きますよ。……筧さん」目を合わせないようにして筧さんに
筧正臣:「ガキが急に消えたらフツーびっくりするだろ! もしかしたら妖怪変化とかさあ……、もういいや」
筧正臣:「……行くか」
道成寺 安奈:「今の少年……確かに気になるが、何かあるなら中で対処するまでだな。行こうか」
GM:……。
GM:君たちは研究所の中へと進む。
GM:---
GM:R研内部・研究室
GM:---
GM:白衣を羽織ってアイマスクで視線を隠した奇妙な出で立ちの少女に出迎えられ、君たちは研究室に向かう。
月見ノノ子:「第四支部所属の月見。」
月見ノノ子:「コードは、”アイズワイド・シャット”」
月見ノノ子:「ジロジロ見ないでね、不愉快だから」
月見ノノ子:それだけ行って、かつこつと先を進んでいく。
筧正臣:「さっきから変なやつばっかりと遭遇してる気がするぜ……」
姫都幹久:「はあ。よろしくお願いします」
姫都幹久:「あ"グリーンフィンガー"の姫都です」
道成寺 安奈:「"ダストエンド"、道成寺だ。よろしく、月見殿」
鷲尾瞳:「チルドレンの”マクガフィン”です。今日はよろしくおねがいします」
鷲尾瞳:変わった出で立ちだけど、UGNの研究員にはこういう人多そうだしな……という感じで、特に反応せず付いていきます
筧正臣:「なんて礼儀正しさだよ! あ、俺は”アウトバースト”。霧の動物、解剖と分析が終わったんだって?」
月見ノノ子:「ええ、これでしょう?」
月見ノノ子:研究室の保管ケースから、ガラス管を取り出す。
月見ノノ子:「……結論から言うわ」
月見ノノ子:「これはジャームでもオーヴァードでもない」
月見ノノ子:「『人間』ね」
姫都幹久:「へ?」
筧正臣:「うおっ。マ、ジ、か」
道成寺 安奈:「……何だって」
鷲尾瞳:「申し訳ありません。今なんと?」
月見ノノ子:「『人間』よ。そう何度も口にしたい話でもないわ」
月見ノノ子:「キュマイラ因子を植え付けられて、周囲の細胞ごと強制的に変異させられた」
月見ノノ子:「そういう施術ね」
鷲尾瞳:「そんな……まさか。そんな事が可能なのですか」
月見ノノ子:「私たちもこんな状態は初めて見た」
月見ノノ子:「倫理の話なんて下らないけど、正直、胸糞悪いわ」
道成寺 安奈:「それは……その、この、『彼ら』は。」
道成寺 安奈:「もしも、もしも生きた状態であったら……戻すことは可能なのか……? 人間に……」
月見ノノ子:「そういうの、気にするタイプ?」
月見ノノ子:道成寺さんに顔を向ける
姫都幹久:「タイプって話でもないと思いますよ。ええと、月見さん。」
鷲尾瞳:「今後の方針に関わります。聞かせてください」
道成寺 安奈:「気にはするさ。気にしなくなったらダメな部分だろう。」
道成寺 安奈:「……仮に『割り切る』にしても、必要な情報だと私は思う」
月見ノノ子:「そう……お優しい連中ね」
月見ノノ子:「戻すのはまず無理よ」
月見ノノ子:「全身の組織がボロボロになって、こうなって数日以内にいずれ確実に死ぬわ」
姫都幹久:「……そうですか」肩を落とす
道成寺 安奈:「……わかった。教えてくれて、ありがとう」沈痛な面持ちのまま、礼を言う。
筧正臣:「ふざけてんなよ……! 誰だ? クソ! 胸糞悪いにも限度ってのがある!」 がん、と壁を蹴飛ばす。
鷲尾瞳:「落ち着いてください、"アウト……”いえ、筧正臣。その行動は施設の消耗を早めるだけです」
筧正臣:「消耗な! だろうよ! でも俺はいいよ。俺たちみたいなのはいい!」
筧正臣:「でも”そうじゃない”奴はいるだろう! 人間を、フツーの人間を殺したことになるんだぞ!」
鷲尾瞳:「理解しています。しかしそうして冷静さを失わせることこそ、敵の狙いかもしれないのです」
筧正臣:「お前の武器は冷静さか? 俺は違う。たぶんな。冷静でいちゃいけないことにしてるんだよ!」
鷲尾瞳:「”アイズワイド・シャット”の言葉を信じるなら、我々が手を下そうと、放おっておこうと、彼らが死ぬことに変わりはありません。」
鷲尾瞳:「貴方が心を痛める必要は無いはずです」
筧正臣:「……こいつらのためにムカついてるんじゃない。納得して、選択してないやつもいる。」
筧正臣:「俺はそーゆーやつに殺しをさせたのがムカついてる。でも……そうだな」
筧正臣:「優しいセリフだな、”マクガフィン”。慰めに近いくらいに。」
筧正臣:「お前は思ったより、本当に優秀なチルドレンなのかもしれない」
鷲尾瞳:「どのような自体に陥っても、冷静さを失わないように。それがチルドレンとしての最善だと教わりましたから」
鷲尾瞳:「……初めて、貴方に褒められた気がします」
鷲尾瞳:「申し訳ありません。余計な時間を取らせました。"アイズワイド・シャット”」
月見ノノ子:「……別に、必要な感情表現だったんでしょ」
月見ノノ子:「だったら口を出す筋合いもない、それくらいは理解できてる」
月見ノノ子:「落ち着いたなら聞いて、アンタたちが怒りをぶつけるべき相手の手がかりも……ここにあるわ」
月見ノノ子:ガラス管を指で叩く
姫都幹久:「あー……やった相手の居場所も、わかりそうなんですか?」
月見ノノ子:「そうなんでもかんでも分かるはずないでしょ。お気楽な脳味噌ね」
姫都幹久:「……すいません」肩を落とす
筧正臣:「指紋でも残してたか?」
月見ノノ子:「……表皮に”霧”の成分が付着してるの。薬が含まれてる」
月見ノノ子:「主成分は、セボフレン系の薬物に構造が近いわ」
月見ノノ子:「簡単に言えばエアロゾル化した麻酔薬ね」
筧正臣:「デスノートみたいな名前で使われてるって聞いたことあるな」
月見ノノ子:「デスフルランね……患者殺してどうするのよ」
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"が霧を追う理由がそれですか」
鷲尾瞳:「彼女は麻薬の販売ルートを追ううちに、霧にたどり着いたのかもしれませんね」
月見ノノ子:「そっちも辻褄合わせが強引よ、これ、明らかに医療用だから」
月見ノノ子:「……ただ、少なくとも一般に流通してるものじゃない」
月見ノノ子:「裏の連中と繋がってる可能性は、考えられるはず」
姫都幹久:「医療用……あれ。ってことは、その場で誰かが作ってるわけじゃないんですか?」
筧正臣:「ソラリス系か、モルフェウス系か? ありえなくはない」
月見ノノ子:「ええ、けれどソラリス能力者って線だと……」
GM:そこまで話が進んだ時
GM:知覚判定をどうぞ
GM:10以上の人が気付きます。
道成寺 安奈:2dx+1>=10 知覚
DoubleCross : (2R10+1[10]>=10) → 5[2,5]+1 → 6 → 失敗

鷲尾瞳:ダイスボーナスが付いて感覚4のDB1!5!固定値は1。やります。
鷲尾瞳:5dx+1>=10
DoubleCross : (5R10+1[10]>=10) → 8[3,5,5,6,8]+1 → 9 → 失敗

鷲尾瞳:うっ
姫都幹久:うおお知覚
姫都幹久:2dx=>10
DoubleCross : (2R10[10]>=10) → 8[5,8] → 8 → 失敗

姫都幹久:う、誰も気づけなさそうなら雫いきます。
筧正臣:知覚!
筧正臣:6dx+1
DoubleCross : (6R10+1[10]) → 10[1,3,5,5,9,10]+3[3]+1 → 14

筧正臣:いい出目!
鷲尾瞳:忍の者~!
姫都幹久:あ。筧さんさすが!
GM:では、筧さんだけが気づける!
GM:……ガラスの向こうの廊下、そこで
GM:何者かの影が動く。
GM:走り去っていくのは……黒いヘルメットにライダースーツの怪人!
GM:追いかけてもいいし、無視してもいい。
筧正臣:「……おい。いま、そこ」 指さす。 「誰か、い、……お、おああああ!?」
筧正臣:「"フェイスダウン"! おいっ、待てこら!」
筧正臣:待ったなし!筧は追いかけます!
姫都幹久:「え、どうか……うわ!?」
姫都幹久:それは追いますよ! ワンテンポ遅れますけど!
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"……!?ま、待ってください、筧さん!」こちらも追うよ~
道成寺 安奈:「……! 月見殿、詳細はまた後でお願いするッ」"フェイスダウン"発見の声に応じ、走り出す。
月見ノノ子:「ちょっと、何?」
月見ノノ子:怪訝そうな声色を、君たちの背中に投げる。
筧正臣:「侵入者だ! 捕まえてやるから、謝礼は後で!」
姫都幹久:「あー、らしいです。フルフェイスの研究員とかいないですよね!?」ちょっとだけ振り向いて
鷲尾瞳:あ、でもこれ、うーん
鷲尾瞳:この状況で彼女を一人にするのも心配だな……!自衛出来る感じの人ですか?
GM:それは分からない!
GM:が、まあ出で立ちからしてオーヴァードなのかもしれない。
GM:残りたい方がいれば残っても大丈夫です。
姫都幹久:一喝してもらえばおれは残りますよ。止まります?
筧正臣:姫都くんのやりたい方で!
姫都幹久:……こうなると変な方向に走りたくなりますね。
姫都幹久:じゃあ月見さんになんか言ってる間に思いっきり取り残されますよ! とろくさいので。
筧正臣:「姫都、そっちは任せた!」
鷲尾瞳:「異常が有ったらすぐに連絡を!」とだけ言い残して追おう
姫都幹久:「あ……はい!」
GM:では、姫都くんだけを残して
GM:君たちは廊下に飛び出した。
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":暫し走って、君たちの追跡に気付き
"フェイスダウン":ゆっくりと振り向く。
筧正臣:「"フェイスダウン"、止まれ!」
"フェイスダウン":鈍く光を反射する黒い金属ヘルメットからは
"フェイスダウン":何の感情も読み取れない。
筧正臣:「動くなよ。こっちは警察で、UGNだ。住居不法侵入のアレで、職務質問してやる」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":その言葉を投げかけられ
"フェイスダウン":ず るり !!
"フェイスダウン":頭部が、全身が、溶けるように黒い影となって形を失う!
筧正臣:「うお!?」
道成寺 安奈:「溶けた!? エグザイルか、ウロボロスか……?」辺りを見回す。
鷲尾瞳:「!これは……陽動?」
GM:バキン!
GM:研究室の方向から、破壊音!
GM:天井のパネルが外れ……
"フェイスダウン":姫都くんの目の前に飛び降りる!
"フェイスダウン":シャッ!!
"フェイスダウン":月見に向けて、細い針のような物を投擲!
月見ノノ子:「!?」
月見ノノ子:体が固まり、反応出来ない!
姫都幹久:「うわっ!?」
姫都幹久:カバーに入ります!
"フェイスダウン":では、針は姫都の肩口に突き刺さり
"フェイスダウン":急激に力が抜けていく!
姫都幹久:「っつうっ!」肩口に突き刺さる
姫都幹久:「(あ、れ?)(あ、これ、ヤバいやつじゃ)」
姫都幹久:なんとか立とうとしますが舌が回らない
月見ノノ子:「ッ!何のつもりなのこの馬鹿!余計な……!」
月見ノノ子:姫都くんを支えるが……
"フェイスダウン":生体組織のサンプルを拾い上げ…そのまま部屋を出る!
GM:部屋に残されたのは、倒れた姫都くんと
GM:それを支える月見だけだ。
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー"!無事ですか!?」慌てて研究室に戻る。
鷲尾瞳:目に写るのは倒れる姫都くんと逃げていく"フェイスダウン"の姿だ
筧正臣:「くそ。生きてるか、姫都。返事くらいしろよ!」
筧正臣:「無理ならテレパシーとか使え!」
鷲尾瞳:「フェイスダウンは……!」姫都くんは筧さんに任せて、フェイスダウンを探すが……多分見つからないのだな
GM:では、ここで忍びの末裔であり
GM:薬学の心得を持つ筧さんには分かるかもしれない。
GM:…恐らく筋弛緩系の薬品だ。命に別状はない。
筧正臣:「薬か。毒と言い換えてもいいけど、これは」 針を観察します。
姫都幹久:だらんとぶっ倒れてます。
姫都幹久:頑丈は頑丈なので何かしらのハンドサインで答えようとしますが、よくわからん感じに。生きてます。
筧正臣:「”弱らせる”毒だ。筋弛緩系。死にはしない。追うぞ!」
道成寺 安奈:「……!」
道成寺 安奈:駆け寄りしゃがみ込もうとして、筧さんの言葉を聞いて反転して駆けていく。
GM:……重要な証拠を奪い、建物内を駆ける"フェイスダウン"!
GM:逃がすわけにはいかない、生体サンプルを取り戻せ!
GM:ここでミドルの関門、FS判定となります!
GM:---
GM:【フェイスダウン追走】
GM:技能:感覚
GM:進行値:0/15
GM:制限時間:4R
GM:---
GM:この判定は、毎ラウンド手番ごとに指定された技能をロールしていただき
GM:その達成値下桁繰り上げ/10が、進行値として溜まっていきます。
GM:この言い方分かりづらいな…要するにシーン分けしないシナクラのプライズ判定です!
道成寺 安奈:完全な理解!
筧正臣:エイエイオーッ
鷲尾瞳:わかったぜ
GM:ただし、ラウンド毎に"フェイスダウン"は様々な妨害を仕掛けてくるため
GM:それを突破しなければ、進行値は蓄積されて行きません!
GM:上手く待機して、得意な人に得意な判定を任せよう!
鷲尾瞳:卑怯な真似を……!
姫都幹久:おれ無力化されてますけど、エフェクトなりDロイスなりで支援は飛ばせますか?
GM:www
GM:無力化は演出的なことなので
GM:ケロっとついてきてください。薬なんか姫都くんに効くかよ!
姫都幹久:よかった!w
筧正臣:オーヴァードの肉体に感謝!
姫都幹久:頑丈に変異してくれてよかった!
GM:それでは……
GM:---
GM:入り組んだ施設内を走る3人!
GM:通路の先に黒い背中を捉えた。その時。
GM:背後から追いついてくる、もうひとりの影!
姫都幹久:「おまたせひました」ぜーぜー
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー"、もう動けるのですか!?驚異的な回復力です」
道成寺 安奈:「すごいな、オーヴァードとはいえ……」走りながらちらりと振り向く。
姫都幹久:「月見さんが……ええと、なんか毒消しをぶっとい注射で……」
筧正臣:「よーし、一回深呼吸しろ。で、追跡手伝ってくれ!」
姫都幹久:すー……すー、はー。「……はい!」
鷲尾瞳:「申し訳ありませんが、少し無理をしてもらいます。」
鷲尾瞳:「ここで"フェイスダウン"を逃がせば、次に接触の機会があるかどうかわかりません」
鷲尾瞳:「必ず捕縛し、情報を聞き出します。」
GM:そんな君たちの目前に
GM:ガシン ガシン ガシン!!
GM:一斉に施設内の防災シャッターが降りる!
GM:薬品関係の施設だけに、その構造は一際に頑丈だ。
GM:突破判定:メジャー攻撃によるダメージ数値35以上。
GM:誰かが1度以上35以上のダメージをシャッターに対して出さなければ
GM:このラウンドは、進行値が溜まりません。
GM:ではまずは、セットアップから!
筧正臣:「あのフルフェイス、後ろめたいところがあるに違いねえ。」
筧正臣:「逃げ方が気合入ってる……誰か突破頼む!」
鷲尾瞳:一応今、感覚なら5振れます
姫都幹久:感覚判定だと、鷲尾さんとか筧さんはとっときたいですよね。……道成寺さん。ちょっといいですか?
道成寺 安奈:ヴォーパルソードと私でそんなに侵蝕が変わるわけでもない、ならば感覚がゴミな私が気合いで切り開くしかない
道成寺 安奈:使用:「怨念の呪石」侵蝕+3、暴走、暴走持続中与ダメージ+2D10。
道成寺 安奈:僅かに固化して消えない、己の背中の火傷跡を引っ掻いて『スイッチ』を入れる。
道成寺 安奈:焼けるような熱さ。そして、普段は感じない、暖かさ。
姫都幹久:「道成寺さん、ちょっと……ごめんなさい」ふらふら走って、手を掴む。
姫都幹久:ということで、行きますよ200点版必殺の《活性の霧》。侵蝕率78に。ラウンド中のダメージ+15のドッジ-2dを。
姫都幹久:石の暴走に上乗せされる形で、何か身体の中から吹き上がるような感覚が。
道成寺 安奈:「これは……恩に着る。道は拓いてみせるとも」
道成寺 安奈:というわけで、自分より早い皆さんには提起してもらって攻撃します。
筧正臣:もちろん待機
鷲尾瞳:待機します!
GM:では道成寺さん突破判定どうぞ!
道成寺 安奈:▼"バーニングフィンガー"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv2+《災厄の炎》Lv7+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:7dx8+1 命中
DoubleCross : (7R10+1[8]) → 10[1,3,3,5,6,6,10]+10[8]+4[4]+1 → 25

道成寺 安奈:5d10+21+15 ダメージ
DoubleCross : (5D10+21+15) → 20[10,4,4,1,1]+21+15 → 56

道成寺 安奈:節約版なので侵蝕+6で。
道成寺 安奈:今回は結合粉砕しなくてよさそうだったから……
GM:せ、節約でこれ!
GM:派手にシャッターは吹き飛びます。
道成寺 安奈:「後で研究所の方には謝ろうッ」右腕が一層強く燃え盛り、爆ぜる!
道成寺 安奈:シャッターに対して人が余裕で通れる大穴を穿ち、直進!!
姫都幹久:「ぅあ、……大丈夫ですか?」
鷲尾瞳:「……っ!」思わず腕で顔をかばう。それほどの火力!衝撃!
筧正臣:「う……おっ」 反射的に首を縮める。
筧正臣:「一撃だな。軽くやってコレかよ、信じたくねぇー……」
鷲尾瞳:「”ダストエンド"。あの時の言葉は、嘘ではなかったようですね……!」
GM:姫都くん判定どうぞ!
姫都幹久:よし。そしたら鷲尾さんに支援飛ばしましょう。こっちのが率がいい。《戦乙女の導き》! 判定+3dです。侵80に。
姫都幹久:「あとちょっと……頑張ってください!」
鷲尾瞳:任せてください
鷲尾瞳:では、支援も受けて感覚4ダイスボーナス1支援3の8個で行かせてもらいます
鷲尾瞳:8dx ウオー!チルドレン魂!
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[2,2,3,6,7,7,9,10]+2[2] → 12

鷲尾瞳:ありがとう支援!1回クリティカル!12が出ました
鷲尾瞳:道成寺さんが開いた道にすかさず飛び込みます。建物の構造を思い出し、徐々に逃げ場の少ない方へ誘導するぞ。
GM:進行値:2/15
GM:次、筧さんどうぞ!
筧正臣:イージーエフェクト、「猟犬の鼻」で何かボーナスつきませんか!追跡に置いて!
GM:ほほう!
GM:追跡に相応しいイージー!固定値+2差し上げましょう!
鷲尾瞳:警察らしいエフェクト!がんばれ~
筧正臣:大盤振る舞い!それでは+2をいただいて感覚を振ります。
筧正臣:8dx+2 警察魂!
DoubleCross : (8R10+2[10]) → 10[1,3,7,8,9,9,10,10]+7[1,7]+2 → 19

筧正臣:おしい!でもノルマは果たした…!
姫都幹久:ラウンド終わりか。じゃあ遠慮なく《夢の雫》入れます。侵食83の達成値+10で!
GM:ぬうっ!
GM:恐ろしい男…!姫都!
筧正臣:ありがたし……!
筧正臣:無敵の姫都くん!
姫都幹久:これしか能がありませんからね……! なんとなく身体が動きやすい気がする!
GM:進行は5/15
GM:"フェイスダウン"の背中は近づく…
GM:しかし!
GM:駆け込んだ先に張り巡らされているのは…無数の蜘蛛糸が如き黒い物体。
GM:触れた相手を絡め取るべく、生物のように蠢いている。
GM:突破判定:回避/知覚で達成値15以上。
GM:進行判定に変更はなし!ではセットアップから!
筧正臣:「待てコラ"フェイスダウン"! てめーは……な、なんだ!? なんだ今度は!?」
筧正臣:セットアップなし!
鷲尾瞳:「これは先程、フェイスダウンに擬態していた……。こんな応用もできるのですか」
鷲尾瞳:私はダイス7つに固定値1で回避できます。
鷲尾瞳:DBついて8個だ。
姫都幹久:3dの技能0です。
姫都幹久:ダメージロール関係はないですよね。なら今回は宣言なし!
筧正臣:じゃあ鷲尾チャンが一番突破しやすそうですね。
鷲尾瞳:ワンチャン私が突破。ダメなら姫都くんの雫を貰おうって感じですかね?
筧正臣:筧は進行判定を振る。なので待機します。
姫都幹久:目標値15ですよね……お願いします!
鷲尾瞳:ではやりましょう
鷲尾瞳:「私が注意を集めます。みなさんはその間に突破を」と言いつつ判定しましょう
鷲尾瞳:8dx+1 クリティカルすればチャンスは有る……!がんばれ!
DoubleCross : (8R10+1[10]) → 10[3,4,5,6,7,7,10,10]+8[6,8]+1 → 19

鷲尾瞳:チルドレン~!
筧正臣:お見事!
姫都幹久:完璧!
道成寺 安奈:優秀……!!!
GM:やる…!
GM:では蠢く蜘蛛糸の基部を捉え…着実に切り裂ける!
鷲尾瞳:誘うように、糸に触れるか触れないか、ギリギリの場所を駆け抜け。
鷲尾瞳:その反応から、能力の基盤となっている場所を見つけ、切り裂く!
筧正臣:「精密な動作だ。助かる。これでいけるか……!」
鷲尾瞳:ということで後は頼んだ!
GM:では続いて行動値5組!
鷲尾瞳:姫道!
姫都幹久:えーと。こうなると……技能切り替わってないし、平目で進行判定狙ってみますか。
姫都幹久:進行判定切り替わりが来ても、ほぼ全能力値道成寺さんのほうが上なんで、こっちのほうが目があるはず! いきます。
姫都幹久:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 6[2,4,6] → 6

GM:進行ならず!続いて道成寺さん!
道成寺 安奈:じゃあめっちゃ頼りにならない、感覚1DB1で振る!
道成寺 安奈:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[5,10]+9[9] → 19

道成寺 安奈:なんとかなった!
筧正臣:つよっ!?
姫都幹久:さすがですよ!
鷲尾瞳:ダストエンド!
GM:た、頼りになっとるー!?
GM:進行値:7/15
姫都幹久:「うわ、っと!?」では、とりあえずすっころんで糸に突っ込んで(判定失敗)
GM:……しゅるっ!
GM:人が足を絡め取り、天井から姫都を吊り下げる!
筧正臣:「あっ!? バカ、人のカバーよりお前は自分の足元を……!」
道成寺 安奈:「……先ほどのお礼をさせてもらおうか。私に任せてもらいたいな」
道成寺 安奈:……床を、壁を蹴り、燃える髪先によって中空に紅い線が描かれる。
道成寺 安奈:身を翻し、燃え盛る手刀をもって姫都君を吊り下げる糸を切断。そのまま抱きかかえる姿勢でふわりと着地。
道成寺 安奈:「ケガはないかい?」
姫都幹久:「ったた……ありがとうございます。……しまんないなあ」弱々しい笑顔
道成寺 安奈:「熱いのはちょっとだけ我慢してくれると助かるな」腕の中の姫都君に微笑んだあと、床に降ろす。
姫都幹久:「熱いのは慣れてますから。すいません、行きましょう」目を合わせて頷く。
筧正臣:「……”マクガフィン”。”ダストエンド”とは付き合い長いのか?」
筧正臣:「あいつっていつもあんな感じなのか……!?」
鷲尾瞳:「いいえ。この任務で知り合ったばかりです。」
鷲尾瞳:「チルドレンとしては珍しい性格をしていますね。余裕を失わないのは好ましい傾向です。」
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"を追いましょう。可能ですか?筧正臣」
筧正臣:「可能も何も。もうやってる!」
筧正臣:進行判定します。相変わらず「猟犬の鼻」を使用!
筧正臣:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[1,5,5,8,9,10]+4[4]+2 → 16

GM:安定感!
道成寺 安奈:信頼性……
鷲尾瞳:頼もしいぜ~
姫都幹久:で、最後の判定なのでもいちど《夢の雫》! 86に!
道成寺 安奈:み、ミッキーが飛ばしてる
筧正臣:あ、ありがたし……! 無駄にはしないぞ……!
GM:うげええ
GM:大丈夫なのか!
GM:3上昇して…
GM:進行:10/15
筧正臣:階段の手すりを蹴って、鉄片を飛ばし、糸を切断。その隙間をかいくぐる。
筧正臣:「糸は無作為に張り巡らされているんだろうが、人間のランダムってのは偏りが出る。」
筧正臣:「偏りが出ないように偏らせるっつーのか……無意識の癖か? それがわかれば、あとは追うだけだ!」
GM:ニンジャムーヴ!
GM:では、更に背中は近づく!
GM:間もなく射程内!
GM:が……しかし。
鷲尾瞳:「後もう少し……ここで決め……」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":君たち振り向くと共に
"フェイスダウン":ずず……ざぁあっ!
"フェイスダウン":本体に重なるように無数の影に分かれて、
"フェイスダウン":枝分かれした通路を散っていく!
鷲尾瞳:「……るのは、難しそうですね。一体いくつの応用が……」
姫都幹久:「ぶ、分身したあ!?」
筧正臣:「いや。好都合だ。こんな手を使うからには、向こうも切羽詰まってんだろ! このまま追い詰める!」
GM:突破判定:RC/知覚で15以上。
筧正臣:RC得意な人にお任せします! 筧は知覚6d+1なので、固定値の多い人にお願いしたい!
姫都幹久:RCが、今なら3Dの+5で振れます。
鷲尾瞳:RC、苦手!
鷲尾瞳:RCなら道成寺さんだぜ~と思ったけど
鷲尾瞳:RC技能全然持ってないじゃん!
道成寺 安奈:攻撃判定にともなう達成値算出でもいいのなら、ちょっとだけ盛ればそこそこは出せるはず……
姫都幹久:C値基準だとそうなるんですよね……上げる意味がいまいちないから……
GM:攻撃判定は…不可!
GM:別に何かを殴るわけではないからね
筧正臣:攻撃じゃあないから!なるほど!
道成寺 安奈:不可なら仕方ない、お願いするぞミッキー……
道成寺 安奈:もしもOKって言われてたら全部焼いて「残ったのが本物だ」とか言う気だった女
GM:www
GM:このゴリラ!!
姫都幹久:パワー系ですね……
姫都幹久:じゃあ、おれが妨害判定割ります。三人で進行入れれば届くと信じる!
筧正臣:筧は祈りの待機。
鷲尾瞳:姫都君頼んだ……
姫都幹久:じゃあ行きますよ。気配を感じて……
姫都幹久:3dx+5 RC
DoubleCross : (3R10+5[10]) → 10[1,9,10]+3[3]+5 → 18

姫都幹久:よし回った!
鷲尾瞳:姫~!
筧正臣:エイシャー!
GM:やる!
GM:では…一つ一つの影の動きが
GM:絶妙に『ひとつ』から注意を逸らそうとしているのを感じ取る!
GM:続いて道成寺さん!進行をどうぞ!
GM:判定は依然感覚!
姫都幹久:「……ええと、たぶんそっちです! なんか濃い気が!」
道成寺 安奈:さっきと同じ乏しさで振る!
道成寺 安奈:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[8,10]+7[7] → 17

道成寺 安奈:なんでこいつはこんなに無駄にはりきるんだ
姫都幹久:乏しくない!
鷲尾瞳:すげげ
GM:た、頼れる…
GM:進行:12/15
GM:では、待機の鷲尾さん!
鷲尾瞳:私が決めてやろう
鷲尾瞳:感覚4のDB1。振ります
鷲尾瞳:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 9[3,5,8,8,9] → 9

鷲尾瞳:おじゃ~
GM:ナンチューコト
GM:では進行ならず!筧さん!
姫都幹久:ファイトですよ!
鷲尾瞳:「多分……?そんな不確かな感覚に頼るわけには……」とモゴモゴしているうちに機を逃してしまうのだろう
鷲尾瞳:筧さん頼む!
筧正臣:頼まれた!がんばります!
筧正臣:再び猟犬の鼻!
筧正臣:6dx+2
DoubleCross : (6R10+2[10]) → 10[1,1,6,8,8,10]+1[1]+2 → 13

筧正臣:あと一歩……!
GM:このまま行けば14…だが
姫都幹久:ラストです。次の妨害差し込まれる前にカタをつけましょう!
姫都幹久:《夢の雫》
GM:やはり来る!
姫都幹久:侵蝕89に。行ってください筧さん!
道成寺 安奈:あまりにも頼れる……
筧正臣:姫都くん!ありがたし!この借りは返す……!
GM:では4R目を迎えるまでもなく…
GM:進行:15/15
GM:FS判定!突破!
筧正臣:「姫都! マーキング頼む! どいつだ!?」
姫都幹久:「ええと……右の通路! ですたぶん!」言ってることはずれている。
姫都幹久:けども、なぜか筧さんのほうの感覚が冴えるので……!
筧正臣:「オーケー。じゃ、そういう感じで!」
筧正臣:ネクタイを外し、張り巡らされた糸に引っ掻け、反応して捕獲される前に反動で跳ぶ。
GM:ではそうして進んだ先には…
GM:屋上へ向かう、非常階段。
GM:筧が"フェイスダウン"肉薄し、屋上の扉へ飛び込むと共に…
GM:ばしゅしゅしゅっ!!
GM:黒い糸は、階段に分厚く張り巡らされ、残り3人を弾く!
筧正臣:「追いつい」 つま先で加速。 「た!?」
姫都幹久:「うぁっ!?」
鷲尾瞳:「くっ……!しまった、筧さん……!」
道成寺 安奈:「分断された……!?」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":筧に振り向く。
筧正臣:「うっそ!? そういうことするか!?」
GM:そして…”アウトバースト”と"フェイスダウン"は対峙する。
GM:---
GM:R研・屋上
GM:---
GM:鈍色の空から静かに、雨が降り出す。
GM:風はなく、雨音だけが対峙する者たちの間に響く。
筧正臣:「……おい」 遠慮なく雨の中へ踏み出す。
"フェイスダウン":『…………』
"フェイスダウン":しゅぅう、というノイズだけが、ヘルメットの下から漏れ聞こえている。
"フェイスダウン":『止まれ』
"フェイスダウン":『……筧』
"フェイスダウン":『筧、正臣』
筧正臣:「……俺を知ってる? 誰だ?」
"フェイスダウン":『”伏せ札”(フェイスダウン)……それでしかない』
"フェイスダウン":『”アウトバースト”……お前は』
"フェイスダウン":『関わるな、関わるべきではない』
"フェイスダウン":感情を読み取れない、機械的に変換された声で続ける。
筧正臣:「何が”関わるな”だ。偉そうに。”アウトバースト”の二つ名を知ってるんだな?」
筧正臣:「だったら、俺が手を引けないのも知ってるだろ」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":『これ以上は……来るな』
"フェイスダウン":『進むな。お前は”アウトバースト”を失うことになる』
筧正臣:「ドアホ、俺が”アウトバースト”だ! 無理なこと言うな。霧の獣を見ちまった。人間を獣に変えてやがる」
筧正臣:「それを見逃したら、”アウトバースト”じゃなくなる」
"フェイスダウン":『……』
"フェイスダウン":『分かった』
"フェイスダウン":すっと、自然に、小柄な体を傾けるように
"フェイスダウン":構えを取る。
筧正臣:「……何が”分かった”だ。お前、誰だ?」
筧正臣:「俺の知り合いに、そんな陰気臭くて物分かりのいいやつはいねえ。いま、ここでやるか?」
"フェイスダウン":『……手段を選ぶべきでは、無いことが』
"フェイスダウン":『分かった』
"フェイスダウン":タ ッ!
筧正臣:「!」
"フェイスダウン":羽のように軽く、目前へと迫り
"フェイスダウン":大ぶりの飛び回し蹴りで牽制!
筧正臣:「……!」 飛びのいてかわす。
筧正臣:(ノイマン野郎に一番の効き目は引き撃ち。だが、この距離は……)
"フェイスダウン":そのまま緩急を付けた動きで懐に潜り込み…
"フェイスダウン":ど こっ!!
"フェイスダウン":八極拳めいて、肩で吹き飛ばす!
筧正臣:「ぐ」
GM:……ギリギリ飛び退いて、君は衝撃を殺す。と共に!
GM:ここで判定です。
GM:最後の感覚判定、難易度は10。
GM:至近距離での交錯、成功した場合
GM:"フェイスダウン"から所有物を1つ奪えます。
筧正臣:やってやる!
筧正臣:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[6,6,7,8,8,9] → 9

筧正臣:ロイスを切ります。
鷲尾瞳:覚悟……!
姫都幹久:かっこいい
筧正臣:筧一臣のロイスを切り、達成値を上昇させる!
GM:!!
GM:無茶を…しよる!
筧正臣:1d10+9
DoubleCross : (1D10+9) → 8[8]+9 → 17

GM:では、成功!
GM:奪うアイテムは!
筧正臣:ヘルメットを奪います!
GM:おおお!
GM:そう来る!!
"フェイスダウン":では…肉薄したギリギリの距離から
"フェイスダウン":一瞬の隙。ヘルメットを弾き飛ばす事ができる。
筧正臣:「掛け技」
"フェイスダウン":「!」
筧正臣:「人指」 ヘルメットを鉄片の指弾で弾き飛ばす。
"フェイスダウン":『――ッ!!』
"フェイスダウン":ダン ザッ !
"フェイスダウン":雨の中、飛び退き
"フェイスダウン":長く伸びた髪を、振り乱す。
筧正臣:「……」
曽根崎ヒロヱ:"フェイスダウン"の正体は……少女だ。
曽根崎ヒロヱ:輝きは擦り切れたように目つきは窶れ、
曽根崎ヒロヱ:頬に切り裂かれたような傷痕を残しながらも
曽根崎ヒロヱ:確かに変わらない面影がある。
曽根崎ヒロヱ:……4年前、山吹徹平が救った少女である。
筧正臣:「……」
筧正臣:「か。」
筧正臣:「……か………………、髪、伸びたな。たまには切れよ」
曽根崎ヒロヱ:「……なんなん、それ」
曽根崎ヒロヱ:雨の中、小首をかしげて笑う。少し大人びたようにも見える。
曽根崎ヒロヱ:「…………ごめん」
曽根崎ヒロヱ:そのまま俯き、小さな声で呟く。
曽根崎ヒロヱ:「筧さん、こんな、つもりちゃうかった……けど」
曽根崎ヒロヱ:表情を歪めながら、握り拳を胸に当てる。
曽根崎ヒロヱ:「ウチに任せて、この事は忘れて……ウチの事も……」
筧正臣:「何言ってやがる……アホめ。なんなんだよ。マジでなんなんだよ」
曽根崎ヒロヱ:「教えられへん!!」
曽根崎ヒロヱ:「筧さん、ホンマに……”アウトバースト”でいられへんくなる……!」
筧正臣:「アホかお前は! 何が”教えられへん”(ムカつく口真似)だよ!」
曽根崎ヒロヱ:「ッ!そんな言い方してない!」
曽根崎ヒロヱ:「ホンマの、ホンマに真剣!ふざけてない!」
筧正臣:「だったらなおさら、たまには人に相談しろよ!」
筧正臣:「そんなだからお前はいつも死ぬほど面倒なことになるんだよ!」
曽根崎ヒロヱ:「なってない!ウチならなんとか出来る!」
曽根崎ヒロヱ:「筧さんこそ、ウチのことずっと信用してないわ!」
曽根崎ヒロヱ:指を指して、少し目を赤くしながら怒鳴る
筧正臣:「ほら出たバカのバカ意見! 一人じゃ手に余るなら、素直に助けを呼べ!」
筧正臣:「”アウトバースト”舐めんな!」
曽根崎ヒロヱ:「ウチだって…ウチだってな……この、この……」
曽根崎ヒロヱ:「このアホ――――!!」
筧正臣:「だから……、えっ」
曽根崎ヒロヱ:「ふー…ふー…!」
曽根崎ヒロヱ:「もう知らん!!」
曽根崎ヒロヱ:だだだっ!!
GM:"フェイスダウン"は屋上から飛び降りる!……同時に
GM:黒い糸はするりとかき消え…3人が駆け込んでくる。
GM:転がっているのは…ヘルメットと
GM:生体サンプルの入ったケースだ。
GM:……動揺していて、取り落としたらしい。
鷲尾瞳:「筧正臣!無事でしたか。"フェイスダウン"とサンプルは……!?」筧さんに駆け寄りつつ。
姫都幹久:「あの……。……今の声、何です?」
筧正臣:「……あの……あー……計算通り」
筧正臣:「落としてった」 引きつった笑顔で応じる
筧正臣:「あと、"フェイスダウン"の正体もわかった」
鷲尾瞳:「見たのですね、"フェイスダウン"の素顔を」転がったヘルメットを見て
道成寺 安奈:「有力な情報になるだろうね。けど、なんというか、表情が妙じゃないかい?」
姫都幹久:「えっと……。ごめんなさい。知ってる相手だったり、しました?」
鷲尾瞳:「まさか。そんな偶然ありえ……」
筧正臣:「ああ。知り合いだ」
筧正臣:「長い話だ。中で話そう。死ぬほど面倒なことになってるかもしれない」
姫都幹久:「……はい」なんともいえない表情で。
鷲尾瞳:「……解りました。筧正臣。大丈夫ですか?"ダストエンド"の言う通り、様子が……」
筧正臣:「ぜんぶ話すよ。俺は大丈夫だ。俺は。心配なのは……」 振り返り、また戻る。
筧正臣:「あっちだと思うね」
GM:そうして、雨を避けて君たちは屋根の下へ。
GM:雲はまた暫く、晴れそうにない。
GM:---
GM:シーン終了。
GM:ロイス、購入可能!
鷲尾瞳:道成寺さんのロイス感情を変更したいです
鷲尾瞳:ロイス:道成寺 安奈/P:信頼/N:憤懣○/ロイス
鷲尾瞳:これを、ロイス:道成寺 安奈/P:信頼○/N:憤懣/ロイス 信頼表に!今回すごかったよ!
道成寺 安奈:あっ 良い所見せられた!
道成寺 安奈:ロイスは保留で。
姫都幹久:よかったよかった……で、道成寺さんにロイス取りますよ。
姫都幹久:「恩人:道成寺安奈:○憧憬/劣等感」で。ここから!
筧正臣:ロイスは、曽根崎ヒロヱ! 憧憬/激怒〇 これで!
鷲尾瞳:激怒してるw
GM:激怒www
GM:FS判定を経て、二段階目の情報収集に移っていきますが…
GM:ここで選択性!
姫都幹久:選択ですか。
GM:次のシーンのシーンプレイヤーは姫都くん
GM:その次のシーンプレイヤーは筧さんとなりますが
GM:道成寺さんと鷲尾さんは、そのどちらか片方にしか出られません!
GM:二手に分かれるってやつですね
GM:どちらについていくか、それぞれ話し合ってご決定ください。
鷲尾瞳:なるほど……
姫都幹久:ははあ。
姫都幹久:では、裏での話し合いの結果、おれのほうには道成寺さんが。
筧正臣:筧の方には鷲尾さんがついてきてくれるとのことです。
道成寺 安奈:姫都君のシーンに出るぜ!
GM:畏まりました。それでは

捜索:姫都幹久

GM:まずは姫都くんのシーンから。
GM:道成寺さん姫都くん、登場どうぞ
道成寺 安奈:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+1[1] → 74

姫都幹久:1d10+89 登場侵蝕
DoubleCross : (1D10+89) → 5[5]+89 → 94

道成寺 安奈:ひ、姫都君……
GM:高まっておる~
GM:---
GM:N市第二区画・集合住宅地
GM:用水路
GM:---
GM:……「ひとつひとつの獣の姿形、能力が違っていたなら」
GM:「より多くのサンプルを揃えることで、真実に近づくことが出来るかもしれない。」
GM:研究所の見解を元に、君たちは現場に残ったサンプルを探すべく、直近で霧の発生していた団地に戻ってきていた。
GM:しかし…既にUGNの鑑識班が調べた通り、現場には何の証拠も残されていない。
GM:倒した獣も、その犠牲者も、一晩にしてかき消えてしまったかのように、
GM:シミの1つさえ、見つからない。
GM:僅かな可能性を求めて、君たちは膝を濡らして団地裏の用水路を往くが
GM:正直、望みの薄い取り組みであることは……お互いに感じているかもしれない。
姫都幹久:「あー……」
姫都幹久:「……静かですね。なんか」
道成寺 安奈:「……あぁ、あれだけ騒がしかったのが嘘のようだな」
姫都幹久:「おれ、こういうの割と慣れてますけど……道成寺さんは大丈夫ですか?」
道成寺 安奈:「ふふ、これでも一応チルドレン歴は長いんだ。甘く見ないで欲しいな」
姫都幹久:「ははあ。大変ですね、チルドレンていうのも。いや、あんまり知り合いにいないもんですから……」
姫都幹久:ざば、と水路に沈んでいたものを拾い上げる。シャツだったらしきものを一応袋に入れて。
姫都幹久:「……いや、いるのかな?」
道成寺 安奈:「なかなかに不思議な交友関係をしていそうだね、キミは……とと」
道成寺 安奈:体をふらつかせ、踏ん張ってばしゃりと音を立てる。
姫都幹久:「うわ、っと!」手を伸ばしてつかむ……というか片腕抱えるようになるかな。
道成寺 安奈:「先ほども助けられたな。ありがとう」
道成寺 安奈:手を触ると分かる。水場にいるにも関わらず、かなり熱い。
姫都幹久:「やっぱ……その、だいぶ疲れてませんか」
道成寺 安奈:「いや、疲れているわけではないんだが……」
道成寺 安奈:その顔も、ほんのりと上気しているのが見て取れるだろう。
道成寺 安奈:「……今頼むなら君、かなぁ。"マクガフィン"にでも頼もうかと思っていたのだけど」
姫都幹久:「はい?」アホ面
姫都幹久:「あー。ええと、疲れ……よりマズいやつだったり、します?」
道成寺 安奈:「私のレネゲイドは、少々やっかいな性質があってね。」
道成寺 安奈:「衝動を解決しないと、自己破壊をするタイプで……」
道成寺 安奈:「普段はジャームやオーヴァード相手の戦闘時に励起させても、その間で解消するから平気だったんだけども。」
道成寺 安奈:「今日の相手は無機物だったせいでね」
姫都幹久:「あー……ああ。なら大丈夫ですよ。おれ、とにかくなんか頑丈なんで」
姫都幹久:あたりを見回して、「……少し広いとこのほうがいいかな?」
道成寺 安奈:「姫都君、私の衝動がなんなのか確認せずに請け負うつもりか?」
道成寺 安奈:「お人好しの度が過ぎると痛い目にあうぞ」
姫都幹久:「……へ?」
道成寺 安奈:「合わせる本人が言う事ではない、けどね。あぁ、いや。狭い方が都合がいいさ」
道成寺 安奈:「すこし、血を飲ませて欲しいんだ」
道成寺 安奈:吸血衝動。
道成寺 安奈:ブラムストーカーでなくとも、ソレが衝動として発現することがないわけではない。
姫都幹久:「あー……。いや、そんなことならぜんぜんですよ」
姫都幹久:ウェストポーチに打ち込んで歩いてるナイフ(UGNの仕事始めてから持ってる。ほとんど使わない)
姫都幹久:……を取り出す前にウェットティッシュ出して、自分の左手首がしがし拭ってから
姫都幹久:「ぜんぜん……大丈夫で……。……っつつ!」
姫都幹久:改めて刃をあててすっと横に引く。
姫都幹久:「はあ……道成寺さん、これくらいでいいですか?」
道成寺 安奈:「あぁ、ありがとう」
道成寺 安奈:ぐっと姫都君の左手首を掴み、掲げて口の高さに持ち上げ、舌を這わせる。
道成寺 安奈:触れ合う部分全てが、異様なほどに熱いだろう。
道成寺 安奈:溶けそうだと錯覚するような熱と柔らかさが、血が零れる先から余さず拭っていく。
姫都幹久:「……っ……。ぅ、……あー」
姫都幹久:ちょっとくすぐったい……。割とざっくり行ってるんでにじむどころじゃなく出血してます。
姫都幹久:「……。ほんとにいるんですね、血を吸う人っていうか……」なにか紛らわすために口開く感じで。
道成寺 安奈:「ふふ、それこそ君の奇妙な交友関係の中には居なかったかな……?」
道成寺 安奈:見上げて目を見つめながら、片目を細めてみせる。
姫都幹久:「あはは……吸血鬼だって人はいますけど、血は吸わないですね。どっちかといえば、出血するほうで……」
姫都幹久:深呼吸。深呼吸。
姫都幹久:「道成寺さん。変なこと聞いていいですか」
道成寺 安奈:「大概のことなら答えるとも」
姫都幹久:「あー……こういうの。オーヴァードじゃなきゃダメ、だっていうなら」
姫都幹久:「やっぱ……オーヴァードと普通の人って、違うんですかね。」
姫都幹久:「ああその、……道成寺さんにとって、ってことで」
姫都幹久:川の音ばかり聞こえる。例の住宅地、「霧の獣」とやりあった場所のどまんなかだ。
道成寺 安奈:「それは、色々だな。」
道成寺 安奈:「『私の衝動を満足させるため』で言ったら、オーヴァードかジャームか」
道成寺 安奈:「一般人でも潜伏感染者でなくては、血が満足しないだろうね」
道成寺 安奈:「チルドレンとして見るならば、発症しているかいないかで、心構えや扱いに差が生じてしかるべきだと思う。」
道成寺 安奈:「実際に必要な事だしね」
姫都幹久:「あー……つまり、あの。おれ、そこのところがよくわからないんで。聞いちゃいますけど」
姫都幹久:「あのとき。おれと財木さん助けてくれて、ほんと、ありがとうございます」
姫都幹久:「あとで、あれ、キツくなかったですか」
道成寺 安奈:「……」キツくなかったですか、の意味を数瞬考え。
道成寺 安奈:「自分も大怪我と言えるほどの負傷をしたのに、人の心配を……キミのことが心配になってくるな」
姫都幹久:「……へ?」アホ面。
道成寺 安奈:「心配はいらない。……これも仕事だ。割り切りはする。割り切ったうえで、怒る」
道成寺 安奈:「だから、私は大丈夫だ」微笑む。
姫都幹久:「そうですか。あー……ごめんなさい。変なこと聞いちゃって……」
姫都幹久:すっと手を引いて、ポーチのから出した風呂敷を傷口に器用に巻き付けて。
道成寺 安奈:「いいんだ。……言ったろう。割り切ってはいるが、怒っている。自分や、こんなことをした奴や、色々に」
道成寺 安奈:「それを分かってもらえるだけで、十二分に助けになるさ。……ありがとう」
姫都幹久:「いえ。……そういうの、あー……好きなんですよ。おれ」
姫都幹久:「……決めたり、なにかしたりするのが、すげー苦手なんで。できる人は、ほんとに」
姫都幹久:「すごいと思うし。手伝えることはなんでもと思うんで、そういうのだから」
道成寺 安奈:「……唐突な告白だね?」
姫都幹久:「へ?」
道成寺 安奈:「っと、流石に自惚れ過ぎたな」
道成寺 安奈:「無自覚に言っているとなると、ますます心配になるよ。」
道成寺 安奈:「よくよく私に心配させるね、キミは」くつくつと笑う。
姫都幹久:「はあ。いや、なんかすいません。……あ。口元、ついてますよ」
道成寺 安奈:「なんというか、お株を奪われた気分だな……」体温は下がった。しかし、その顔はほんのりと赤い。
道成寺 安奈:「そういえば、言えていなかった。オーヴァードとそうでない人で、違うかどうか」
姫都幹久:「……はい」
道成寺 安奈:「対抗種でもない、チルドレンでもない、道成寺安奈は、そこに何の違いも無いと思うし、あってほしくないと思ってる」
道成寺 安奈:「……だから、好きだよ。それを嘘偽りなく、行動で示せる人は、ね。私もなりたいから」そう言って微笑む。
姫都幹久:「すごいですね。いや……」弱い笑顔。
姫都幹久:「会えてよかったな」頷く。
GM:それでは、ここで判定。
GM:RC/知覚で難易度9!
姫都幹久:がんばりましょう。ということでRC平目!
姫都幹久:3dx+5>=9
DoubleCross : (3R10+5[10]>=9) → 9[2,3,9]+5 → 14 → 成功

道成寺 安奈:結構なお手前で。
道成寺 安奈:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[1,2,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

姫都幹久:さすが。
GM:素晴らしい、では二人共気が付きます。
GM:……水路沿いの横穴に、錆びた鉄柵が降りている。
GM:ずいぶん長い間手入れされていないようだが、柵の端の部分だけが
GM:サビが削れて、つい最近動かしたような痕がついている。
姫都幹久:「……あれ?」
道成寺 安奈:「そうか。霧の中に移動拠点を用意しなくても、地下水路なら全ては繋がっている、か?」
GM:道成寺の推理する通り、こうした地下に繋がる通路を複数、大人数で利用したとすれば
GM:全く証拠を残さない迅速な撤収も可能かもしれない。
姫都幹久:「となると……居所の見当もつきますよね? 人とか、車が通れる大きさの通路なら」
姫都幹久:「……役所とか。それこそ警察とか。誰か把握してるかも」
GM:そこで君たちは
GM:さらなる事実に気付いた。
GM:達成値の高い道成寺さんが気付いたとしましょう。
道成寺 安奈:衝撃の事実!
姫都幹久:さすがです!
GM:……柵の一部に、市内消防局のマークが刻まれている。
GM:自由に開閉できるのは、公の許可を得ているものだけだ。
道成寺 安奈:「消防局のマークだな、これは」
姫都幹久:「……鍵が壊されてるわけでもないってことは、え?」
GM:そこで、姫都くんは思い出すかもしれない。
GM:あの霧の夜……道成寺安奈、鷲尾瞳、筧正臣、霧の獣……。
GM:そして、君はもうひとり、この場所で出会っている。
GM:それは誰だったか。
姫都幹久:「役所のなかとか……いやもしかすると……」
姫都幹久:「警察の中に、手を貸してるやつがいる、とか?」
道成寺 安奈:「……このことは共有すべきだろうな。連絡を取ろう」
GM:浮かび上がりつつある真実。
GM:着信は……まだ繋がらない。
GM:---
GM:ロイス&購入が可能。
姫都幹久:ロイス保留。購入で……ボディアーマー行きます。
姫都幹久:6dx>=12
DoubleCross : (6R10[10]>=12) → 10[2,5,6,6,9,10]+7[7] → 17 → 成功

姫都幹久:お。出ましたので、道成寺さんにトスを。
道成寺 安奈:いただきます。
道成寺 安奈:ロイスは姫都君のP勘定を誠意→感服に。
道成寺 安奈:購入は一応ブルゲ狙います。2R目用。
道成寺 安奈:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[1,10,10]+5[4,5]+1 → 16 → 失敗

道成寺 安奈:惜しいが買えないので以上です。
姫都幹久:ロイスはこのまま維持で……こちらも以上です!

ミドル戦闘:筧正臣

GM:時系列は少し遡って、手がかりを探す筧さんと
GM:それについていく鷲尾さんにカメラを回しましょう。
GM:登場どうぞ!
筧正臣:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 9[9]+77 → 86

鷲尾瞳:1d10+62
DoubleCross : (1D10+62) → 7[7]+62 → 69

鷲尾瞳:a
GM:---
GM:集合住宅地・街路
GM:---
GM:君……鷲尾瞳は、数メートル先を歩く背中を見る。
GM:その距離は、以前よりも少し遠く感じる。
GM:君の手の中には、写真がある。
GM:写っているのは、不敵な笑みを浮かべる男、そしてその手の下で笑顔をカメラに向ける少女。
GM:そして、その傍で頭を掻いている……筧正臣。
GM:”アウトバースト”の手帳に挟まっていた写真を、"フェイスダウン"の人相を知っておくべく、君は預かっている。
鷲尾瞳:「筧正臣。もう一度確認しておきたいのですが」
筧正臣:「なんだよ? 俺もだいぶ混乱してるから、手短に頼むぜ」
鷲尾瞳:「この男性がアウトバーストで、こちらの少女がフェイスダウン。間違いありませんか?逆ではなく?」
鷲尾瞳:遠ざかろうとする背中に向かって問を投げるよ
筧正臣:「間違いねーし、合ってるよ。そうは見えねえってか?」
鷲尾瞳:「いえ。フェイスダウンが女性だとは、全く想像していなかったので」
筧正臣:「フルフェイスで顔を隠してるやつは意外な素顔をしてるもんだ。これ常識な! 何か違和感あるか?」
鷲尾瞳:「曽根崎ヒロエ。4年前、ツイーザーセルとの事件で覚醒したオーヴァード」
筧正臣:「当時は”正義の味方”志望で、《スタンドアローン・ジャスティス》を名乗ってた。どうかしてるよな」
鷲尾瞳:「コードネームとしての問題は無いと思いますが……やはり私には理解できません」
鷲尾瞳:「イリーガルとしてUGNに協力することはあれど、彼女は普通の学生として生活していたはずです」
鷲尾瞳:「それが何故、"フェイスダウン"に?」
筧正臣:「俺だってそんなの知らねえよ。何かあったんだろ。もしくは、色々あったんだろ」 少し苛立っている。
筧正臣:「そんなになるなら、最初からやらなきゃ良かったんだ。」
筧正臣:「誰か止めなきゃいけなかったんですよ、きっと」
鷲尾瞳:「最初から……?貴方はツイーザーセルの一件以降も、彼女と事件に当たっていたはずです。その時から傾向が?」
筧正臣:「あったよ。あー……”マクガフィン”。」
筧正臣:「お前の能力、後天的なタイプか? 違うか? 後天的に能力を持った奴は……」
筧正臣:「その力で何ができるか考えちまう傾向がある。」
筧正臣:「いままでできなかった、自分の願いを形にできるかもしれないって。曽根崎の場合は」
筧正臣:「それがヒーローだったんだろうよ」
筧正臣:「大きな力には……いや、やめとこう。とにかく、俺はそういうことだと思ってる」
鷲尾瞳:「ヒーロー」
鷲尾瞳:思い出す。フェイスダウンを追っていた時に抱いた違和感を。正体を隠しながら、存在を誇示し、……孤独に悪を倒す。
鷲尾瞳:それは確かに、フィクションの中のヒーローの戦い方だ。
鷲尾瞳:「いえ、理解しました。そう言われれば、"フェイスダウン"の不可解な動きにも説明が付きます」
筧正臣:「不可解な。まさに不可解、理解不能ってもんだ。」
筧正臣:「何をどうすればあそこまでバカバカしいことになるんだか、俺にはわからん! まったくな!」
鷲尾瞳:「……彼女に好意を抱いているのですか?」
筧正臣:「バカ」 笑う。
筧正臣:「笑えないよ。なんでそう思った?」
鷲尾瞳:「わかりません。ただ……」
鷲尾瞳:「……申し訳ありません。上手く言葉にできません」
鷲尾瞳:「こういった感覚は初めてで、自分でも戸惑っています。」
筧正臣:「じゃあ、こうするか。……答えてやってもいいけども、あれだ。条件をつけよう」
鷲尾瞳:「条件、ですか?」
筧正臣:「お前がその質問を、自分自身に対してするときが来たら答えることにしよう」
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"への好意は、現時点では皆無です。ただ、チルドレンとして助けるべき方だとは思っています」
筧正臣:「馬鹿め」 もう一回笑う。
鷲尾瞳:「……?この返答では不満足ですか?」
筧正臣:「やっぱりまた今度だな」
GM:その時、
GM:羽音と共に、烏が街灯から飛び立つ。
GM:視線を向けた時には……。
筧正臣:「チル公ってやつは、マジで……ああ?」
"フェイスダウン": と っ 
"フェイスダウン":既に、君たちの往く道の先に、降りている。
"フェイスダウン":ヘルメットは、もう付けていない。
"フェイスダウン":「筧さん」
"フェイスダウン":「ここにも、来たらあかん」
鷲尾瞳:「フェイスダウン……!」すぐに戦闘態勢に入る。
筧正臣:「……ンだよ。今度はなんだよ、文句があるならちゃんと理由を言えよ」
"フェイスダウン":「……」
"フェイスダウン":「取り返しが……付かなくなるから」
"フェイスダウン":声色を淀ませつつ、視線は筧から外さない。
鷲尾瞳:「筧正臣。後退を。」
鷲尾瞳:「戦闘になった場合、私が彼女を足止めします。その隙に攻撃を」と言って前に出ようとします
筧正臣:「うわっ、やめとけ! お前ら喧嘩してもいいこと一つもねえぞ……!」
筧正臣:「だから! 説明しろ! 見ろこの”マクガフィン”を! ハリネズミみたいになってるぞ!」
"フェイスダウン":「……UGNの子、やんな?」
"フェイスダウン":視線を鷲尾に移す
"フェイスダウン":「自分も、関わるべきじゃない。ウチのことが目的なんやったら」
"フェイスダウン":「この要件が済んだら、相手する。約束する。それやとあかん?」
鷲尾瞳:「そういうわけには行きません、"フェイスダウン"。我々UGNは貴女を保護する義務があります」
"フェイスダウン":「……保護」
"フェイスダウン":少し笑います
"フェイスダウン":「ええ子やな。ありがとう。でも、今は頷かれへん」
"フェイスダウン":「筧さん、どうしてもって言うなら」
"フェイスダウン":「ウチのこと、倒していってもらいます」
"フェイスダウン":「……それでええ?」
筧正臣:「……好戦的なやつめ」
"フェイスダウン":「強引なんは誰譲りか知ってるやろ?」
筧正臣:「正直、ぼくはぜんっぜんその気になれないんだけど」 手帳を開き、閉じる。 
筧正臣:「そーゆーこと言うやつには、ホントマジで……」
筧正臣:「手加減しちゃいけないことになってる」
"フェイスダウン":「おおきに」
"フェイスダウン":ひゅるっ、と
"フェイスダウン":黒い六角棍を手元で回す
鷲尾瞳:「フェイスダウン。何故ですか?」
鷲尾瞳:「貴女さえ望めば、我々は貴女の力に成ることができます。最初は、貴女もそれを承認していたはずです」
"フェイスダウン":「独りでないと、決められへんこともある」
筧正臣:「やり方は変わってねえなぁ。よせよ、”マクガフィン”。こいつそんなの聞く耳ねーだろうから」
"フェイスダウン":「……それで、選択はいつも、ウチの都合なんか待ってくれへん」
"フェイスダウン":「だから、そう」
筧正臣:「つまり」
"フェイスダウン":「”待ったなし”」
筧正臣:「”待ったなし”だ」
GM:――ミドル戦闘を開始します。
GM:---
GM:ミドル戦闘へと入ります。
GM:エネミーは"フェイスダウン"、PC2名との相対距離は5m
GM:敵行動値は14です。
GM:セットアップからどうぞ。
鷲尾瞳:なんもないです
筧正臣:なし!
"フェイスダウン":なし。
"フェイスダウン":では"フェイスダウン"の手番から!
"フェイスダウン":マイナーで接敵し、メジャーでコンセントレイト+コンバットシステム+コントロールソート
"フェイスダウン":単体攻撃、対象は筧さんに。
"フェイスダウン":12dx7+4
DoubleCross : (12R10+4[7]) → 10[1,2,3,3,5,5,5,5,7,7,10,10]+10[1,5,8,8]+5[3,5]+4 → 29

筧正臣:「”マクガフィン”! 悪いが俺は守りはさっぱりだ!」
筧正臣:「ほんのちょっとだけでいいから、ブロック頼む!」
筧正臣:一応のドッジ
鷲尾瞳:忍者の意地を見せてくれ
筧正臣:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[1,6,7,8] → 8

筧正臣:無理でした!!!!
鷲尾瞳:ではカバーします。《砂の結界》を使用してカバー。侵蝕は69から71に!
筧正臣:ありがたくカバーいただきます!
筧正臣:「悪い、やっぱ無理!」
"フェイスダウン":ダメージ計算、参ります
"フェイスダウン":3d10+5
DoubleCross : (3D10+5) → 22[10,10,2]+5 → 27

"フェイスダウン":出目がいいな!諸々有効です。
鷲尾瞳:フェイスダウンが動くと同時、こちらも動きます。
鷲尾瞳:剣を錬成しながら筧さんとフェイスダウンの間に割って入るぞ
鷲尾瞳:装甲で8点減らして、19ダメージ。HP16残して立ってます。
"フェイスダウン":「!!」
"フェイスダウン":突然の動き、後隙に対処するつもりが意表を突かれる。
"フェイスダウン":棍の速度を緩めようとするが…間に合わず
"フェイスダウン":深々と鷲尾の脇腹に六角棍の先端がめり込む!
"フェイスダウン":ド スッ!!
鷲尾瞳:「ぐ……!話を聞いてください、"フェイスダウン"……いえ、曽根崎ヒロエ!」
鷲尾瞳:「攻撃を受けつつ、六角棍を掴んで話しかけるぞ
"フェイスダウン":「……自分」
"フェイスダウン":「なんでそこまでするん……?」
"フェイスダウン":「UGNの任務じゃないやろ、こんなん」
"フェイスダウン":棍を引き合いながら、眉根を下げて鷲尾を見ている。
鷲尾瞳:「いいえ。UGNチルドレンならこうするべきです。貴女こそ」
鷲尾瞳:「普通に生きることが出来るのに。何故、戦うのですか。」
"フェイスダウン":「……」
"フェイスダウン":僅かに俯く。
鷲尾瞳:「何故、貴女と筧正臣が戦わなくてはならないのですか?」
鷲尾瞳:「あなた達は同じ……"アウトバースト"を受け継いだ者同士なのに。どうして……」
"フェイスダウン":「ウチも、筧さんも、あの日そう決めた」
"フェイスダウン":「自分のやり方で、正しいことを……」
鷲尾瞳:「わかりません。理解不能です。一度決めたから、だから」
鷲尾瞳:「そんな、悲痛な顔をしてまで続けるのですか?貴女の見ていた"アウトバースト”は、そんな人間だったのですか?」
鷲尾瞳:「助けた人間の笑顔まで奪うような、そんな生き方に、貴女は……いえ。あなた達は!憧れたのですか!?」
鷲尾瞳:「答えてください、曽根崎ヒロエ!」
"フェイスダウン":師匠……山吹徹平の顔が記憶に浮かぶ。
"フェイスダウン":大きな手を私の頭に乗せて、あの人はいつも……。
"フェイスダウン":笑っていた。
"フェイスダウン":返す言葉を探しながら、顔を上げ
"フェイスダウン":筧さんを見上げる。
筧正臣:「言いやがる。」
筧正臣:「”マクガフィン”は、あんまりにもお前の顔が不景気で、……あと辛そうだから」
筧正臣:「見てられねえってよ」
"フェイスダウン":「ふ……そう」
"フェイスダウン":そう話す、筧の表情を確かめて
"フェイスダウン":自嘲的に笑い、鷲尾を振り払って飛び退く。
"フェイスダウン":たっ。
"フェイスダウン":「そんなに……酷い顔してたんや……」
筧正臣:「エヴェレスト南西壁で遭難しかけてるレベルだぜ」
"フェイスダウン":「……筧さんも、どっこいやよ」
"フェイスダウン":「う……っ。」
"フェイスダウン":そのまま、棍を杖のようにして膝を付く。
"フェイスダウン":ここまでの交錯で、既に肩で息をしている。明らかな過労だ。
鷲尾瞳:「その通りです。筧正臣。」
鷲尾瞳:「他人事のように言っていますが、貴方は一度手帳ではなく鏡を見たほうがいいと思います」
筧正臣:「うるせーよ! 言っとくけど、鷲尾! てめーのお人好しレベルもたいがいだからな!」
筧正臣:「……やめにしようぜ。疲れるだけだ。いいこと一つもねえ気がしてきた」
"フェイスダウン":「……でも」
"フェイスダウン":「げほっ!ごほっ!!」
"フェイスダウン":唇の端から血を流している。
筧正臣:「おい、無理してんじゃねえぞ!てめーは昔からそーゆーところあるぞ!」自分のことは棚に上げて、近づきます。
筧正臣:「鷲尾、医療班に連絡頼む。」 
鷲尾瞳:「了解です。筧正臣、そちらは応急手当を頼みます」
GM:では、筧が近付こうとした時
GM:懐の端末が鳴ります。
筧正臣:「おわ!?」 確認!
GM:……メッセージは3つ、全て別行動で付近を調べている道成寺安奈から。
GM:「すぐに合流しよう」「不味いことになった」
GM:――「警察が不味い」。
GM:その言葉の意味。
筧正臣:「ええー……これ以上不味いことって」
筧正臣:「おいおいおいおい、おい」 頭をかきむしる。
筧正臣:「マジっすか?」
GM:一向に進まない本部の捜査。
GM:「アウトバーストを失う」という警告。
GM:捜査一課側からの強い反発。
GM:……それらをどう捉えるかは、君次第になる。
筧正臣:「内部にいる!……道理で兄貴と連絡とれねえわけだ!俺も疑われてるんだろう。どうせ。」
筧正臣:「しかし、それ以上に……最悪じゃねえかよ……くそっ! 鷲尾、道成寺たちから連絡だ」
筧正臣:「まずは向こうと合流しよう。それまでに詳しく話す。こいつは……ヤバいことになってきた」
鷲尾瞳:「筧正臣。突然どうしたのですか?」
"フェイスダウン":「……!」
"フェイスダウン":2人の会話に、糸が切れたように頭を垂れる。
"フェイスダウン":「筧さん」
"フェイスダウン":「手を……出したらアカン」
"フェイスダウン":ふらつきながら、立ち上がる。
筧正臣:「……なんでだよ」
"フェイスダウン":「一部じゃない……この事件はもう、組織の全体で関わってる」
"フェイスダウン":「どこまでかは分からへん。もしかしたら真っ黒かも……!」
"フェイスダウン":「手をだしたら、筧さん……筧さんも、警察でいられんくなる!」
"フェイスダウン":目に涙を溜めている。
"フェイスダウン":「そんなん、そんなん……」
筧正臣:「だったら……お前……お前、ホントにアホか!? いやマジで!」
"フェイスダウン":「何がアカンの!」
"フェイスダウン":「筧さんの居場所には、師匠との思い出があって……」
"フェイスダウン":「受け継いだ物があって……」
"フェイスダウン":「それが無くなったら!!」
筧正臣:「たいしたことじゃない! これっぽっちもな!」
筧正臣:「警察だから”アウトバースト”なんじゃねえんだよ。」
"フェイスダウン":「……!」
"フェイスダウン":「でも……でも……!」
"フェイスダウン":震えながら、君を見上げる。
筧正臣:「ぼくが先輩でも、その前の”アウトバースト”でも、もっと前の誰かでも」
筧正臣:「同じようにしたはずだ。誰だってそうする。」
筧正臣:「そういう枠組みからいつだって自由だったと思う。ってか、もうそういうことにするわ」
筧正臣:「ぼくが決めた。”アウトバースト”はそうする。」
"フェイスダウン":「筧さん……」
"フェイスダウン":「……うっ…く…ひく」
筧正臣:「わかったらビービー泣きながらでもいい、手伝えよ」
筧正臣:「やりたいことは一緒じゃないのか? ……頼むよ」
"フェイスダウン":「ぐす……うん」
"フェイスダウン":「ホンマに……敵わへんわ」
"フェイスダウン":涙を袖で拭い、君に笑いかける。
"フェイスダウン":4年前のあの日、海岸線の記憶のまま
"フェイスダウン":強がりに満ちた笑みで、向き合う。
筧正臣:「お前も相当なもんだよ。……やっと笑った。」
筧正臣:「”マクガフィン”、こういうツラならまだマシかな?」
鷲尾瞳:「はい。彼女にはこのほうが似合っています。フルフェイスよりもずっと」
GM:やがて、遠くから君たちの方へと向かってくる
GM:2つの足音が聞こえる。
GM:……『五人目』を加えて、”アウトバースト”の捜査は進む。
GM:---
GM:ロイス、購入が可能。
鷲尾瞳:ようやく話せたな……フェイスダウン……
鷲尾瞳:感情を変更したいぜ
鷲尾瞳:ロイス:フェイスダウン/P:好意○/N:憤懣/ロイス
鷲尾瞳:これにします。HPが減ったので応急手当を買おう
鷲尾瞳:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 5[1,3,5] → 5

鷲尾瞳:買い物が苦手なチルドレン
筧正臣:ロイスなんてもう取れないし買うものは……ボディアーマーしか思いつかぬ!
筧正臣:そうだ!曽根崎さんへのロイスをポジティブに変えよう。憧憬〇に。
筧正臣:ゆだんなくボディアーマーを狙っておく。
筧正臣:3dx+1=>12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[2,7,10]+4[4]+1 → 15 → 成功

筧正臣:買えてしまった!以上です。
筧正臣:筧のもってるやつ使っていいですよ!
筧正臣:2つもあるからね!
鷲尾瞳:あっありがたく使います!
筧正臣:どうぞどうぞ
鷲尾瞳:まず1個
鷲尾瞳:2d10+16
DoubleCross : (2D10+16) → 15[5,10]+16 → 31

鷲尾瞳:もう1個使わせてもらいます
鷲尾瞳:31+2d10
DoubleCross : (31+2D10) → 31+20[10,10] → 51

鷲尾瞳:ぜんかい!
筧正臣:やった!
鷲尾瞳:終わりにしましょう

真相

GM:クライマックス前の最終シーンになります。全員登場!
姫都幹久:はーい!
姫都幹久:1d10+94
DoubleCross : (1D10+94) → 10[10]+94 → 104

姫都幹久:わーい
鷲尾瞳:1d10+71
DoubleCross : (1D10+71) → 6[6]+71 → 77

道成寺 安奈:1d10+74
DoubleCross : (1D10+74) → 2[2]+74 → 76

筧正臣:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 10[10]+86 → 96

筧正臣:ヒューッ!
GM:げぇええーっ
GM:男衆ーッ!
GM:生き延びてくれ…!
筧正臣:気合があればなんとかなる…
姫都幹久:なんとかしますとも!
GM:---
GM:第二区画・外縁
GM:廃ビル
GM:---
GM:第二区画の外れに建てられた、色褪せた外壁の廃墟。
GM:……君たちはヘルメットを外した"フェイスダウン"に連れられて、薄暗い通路を歩いていく。
GM:ここは"フェイスダウン"のアジトであり、君たちと彼女がこれまでに調べた情報、証拠品を共有すべくやってきたのだった。
曽根崎ヒロヱ:「ごめんな、引っ掻き回してもうて」
曽根崎ヒロヱ:「……空回りした償い、出来たらええけど」
曽根崎ヒロヱ:割れたガラスを踏みしめながら、先頭を歩いていく。
筧正臣:「反動で落ち込んでやがる。いつものことだ、気にしてねーよ」
曽根崎ヒロヱ:「べ、別に落ち込んでないし~!」
曽根崎ヒロヱ:「ヒロヱちゃんはくよくよしません!」
曽根崎ヒロヱ:「そんでいつものコトって何よー!」
筧正臣:「これが"フェイスダウン"。またの名を”スタンドアローン・ジャスティス”。」
筧正臣:「敵に回すと面倒臭いが、味方にすると……味方にしても、まあ、こういう感じだ」
曽根崎ヒロヱ:「こういう感じって何なん~~?!失礼すぎるー!」
曽根崎ヒロヱ:横でぴょこぴょこしてます
道成寺 安奈:「これはなんだか。なんというか」
道成寺 安奈:「かなり事前のイメージとは違うなぁ、"フェイスダウン"……いや、ヒロヱ嬢」
姫都幹久:「仲いいですねえ……」
道成寺 安奈:「好ましく接しやすいのは大いに助かるな」にこやかに。
鷲尾瞳:「はい。今までの無感情な"フェイスダウン”よりも、こちらのほうが好ましいと私も思います」
道成寺 安奈:「うんうん」"マクガフィン"のその返答を聞き、大いに頷いている。
姫都幹久:「ですねえ。こういう感じの知り合いがわりと多いんで」
筧正臣:「姫都、人生大変そうだな」
姫都幹久:「へ?」アホ面
曽根崎ヒロヱ:「大変ちゃうやんなーウチのような美少女が沢山周りにおったら」
曽根崎ヒロヱ:「人生バラ色やでー自分」
筧正臣:「面倒くさっ!」
道成寺 安奈:「"アウトバースト"と姫都君では、大分人生観に差がありそうかな」
曽根崎ヒロヱ:「筧さんはホラ、筧さんやから」
曽根崎ヒロヱ:「基準になりません!」
筧正臣:「でもまあ、姫都が一番心配になるのは確かだな」
鷲尾瞳:「筧正臣も人のことを言えないのでは?」
筧正臣:「うるせっ! 鷲尾、お前こそ自分のことを……」
曽根崎ヒロヱ:「で、と」
曽根崎ヒロヱ:ピタと、先頭で足を止める。
筧正臣:「――おっ、なんだ?」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「照ー!」
曽根崎ヒロヱ:大声が、静まり返った廊下に響いていく。
曽根崎ヒロヱ:すー、すー、すー……。
???:「…………うわ」
???:パッと、薄暗がりだった廊下に光が灯る。
???:……一行の真後ろに、人影が一つ増えている。
???:研究所の前に居た少年である。
筧正臣:「うおわ!!」
姫都幹久:「あ。研究所の前で会った人」
鷲尾瞳:「驚きました。貴方もオーヴァードだったのですか」
筧正臣:「このガキ、ホラーみたいな登場の仕方しかできねーのかよ」
???:「ヒロエ。なんでつれてきてんの。こいつら」 あからさまに不機嫌そうな顔。
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:ごちん
曽根崎ヒロヱ:頭の天辺にげんこつ。
???:「…………っ!?」
曽根崎ヒロヱ:「知らない人に会うたら、まず、はじめまして~!やろ!」
???:「いっつ……! 面倒くさい時のヒロエ!」
???:「誰だ、ヘルメット剥がした馬鹿!」
筧正臣:「適切で冷静な状況判断だな……。こいつ、かなりできるぞ」
筧正臣:「完全にコミュニケーションのやり方が関西のオバチャンなんだよな」
曽根崎ヒロヱ:「誰がおばちゃんか!」
姫都幹久:「まあ……その、話聞く限りあんまりおれら、というか」
姫都幹久:「UGNの人と会いたくない人ですよね……大丈夫ですか?」
曽根崎ヒロヱ:「あー、そう、ちょっと理由あって」
曽根崎ヒロヱ:「今一緒にこの辺回ってる子。照。こんな感じやけど優しい子やから」
曽根崎ヒロヱ:「仲良うしたって」
???:「おまえさ! あれだけこいつら引き離そうとして」
???:「おれだっててつだってやったのに! すぐひっくり返すなよ!」
曽根崎ヒロヱ:「う……それは」
曽根崎ヒロヱ:「ウチも……色々あったから……さーっと」
曽根崎ヒロヱ:指をいじいじしている
筧正臣:「話を先にすすめてくれ、マジでこれ滞る流れだから」
曽根崎ヒロヱ:「と、とにかく、今回の件はみんなでどうにかする!」
曽根崎ヒロヱ:「……被害者も出てるし、まごついてもられへんから」
道成寺 安奈:「気も状況も変わったという事だろう。私は道成寺安奈だ。照くん、よろしく」
道成寺 安奈:満面の笑みで右手を差し出し握手の構え。
筧正臣:「あ、こっちは”アウトバースト”の筧。たぶん知ってるか。よろしくどーも」
鷲尾瞳:「照さん、ですね。はじめまして。私はUGNチルドレンのマクガフィンです。以後よろしくお願いします」
鷲尾瞳:「本来なら、貴方もUGNで保護する必要があるのですが……今は事が事です。」
鷲尾瞳:「事件が終わったら改めて話をさせてください」と照くんに向かって
姫都幹久:「"グリーンフィン……姫都幹久です。差し入れあるんですが食べます?」
???:「……おまえらヒロヱの知り合いだろ」
???:差し入れやら握手やら見ながら
筧正臣:「そのとーり。知り合いです。お互い残念ながらな」
道成寺 安奈:「私は知り合って短いけどね」
鷲尾瞳:「以前から知ってはいました。素顔を見たのは最近ですが」
姫都幹久:「初対面です」
???:「長さは関係ない。アイツの知り合いは、大体お人好しの馬鹿ばっかりだ」
筧正臣:「人を呪わば穴二つ。そっちこそな、生意気なガキめ!」
道成寺 安奈:「……なるほど。斬新な自己紹介だが。つまり君もヒロエ嬢の言う通りに優しい子という事だね」
道成寺 安奈:手を引っ込めずにニコニコしている。
???:「おれは違う。気をつけた方がいいよ、おねーさん」仕方なさげに、安奈さんの手を軽く握る。
???:触れるだけで、すぐに離す。
道成寺 安奈:仕方なくでもなんでも、手を取ってもらったことに満足していったん引く。
灰下照:「灰下(はいした)照(てらす)。この馬鹿のお世話してる」
灰下照:「……ハジメマシテ」 渋々と
曽根崎ヒロヱ:「お世話はされてへんわ!…されてないやんな?」
筧正臣:「はいはい分かった分かった。で?お前はお世話以外に役に立ってくれるのかい?」
灰下照:「……少なくとも、ケーサツにも、UGNにも捕まらない場所なら」
灰下照:「いくらでも、用意してやるけど?」
GM:ずずず…
GM:蛍光灯に照らされた照の足元の影が揺れ
GM:地下への階段が現れる。
筧正臣:「うわ! ……だ、だからビビるだろ、それ。ホラーかよ……!」
灰下照:「いちいち、うるさいな。大人だろ」
灰下照:イージーエフェクト《イージーフェイカー:猫の道》
筧正臣:「生意気なやつめ……!」
姫都幹久:「秘密基地ですね……すごいな」
姫都幹久:「あ、置いてもいいとこ、あります?」風呂敷包みを軽く示して。
GM:では君たちは狭い階段を降りていき…
GM:やがて、元々防災用のものらしい地下室へと辿り着く。
GM:壁一面には様々な新聞記事が貼り付けられ、
GM:パックされた何かの欠片や切れ端がそれぞれに留められている。
曽根崎ヒロヱ:「ここやったら、何を話しても誰にも聞かれへん」
曽根崎ヒロヱ:「……ホンマに、みんな後悔せえへん?」
曽根崎ヒロヱ:一同の顔を見回す
筧正臣:「誰に聞いてやがる」 鼻を鳴らす
姫都幹久:「聞かない手はないです。もう」
鷲尾瞳:「後悔するとしても、事件の解決に必要なら、我々は聞くべきです」
道成寺 安奈:「あの霧の獣の事件、一刻も早く終わらせられない方が後悔する」
灰下照:入口に近い場所に座り、目を閉じています。
灰下照:(特に興味のない話なので)
曽根崎ヒロヱ:「……分かった。今更やったかな」
曽根崎ヒロヱ:「自分らの考えてる通り、”霧”のバックにいるんは、警察」
曽根崎ヒロヱ:机の上に1枚の写真を出す。
曽根崎ヒロヱ:写っているのは、朧げだが異形の獣の死骸を回収する警官隊の姿だ。
曽根崎ヒロヱ:「国土交通局とインフラ周りの役所も通路の確保に一枚噛んでる」
曽根崎ヒロヱ:「要は国ぐるみやわ」
姫都幹久:「国ですか」ピンと来てない
筧正臣:「国家権力って奴は、まったく悪の巣窟だな」
鷲尾瞳:「彼らは何故こんな事を?目的がわかりません」
曽根崎ヒロヱ:「目的は恐らく、実験やと思う」
曽根崎ヒロヱ:ひどく茶色にやけついた新聞記事を出す。
曽根崎ヒロヱ:日付は…昭和17年。
曽根崎ヒロヱ:小さな記事だが『霧ノ神隠シ 夜間出歩キ 用心ノ報セ』とある。
筧正臣:「戦前? 戦中か、これ?」
曽根崎ヒロヱ:「戦中。要約したら、霧の中で一般市民が当時まず普及してない毒ガスと同じ症状で死んだ」
曽根崎ヒロヱ:「この街で起きてる事件と、手口が細部まで酷似してる」
姫都幹久:「……古すぎません? ええと、ウイルスが散ったのってもっと最近だったって聞いた、ような」
筧正臣:「レネゲイドを利用してたのは、もっと昔からだ。」
筧正臣:「ウチの一家とかそうだし、戦時中にはろくでもない兵器が研究されてたらしいぜ。こえぇーだろ」
鷲尾瞳:「私も、聞いたことがあります。」
鷲尾瞳:「戦中、旧日本軍ではレネゲイド絡みの人体実験が行われていたと。あくまで噂ですが。」
姫都幹久:「また、知りたくない秘密を知ってしまった気が……マンガじゃないんだよなあ」
曽根崎ヒロヱ:「……この慣習自体は、ずっと政府にあったと考えるんが妥当。それを軍が解体されてから」
曽根崎ヒロヱ:「警察が引き継いだ」
曽根崎ヒロヱ:何枚もの記事を出す。
曽根崎ヒロヱ:一つ一つは、全く別々の場所で、数年おきの物だが
曽根崎ヒロヱ:失踪事件としては異様な程に扱いが小さい。
筧正臣:「で、この”霧”もそれか。”霧に気をつけろ”。なるほどな。解決してねえわけだ」
曽根崎ヒロヱ:「今回の件も、散布型麻酔とインスタントな兵士の増産」
曽根崎ヒロヱ:「それぞれは別の技術やけど……これは複合した1つの作戦として実験してるんやと思う」
曽根崎ヒロヱ:「抱き合わせで買いとるのは多分国外の軍事企業。小規模市街地で屋外のゲリラだけを選択して排除する想定やったら」
曽根崎ヒロヱ:「使い所としても合点はいくわ」
道成寺 安奈:「……本当にろくでもないな」
鷲尾瞳:「理解しました。UGNとして、見過ごすわけには行きません。この証拠を支部へ持って行きましょう」
鷲尾瞳:「国そのものが関わっているなら、我々だけでの対処は難しい。本部からの増援を要請すべきかと」
曽根崎ヒロヱ:「……瞳ちゃん」
曽根崎ヒロヱ:「それも出来ひん」
道成寺 安奈:「できないの意味によっては、一層穏やかではなくなるね」
鷲尾瞳:「そんな、まさか」
姫都幹久:「UGNにも……知ってる人がいるってことですか?」
曽根崎ヒロヱ:姫都くんに頷く。
曽根崎ヒロヱ:「……ここまで発端が古いと、どこまで組織に根が張ってるんかわからへん」
筧正臣:「UGNだからって全面的に信用はできないな」
曽根崎ヒロヱ:「UGNだって、あくまで国家の免除で国内の活動を許されてる」
曽根崎ヒロヱ:「このまま持ち込むのは……リスクが大きすぎる」
鷲尾瞳:「ありえません。UGN内でも人体実験は行われていますが」
鷲尾瞳:「このような……一般人を巻き込んでまで行うような、非道な物を」
鷲尾瞳:「見過ごしておく筈が……そんな……」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「それでも、止める方法はある」
道成寺 安奈:「それが君の"独立した正義"、か」
筧正臣:「核心に近づいたんだな、曽根崎。どうやる?」
鷲尾瞳:「……聞かせてください。その方法を」
曽根崎ヒロヱ:「……霧の中に突っ込んで、片っ端からぶっ潰して」
曽根崎ヒロヱ:「責任者の首根っこ捕まえて、UGN日本支部長に直接突きつける」
曽根崎ヒロヱ:「最悪の方法やけど、やる気ある?」
灰下照:「…………」  大きなため息をつく。
鷲尾瞳:「筧正臣。彼女は以前からこうだったのですか?」
筧正臣:「いい質問だ、鷲尾。だいたいこんな感じだ」
鷲尾瞳:「安心しました。既に暴走状態になっているか、ジャーム化しているのかと」
曽根崎ヒロヱ:「ひどないそれ…?」
筧正臣:「ちなみに俺は、もうちょい難しい作戦だったら反対してたぜ」
筧正臣:「これ以上複雑だと、覚えきれるか自信ねーからな……俺の手帳、あんまり余白なくてね」
姫都幹久:「……まあ、別口の知り合いにちょっと聞いてみるのもアリかも……ん、UGN?」
姫都幹久:「あの。協力はもちろん、します。けどちょっと、確認を」
曽根崎ヒロヱ:「ええで、なんでも言うて」
姫都幹久:「……このアジト、一般人一人くらいなら匿えたり、します?」
姫都幹久:「財木さん……筧さんの探してた人の妹さんが、いま、そこの支部にいて」
曽根崎ヒロヱ:「……ふーん」
曽根崎ヒロヱ:ジロジロ、姫都くんの足元から頭の先まで見てます
曽根崎ヒロヱ:「自分、モテるやろ」
姫都幹久:「……はい?」アホ面
曽根崎ヒロヱ:「ほら!こういうことやで筧さん!」
曽根崎ヒロヱ:「周囲への細やかな気遣い!どーせお嫁さんもらえてないやろ!やろ!?」
筧正臣:「超うるせ~~~~~」
筧正臣:「俺のことはいいんだよ! いいから妹をかくまう場所を提供しろ!」
姫都幹久:「いや、えーと、すいません……はい」
曽根崎ヒロヱ:「はいはい、大丈夫やで。照がおるから大丈夫。しっかり守ってくれるわ」
曽根崎ヒロヱ:「んで、賛成2。安奈ちゃんは、どう思う?」
道成寺 安奈:「ふふ、確かに姫都君はそういうところだと思うよ……そして、私も賛成だ」
道成寺 安奈:「私は『霧事件を解決しろ』と言われてこの街の支部に居る。」
道成寺 安奈:「解決した後の処理は、それこそ上に直接やってもらいたいね」
道成寺 安奈:「……これ以上あの霧がのさばるのを見過ごせと言われても、無理というものだよ」
曽根崎ヒロヱ:「全く同感。賛成3」
曽根崎ヒロヱ:「……で」
曽根崎ヒロヱ:鷲尾さんの方に視線を向ける
鷲尾瞳:「……皆さん、正気ですか?」意見がまとまりかけたところで、口を挟みます
筧正臣:「お、おう?」
鷲尾瞳:「霧の中で対峙した獣の数を、忘れたのですか?すべて潰すというのは、あの時以上の数を相手にするということです」
鷲尾瞳:「自殺行為でしかありません。何故誰も止めようとも止まろうともしないのですか?」
曽根崎ヒロヱ:「……確かに」
曽根崎ヒロヱ:「今まで何度も試して、止められへんかった」
曽根崎ヒロヱ:「巻き込まれた人を霧から出すのが精一杯」
曽根崎ヒロヱ:「でも、今は独りじゃない。そこが一番違う」
曽根崎ヒロヱ:筧さんに視線を送ります。
筧正臣:「出たよ、精神論」
筧正臣:「でも、実際それしかないんだよな。鷲尾。聞きたかったことがある」
筧正臣:「お前がUGNで戦う理由はなんだ?」
筧正臣:「俺たちの戦う理由がイカれてんなら、お前はなんのために戦ってるって言いたいんだ?」
鷲尾瞳:「それは……私が、そうすることが、生きる理由だからです
鷲尾瞳:「戦うことが、人を救うことが出来るように教育を施されました。だから、私は戦っています」
鷲尾瞳:「でも、筧正臣。貴方は違う。"グリーンフィンガー”。貴方もです」
筧正臣:「ええー。ひでえな」
姫都幹久:「はい? えーと」
鷲尾瞳:「曽根崎ヒロエも、灰下照。貴方も。貴方方はきっと、普通に生きることが出来るはずです。」
鷲尾瞳:「こんな無謀な戦いに挑む必要はないんです」
曽根崎ヒロヱ:「……ほんま、優しいな」
曽根崎ヒロヱ:「アスカちゃんによう似てる」
曽根崎ヒロヱ:苦笑します
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして必要なことを話しているだけです。"ダストエンド”。貴方も何故賛成するのですか」
鷲尾瞳:「貴方の実力は見せてもらいました。その上で、全員が無事に帰るのは不可能です。」
鷲尾瞳:「正規の手段を取るべきです。たとえ握りつぶされる可能性があるとしても」
鷲尾瞳:「我々が全員死ぬよりかは、ずっといいはずです。違うのですか?」
鷲尾瞳:「私は……間違っているのですか?」
道成寺 安奈:「間違ってなんかいない。結果が出なければ、だれもそれを決められない」
道成寺 安奈:「"マクガフィン"の言う事にも一理ある」
道成寺 安奈:「では何故賛成するのか。そうなると、『私は不可能だとは思わなかった』としかならないからね。」
灰下照:「……勘違い、してるから言っとくけどさ」
灰下照:「おれはずっと反対してる」
灰下照:「おれでも、ヒロヱでもない人間が生きて死んだって、何の関係もないんだ」
灰下照:「でも、別に、やるなら、止めたりもしない」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:頬についた傷をなぞる
姫都幹久:「あー……鷲尾さん」
鷲尾瞳:「なんですか?"グリーンフィンガー”」
姫都幹久:「正直、いまだと、黙って忘れるのが正しいんだと思います。」
姫都幹久:「財木さんも、……あー……何かあるとは思えないし」
姫都幹久:「でも、話がほんとなら、つぎはおれんちかもしれないんですよ。これ」
姫都幹久:「……他人事じゃないんです。そう思うんで。できることがあるなら、どうしても」
鷲尾瞳:「それは……私だって理解しています。」
鷲尾瞳:「上層部に訴えるとしても、実際に事態が動き始めるまで、どれだけの時間がかかるか」
鷲尾瞳:「その過程で、多くの人が犠牲に成るということも。それでも……それは……仕方のないことではないですか」
曽根崎ヒロヱ:「その仕方ない、を」
曽根崎ヒロヱ:「瞳ちゃんは、認められる?」
鷲尾瞳:「限りある力で最善をつくすのが、チルドレンの……我々のやるべきことで」
曽根崎ヒロヱ:「UGNじゃない、瞳ちゃんはホンマにその言葉だけで納得出来る?」
曽根崎ヒロヱ:「ウチは納得出来へん。その気持を抱えたまま、照や、筧さんと一緒に」
曽根崎ヒロヱ:「それこそ……笑ったりも出来へんわ」
筧正臣:「俺たちには条件がある」
筧正臣:「時間がない。いまこうしている間にも誰かが同じ目に遭ってるかもしれない」
筧正臣:「いつだって万全の態勢で万全のことができるわけじゃない。」
筧正臣:「限りある力で最善を尽くす。確かにな。それはそうだ。問題は……」
筧正臣:「最善が何かだ。警察だってUGNだって、……尊敬する先輩だって、そんなの決めてくれない。」
筧正臣:「教えてくれないときが、そのうちくるんだろう。たぶん」
筧正臣:「鷲尾にとっての最善を聞きたい。俺たちが玉砕覚悟のバンザイアタックに見えるか?」
筧正臣:「俺はここにしか勝機はないと思う。UGNの立ててきた作戦を見ろよ。いまと大して変わんねえだろ。」
筧正臣:「……少しでいいから手を貸してくれ。」
筧正臣:「ヤバいと思ったらいつでも抜けていい。特等席を用意しとくからさ」
鷲尾瞳:「私は……違う。違います。」
鷲尾瞳:「私は、私を助けてほしいのではありません!貴方達に助かって欲しいのです!」
鷲尾瞳:「本当は私だって、誰も見捨てたくなんてありません!」
鷲尾瞳:「霧の中で、"グリーンフィンガー”が捕まった時も。本当は助けに戻りたかった。でも、間違っていると思ったから。なのに……」
鷲尾瞳:「なんで貴方方は当然のよう、間違えられるんですか。私だって……私だって……」
筧正臣:(無理だ。きっと無理だ。無理だろう。ぼくは先輩じゃない。”墨だまり”じゃないし、曽根崎とも違う)
筧正臣:指の震えがわからないように腕を組む。
筧正臣:(彼女を納得させることなんできない)
道成寺 安奈:「……最後の最後で弱気にならないでほしいな」
道成寺 安奈:「何故か。それなら簡単だ。私が答えよう」
道成寺 安奈:「あの時、三人で間違えて、四人で正解に変えた。今度は六人だ。」
道成寺 安奈:「やれる。『やる』とも」力強くうなずく。
姫都幹久:「……すごいな。」
姫都幹久:「はい。おれだって逃げませんよ。たぶんですけど……」
曽根崎ヒロヱ:「ごめんな、わからず屋ばっかりで」
曽根崎ヒロヱ:「…でも、それでええと思う」
灰下照:「おれを勝手に含めるなよな」
姫都幹久:「まあまあ……」
鷲尾瞳:「"グリーンフィンガー”。貴方は逃げてください。真っ先に」
筧正臣:「一番やべーからな。引き際は自分で申告してくれ」
姫都幹久:「えーと……おれも死にたくないんで、気をつけます」弱々しい笑顔。
鷲尾瞳:「……待たせてしまい申し訳ありませんでした。私も逃げません。」
鷲尾瞳:「”ダストエンド”と同じく、最善を尽くします」
鷲尾瞳:「貴方達を一人でも追いて逃げたら、私はきっと二度と笑えなくなってしまいます」
道成寺 安奈:「"マクガフィン"の笑顔が消えたら世の損失だからね。これは猶更がんばらなくてはな」
筧正臣:「リラックスしてんな、道成寺。よし、エネルギー補給してお出かけするか」
灰下照:「……ま、確かに、いいチャンスなんじゃないの」
灰下照:「ヒロヱは、たぶん舐められてるからな」
灰下照:「こんだけ妨害してて、追手とか来たためしないし。」
灰下照:「皆で一斉にいけば、びっくりするんじゃないの」
筧正臣:「お。さすが天才少年、ナイスな発想」
曽根崎ヒロヱ:「照ええこと言う!そ、ちゃんと勝算はある」
曽根崎ヒロヱ:「ガツーンと言ってわっと言わせたろ!」
姫都幹久:「じゃあ、最初は有利ですね」
道成寺 安奈:「いつものUGNの作戦指示も、噛み砕けばこんなものだな」苦笑いのように。
筧正臣:「ああ、いつものやつだ。短期決戦、速攻、集中攻撃、限定したターゲットの排除」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:ばし、と筧さんの背中を叩く
筧正臣:「いってっ」
曽根崎ヒロヱ:「ええ言葉やった。師匠のじゃなくて……筧さんの言葉」
曽根崎ヒロヱ:「ウチ、忘れへん。きっと瞳ちゃんも」
曽根崎ヒロヱ:小さな声で、寄り添いながら言う。
筧正臣:「や、やめてくれ……そういうこと言われると具合悪くなる」
灰下照:「おい……」
灰下照:「そんだけ差があるのに延々と一人で邪魔してたヒロヱは反省しろ、馬鹿!」
曽根崎ヒロヱ:「こ、この空気で説教する!?」
曽根崎ヒロヱ:「まとまるところ!まとまるところ!」
灰下照:「そんなにまとまりたいんなら、消しゴムでも買ってこいよな」
姫都幹久:「あー。……あ。栄養補給と言えば、出る前にサンドイッチどうですか。山ほどあるんで」
筧正臣:「姫都もいいこと言うぜ! 俺、トマト入ってないやつね!」
道成寺 安奈:「いただこう。じゃあ、あったら私の方にトマトが入っているのを回してくれるかな」
姫都幹久:「野菜入りはこっちだから……鷲尾さんはどうします?」風呂敷包みから紙箱みっつ取り出しながら
鷲尾瞳:「ありがとうございます。私は残ったもので結構です。UGNチルドレンに好き嫌いはありませんから」
鷲尾瞳:「ふふ……」
鷲尾瞳:「……この空気感。悩んでいたのが本当に、馬鹿らしくなってきますね」
GM:腹が減っては戦は出来ぬ。
GM:これからの戦いにどんな景色が待ち受けていようとも
GM:君たちはひとときの安らぎを今ここで分かち合うのだった。
GM:---
GM:ロイス&購入が可能!
筧正臣:ロイスはもう取れないので、購入!
筧正臣:照準器を買う。インフィニティコードより。購入難易度15
筧正臣:3dx+1=>15
DoubleCross : (3R10+1[10]>=15) → 8[1,1,8]+1 → 9 → 失敗

筧正臣:無理でした。おわり!
道成寺 安奈:筧正臣/〇尊敬/不安で取得。これが最終枠です。
道成寺 安奈:ブルゲチャレンジ
道成寺 安奈:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 10[2,5,10]+3[3]+1 → 14 → 失敗

道成寺 安奈:失敗。
鷲尾瞳:感情を変えます!筧さんの!
鷲尾瞳:筧正臣/P:憧憬○/N:憤懣/ロイス
鷲尾瞳:羨ましいよ……まちがえられるお前が……だが……ムカつく!という感じですね
鷲尾瞳:私もブルーゲイル狙おうかなあ
鷲尾瞳:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 7[2,4,7] → 7

鷲尾瞳:応急手当も買えないじゃん……
鷲尾瞳:あと姫都くんにもロイスを取ろう
鷲尾瞳:姫都幹久/P:庇護○/N:隔意/ロイス
鷲尾瞳:絶対助けるけど解り会える気は全然しないぞ!という感じです
姫都幹久:理性的だと思います。ありがとうございます。
姫都幹久:ようやくまとまりましたので、鷲尾さんにロイスを。「同志:鷲尾瞳:○誠意/不安」。
姫都幹久:で、購入は……アーマーは行き渡ってるし、ブルーゲイルもうひとつ狙ってみましょうか。
姫都幹久:7dx>=20
DoubleCross : (7R10[10]>=20) → 10[2,2,2,8,9,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

姫都幹久:あら惜しい。失敗で終わりです。

クライマックス

GM:クライマックス。全員登場です。
姫都幹久:1d10+104 よーし
DoubleCross : (1D10+104) → 9[9]+104 → 113

姫都幹久:覚悟決まりますねここまで来ると。
筧正臣:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 9[9]+96 → 105

筧正臣:死ぬわこれは
GM:オイオイオイ
筧正臣:フルコンボ一発撃ってあとは隠れていよう。幸い、女子チームの火力は異常だ!
道成寺 安奈:1d10+76
DoubleCross : (1D10+76) → 7[7]+76 → 83

道成寺 安奈:ブルゲの扱いにもしも困ったら、呪石を2ラウンド目に回して手打ちでコンボ打つので回してください……
鷲尾瞳:1d10+77
DoubleCross : (1D10+77) → 9[9]+77 → 86

鷲尾瞳:かばうぜ~
GM:---
GM:N市第二区画・住宅街
GM:深夜
GM:---
GM:"フェイスダウン"と灰下照が集めたデータによれば
GM:”霧”の実験は常に一定の周期で行われ、何らかのトラブル……つまり他組織の妨害などが起きた場合に場所を変える。
GM:獣達の輸送路として使える公共パイプラインの出入り口から予測された”霧”の移行先は……
GM:夜闇に静まり返る、この住宅街だった。
曽根崎ヒロヱ:「そろそろ予測地点」
曽根崎ヒロヱ:「注意してな、もういつ霧が現れてもおかしくない」
筧正臣:「かもな。とりあえず敵影はなし。まだしばらくは大丈夫そうだな」
姫都幹久:「……にしたって、静かですね」
筧正臣:「ま、静かな場所を選んでるんだろうよ」
筧正臣:「いくらなんでもテーマパークのど真ん中に現れたりしない。行ったことあるか? USJとか?」
姫都幹久:「あー……近くまでなら、ちょっと偶然に」
筧正臣:「偶然で近くまでいって、入らなかったのかよ」 苦笑い
筧正臣:「姫都、やっぱり苦労してるな」
姫都幹久:「いや、まあ、なんか……たぶん、運はあんまりよくないほうかなとは思いますけど」弱い笑いを返す。
姫都幹久:「でも、運が悪いぶん、なんとかなってくれるまでに、色んな人に助けてもらえて」
姫都幹久:「……とんとんかなあ、と」
筧正臣:「競馬とパチンコで負けてるやつの台詞だ」
筧正臣:「そこだよ。なんでわざわざ苦労を背負い込む?」
筧正臣:「趣味か? 正直言って――姫都。今でもお前は抜けた方がいいと思ってる」
筧正臣:「待ってるやつがいるんだろ」
姫都幹久:「はい」
筧正臣:「そいつに悪いよ。やめとけ。」
筧正臣:「UGNのチル公はともかく、お前を無理して戦わせるのは、ちょっと具合がわるくなる」
姫都幹久:「ええと、あの」
姫都幹久:「言いましたっけ。……ミ……彼女と、ものすごい状況で会ったっていう話」
筧正臣:「まあ、ちょっとだけ」
姫都幹久:「もとFHなんですよ彼女。」
姫都幹久:「で、助けなくてもいいっていうときに、おれがその……やって、それで、好きだって言ってくれて」
筧正臣:「おいおいおい、途中だいぶボカしすぎてよくわかんねーことになってるけど、……まあいいや。で?」
姫都幹久:「……助けようとしたのも、ヤバい人と戦うって決めたのも、おれじゃないんですよ。そのとき」
姫都幹久:「ほかに、すごい人たちがいたんです。おれはその、まあそりゃ全力でしたけど、乗っかっただけで」
姫都幹久:「でも、それで誰かのためになるっていうなら、結果は嘘じゃないじゃないですか」
筧正臣:「嘘ではない……だろうけど……くそ……」
筧正臣:「その話聞いて、俺は自分の身が心配になったぞ」 頭をかきむしる。
姫都幹久:「……へ?」
筧正臣:「お前になにかあったら、俺は殺されるんじゃねえか?」
筧正臣:「死よりひどい結末が待ってるんじゃねえのか、おい」
姫都幹久:「はは。いや、そんなことは……ない、と、思うんですけど」
筧正臣:「……ああ」 ため息をつく。
筧正臣:「やめた! やっぱりやめた。お前の心配なんかしてやらねーからな! 姫都!バカバカしい!」
姫都幹久:「あー。まあ、おれ、とにかく頑丈さだけが取り柄っすから。」
姫都幹久:「……お願いしますよ。筧さん」
筧正臣:「姫都。」
筧正臣:「死ぬなよな」
筧正臣:「短い間だが、俺とお前は対等のパートナーだ。絶対に、絶対に、死んでも死ぬなよ」
姫都幹久:「……はい」頷いて、筧さんの目を見て、頷きます。
GM:気温は低下していく。
GM:少しづつ、足元に靄がかかる。
曽根崎ヒロヱ:「来る……!」
GM:ズズ… ズァ…!
GM:靄は一瞬にして足元から立ち上り
GM:霧の膜となって、外界と内を遮断する!
GM:その中に光る眼がゆらめく。……
GM:その数は10や20では利かない。
鷲尾瞳:「この気配は……予想していたよりも……」
筧正臣:「おいおいおいおいおい」
筧正臣:「多くねえか!?」
姫都幹久:「霧の向こうにもまだまだいそうですね、これ…」
道成寺 安奈:「やれやれ。探したときには出てこなかったのに、こういう時には盛大にお出迎えとは」
曽根崎ヒロヱ:「邪魔されて、向こうも業を煮やしてる」
曽根崎ヒロヱ:「でも、逆に言うたらここでビンゴや!嫌気さして無理な物量作戦が目に見えてる!」
曽根崎ヒロヱ:「みんな!気合い入れてくで!」
道成寺 安奈:「無論! 初めから気合いは十分だとも!!」
筧正臣:「道成寺はテンションが高すぎンだろ! さすがにちっと無謀だったかもな!」
筧正臣:「まあ……やるしかねえんだけどよ」 手帳を握りしめる。
鷲尾瞳:「はい。我々は負けません。彼らを切り倒して、この街も。貴方達も守ります。必ず」
GM:獣たちが姿現し…一斉に襲い来る!
霧の獣:「ウゥオオオオオオオオッ!!!」
霧の獣:重なり合った咆哮が、君たちの衝動を喚起する!
GM:衝動判定、難易度9!
鷲尾瞳:意思はちゃんと伸ばしたし、成功するといいなあ
鷲尾瞳:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 10[4,4,10]+5[5]+4 → 19

鷲尾瞳:硬い意思!
鷲尾瞳:2d10+86
DoubleCross : (2D10+86) → 6[1,5]+86 → 92

鷲尾瞳:まだ余裕の瞳ちゃん
姫都幹久:4dx+1>=9 衝動判定
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 7[2,3,6,7]+1 → 8 → 失敗

姫都幹久:あ。じゃあ《夢の雫》です。衝動判定成功で侵蝕率116。
姫都幹久:2d10+116
DoubleCross : (2D10+116) → 9[3,6]+116 → 125

道成寺 安奈:5dx>=9
DoubleCross : (5R10[10]>=9) → 10[1,1,3,7,10]+3[3] → 13 → 成功

道成寺 安奈:83+2D10
DoubleCross : (83+2D10) → 83+14[4,10] → 97

筧正臣:4dx+1=>9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[4,5,6,8]+1 → 9 → 成功

筧正臣:2d10+105
DoubleCross : (2D10+105) → 18[8,10]+105 → 123

筧正臣:グェーッ!
GM:ではマップはこちら!
鷲尾瞳:多いよ~
鷲尾瞳:助けて道成寺さん!
道成寺 安奈:なんとかする! つもり!
GM
霧の獣1
10m
霧の獣7 10mPC霧の獣4
10m
霧の獣10

GM:霧の獣1、4、7、10に四方を囲まれている形。それぞれ距離は10m各行動値は5です
GM:何故こんな数字が中途半端なバラけ方をしているのか!
GM:それは始まってのお楽しみだ!
GM:尚、この戦闘では味方NPC"フェイスダウン"/曽根崎ヒロヱが同行しているため
GM:1R1回,オートエフェクト《勝利の女神》によって達成値を+24出来ます。
姫都幹久:ありがたいですねえ。
GM:ではまずセットアップから!
筧正臣:なし!
姫都幹久:《活性の霧》を道成寺さんに。ダメージ+18のドッジ-2dです。
姫都幹久:「道成寺さん。ちょっと……いきます。大丈夫ですか?」
道成寺 安奈:「無論だ。死地に引き込んだのは私だ。君を生かせるのなら、全力を越えるのすらやぶさかではないさ」
道成寺 安奈:使用:「怨念の呪石」侵蝕+3、暴走、暴走持続中与ダメージ+2D10
道成寺 安奈:これでちょうど100!
霧の獣:1,4,7,10がそれぞれEロイス《さらなる絶望》×2を使用。
霧の獣:2,3/5,6/8,9/11,12が各エンゲージに出現し
霧の獣:数が3倍になります。
姫都幹久:うっわあ
筧正臣:多いよw
鷲尾瞳:うわ~!増える!
道成寺 安奈:「数が三倍になります」、威圧的
鷲尾瞳:水に浸かった乾燥わかめ野郎が~!
道成寺 安奈:ふえるけものちゃん……!
GM:ではまずは筧さんの手番!
筧正臣:数減らしに貢献しよう。相手の数を減らして被弾回数を減らす!
筧正臣:コンボ:筧の紫電。コンセ+天からの眼+雷の残滓で、……とりあえず獣1を狙います。
筧正臣:12dx7+13
DoubleCross : (12R10+13[7]) → 10[1,2,3,5,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[2,3,5,6,7,10,10,10]+10[5,7,7,10]+10[6,6,8]+4[4]+13 → 57

鷲尾瞳:この忍者強い!
姫都幹久:さすがです!
霧の獣:ヒエッ
霧の獣:イベイジョンは20!回避に失敗します!
筧正臣:6d10+8 諸々有効。命中すると、邪毒ランク6!
DoubleCross : (6D10+8) → 21[3,1,3,7,1,6]+8 → 29

筧正臣:ダメージは低い。
筧正臣:「こう多いと、俺のとっておきは効果薄い。数を減らすぜ!」 腕のしなりと手首の返し。
筧正臣:鉄片が射出され、獣1に食い込む。 浸食123→129
霧の獣:ファハハ!耐えます!
霧の獣:「ギッ…ガァアアッ!!」
霧の獣:眉間を貫かれながらも、突き進む!
筧正臣:「これじゃ爆ぜるまでいかねえな……! だが、”紫電”は致死量入った。他を処理してくれ」
GM:では次、鷲尾さん!
鷲尾瞳:待機して攻撃に備えます
鷲尾瞳:「"ダストエンド”。ここは貴方が頼みです。我々が耐えている間に……お願いします」
GM:では続いて…行動値5の霧の獣×12…の前に同値の道成寺さん!
道成寺 安奈:「あぁ、こいつらは消し飛ばす。力及ばず申し訳ないが……耐えてくれ」
道成寺 安奈:押忍!
道成寺 安奈:マイナー。10mの戦闘移動で霧の獣10~12のエンゲージに侵入。
道成寺 安奈:あ、メジャーの前に確認を。
GM:どうぞ!
道成寺 安奈:この『獣』……『ヒト』たちって、あれなんですよね……オーヴァードでもジャームでも、ないんですよね……
道成寺 安奈:確かミドルの時にそうおっしゃってたような……
道成寺 安奈:「対抗種」、効くんですか……?
GM:お答えしましょう。
GM:有効です。
GM:エグザイルの《融合》を強制的に当てられた状態と考えてください。
道成寺 安奈:えぐい……
GM:取り付いてるレネゲイド部分が死ねば
GM:元の肉体も死にます。
道成寺 安奈:つらい
道成寺 安奈:悲しいけど火力的には嬉しいーッ
道成寺 安奈:改めてメジャー!!
道成寺 安奈:▼"ダストエンド"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv6+「対抗種」+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:妨害なければ命中判定!
道成寺 安奈:15dx7+1 命中
DoubleCross : (15R10+1[7]) → 10[1,2,2,3,3,3,3,4,4,4,4,5,9,10,10]+10[3,7,10]+5[5,5]+1 → 26

霧の獣:イベイジョンはそれぞれ20。命中します。
道成寺 安奈:ではダメージ!
道成寺 安奈:7d10+54+18 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (7D10+54+18) → 51[8,10,9,5,9,5,5]+54+18 → 123

霧の獣:カバーリングもなし!圧倒的火力に殲滅されます。
霧の獣:10~12の下エンゲージが全滅。
道成寺 安奈:「赤く盛るは私のこの手。軋み咆えるはその血を求めて」両手が霧の中で赤く輝いて、周囲をほんの僅かに晴らす。
道成寺 安奈:「"バーニングフィンガー"……"ダストエンド"ッ!!」霧の獣を掴む。燃やす。押し付ける。延焼する。全てを、灰に還していく。
霧の獣:「ギ…ゴァアアアッ!!」
霧の獣:その身に取り付いた寄生細胞ごと、焼き消される。
姫都幹久:「すっご……」
筧正臣:「空爆かよ! 周りに建物がなくてよかったな……!」
道成寺 安奈:「……すまない」一言呟き、視線を霧と涙でぼやける残りの九匹へ向ける。
道成寺 安奈:「やれる手ごたえはあった! ……だが、遠すぎる! 残りの奴らは、頼んだ……!!」
鷲尾瞳:「火力は問題無さそうですね。あとは……我々が耐えきれるかどうか……」
霧の獣:巻き上がる炎にも怯まず
霧の獣:獲物を求めて残る獣が殺到する!
霧の獣:マイナーでそれぞれ、マップ中央、道成寺さん以外のPCとエンゲージ。
姫都幹久:さあ来たぞう
鷲尾瞳:ひー
霧の獣:1のメジャーから
霧の獣:コンセントレイト+獣の力
霧の獣:対象は鷲尾さん。
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[4,5,5,5,7,7,7,9]+6[1,2,4,6]+4 → 20

鷲尾瞳:避けてみましょう。チルドレンの回避力!
鷲尾瞳:7dx+1
DoubleCross : (7R10+1[10]) → 10[1,5,5,5,8,8,10]+2[2]+1 → 13

鷲尾瞳:あ、ダイスボーナスを忘れていた
鷲尾瞳:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 8[6,8]+1 → 9

鷲尾瞳:普通に駄目!ダメージください
霧の獣:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 26[10,9,7]+20 → 46

霧の獣:諸々有効です
鷲尾瞳:メッチャ高いな!?
姫都幹久:出目の殺意も高いですねえこれ。
鷲尾瞳:流石に耐えられません。リザレクト!
鷲尾瞳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

鷲尾瞳:一応まだリザレクトできる!
霧の獣:では更に2が鷲尾さんに!
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,4,4,4,6,9,9,9]+10[5,7,10]+3[2,3]+4 → 27

鷲尾瞳:避けてみよう。ガードは目がないぜ
鷲尾瞳:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[2,3,5,5,6,7,7,9,10]+6[6]+1 → 17

霧の獣:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 9[3,5,1]+20 → 29

鷲尾瞳:出目は結構良いのだが……!
鷲尾瞳:リザレクト!
鷲尾瞳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1

鷲尾瞳:まだリザレクトできる!
鷲尾瞳:今97なのだ
姫都幹久:ここで強い目!
筧正臣:やるぅ!
霧の獣:なっ何ぃ!
霧の獣:ではまだ鷲尾さんだ!
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,2,3,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,7,9]+3[2,3]+4 → 27

鷲尾瞳:避ける!
鷲尾瞳:9dx+1
DoubleCross : (9R10+1[10]) → 10[3,5,7,8,8,9,10,10,10]+9[6,9,9]+1 → 20

鷲尾瞳:出目は頑張ってるが流石に……!
霧の獣:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 15[3,5,7]+20 → 35

鷲尾瞳:リザレクト!
鷲尾瞳:1d10
DoubleCross : (1D10) → 4

鷲尾瞳:流石に100超え!でも3発耐えたのは偉いぞ!
姫都幹久:最高ですよ!
霧の獣:三頭の獣が先陣を切り
霧の獣:鷲尾の肩と腹、足を食い破る!
霧の獣:「グァウ!グァッ!!」
筧正臣:「鷲尾! やばい、そっち行った……!」
姫都幹久:「鷲尾さん……っ!」
姫都幹久:ほとんどもみくちゃにされる勢いで、届きません。
鷲尾瞳:「まだ再生圏内です。貴方達は自分の心配を……ぐっ!」
鷲尾瞳:エフェクトは使用せず体術で致命傷を避ける。侵蝕値を抑え肉体の再生にレネゲイドを回し、肌を裂かれながらその場に立ち続ける。
霧の獣:4以降のターゲッティングはダイスで決定します
霧の獣:筧さんを1、鷲尾さんを2、姫都くんを3として、ロール!
霧の獣:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

霧の獣:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

霧の獣:まずは4が筧さんに!
筧正臣:かかってこいっ
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,2,4,7,8,8,8,9]+10[5,6,8,9,10]+10[1,4,7]+5[5]+4 → 39

霧の獣:回った!
筧正臣:無理ではw
筧正臣:ドッジ!
筧正臣:5dx=>39
DoubleCross : (5R10[10]>=39) → 9[5,5,6,9,9] → 9 → 失敗

姫都幹久:カバー入ります。《軍神の守り》から130%。
筧正臣:ありがとうございますっ……!
霧の獣:4d10+20
DoubleCross : (4D10+20) → 26[7,3,7,9]+20 → 46

姫都幹久:《龍鱗》宣言。
姫都幹久:これだけしか能がないですから……ね! えーと、装甲48です。133%。
霧の獣:ノーダメージ…!
筧正臣:無敵!!!
姫都幹久:「あぶな……っぐっ……」がつりと噛みつかれて派手に血が飛び散ります。鎖帷子があるから多少軽い!
霧の獣:では5が更に鷲尾さんに
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,5,5,5,7,9,10,10]+10[1,4,5,10]+1[1]+4 → 25

鷲尾瞳:避けてみよう。2回クリティカルすればチャンスはある
鷲尾瞳:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 9[1,1,2,4,4,4,5,8,9,9]+1 → 10

鷲尾瞳:残念。ダメージください!
霧の獣:3d10+20
DoubleCross : (3D10+20) → 17[9,1,7]+20 → 37

鷲尾瞳:流石に倒れます。誰のロイスをタイタスにするかな……
鷲尾瞳:フェイスダウンのロイスをタイタスにして昇華。復活しよう。
鷲尾瞳:フェイスダウンはフェイスダウンではなくなった。少なくとも鷲尾瞳の中では。
霧の獣:「ぐぁふあっ!!」
霧の獣:四頭目の獣が喉笛に食らいつき、抉り噛み切る!
鷲尾瞳:「ぐ、う、あああっ!」食らいついた獣を無理やり引き剥がす。血の滴る喉から声を上げる。
鷲尾瞳:「どれだけ、群がろうと……今の私は倒れません彼らを返すまでは。絶対に!」
霧の獣:6,7、8、ターゲッティング!
霧の獣:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

霧の獣:1d3
DoubleCross : (1D3) → 2

霧の獣:1d3
DoubleCross : (1D3) → 1

霧の獣:筧さんだーいすき!
筧正臣:こ、ここここいやぁ!
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[2,4,6,6,6,7,7,8]+10[1,7,10]+10[5,9]+10[9]+1[1]+4 → 45

霧の獣:筧さんに!
筧正臣:殺意
筧正臣:5dx ドッジ
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,3,8,8,10]+1[1] → 11

姫都幹久:ほんとにこっちに来ないなあ。《軍神の守り》《龍鱗》で138%
姫都幹久:「(すごい、な)(ぜんぜん、強くて)」がむしゃらに割り込んで血だるまになりながら
霧の獣:弾かれて、鷲尾さんに!
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,4,4,5,7,7,9,10]+10[6,7,7,9]+10[1,3,7]+10[7]+5[5]+4 → 49

霧の獣:出目がえぐい
鷲尾瞳:一応ドッジだけ試みてみます
鷲尾瞳:10dx+1
DoubleCross : (10R10+1[10]) → 10[1,3,5,6,6,7,8,9,9,10]+7[7]+1 → 18

鷲尾瞳:カバーはいらないぜ。こいっ
霧の獣:5d10+20
DoubleCross : (5D10+20) → 26[1,5,6,10,4]+20 → 46

鷲尾瞳:倒れる!誰のロイスを切ろうかな……!
鷲尾瞳:すまんが道成寺さんのロイスをタイタスに昇華しよう。後は彼女がやってくれるはず……ここで耐えれば!
鷲尾瞳:HP17で立ち上がります。
鷲尾瞳:「はっ、はっ、はぁ……!後少し……後少し……」
筧正臣:(落ち着け。落ち着け。落ち着け……) 震える手に鉄片を握りこむ。
筧正臣:(みんな耐えてるんだ。冷静になって攻撃を準備しろ、”アウトバースト”なら……)
霧の獣:では8の攻撃!筧さんに
霧の獣:8dx7+4
DoubleCross : (8R10+4[7]) → 10[1,1,3,4,6,7,7,9]+10[2,9,9]+5[2,5]+4 → 29

筧正臣:ドッジ!
筧正臣:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[3,5,7,10,10]+10[1,10]+1[1] → 21

筧正臣:だめかっ……!
姫都幹久:そっちは……これがまだ安いですね。《夢の雫》入れます。
姫都幹久:侵蝕率136に。なぜか、一瞬だけ鼓動が落ち着く、ような。気がしますよ筧さん。
霧の獣:そう来たかッ!
霧の獣:上昇数値は!
姫都幹久:12です。上回りますね?
霧の獣:上回りましょう!!
筧正臣:さすが姫都くん、帝国ホテルのコンシェルジュのようだ…!
筧正臣:「……ちっ」 苦笑いする。その余裕ができる。 
筧正臣:「正直助かるよ、姫都」 転がって回避! 
霧の獣:では、8頭目の獣が飛びかかろうとした時
霧の獣:その爪は空を切る!
霧の獣:ガキン!
霧の獣:そして最後…
霧の獣:霧の獣9の手番です。
霧の獣:「あ……ガ……?」
霧の獣:「グ……ぉ…ぐ……」
霧の獣:がしゅ がしゅがしゅがしゅ
霧の獣:殺到する獣たちと、戦う筧たちを目にして
霧の獣:混乱したように、頭部を鋭い爪で掻きむしり、血が吹き出している。
霧の獣:マイナーなし、メジャーで手番を破棄。
筧正臣:「おい……」
筧正臣:「なんだ? 知ってるのか? 誰だ……お前……!?」
霧の獣:「か……」
霧の獣:「か……ゲ……」
霧の獣:獣の呻きが、微かに君にはそう聞こえたかも知れない。
筧正臣:「おい……くそっ!」
筧正臣:「マジか? マジかよ、こいつ……! ふざけんなよ、この……!」
GM:しかし激しい戦闘音と、襲い来る牙と爪にそれもかき消える。
GM:……鷲尾さんの待機手番です。
鷲尾瞳:「……!今です、ダストエンド”!」
姫都幹久:ではイニシアチブに割り込んで、Dロイス【触媒】を起動。
姫都幹久:鷲尾さんの行動処理始まる前に、道成寺さんに行動権をトスしますよ。
GM:姫都~~ッ!
GM:小癪なやつよ!!
GM:では道成寺さんの再行動手番どうぞ!
姫都幹久:できることやってるだけですよ! ……お願いします!
道成寺 安奈:応ッ
道成寺 安奈:マイナー! 元居たエンゲージに10m走って戻る!
道成寺 安奈:メジャー!
道成寺 安奈:▼"ダストエンド"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv6+「対抗種」+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:15dx7+1 命中
DoubleCross : (15R10+1[7]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,4,6,6,6,6,6,8,9]+5[1,5]+1 → 16

道成寺 安奈:ここでッ!?
霧の獣:ふふふ
霧の獣:全員イベイジョン20!
霧の獣:8連回避してしまうなあ!
筧正臣:こんなときこそ、曽根崎さん!
筧正臣:ここで当てないと相当きついし、ロイスをきっても確実とはいえない。やるしかないと思います!
鷲尾瞳:でいいと思います
道成寺 安奈:力を貸してくれ、ジャスティス!
姫都幹久:トラップカードオープン!
曽根崎ヒロヱ:《勝利の女神》!対象は道成寺へ!
曽根崎ヒロヱ:達成値を+24!
GM:曽根崎!!
GM:余計な真似を~~ッ!
道成寺 安奈:では一転達成値は40!
霧の獣:8連命中!ダメージどうぞ
筧正臣:ぱーれん命中
道成寺 安奈:9d10+54+18 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (9D10+54+18) → 52[8,5,3,9,4,4,7,3,9]+54+18 → 124

霧の獣:では
霧の獣:1~8までが、HP0に!全滅!
曽根崎ヒロヱ:「合わせて!安奈ちゃん!!」
曽根崎ヒロヱ:ガッ ドッ ガキッ!
曽根崎ヒロヱ:長い棍で掻き回すように、獣を弾き飛ばし
曽根崎ヒロヱ:味方に被害が出ない位置取りで、最大限の火力を発揮させる!
道成寺 安奈:「助かるッ」
道成寺 安奈:両の掌を赤熱させながら構え、一か所に固まった獣に向け、同時に叩きつけ爆裂させる!!
霧の獣:「ギィ…アアアアアッ!!!」
霧の獣:固まった獣たちは一網打尽!一斉に弾け飛ぶ!
筧正臣:「……ゲホッ! 威力が……土木工事レベルじゃねえかよ。なんも見えねっ」
曽根崎ヒロヱ:「気ぃ抜いたらアカン!まだ…もう一匹!」
曽根崎ヒロヱ:視線の先には…
霧の獣:最後に残った霧の獣が
霧の獣:頭に爪を突き立てながら、うずくまっている。
霧の獣:「お…ぐ…ごうぁあ」
姫都幹久:「なんか……様子が……」
筧正臣:「……あいつは」
GM:改めて鷲尾瞳の待機手番へ。
鷲尾瞳:「私がやります。……問題ありませんね」
鷲尾瞳:マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》
鷲尾瞳:白兵武器を作成しつつ霧の獣9にエンゲージします
鷲尾瞳:侵蝕は105に。
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》で攻撃します
筧正臣:「……いや。……いや、ああ。鷲尾。頼みがある……」
筧正臣:「そいつは俺にやらせてくれ」
筧正臣:「……頼むよ……」
姫都幹久:「てことは……その……」
GM:姫都幹久は、財木里代子の言葉を思い浮かべるかもしれない。
GM:財木里代子:(「お兄ちゃん…お兄ちゃんはどこに行ったの…」)
GM:財木里代子:(「それだけ…知りたくって…」)
姫都幹久:「(そりゃ、そうだよな)(いつだって間に合うなんてことはなくて)(でも)」
道成寺 安奈:「まさか、アレは……いや、あの方が……?」
曽根崎ヒロヱ:「ッ……」
曽根崎ヒロヱ:「冗談ちゃうわ…こんなん…」
鷲尾瞳:「筧正臣。貴方は、この獣が誰か知っているのですね」
筧正臣:「知り合いなんだ。友達だ」
筧正臣:「頼む」
霧の獣:「……が…げ……が…ぐ」
霧の獣:君が歩みを進めるに連れて、動きを止め、震えるだけとなる。
霧の獣:次ラウンドも手番を破棄、攻撃が可能となります。
鷲尾瞳:「筧正臣……いえ、”アウトバースト”。」
鷲尾瞳:「貴方は、なんでも一人で抱えようとしすぎだと思います」
筧正臣:「痛いところをつきやがる。」
筧正臣:「だから……その……、最後くらい何かしてやらないとって、思ってしまうんだよな」
鷲尾瞳:「……解りました。今の貴方の言葉を聞いて、決心が付きました」
鷲尾瞳:霧の獣に攻撃します。
鷲尾瞳:10dx7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[2,3,5,5,6,6,6,7,7,10]+10[3,5,8]+5[5]+9 → 34

霧の獣:リアクション破棄。ダメージをどうぞ。
鷲尾瞳:4d10+63
DoubleCross : (4D10+63) → 18[1,8,5,4]+63 → 81

霧の獣:HPが0に、死亡します。
鷲尾瞳:苦しまぬよう一撃で霧の獣を両断する。
鷲尾瞳:獣の身体は切断面から白い結晶に変わり、最後には灰のような姿に変わる。
筧正臣:「……鷲尾」
鷲尾瞳:「"アウトバースト”。こんな誰でも出来るような、誰かが代わりにできるようなことを」
鷲尾瞳:「この人と貴方の最後にしないでください。貴方にはきっと、貴方にしかできない事があるはずです」
筧正臣:「……お前なあ」 粉塵に咳き込む。
鷲尾瞳:「私を恨みますか?」
筧正臣:「いや。お前が優秀なチルドレンすぎて、腹立ってきたよ。」
筧正臣:「だが、それは自分に対してだな。……恨んでねえよ」
筧正臣:「ありがとな」
鷲尾瞳:「礼を言われるようなことはしていません。……こちらこそ、ありがとうございました」
鷲尾瞳:侵蝕は115になってます
GM:灰は霧へと混じり
GM:ただ宙へと消えていく。その名残さえも。
GM:……その行く末を、君が目で追った時。
GM:   ガ  ン  !!
GM:銃声が響く。
曽根崎ヒロヱ:「……う」
曽根崎ヒロヱ:筧の側に立っている、腹部にはドス黒い銃槍が。
道成寺 安奈:「ヒロヱ嬢!?」
鷲尾瞳:「……敵!?皆さん、構えてください!」
姫都幹久:「くそ、……こんなときばっかり! 筧さん!」
筧正臣:「……曽根崎? おい」
筧正臣:「ば、馬鹿か!?おい!」
曽根崎ヒロヱ:「……か…さ…」
曽根崎ヒロヱ:肺が潰れている。声にならない埋きだけを上げる
筧正臣:「何やってる?何やってんだよ、バカが!」 受け止めようとします。
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:糸の切れた人形のように筧に寄りかかり、そのまま言葉もなく瞳を閉じる。
???:かつ こつ
???:霧の中から、足音が響く。
???:「いつも手を焼かされる」
???:「知るべきではない。ただそれだけの理屈が分からない連中が」
後藤直嗣:手にした大型拳銃の先から、白い煙が棚引いている。
後藤直嗣:「潰しても潰しても、いつもどこからか」
後藤直嗣:「湧いて出てくる」
後藤直嗣:神経質そうな、白髪交じりの屈強な男。
後藤直嗣:捜査一課主任・後藤直嗣。
筧正臣:「こ……、こっちのセリフだ、この、クソ野郎……!」
後藤直嗣:「おい」
後藤直嗣:「上司への言葉には気を付けろよ。筧正臣刑事」
後藤直嗣:「お前はその辺、山吹よりは聞き分けがあると思っていたが?」
GM:ざざざっ
GM:マスクを被った複数人の警官隊も、それに随伴する。
筧正臣:「知るか! 何が上司だ。」
筧正臣:「人間がやるべきじゃない……事を……こんなに簡単にやってのける。お前みたいなクソ野郎が。」
筧正臣:「叩き潰しても叩き潰しても、次から次へと……よくもまあ……ウジャウジャと」
筧正臣:「”アウトバースト”に休暇がない理由がわかるぜ。クソ野郎と、その金魚のフンどもが!」
後藤直嗣:「これは歴とした公務だ」
筧正臣:「こんな公務があってたまるか!」
後藤直嗣:「現在、国家は早急に情報とコネクションを必要としている。人間以外からの侵略を食い止める為のな。」
後藤直嗣:「ワケの分からん組織連中への手綱を、なんとしても握らなくてはならない」
後藤直嗣:かきん。かきん。かきん。
後藤直嗣:淀みなく、滑らかに、手元のリボルバーに弾丸が装填されていく。
後藤直嗣:「……いいか、これが最後だ。一度だけ言う」
後藤直嗣:「大人になれ、筧正臣刑事」
筧正臣:「もういい。何が……何が刑事だよ。偉そうに……!」
筧正臣:「俺も、一度だけ言うぞ……!」
筧正臣:「てめーら全員、消し飛ばしてやるからもう黙れ。」
筧正臣:「”アウトバースト”は不死身で、無敵だ……!」 泣いている。それをごまかすように顔を撫でる。
後藤直嗣:「ふん」
後藤直嗣:「ならばいい。改めてゴミ掃除だ」
GM:ずず…ず…
GM:後藤主任の背後、霧の中に巨人のような影が浮かぶ
霧の王:「お……あ」
霧の王:「おぁあああああああああ」
霧の王:無数の腕、無数の頭、昆虫のような異形の脚
霧の王:獣たちを粘土として捏ね合わせたような、おぞましい威容が
霧の王:君たちを見下ろしている。
後藤直嗣:「こんなものまで、引張り出すことになった」
後藤直嗣:「国家(われわれ)に手間をかけさせた事を後悔しながら、苦しんで死ね」
鷲尾瞳:「なんですか、これは……。今までの任務でも、こんなジャームとは出会ったことは……」
姫都幹久:「筧さん」
姫都幹久:「曽根崎さん、まだ、助かります。」
姫都幹久:「大丈夫だと思う。たぶん。いやギリギリですけど」
姫都幹久:かなり焦った口調。でもそこにある威容とは無関係なように。下手すれば上滑りなくらいに。
姫都幹久:「それで、そこに"曽根崎さんが追っかけてた相手がいる"んですよね。」
筧正臣:「……姫都」
姫都幹久:「筧さん」
姫都幹久:「できることはひとつで、おれたちはここで、なら」
姫都幹久:ごくりと息を呑む。「筧さん」
筧正臣:「ち……」 震える手を殴りつけて抑える。
筧正臣:「ああ。ああ、姫都」
筧正臣:「わかってる。できることはひとつで、俺たちはここだ」
筧正臣:「やれるよな、姫都」
姫都幹久:「はい!」即答。
GM:そして君たちは、顔を上げ
GM:白き闇へと対峙する。

クライマックス戦闘2

GM:……クライマックス戦闘2に入ります。
鷲尾瞳:やってやる!
姫都幹久:よっしゃあ
道成寺 安奈:うおお!!
筧正臣:タタカイ!
GM:では参りましょう!戦の時間!
GM:マップはこちら!
GM
”ホワイト・ライト”後藤直嗣、”霧の王”
5m
PC
5m
特殊作戦装甲車。警官隊1、2

GM:5m間隔で挟まれた形になります
GM:ではセットアップから!
筧正臣:なし!
鷲尾瞳:ないです
姫都 幹久:では、道成寺さんに《活性の霧》。侵蝕139に、もうひと頑張りお願いします!
姫都 幹久:ダメージ+18のドッジ-2付与です。
道成寺 安奈:押忍!
道成寺 安奈:あ、しつもん! シーンは同一ですか!?
道成寺 安奈:同一ならば暴走継続で怨念の呪石の効果は乗りっぱなしで突き進みます
GM:いえ、一旦切り替わったものとしましょう
GM:マップ配置もリセット
道成寺 安奈:じゃあ再使用!
道成寺 安奈:使用:「怨念の呪石」侵蝕+3、暴走、暴走持続中与ダメージ+2D10
道成寺 安奈:以上!
GM:ではエネミー!
”霧の王”:Eロイス《楔の呪い》を使用。
”霧の王”:このエネミーが存在する限り、戦闘復帰にしかロイスは使用できません。
道成寺 安奈:げぇっ
鷲尾瞳:ひえ~
姫都 幹久:厄介ですね…
特殊作戦:そして《攻撃誘導》+《タブレット》+《多重生成》!
特殊作戦:対象はPC全員!このエネミーを対象に含まない攻撃判定のダイスを-8個!
特殊作戦:シュゥ…シュゥウウ
特殊作戦:気がつけば奇妙な形状の装甲車が
特殊作戦:君たちを挟む形で、霧の中に停車している。
特殊作戦:コンテナ部分からは、白い霧が吹き出している。
特殊作戦:君たちは…足元がグラつく間隔を
特殊作戦:味わうかも知れない。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「散布されている薬品の、試作改良型だ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:かちゃり。ガスマスクを装着する。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「”これ”はオーヴァードにも効く」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:マスクの下から、笑みを噛み殺した声が聞こえる。
筧正臣:「ゲホッ! ンだよこれ、最悪……!」
姫都 幹久:「げほ、げほっ……」あれですか麻酔ガス車両!
鷲尾瞳:「けほっ!体の動きが……」
道成寺 安奈:「くっ……搦手とは」口元を押さえ、肩で息をするような恰好。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ではそのまま行動値21、こちらの手番。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:マイナーで陽炎の衣+雷の加護、メジャーでコンセントレイト+見えざる死神+バリアクラッカー
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:こっちが正しい。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:対象は筧さん。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:16dx7+8
DoubleCross : (16R10+8[7]) → 10[1,1,1,2,3,3,5,5,5,5,6,6,7,8,9,10]+10[3,4,4,9]+10[9]+5[5]+8 → 43

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガード不能、装甲無視!
筧正臣:死にたくないーッ
筧正臣:一応ドッジ!
筧正臣:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,3,3,6,8] → 8

筧正臣:オギャーッ!こいつは受けよう…!ガード不可だし、
筧正臣:かばってもらうメリットも薄い!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ではダメージ!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:5d10+22
DoubleCross : (5D10+22) → 25[7,4,2,6,6]+22 → 47

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:装甲無視攻撃
筧正臣:耐えられるはずもなし。財木理代子のロイスをタイタス化して復活します。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ず ずず
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:霧の中へと音もなく消え
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガ ン !!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:気付いた時には、背後から頭部を砕く銃声だけが聞こえている。
筧正臣:「ち……くしょう! 避けられねぇんだよッ!」
筧正臣:頭部を砕かれかけた一瞬、着弾と同時に跳ぶ。致命傷を辛うじて防ぐ。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『……バラバラにしてやる』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『お前たちは、実験施設に送られてバラバラに刻まれるんだ』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:霧の中から、淡々と低い声が響く。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『お前たちの家族と、兄弟は、いいか』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『全員刑務所に送ってやるからな、二度と出られない。そこでおかしくなるまで嬲ってやる』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『お前たちは……取り返しのつかない場所に来てるんだ』
GM:では筧さんの返しの手番、どうぞ!
筧正臣:「ありがたい言葉だ。涙が出てくるぜ……! 調子に乗りやがって!」
筧正臣:(実際、あり得る話だ。”霧に気をつけろ”。その通りだったよ、先輩……)
筧正臣:ここで筧が行動するのはあまりに手番ロス! 攻撃誘導もあるし、かといって特殊作戦装甲車を狙うにも範囲攻撃した方がいい! なので
筧正臣:待機します。
GM:それでは次、鷲尾さんどうぞ!
鷲尾瞳:GMー!確認したいんですけど、攻撃誘導って特殊作戦装甲車両を戦闘不能にしたら効果切れますか?
鷲尾瞳:それとも倒しても次ラウンドまで持続します?
GM:特殊作戦装甲車両が戦闘不能になった場合、与えているエフェクトの効果は切れます。
GM:攻撃誘導はその時点で消失だ。
鷲尾瞳:あざっす!
鷲尾瞳:ではおまたせしました。私の手番。
鷲尾瞳:マイナーで《インフィニティウェポン》《スーパーランナー》。武器を錬成しつつ移動し、ホワイト・ライトと霧の王にエンゲージ。
鷲尾瞳:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》を使い、霧の王に攻撃してみます。
鷲尾瞳:肉体が7のDBで+3、攻撃誘導で-8。二個しか振れないけどがんばります。
鷲尾瞳:2dx7+9
DoubleCross : (2R10+9[7]) → 10[9,10]+5[2,5]+9 → 24

鷲尾瞳:回った!達成値24で攻撃します
筧正臣:回る!
”霧の王”:ガード!スプリングシールド!
”霧の王”:ガード値を+10して受ける!
鷲尾瞳:3d10+63
DoubleCross : (3D10+63) → 21[5,7,9]+63 → 84

鷲尾瞳:出目も高い!装甲値無視!
鷲尾瞳:侵蝕14上がって129になります。
筧正臣:強さ
姫都 幹久:信頼性高いですねえ。
”霧の王”:出目っていうか固定値!!
”霧の王”:耐えますが、中々響きます。
鷲尾瞳:震える手を握りしめ、必死に剣を錬成する。向かうは霧の中に聳える巨獣、霧の王だ
GM:眼前に揺らめく麻酔の霧。
GM:どこまで呼吸が保つかは分からない。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『飛び込めるか?さあ飛び込んでみろ』
”霧の王”:「ヴああああああっ」
”霧の王”:霧の中で、巨大な影はより大きく、そそり立つように見える。
鷲尾瞳:それでもやることは、やるべきことは先ほどと変わらない。
鷲尾瞳:「……"ダストエンド”。向こうは任せます」
道成寺 安奈:「請け負った……!」
鷲尾瞳:「あの時のように、途中で振り返らないように。お願いします」
鷲尾瞳:「……飛び込めます。動けます。私は、そのために……」
鷲尾瞳:「ここまで来たのですから!」霧の中を一直線に駆け抜け、霧の王に向かって剣を振るう!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『ほぉ…』
”霧の王”:がしゅ!!
”霧の王”:硬質化した脚部に、深々と刃が刻まれる!
”霧の王”:「ごヴぁあああああ!!」
”霧の王”:腕を振るい、瞳を叩き潰そうともがくが…動き自体は鈍い!
”霧の王”:どっがぁ!!
”霧の王”:コンクリートの地面が抉られる!
筧正臣:「くそ、霧でよく見えねえ! 鷲尾はやれてるのか? 早くなんとかしないと……!」
鷲尾瞳:「っ!私は問題ありません!貴方は、貴方の最善を……"アウトバースト"!」
鷲尾瞳:衝撃の余波でよろめき、たたらを踏みながら叫びます。以上!
GM:ではその言葉が届くか否か
GM:瞬間!
”霧の王”:行動します
”霧の王”:マイナーで破壊の爪+形状変化:剛
”霧の王”:メジャーでコンセントレイト+獣の力+爪剣+ジャイアントグロウス+命の剣
”霧の王”:あ、失礼
”霧の王”:メジャーでコンセントレイト+伸縮腕+獣の力+爪剣+ジャイアントグロウス+命の剣
”霧の王”:対象は、筧さんエンゲージの3人へ!
”霧の王”:23dx7
DoubleCross : (23R10[7]) → 10[2,2,2,3,3,4,5,5,5,6,6,7,7,8,8,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[1,1,3,4,5,6,6,6,7,8,9,10]+10[7,7,9,9]+6[4,5,5,6] → 36

筧正臣:ドッジ!
筧正臣:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 6[1,2,3,3,6] → 6

筧正臣:だめ…
道成寺 安奈:暴走リア不!
姫都 幹久:道成寺さんに《軍神の守り》入れます。《龍鱗》宣言。
”霧の王”:ではダメージ
”霧の王”:4d10+66
DoubleCross : (4D10+66) → 23[6,10,1,6]+66 → 89

”霧の王”:ガード、装甲は有効。
”霧の王”:ごおっ どがぁああっ!!
”霧の王”:巨大化した腕が、地面ごと君たちを吹き飛ばす!
鷲尾瞳:「不味い。この動き、抑えきれな……!」
筧正臣:「うっげっ」
筧正臣:ここは姫都くんのロイスを昇華して耐えたい。復帰!
姫都 幹久:「やばっ……」ということで、道成寺さんを車両側に突き飛ばします
姫都 幹久:きついですねえ。さすがに耐えられませんから、姉のロイスをタイタス化して昇華、復帰します。
道成寺 安奈:「っ、姫都くん……!?」そのままよろめいて、攻撃範囲から外れて。
姫都 幹久:なぎ払いに巻き込まれて、かるがるとふっ飛ばされます。立木に激突。
姫都 幹久:侵蝕率144に。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『…終わったな』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『これが身の程を知らん連中の末路だ』
”霧の王”:「ううぁあああああああああ!!」
”霧の王”:技術も正確な狙いも無い。ただ痛みに悶えるように暴れ狂う!
”霧の王”:引き裂き、抉り、叩き潰す!
筧正臣:「こ、この野郎……」 体が半分潰れながらも、放電とともに再生する。
筧正臣:「……こんなもん、立てるわけないだろ……! 普通……!でも、クソ、本当にクソだ!」
筧正臣:「おい、姫都、立てるよな? 俺は……俺は立てるぞ。見ろ、無敵だからな」
姫都 幹久:「大丈夫、いき……げほっ、げほっ」
姫都 幹久:「ちょっと……きついですけど、なんとか」ごぼごぼした声で
筧正臣:「よし。まだ元気だな。……ムカつく上司に抗議一つ入れるにも、こんな面倒なことあるか? やってらんねえ!」
鷲尾瞳:「……!"グリーンフィンガー"!"ダストエンド"!」
道成寺 安奈:「私は無事だ、姫都くんも……生きているッ! "アウトバースト"もだ!」鷲尾さんに返答。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『……おい』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『俺は何度このくだらん景色を見る』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『死んでいろ。結果は同じだ、お前たちが何人押し寄せようが何も変わらない』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:立ち上がろうとする君たちに。忌々しげに吐き捨てる。
GM:では次、行動値5組の手番へ。
GM:姫都くんと道成寺さんです。
道成寺 安奈:先に動きましょう。
姫都 幹久:お願いします。
道成寺 安奈:一応確認ですが、特殊作戦走行車両と警官隊について、それぞれ「対抗種」が効きますか?
GM:有効です。
道成寺 安奈:きくんだ! ちょっとびっくり。
GM:警官隊はオーヴァード、装甲車両はエフェクトを応用した機構で動いているので
GM:対抗種の能力で破壊し、停止させられるとします。
道成寺 安奈:ありがとうございます。マイナーで5mの戦闘移動。特殊作戦走行車両のエンゲージへ突入。
道成寺 安奈:では、メジャー。
道成寺 安奈:▼"ダストエンド"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv6+「対抗種」+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:16dx7+1 命中
DoubleCross : (16R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,3,4,4,4,4,4,5,5,8,8,9,10]+10[3,4,5,7]+5[5]+1 → 26

警官隊:1は回避
警官隊:8dx+3
DoubleCross : (8R10+3[10]) → 9[1,1,5,5,5,8,8,9]+3 → 12

警官隊:2は装甲車をカバー
警官隊:《マグネットフォース》
道成寺 安奈:うげっ
道成寺 安奈:7d10+54+18 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (7D10+54+18) → 41[6,8,4,8,1,8,6]+54+18 → 113

GM:そ、そんなん考慮してへんよ!
GM:警官隊、即死!
道成寺 安奈:侵蝕131→145。HP、28→25。
道成寺 安奈:「皆が無事なら。私は、私がやるべきことを!」走行車両に向け疾走! 爆散せしめるべく掌底を構える!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『……!』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『防御隊!構えッ!盾ッ!!』
警官隊:ざあっ!!
警官隊:ジュラルミンシールドを構えた警官隊が、行く手を阻む!
道成寺 安奈:「死にたくなければ、投降しろッ!!!」赤熱する両腕を組み、振りかざして地面を叩く!!
道成寺 安奈:爆散する熱、風、舞い散る路面が警官隊を薙ぎ払う!!
警官隊:「ぐ…ああっ!?」
警官隊:霧が爆煙に赤く照らされ、激しく吹き飛ばされる!
道成寺 安奈:(……『生きた盾』はやりにくい……!!)
道成寺 安奈:それはすなわち、ジュラルミンシールドの事など障壁としてカウントしていないという証左だが。
道成寺 安奈:警官隊を一掃するも、本丸の特殊作戦走行車両には届いていない。
筧正臣:「爆発してんじゃねーか……更地になるぞ、この辺」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『ちっ…随分派手にやる』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『だが分散は済んだ。一人一人霧に乗じて始末する……』
GM:姫都くんの手番へ。
姫都 幹久:マイナーで南側(道成寺さん、車両)のエンゲージへ。メジャーで《さらなる力》《戦乙女の導き》を使用。
姫都 幹久:5dx+5>=20
DoubleCross : (5R10+5[10]>=20) → 9[2,3,3,8,9]+5 → 14 → 失敗

姫都 幹久:《夢の雫》使用で達成値26。判定成立。
姫都 幹久:未行動に戻してメジャー+4d、ダメージ+5を付与します。
姫都 幹久:「あと少し」むせるような血のにおい。左胸を、立ち木の枝がぶちぬいた痕がまだふさがってません。
姫都 幹久:「お願いします」
姫都 幹久:侵蝕率154に。
道成寺 安奈:「……分かった……!」振り返らない。
道成寺 安奈:振り返ったら、今度こそ生きてはいられない。
道成寺 安奈:だから、全力で前だけを向いて受け取る。全員で生きるために。
道成寺 安奈:未行動に戻り、行動値5。手番、戴いてよろしいでしょうか。
GM:では再行動手番、どうぞ。
道成寺 安奈:マイナーなし。
道成寺 安奈:メジャー。
道成寺 安奈:▼"ダストエンド"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv6+「対抗種」+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:21dx7+1 命中
DoubleCross : (21R10+1[7]) → 10[1,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,6,7,7,9,9,10,10,10,10]+10[2,2,3,6,7,9,10,10]+10[5,7,9,9]+10[1,6,7]+10[7]+4[4]+1 → 55

警官隊:「ひっ…ひいいっ!」
警官隊:操作担当の警官が、運転席から飛び出す!
特殊作戦装甲車:リアクション不能!
道成寺 安奈:10d10+54+18+5 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (10D10+54+18+5) → 50[3,5,8,6,5,9,1,2,4,7]+54+18+5 → 127

道成寺 安奈:侵蝕156、HP22まで。
姫都 幹久:すごいダメージだ
特殊作戦装甲車:いやおかしいて
特殊作戦装甲車:戦闘不能!粉々の鉄くずに!
道成寺 安奈:「う、ああああああああ!!」
道成寺 安奈:走行車両に飛び乗り、プラズマ化した両腕を持って薬物散布ユニットを無理矢理引き剥がし、放り投げる!!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『な……!?にを…!』
道成寺 安奈:「姫都くん、伏せていてくれ。『霧』ごと吹き飛ばす」そう言いながら、車両を持ち上げる。
道成寺 安奈:異常な体温高揚、レネゲイド活性による身体の増強。
特殊作戦装甲車:ぐ ごご
特殊作戦装甲車:自重で軋む音を立てながら
特殊作戦装甲車:ゆっくりと巨大な車体が浮き上がっていく。
姫都 幹久:「は、と、うわっ!」頭を抱えてしゃがむ
道成寺 安奈:「……"ダスト”……"エンド"ッ!!」そのまま、天空に向け、燃料タンクを貫くように掌底をブチ抜く!!
道成寺 安奈:上空へ、そして周囲に向けて発生する暴力的なまでの空圧が、一体の薬物を根こそぎに吹き抜けて行く。
特殊作戦装甲車: ど っ
特殊作戦装甲車:ばぁ ん!!
特殊作戦装甲車:赤い焔玉となって……はじけ飛ぶ!
特殊作戦装甲車:そして霧が吹き飛ばされ…かき消える。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:『バカな…なんだと…!小娘!』
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:がらんがらん!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:姿を晒され、マスクを地面になげうつ!
道成寺 安奈:「なんとかしたぞ……"マクガフィン"!"アウトバースト!"」
筧正臣:「いや……さすが。霧がクリアだ、これならやれる!」
姫都 幹久:「あとは、お願いしますよ! 筧さん!」
GM:では次、待機の筧さんに!
筧正臣:行動!
筧正臣:マイナーで戦闘移動。↑方向に移動し、後藤さん・霧王・鷲尾さんにエンゲージします。
筧正臣:メジャーで筧の紫電! ホワイト・ライトを狙います。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ちぃっ
筧正臣:コンセ+天からの眼+雷の残滓+マスヴィジョン&伝承者!
筧正臣:12dx6+13
DoubleCross : (12R10+13[6]) → 10[1,2,2,3,3,4,6,6,7,7,8,9]+10[1,2,3,6,6,9]+10[4,7,7]+5[5,5]+13 → 48

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:回避!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:8dx+6
DoubleCross : (8R10+6[10]) → 9[1,2,2,3,3,4,6,9]+6 → 15

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:くっ
”霧の王”:崩れずの群れ!カバー!
筧正臣:あ、バリアクラッカーも乗せてます!
”霧の王”:ひえっ
”霧の王”:スプリングシールドが…起動しない!
筧正臣:当ててやる~ッ
筧正臣:5d10+28 ガード・装甲無視。
DoubleCross : (5D10+28) → 20[7,3,4,2,4]+28 → 48

筧正臣:命中で邪毒ランク6が入ります。
筧正臣:浸食129→143
”霧の王”:辛うじて、耐える!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:薄れゆく霧の中、君と対峙する。
筧正臣:「……この距離なら」
筧正臣:体を傾けて、地面を蹴る。火花と放電とともに姿が消える――一瞬。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:だだっ
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:あえて霧の王の懐に駆け込み
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:その巨体を盾とし、迎撃させる!
”霧の王”:「ぅああああああ~」
”霧の王”:ぐおん ぐおん
”霧の王”:腕が闇雲に打ち振るわれる!
筧正臣:「外すはずがない。後悔させてやる……!てめーは、俺たちを裏切った!」
筧正臣:雷光とともに、六度。
筧正臣:達人ならば一射五連と呼ばれる暗器の速射。
筧正臣:筧正臣のそれは、その水準を上回り、さらに集弾する。
筧正臣:「入った」 一点に六度。ガードを打ち抜く射撃の正体がこれだ。
筧正臣:「これが入れば、もう助からない」
筧正臣:――以上! 鷲尾さんの傍らで停止します。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「く…く…」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「何が助からないって!!」
”霧の王”:「うぉあああああっ」
”霧の王”:がっ!枝分かれした腕の1つが筧を掴み
”霧の王”:地面から離す!数瞬で握りつぶせる姿勢!
鷲尾瞳:「!?不味い、"アウトバースト"……!今行きます!」
”霧の王”:「はぁ…はぁあああ…」
”霧の王”:腕の中の筧を、無数の異形の目が覗いている。
GM:そこで、クリンナップです。
GM:状態異常ダメージの計算が入る。
筧正臣:「……」
筧正臣:「”紫電”と呼ばれてる」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「?」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:筧を見上げ、眉を顰める
筧正臣:「毒だ。といっても、あんたらの霧のように化学物質じゃない」
筧正臣:握りつぶされかけながら、吐き捨てる。
筧正臣:「電気だよ。体内に打ち込んだ……鉄片が……電流を発生させ続ける」
筧正臣:「死ぬまでな」
”霧の王”:「あ……ご……!?」
”霧の王”:その相貌が、苦痛に歪んでいくように見える。
”霧の王”:「―――ばぁあああああっ!?」
”霧の王”:バシバシバシバシッ
”霧の王”:握る腕が、急速に炭化し、朽ち落ちる。
”霧の王”:クリンナップの邪毒18ダメージで戦闘不能に、《魔獣の証》で復帰します。
”霧の王”:「うぼ…ぐぁああああああ!!」
”霧の王”:体表を炭化させ、全身を崩れ去せつつ離れる。
筧正臣:「こいつが”紫電”だ」 炭化した腕を蹴り飛ばす。
筧正臣:「てめーも災難だな。すぐ楽にしてやる……!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「筧……正臣……!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:激昂に唇を震わせながら、睨む。
筧正臣:「戸村が言ってたぜ。あんたは目つきも顔色も悪い、クソ上司だってな!」
鷲尾瞳:「助けは……要りませんでしたか」
GM:続いて2R目セットアップ
GM:エネミーはなし。
筧正臣:セットアップはなし。
鷲尾瞳:ないです!
道成寺 安奈:なし。
姫都 幹久:《活性の霧》。道成寺さんにトスします。
姫都 幹久:侵蝕率157に。
道成寺 安奈:ありがたし……
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:では行動値21、”ホワイト・ライト”の手番。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:マイナーで陽炎の衣+雷の加護
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:メジャーでコンセントレイト+見えざる死神+バリアクラッカー
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:対象は筧正臣
筧正臣:こ、ここここい!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:16dx7+8
DoubleCross : (16R10+8[7]) → 10[1,1,1,3,3,4,4,6,7,7,7,8,9,9,10,10]+10[4,8,8,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,6,9,9,10]+10[4,9,10]+6[5,6]+8 → 54

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ころす!!
筧正臣:きつすぎるw いちおうドッジ
筧正臣:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 9[3,4,6,6,9,9] → 9

鷲尾瞳:カバーしましょうか。
筧正臣:鷲尾さん! お願いします!!!!!
筧正臣:伏してカバーリングの儀をお願い致します
鷲尾瞳:《砂の結界》でカバー!侵蝕は2上がって131!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ダメージ。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:6d10+22
DoubleCross : (6D10+22) → 32[2,4,10,3,6,7]+22 → 54

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガード値、装甲無視。
鷲尾瞳:耐えられるはずもなし……姫都くんのロイスを昇華し、復活します
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ばっ
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:外套を纏い、再び死角へと消え…
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「霧に乗じるだけが能だと思ったのか?」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:不可視となって、既に筧の背後へと回り込んでいる。
筧正臣:「……この……!」 到底、避けきれない。これ以上被弾すると後がない。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「戸村も、貴様も。取るに足らん書類のシミだ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「シミは消えろ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガ ァン !!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:銃声が響く……が
鷲尾瞳:その射線に、強引に体を割り込ませる。筧さんの代わりに銃弾を受けるぞ。
鷲尾瞳:「ぐ、う……っ!」肩口に銃弾を受け、よろめきながらも。視線はホワイト・ライトから外さない
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……!何…!?」
筧正臣:「鷲尾!? おいっ、いくらなんでも無茶な……!」
筧正臣:「なにやってんだよ。血が」 言いかけて止まる。
筧正臣:「……く、そっ」 霧の王がいる。動き出す前に止めなければ。
鷲尾瞳:「消させません……これ以上は、誰も。彼らの家族にも手出しはさせません」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ちっぽけなガキが……意気がるなッ!考えて物を言え!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「お前たち如き新興の組織の庇護が及ばない手段など、いくらでも用意出来る!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:高圧的に侮蔑するような怒りの視線。弾丸をリロードする。
鷲尾瞳:「……私も、不可能だと思っていました」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「だったら這い蹲れ、命乞いをしろ!クズが!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:どがっ!瞳の脇腹に、傷口を抉るような前蹴り!
鷲尾瞳:「っ!……聞いたことはありますか。」
鷲尾瞳:蹴り飛ばされながらも言葉を止めない。
鷲尾瞳:「かつて、組織の柵を飛び越え、どのような困難な事件にも身一つで飛び込んでいくオーヴァードがいたと」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ぴくり、と眉間が震える。忌々しげに皺寄った唇を噛む。
筧正臣:「……」
鷲尾瞳:「ひどく理不尽で、暴力的で……周囲から疎んじられながらも、決して腐らず、常に不敵な笑みを浮かべて」
鷲尾瞳:「解決不可能だと言われた事件をいくつも解決してきた……無敵で不死身のエージェントがいたと」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ああ、ああよく知っているとも」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「山吹徹平…そしてあの男……!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:銃口が、蹲る瞳の脳天へと照準を合わせる!
鷲尾瞳:「もしも……もしも本当に、貴方がそうだというのなら」
鷲尾瞳:「証明してください。"アウトバースト"!今、この闇を払って!」
筧正臣:「いいこと言うぜ。畜生……良すぎて」 手が震える。
筧正臣:「やる気が出た」
GM:……手番は筧さんへ。
GM:どうぞ!
筧正臣:霧の王を攻撃します。手番を回したくない!
筧正臣:マイナーなし。メジャーで筧の紫電。
筧正臣:コンセ+天からの眼+バリアクラッカー+マスヴィジョン。雷の残滓はすでに入っているので抜く。
筧正臣:13dx7+13
DoubleCross : (13R10+13[7]) → 10[1,2,2,2,3,3,4,5,7,8,8,9,9]+6[4,4,5,5,6]+13 → 29

筧正臣:低すぎる……支援をもらえればいけるかもしれないが…!
姫都 幹久:おっと
姫都 幹久:ここは……頼みますよ。いいところだ! 《夢の雫》で達成値+12!
姫都 幹久:侵蝕率160。
筧正臣:ありがたい……!達成値は41へ!
”霧の王”:回避!気の狂ったような肉体を見よ!
”霧の王”:23dx
DoubleCross : (23R10[10]) → 10[1,1,2,3,4,4,4,4,5,6,7,7,7,7,8,8,9,9,9,9,9,10,10]+4[1,4] → 14

”霧の王”:命中、ダメージを!
筧正臣:5d10+28 装甲、ガードは無視!
DoubleCross : (5D10+28) → 28[5,10,4,2,7]+28 → 56

”霧の王”:うおおおおお
”霧の王”:”霧の王”、沈みます。
”霧の王”:装甲があれば耐えていた…復帰HPは50!
姫都 幹久:あぶなっ!
筧正臣:や、やったっ……! 姫都くんのパワーが100人力だった!
姫都 幹久:筧さんのパワーですよ!
筧正臣:浸食143→155
”霧の王”:「ヴああああああっ!!」
”霧の王”:対峙する後藤と鷲尾を視界から覆い隠すように
”霧の王”:全身を炭化させ、崩れ去りながら鉤爪を振るう!
筧正臣:「姫都」 再加速。
筧正臣:「合わせろ、こいつを黙らせる!」
姫都 幹久:「えっ……はい!」
姫都 幹久:「(くそ、うまくいってくれよ!)」少しだけ、力になれたらいい。それで届いてくれる。
筧正臣:火花と放電を伴い、”霧の王”を旋回するような軌道で、鉄片を叩き込む。
筧正臣:一射、二射、三射――瞬きの間も入れず、今度は七射。すべて一点を狙う。
”霧の王”:「が……ぐ……ごぉおお」
”霧の王”:電撃は全身に回り、巨体が完全に崩れ去る。
筧正臣:「”アウトバースト”には常に頼れる後衛がいた。これも覚えとくといいぜ」
筧正臣:「終わりだ」
姫都 幹久:「はは。すげえ……」晴れていく霧の向こうに。
姫都 幹久:本当の、ヒーローのような姿を見る。
”霧の王”:「が……ご」
”霧の王”:倒れ込む方向は…後藤たちの側へ。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:飛び退き、倒れ込む巨体を躱す!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……やって、くれたな…!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:そして…視界からもう一つ影が消えている事に気付く――
鷲尾瞳:私の……手番だ!
鷲尾瞳:マイナーはなし。メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《咎人の剣》《クリスタライズ》。既に作成してある武器で、ホワイト・ライトを攻撃します!
鷲尾瞳:最後のクリスタライズだ……喰らえ!
鷲尾瞳:10dx7+9
DoubleCross : (10R10+9[7]) → 10[1,2,3,3,4,5,6,6,10,10]+10[4,7]+4[4]+9 → 33

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:回避…!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:8dx+6
DoubleCross : (8R10+6[10]) → 10[1,3,4,5,6,8,10,10]+7[4,7]+6 → 23

鷲尾瞳:こええ!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:くっそ~
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ダメージを!
鷲尾瞳:技術の勝利!
鷲尾瞳:4d10+63
DoubleCross : (4D10+63) → 28[3,10,10,5]+63 → 91

鷲尾瞳:高い!10が2つもある!
鷲尾瞳:装甲は無視です!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:極大ダメージ…!虫の息だが耐える…!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……!」
鷲尾瞳:ホワイト・ライトが霧の王を躱した一瞬の隙を付いて、既に背後に回っている。
鷲尾瞳:袈裟に切り上げ防御を弾き、ホワイト・ライトに剣を突き入れるよ!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ごっ…ぐぁああああっ!!」
鷲尾瞳:「……急所は外してあります。貴方を殺しはしません」
鷲尾瞳:「重要参考人として、貴方の名前を報告書のページに記載します」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ガキが…下らない…薄っぺらな組織に飼い殺されているゴミのようなガキが…!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「図に乗った…口を利くなぁッ!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:口の端から血を吐き捨てつつ、吠える。
筧正臣:「まだ動けるのかよ、こいつ……!」
GM:続いて姫都くん、道成寺さんの手番。
姫都 幹久:道成寺さん、お願いします!
道成寺 安奈:例によって先に動きます。10mダッシュ。"ホワイト・ライト"にエンゲージ。
道成寺 安奈:メジャーアクション。
道成寺 安奈:▼"ダストエンド"=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv6+「対抗種」+「ストレンジフェイズ」
道成寺 安奈:16dx7+1 命中
DoubleCross : (16R10+1[7]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,4,5,5,6,7,9,9,10,10]+10[3,4,6,8,9]+10[1,8]+4[4]+1 → 35

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:回避!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:8dx+6
DoubleCross : (8R10+6[10]) → 9[5,6,6,6,7,8,8,9]+6 → 15

道成寺 安奈:8d10+54+18 ダメージ 装甲無視
DoubleCross : (8D10+54+18) → 44[4,9,7,6,4,2,8,4]+54+18 → 116

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:死!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:《蘇生復活》、HP1で復帰。
道成寺 安奈:こ、この野郎
鷲尾瞳:しぶとい……!
姫都 幹久:はっはっは。やっぱそう来ますよね……
道成寺 安奈:「……私たちをバラバラにし、親兄弟を捕らえて嬲る……だったか?」"ホワイト・ライト"の元まで、歩み寄ってきている。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……ハァーッ…ハァーッ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ああ、そうだ。ああ、そうだ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「警視総監さえ、この実験を黙認しているッ!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「お前たちにこの国で……まともに生きる術はもう無い……!」
道成寺 安奈:「私の父様も、母様も、お前たちごときの手の届く場所には、もういないよ」
道成寺 安奈:"ホワイトラ・ライト"の顔面をアイアンクローで捕らえる。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「がぐ!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:頭を捕まえられ、もがく。
道成寺 安奈:「……殺してはダメなんだろう? 加減してあげよう」
道成寺 安奈:つい先刻まで超高温を発していた掌で、顔面を締め上げる。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ぐがああああああああっ!!おおぉおおおッ!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ジィイイイッ
道成寺 安奈:「そして、私たちも、バラバラになんかされない。お前の言う事は、何一つ成就しない」
道成寺 安奈:「灰に還らないうちに、負けを認めろ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:顔面を焼かれ、もがき苦しむが
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:やがて叫びは止み……
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:かちゃり
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:至近距離から、銃口を道成寺の額に向け
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:放つ!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガァン!!
筧正臣:「残してやがった! 離れろ、道成寺!」
道成寺 安奈:「ッ」回避。だが、拘束は外れる。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ハァアアアッ…ぐッ…お…ァアアアッ!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「私の…俺の職務は……守り続けてきた……どんな内容だろうと……!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ハァアアアッ……踏みにじらせはしない……!貴様たちガキに……など……!」
道成寺 安奈:「……失態だった。すまない……!」構えながら距離を取る。
鷲尾瞳:「大勢は決しました。何故、そこまで抵抗するのですか」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……分からんだろう」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「俺の捨ててきたものが、賭けてきたものが」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「この霧の中に、ついさっき入ってきた貴様らなぞに」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「理解できてたまるか!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:慟哭、再び銃を構える。
筧正臣:「……」 筧には口を挟めない。短くはない期間、働いてきたからだ。
GM:姫都くんの手番へ。
姫都 幹久:「わかりませんよ。おれには、わからないから」
姫都 幹久:マイナーで10m前進。エンゲージをまとめます。
姫都 幹久:「……お願いします!」筧さんに《戦乙女の導き》。侵蝕率162に。次の判定+5dのダメージ+5です。
姫都 幹久:162%の行動終了。以上です!
筧正臣:「どいつもこいつも……やる気の出ること言ってくれるぜ」 いただきました。
GM:では、クリンナップ
GM:無ければ3R目セットアップへ。
GM:エネミーはありません。
道成寺 安奈:なし。
鷲尾瞳:なし
姫都 幹久:なしで。
筧正臣:なし!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:では手番
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:マイナーで陽炎の衣+雷の加護、メジャーでコンセントレイト+見えざる死神+バリアクラッカー
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:対象は、筧正臣!
筧正臣:ひどい上司だ!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:16dx7+8
DoubleCross : (16R10+8[7]) → 10[1,2,2,4,5,5,5,6,6,6,8,8,9,9,9,10]+10[1,3,4,5,7,10]+3[1,3]+8 → 31

筧正臣:ドッジ!
筧正臣:6dx
DoubleCross : (6R10[10]) → 8[1,1,3,5,7,8] → 8

筧正臣:ダメなものは、だめ!
姫都 幹久:行動潰してカバー!
姫都 幹久:ええと……南無三。やっとこう《龍鱗》! 165%!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:4d10+22
DoubleCross : (4D10+22) → 23[1,9,6,7]+22 → 45

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:装甲無視
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガード値無効!
姫都 幹久:だー。平均値叩かれるとHPが足りない! ……えーと。残り人数がこれだけで……
姫都 幹久:倒れていいですか。《夢の雫》が飛ばなくなっちゃうですけど
鷲尾瞳:カバー持ってます!
鷲尾瞳:後は任せろ~!
筧正臣:倒れててくれて大丈夫ですよ!
道成寺 安奈:最悪ロイス切って私はなんとかするので!
道成寺 安奈:任せろい!
姫都 幹久:ありがとうございます。ではそのまま倒れます!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……く…」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:にたり、と、抑えた掌の下で笑い、姫都と筧が並び立った瞬間
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:跳ね上がるように突貫!そのまま引き金を引く!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガァン ガァン ガァンッ!!!
姫都 幹久:「う、うおおっ!」
姫都 幹久:ガタイだけはいいので、駆け寄った勢いのままでタックル。まあ不格好ですけどね!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:では、2人の間に間が開くと共に
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ぐしゃっ!!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:弾丸を受けた姫都の背中を踏みつけ、銃口を後頭部に。
姫都 幹久:「げほっ」そのまま捻じ伏せられます。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「動くなよ。一歩も」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「脱出のチャンスは……向こうからやってきてくれたな……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「くくっ。このガキはUGNじゃない。訓練を受けた人間の動きかどうかは見れば分かるんだよ」
姫都 幹久:背中にうがたれた真新しい銃創から、血溜まりが広がっていく。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……見捨てられるか?」
筧正臣:「……この野郎」
筧正臣:「そういうのは……本当に、本当に、最低最悪の手だぞ……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……俺がいるのは」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「最初から『そこ』だ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ぎろり、と焼けただれた顔を筧に向ける。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「職務は…職務だけは……守り通さなくてはならない……何を引き換えにしようが!!」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:この位置取り、引き金を引くよりも速く、間に合うとすればーー。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「筧……ケリを付けるぞ」
GM:行動値12、筧正臣の手番です。
筧正臣:「……残念だ。俺は……あんたのことを……」
筧正臣:マイナーなし。メジャーでコンセ+天からの眼。これだけで撃ちます。
筧正臣:18dx7+13
DoubleCross : (18R10+13[7]) → 10[1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,7,7,7,7,8,9,9,10]+10[1,1,2,3,3,4,4,10]+1[1]+13 → 34

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:回避
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:8dx+6
DoubleCross : (8R10+6[10]) → 10[2,3,4,4,7,8,10,10]+6[3,6]+6 → 22

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ダメージをどうぞ
筧正臣:4d10+13 諸々有効
DoubleCross : (4D10+13) → 16[9,1,5,1]+13 → 29

”ホワイト・ライト”後藤直嗣:残りHPは1。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:”ホワイト・ライト”、戦闘不能です。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「――。」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:数秒の、呼吸を測る気配。
筧正臣:「あんたのことを……」
筧正臣:「尊敬したかったよ」 攻撃は一瞬。
筧正臣:腕を振る必要すらない。
筧正臣:だらりと垂らした腕――指先から、地面へ向けて、鉄片を撃ち込む。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「ッ」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:合わせるように、トリガーを握る腕が
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:筧に向けて、跳ね上がる。
筧正臣:コントロールされた跳弾が、後藤直嗣の腕を砕き、吹き飛ばす。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:ガァン!!
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:最後の銃弾は、筧の頬を掠め
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:虚空へと消える。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:「”アウト”……”バースト”……」
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:それだけを、口の中で呟き
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:数歩よろめいて後退りし……ずしゃり。
”ホワイト・ライト”後藤直嗣:地面に崩れる。
筧正臣:「装填された状態から、ぼくと撃ち合うのは無茶ですよ。」
筧正臣:「……終わりだ、後藤主任。あんたを逮捕する」
GM:既に霧は消えて、街明かりだけが
GM:路地へと静かに降りている。

バックトラック

GM:Eロイスは
GM:さらなる絶望×8
GM:楔の呪い×1(2つ扱い)
GM:合計10d10、希望者はどうぞ!
鷲尾瞳:振る!
鷲尾瞳:141-10d10
DoubleCross : (141-10D10) → 141-46[5,3,6,6,4,1,3,7,9,2] → 95

鷲尾瞳:やったー!
姫都 幹久:振ります。
姫都 幹久:162-10d10
DoubleCross : (162-10D10) → 162-56[9,1,5,7,5,7,2,7,10,3] → 106

姫都 幹久:お。106はいいとこですね。
道成寺 安奈:振るとも!
筧正臣:振ります。
筧正臣:159-10d10
DoubleCross : (159-10D10) → 159-59[8,6,4,5,4,10,6,7,5,4] → 100

筧正臣:よ、よし!想定以上!!!!
道成寺 安奈:170-10d10
DoubleCross : (170-10D10) → 170-45[1,3,7,5,4,6,5,1,5,8] → 125

道成寺 安奈:メモリー起動。-10して115から等倍チャレンジ。
道成寺 安奈:115-6d10
DoubleCross : (115-6D10) → 115-37[9,7,1,4,10,6] → 78

道成寺 安奈:5点で帰還。
姫都 幹久:等倍で戻します。
姫都 幹久:106-5d10
DoubleCross : (106-5D10) → 106-22[1,8,2,3,8] → 84

姫都 幹久:よし。5点エリアでフィニッシュ
鷲尾瞳:1倍!
鷲尾瞳:95-3d10
DoubleCross : (95-3D10) → 95-18[2,10,6] → 77

鷲尾瞳:経験点5点だー!やったー!
筧正臣:1倍!
筧正臣:100-3d10
DoubleCross : (100-3D10) → 100-26[9,7,10] → 74

筧正臣:イェーーーーイ!!!
姫都 幹久:なんとかなりましたね!
GM:ふぅーっ
GM:おめでとうみんな!!!!
GM:では経験点配布、長期セッションなので、シナリオ点は10!いつもの5点!そしてEロイス点は9!
GM:24点に浸蝕経験点でどうぞ!
鷲尾瞳:29点!
道成寺 安奈:29!
姫都 幹久:29点いただきます!
鷲尾瞳:みんなロールよかった!
筧正臣:29点!
GM:では配布!まっことお疲れ申した!!

ED1 筧正臣&姫都幹久

GM:……霧事件の直後。
GM:証拠の回収と、摘発を鷲尾と道成寺に任せ
GM:君は馴染みの闇医者の元に重症の姫都幹久と、曽根崎ヒロヱを運び込んでいた。
闇医者:「ふーっ」
闇医者:「処置は終わったわよん、筧ちゃん」
闇医者:浅黒い肌の厳しい大男が、手術室から出てくる。
筧正臣:「お疲れさん。どんな感じだ?」
筧正臣:「できればあんたの不思議な腕前で、前よりちょっと大人しいぐらいになってると助かるんだけど」
闇医者:「どっちも命に別状はなし、今晩中に目が醒めるかどうかは本人の気力体力次第ってとこ」
闇医者:「女の子の方はね、で……男の子の方は」
闇医者:後ろから、のこのこ出てくる影がある。
姫都 幹久:「あー……ご心配、おかけしました」首の周りにギプス、使い古しっぽい松葉杖抱えて。
筧正臣:「……」 ため息をつく
闇医者:「アタシも色々、怪物じみた連中も見慣れてるけど……筧ちゃん、あーた、この子普通じゃないわよ」
闇医者:「なんで立って歩けてんのか、全然わかんないもん。ヤダコワイ」
筧正臣:「一ミリも心配してねーよ。不死身かお前は」
姫都 幹久:「いや、さすがにアレ以上やられたら死ぬかと思いましたよっったたたっ……」声を出そうとして顔を歪める
闇医者:「ま、とりあえずコーヒー入れたげるから痛み止め飲んでジッとしてなさい」
闇医者:「ココアの方が良かった?」
姫都 幹久:「コーヒーお願いします。あ、ミルクもあれば……」
GM:と、答えようとした時
GM:君は、壁にかかった時計に気付く。
GM:時刻は既に深夜0時近く。
GM:スマートフォンには…同居人からの無数の通知が。
姫都 幹久:「…………。しまった……」
筧正臣:「お。日付変わったな。姫都、学校とか大丈夫か?」
姫都 幹久:「学校の方は大丈夫なんですけど、ちょっと一緒に住んでる子から」ごめんなさい、とか返信しながら。
闇医者:「あーた、何、同棲してんの!?学生でしょ?マー破廉恥なあーた!」
姫都 幹久:「いや、破廉恥ってその! 」
筧正臣:「心配なのはそっちかよ! じゃ、帰るか? っつーか歩けるか?」
姫都 幹久:「まあ、あー、大丈夫です。歩けます。足曲がらないくらいで」
姫都 幹久:「あー……筧さん」
筧正臣:「おう?」
姫都 幹久:「……はやく、話せるといいですね」
姫都 幹久:「曽根崎さんと」
筧正臣:「まあな。言いたいことが山ほどあるからな……」
筧正臣:「言っても無駄だろうけどもよ」
姫都 幹久:「あー……ちょっと前に言われたことがあるんですけど」
筧正臣:「なんだよ」
姫都 幹久:「寝込んでるときは逃げられないから、説教が捗るそうです」
筧正臣:「一理ある。お前もこれから説教か?」
姫都 幹久:笑おうとして痛そうに顔をしかめる。
姫都 幹久:「朝までコースかもですね……」
姫都 幹久:あはは、はあ、と息を吐いて。
姫都 幹久:「……これから、どうなるんですかね。おれたち」
筧正臣:「どうなる、じゃなくて、どうするかだ。」
筧正臣:「……ご存知の通り、これも受け売りだけどな。お前はどうする?」
姫都 幹久:「財木さんも支部のほうにいったそうですし。……まずは、帰って謝ります」弱々しい笑み。
姫都 幹久:「あとは、よくなるだろうって、信じて待つだけです。……おれ、まだガキですから」
姫都 幹久:「……くやしいけど」
筧正臣:「そうしたいなら、それがいいんだろう。」
筧正臣:「俺だって”大人になれ”って言われても、なれてない」
筧正臣:「もう少しマシな選択ができたんじゃないかっていつも思う」
姫都 幹久:「あー……」
姫都 幹久:「筧さん」
筧正臣:「なんだよ」
姫都 幹久:「難しいですか。……その、大人になるの」
筧正臣:「はは」
筧正臣:「その質問がシンプルすぎるんじゃないか?」 苦笑いに近い笑いを浮かべる
姫都 幹久:「ですかね」痛そうな笑みをつくって、返す
筧正臣:「……なあ。それじゃあさ、姫都から見てさ」
姫都 幹久:「はい」
筧正臣:「俺は、”アウトバースト”を……。……いや。……俺、うまくできてたかな……?」 ためらいながら手帳を開く。
姫都 幹久:「……アウトバーストが何かってのは、よくわかんないですけど」
姫都 幹久:「筧さんを、すごいと思います。おれ。ほんとです」
筧正臣:「……褒めすぎだぜ、バカ野郎」
筧正臣:また苦笑いをして、手帳を書き換える。”霧に気をつけろ”を二重線で取り消し――
筧正臣:”《グリーンフィンガー》に連絡を取れ。”と記し直し、それを胸ポケットにしまう。
GM:小さく会釈をして、猫背気味によたよたと
GM:そのまま姫都幹久はクリニックを出ていった。
闇医者:「あーたも変な若者誑かす才能、あるんじゃない?」
闇医者:「徹っちゃんと一緒よ。はいコーヒー」
闇医者:マグカップを差し出す。
筧正臣:「うるせー、知るか」
筧正臣:マグカップは一応受け取る。
闇医者:「……”フェイスダウン”なんだって?あの子」
闇医者:壁によりかかりつつ、こちらもマグカップを片手に呟く
闇医者:「あんな小さい肩に、正義だなんだって背負えるモンじゃないのに」
筧正臣:「俺もそう思う。マジでやる気なのは本人だけだ」
闇医者:「それでも憧れって止められないからね。あーたらはホント、2代揃って罪作りよ」
筧正臣:「ぼくだって被害者でしょうよ!……ああ、くそっ。」
筧正臣:「正義があるとしたら、……あるとしたら、なんだろうな」
闇医者:「さあ、んなことアタシみたいな裏稼業に聞かれてもわかんないわよ」
筧正臣:「あるといいな、としか言えないな」
闇医者:「そうさね。でも」
闇医者:「せめて独り立ちできるまでは、ひよっ子どうし支え合いな」
闇医者:「……皆そういうもんよ」
筧正臣:「ちっ」
筧正臣:「変な大人の言う通りにするのはシャクだけど、……そうするよ」
闇医者:「ふ」
闇医者:「んじゃアタシは一眠りするから。あとはごゆっくり~」
闇医者:そうしてスリッパのまま仮眠室に引っ込み
GM:……後には君と、ベッドに横たわる曽根崎ヒロヱだけが残される。
GM:数十分か、数時間経った後。
曽根崎ヒロヱ:「う……」
曽根崎ヒロヱ:呻くように、起き上がる。
筧正臣:「お。いきなり起き上がろうとしてるアホがいる」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「あほってなんやー」
曽根崎ヒロヱ:首を向けて、寝ぼけ眼のまま
曽根崎ヒロヱ:いつものように買い言葉を飛ばす。
筧正臣:「お前ら、自分の体をいい加減に使いすぎるんだよ。危ない時はもっと怖がれよ」
筧正臣:「人の心配じゃなくて、自分の心配をしろって意味な!」
曽根崎ヒロヱ:「……ごめん」
曽根崎ヒロヱ:珍しく、シュンと肩を落とす。
曽根崎ヒロヱ:「でもな、筧さん」
筧正臣:「おう」
曽根崎ヒロヱ:「ウチ、あの時大丈夫やと思った。倒れる時に」
曽根崎ヒロヱ:「いつもやったら、諦めてたかもしれへんけど」
曽根崎ヒロヱ:「今日はそうじゃなかった」
筧正臣:「なんでそうなる……」
曽根崎ヒロヱ:「……筧さんがおったから」
曽根崎ヒロヱ:にっと笑う
曽根崎ヒロヱ:「で、今もこうして生きてる」
曽根崎ヒロヱ:「これってさ、ウチの勝ちやんな?」
筧正臣:「……くそっ」
筧正臣:「おめでたいやつめ! そういうのがいい加減だっつってんだよ」
筧正臣:「俺だって、いつも受け止めてやれるわけじゃない。暇じゃないんだからな」
曽根崎ヒロヱ:「分かってる。ずっと分かってる。けど、やっぱり」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「一緒に居る時くらい、頼らせて」
曽根崎ヒロヱ:「それで、ウチのことも頼って」
筧正臣:「お前を? 頼れって? ……言いやがる」
曽根崎ヒロヱ:「えっへへ、言うやろ?」
筧正臣:「そっちこそ、変なフルフェイス被るくらい思い詰めるなら」
筧正臣:「相談できる相手くらい思い出せよな」
曽根崎ヒロヱ:「……意地張っててん。ずっと」
曽根崎ヒロヱ:「でも、筧さんと久しぶりに会って、こうやって上手く行った」
曽根崎ヒロヱ:「なんかな……これでええんやんなって、思った」
曽根崎ヒロヱ:「ありがとう、筧さん」
筧正臣:「……遠回りしたな。でもまあ、なんつーか……」
筧正臣:「お帰りって言っとけばいいか? いい笑い方しやがって」
筧正臣:「……もう落ちるなよ」 以前にも言った気がする。たぶん気のせいだろう。
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:――思い出す。思い出した。
GM:---
GM:『何が僥倖だ、コラ…!』
GM:『お前らは最悪手を打ったんだ。優しい先輩がいなくなったんだからな』
曽根崎ヒロヱ:背中を思い出す。
GM:『全員、もれなく、死ぬよりひどい目に遇ってもらうぜ。今度のアウトバーストは』
GM:『ちょっと厳しいぜ、クソッタレ! 止めてみろ!』
曽根崎ヒロヱ:あの日、生き方を決心した日に見た
曽根崎ヒロヱ:もうひとりのヒーローの背中の事を。
GM:---
曽根崎ヒロヱ:「うん」
曽根崎ヒロヱ:「ただいま。」
曽根崎ヒロヱ:目尻に涙を溜めながら、君に笑いかける。
曽根崎ヒロヱ:「もうちょっとだけ、ここにおって」
曽根崎ヒロヱ:「いろんな話したいこと、あるから」
筧正臣:「仕方ねえな」 座り直す。
筧正臣:「聞くよ。お前の長い話を」
GM:そうして、夜は更けていく。
GM:2人の長い時間を、年月を、少しづつ補うように。
GM:長針は巡っていく。

ED2 道成寺安奈&姫都幹久

GM:---
GM:N市内・財木里代子宅
GM:---
GM:テーブルの上には、様々な料理が並んでいる。
GM:パエリア、ラザニア、お好み焼き、つみれ団子のカレー。などなど。
GM:天井からは派手な垂れ幕が吊り下がり、『リヨちゃんHappy Birthday』とある。
姫都 幹久:「ジュース行き渡りました?」
姫都 幹久:見える範囲で首コルセット、左足ギプス状態。
本八幡流雨:「はいちゅーわけで」
本八幡流雨:「リヨちゃんお誕生日おめでとー!ハピバー!いぇいいぇい!」
道成寺 安奈:パァーン!とクラッカーを打ち鳴らしている。
道成寺 安奈:「健康に年を重ねられるというのは、実にめでたいことだよ」ぱちぱちと。
姫都 幹久:「おめでとうございます」拍手。
ミミーシャ:「おめでとうございますわ」
六条愛音:「あんじょう、おめでとさん」
六条恋音:「えと……ございます…」
アリサ=ブラックモア:「唐揚げねーの!唐揚げ!パーティっつったら唐揚げだろ!」
姫都 幹久:「用意してありますって。ちょっとまってもら……あだっ」
GM:テーブルに付いているのは、華やかな笑顔ふりまく少女たち。
GM:君と様々な縁で結ばれている、かけがえのない絆たちだ。
財木里代子:「あ、ありがと……すごいね、これみんな姫都くんの友達なの?」
財木里代子:「こんなプレイボーイだったなんて知らなかったけど……」
財木里代子:「もしかしてあたしにも、そういうつもりで声かけたり?」
姫都 幹久:「いやいやいやいや!?」
姫都 幹久:「というか、声かけに来たの財木さんじゃ……つつっ」
財木里代子:「えー!違うよ!だって最初は確か姫都くんが林で」
財木里代子:……財木里代子は、UGNの記憶処理を受け
財木里代子:記録上、戸村清史郎は職務中の殉職となっている。
財木里代子:「あれ、なんでそもそもあたしあんなとこ歩いてたんだっけ……」
財木里代子:むむむ、と不思議そうな顔をしている
姫都 幹久:「……お互い様ってことにしません?」
財木里代子:「うーん、だね!それでいいよ」
財木里代子:「どこから聞いたのか知らないけどさ」
財木里代子:「兄さんのこと、知ってるんでしょ」
財木里代子:「最初は、同情なんてって思ったけど」
財木里代子:「……こんなパーティなんてされたら、流石に嬉しいよ」
財木里代子:「ありがと、姫都くん」
姫都 幹久:「そりゃよかったです。いや……ここまでやる気はなかったんですけど正直」
姫都 幹久:「気付いたらなんかどんどん、話が大きく……」
姫都 幹久:「……ま、いろいろ用意してありますから。」
姫都 幹久:「ラザニアなんかすごい美味しいですよ。ミミさんの得意なので」
ミミーシャ:するとそこで、君はテーブルの向こうから鋭い視線を感じるかもしれない
ミミーシャ:じとーーーーっ
ミミーシャ:青白い髪と妖しげな赤い瞳をした少女が、手元のトマトジュースにストローで泡を立てつつ君を睨んでいる。
ミミーシャ:ぽこぽこぽこ
姫都 幹久:「あー……」
姫都 幹久:「ね?」
財木里代子:「へー」
財木里代子:「あれが噂の彼女さん?」にやにや
財木里代子:「聞いてた通りすっごい美人。めっちゃこっち睨んでるけど」
姫都 幹久:「あー……」若干赤面。
財木里代子:「行ってきてあげたら?ほらほら」
財木里代子:肘で小突いてくる。
姫都 幹久:「ありがとう。ごめん、こっちが気を使わせちゃって」
財木里代子:「いいのいいの。あんな美人さんから横取りしちゃ悪いし」
財木里代子:ウィンクします
財木里代子:「ねー、これ作ったの誰?どうやって作るの?」
六条恋音:「あ、ひゃい!えと…それはですね」
姫都 幹久:「あはは」
姫都 幹久:なんとも力弱く笑って。びっこを引きながらすりあしで移動して。
姫都 幹久:「ミミさん。すいませんほんと。」
姫都 幹久:「でも、よかったんですか? この……」
ミミーシャ:「……」
ミミーシャ:近寄ってきた君を一瞥し
ミミーシャ:引きずられている足を見て
ミミーシャ:つーんと、そっぽを向いて去っていきます。
本八幡流雨:「あちゃー怒ってんねー」
本八幡流雨:日焼けした気風の良さそうな姉御ギャルが
本八幡流雨:「はい、マカロニ食いな」
本八幡流雨:眼帯姿でニコニコと皿を横から差し出してくる
姫都 幹久:「声かけてる余裕がなかったっていうのは言訳にならんですね……いただきます」
姫都 幹久:「あ。これ、うちのやつですか?」
本八幡流雨:「お、流石息子だね―最近は小麦粉系にハマってます」
本八幡流雨:彼女は君の実家である農家でバイトに務め、生計を立てているのだ。
本八幡流雨:「まーさ、ミミ様もミッキーのそういうとこ、分かってるだろうしさ」
本八幡流雨:「ちゅーかそういうとこに惚れてんのもあるだろうしさ」
姫都 幹久:「うっ」赤。
本八幡流雨:「ほとぼり冷めるまで、ぶらぶらしてりゃいいよ。うんうん」
本八幡流雨:「なんか知らない顔も増えてっしねー」
道成寺 安奈:「……おや、もう必要なかったかな?」一通りの料理を皿に盛りつけたものを、姫都くんに運んでくる。
道成寺 安奈:当の『知らない顔』が。
姫都 幹久:「ああ。道成寺さん、すいません。大丈夫ですよ、もう一人でも歩けますし――」
姫都 幹久:という感じでここ数日。
姫都 幹久:折れるレベルのケガしたのがそれこそあの島以来だから、いろいろ心配かけちゃったのだけど。
道成寺 安奈:「さっき、足を引きずっていたろう? あまり無理をするものではないさ」
GM:では2人で話しつつ
GM:君たちは騒がしい面々を離れて、ベランダのバルコニーに出る。
道成寺 安奈:「……さて、押しかけてすまなかったね」
道成寺 安奈:重傷を負わせた責任を取る、事件のその後にまつわるゴタゴタに対する警戒、休暇の消化など
道成寺 安奈:色々な理由で姫都くんにくっついて来たのだ。
姫都 幹久:「いや、そんな。正直、来てもらえてすげー助かったというか」
姫都 幹久:「大騒ぎでしたからね。あのあと……」ものすごく気まずそうな顔になる。
道成寺 安奈:「だが、一つの事件は収着し、霧の中に財木嬢が消えることはなかった。君のおかげさ」
姫都 幹久:「あー……そうだ、道成寺さんこそ、支部のほう、大丈夫だったんですか?」
道成寺 安奈:「色々大変だったが、どうにかこうにか、だね」
姫都 幹久:「そりゃよかった……ほんとに、よかった」はあ。と息をはく。
姫都 幹久:にぎやかな声が聞こえてくる。財木さんも、まあ、あの個性的すぎる面々となじめてくれてるようで――
道成寺 安奈:「またそうやってすぐに人の心配をする。」
道成寺 安奈:私自身なんか、ほとんど外傷は負ってないんだぞ。周りに申し訳がたたないくらいにね」
道成寺 安奈:「まずは自分のケガを心配するべきだろう。……幸いにして、医者の腕はよかったみたいだけどね」
姫都 幹久:「おれはまあ、頑丈なんで……あつっ」気弱な笑顔。首をかしげようとして痛かった。
姫都 幹久:「訂正。ちょっと心配します」
姫都 幹久:「でも道成寺さんだって、エフェクト使いすぎで、検査で一日缶詰だったじゃないですか」
姫都 幹久:「お互い様ですよ。おれ、一人じゃなにもできないんで……」
姫都 幹久:ラザニアもぐもぐと口にいれて、飲み込む。美味しい。
道成寺 安奈:「それでも、キミが居なかったら、きっとどうにもならなかった」
道成寺 安奈:あの日握られた掌の感覚を思い出しながら、きゅっと自分で握る。
道成寺 安奈:「うん。やはり、お互い様、ということになるのかな。先程の財木嬢とお揃いだ」悪戯っぽく笑って見せる。
姫都 幹久:「あはは……それだとありがたいですけど、ちょっとやっぱ、借りすぎの気が」
道成寺 安奈:「何を。私はまだまだ返しきれていないからな、色々と」
姫都 幹久:「へ?」
道成寺 安奈:「巻き込んでケガを負わせたこともそうだが」
道成寺 安奈:自分の左手を出して、手首を右人差し指でスッ、と掻っ切るジェスチャー。
道成寺 安奈:「……我ながら、とんでもないことを頼んでしまったという負い目が強いんだ」
道成寺 安奈:心なしか頬が赤い気がする。本気で恥じている、否、恥じらっているようだ。
姫都 幹久:「えっ」
姫都 幹久:「あー……えっ?いや、それは別に気にしないでも」
道成寺 安奈:「気にするさ」
道成寺 安奈:上目づかいで、困ったような目をして。
道成寺 安奈:「誰にも言わない、という確証が取れるまで、色々返して貸しを押し付けておくぐらいでないと」
道成寺 安奈:「ふふ、口止めは万全に、な?」きゅ、っと己の人差し指を君の唇に当てる。
姫都 幹久:「……あの。あれ、そんなにあれ、あれでした?」首のあたりからぐぎっと音がする感じで汗かいてる。
姫都 幹久:「(これあれだ、ミミさんが部屋にいきなり来たときの)」
道成寺 安奈:「まぁ、貸し云々は半分本気で、半分方便さ。」
道成寺 安奈:「……その実、結構キミに興味が湧いたからね、姫都くん」
姫都 幹久:「あー……そりゃ恐縮です」
姫都 幹久:手首を掴んで、すっと掌を掌をあわせるような格好にして。
道成寺 安奈:「支援効果を受けて戦闘するというのは経験が少なくてね。」
道成寺 安奈:「この前のことは参考になったから、もう少し勉強したいし」
道成寺 安奈:「……せめてケガが治るまでの間は見ておかないと、キミはまたボロボロのまま危険に飛び込んでいきそうだしね」
姫都 幹久:「そういう話ですか」すうと息を吸って。
姫都 幹久:「大丈夫です。無理はしませんよ。おれは、そんなに器用じゃないですから……」
姫都 幹久:「でも、できる範囲でなら、いつでもどうぞ」
道成寺 安奈:「……じゃあ、そういう話だけじゃない、っていったら、どういう顔をする気だい?」
道成寺 安奈:人差し指に付いたラザニアのソースを、ペロリと舐めとる。
姫都 幹久:「へ?」アホ面
道成寺 安奈:「誰にも言わないで欲しいとは言ったけど、忘れて欲しいとは言ってないよ?」
道成寺 安奈:「だから、あんまり安請け合いはしないほうがいい」
道成寺 安奈:「それとも……本気で全部を請け負うつもりなら、やっぱりキミは凄い人かもね、幹久くん」
姫都 幹久:「あー……軽々しく言いすぎだ、ってのは何度も。でも、気は心っていうじゃないですか。違ったかな?」
姫都 幹久:「できないから、まだやりたいです、ってだけは、言っときたいじゃないですか」
姫都 幹久:「それこそ、ありがとうって言ってもらえたぶんだけは、とか」
姫都 幹久:「……かっこつけすぎですかね、あは、あだっ」
道成寺 安奈:「真面目がすぎるなぁ、本当に。」
道成寺 安奈:「格好つけるのは私の専売特許なのに、またお株を奪う」
姫都 幹久:「あー……難しいですよね。そういうの」
姫都 幹久:「言いにくいんですけど、姉ちゃん以外の女の子と、あんま話したことなくて。去年まで」
道成寺 安奈:「これだけ侍らせておいて」一瞬の真顔。
姫都 幹久:「いやマジなんですよ」
姫都 幹久:「……でも、わかりました。」
姫都 幹久:少し腰をまげて、不器用に人差し指を道成寺さんのくちびるに。
姫都 幹久:「忘れないで、秘密にしておきます」
道成寺 安奈:「……!」
道成寺 安奈:「ふふ、『お互い様』だね」薄く、しかし心から微笑む。
本八幡流雨:「はいはーいお熱いのはいいけどー」
姫都 幹久:「……あっ」だらだら汗を
道成寺 安奈:「おや」
本八幡流雨:窓の近くによりかかって立っている
本八幡流雨:「そろそろこっちも面倒見たってよ―、ミミ様寂しがってんよ~?」
ミミーシャ:「なっ!」
ミミーシャ:「寂しがってなどいませんわ!全然いません!こんな甲斐性なしの浮気ミキヒサに!」
ミミーシャ:その横でうにゃうにゃしている。
姫都 幹久:「ごめんなさい。ちょっと、事件のお礼がまだだったもんで……その」
姫都 幹久:ベランダの手摺を片手でもって、とん、とん、とミミさんに近づいて。
姫都 幹久:よっ、と手を伸ばして。手を握ります。
姫都 幹久:「ごめん。心配かけた」
ミミーシャ:「……な、く」
ミミーシャ:顔を赤くしつつ
ミミーシャ:「怪我の分は怒ります」
ミミーシャ:「後でたーっぷりと」
姫都 幹久:「はい」でも、弱々しい笑顔。
ミミーシャ:「それ以外は……無事で帰ってきた分で、許します」
ミミーシャ:「ちゃんと約束を、守っていますもの」
姫都 幹久:「……ありがとう」
姫都 幹久:「守れた、んだよな。おれ」小さな声で。
ミミーシャ:「ええ」
ミミーシャ:ぎゅっと抱き寄せ。
ミミーシャ:「実感させてさしあげます。たっぷりと」
ミミーシャ:愛おしげに、腕の中で君の髪を撫でる。
姫都 幹久:あいた、と声は漏らさない程度の甲斐性はある。
姫都 幹久:「はい」抱き返した手に力をこめる。
道成寺 安奈:「やはり、ライバルの量だけじゃなくて質も大概だね?」背中を見送る。
アリサ=ブラックモア:「んー、お?」
アリサ=ブラックモア:「あ、なんか盛ってんぞ!おい!そのまんま脱がせ脱がせ!」
アリサ=ブラックモア:「ぎゃははは!」
アリサ=ブラックモア:いつの間にかシャンパンの瓶を片手にぶんぶん振っている
姫都 幹久:「ちょ、いやさか、それはないですよ!? ていうかいつから見て……」
姫都 幹久:「あだだっ!」
本八幡流雨:「臭っ酒臭っ!アリサあんたどっから持ってきたし!」
六条愛音:「誰も彼も人様の祝い事いうのに品のない…阿呆やわあ」
六条愛音:アリサと幹久くん、ミミーシャを並べて冷たい目
六条恋音:「う、うちは、幻滅とか、せえへんよ……?」
六条恋音:「絶対せえへんよ……?」
姫都 幹久:「い、いや、愛音さん恋音さん!? そういうんじゃというか……!」
ミミーシャ:「というか、こんな方々と纏めないでくださいまし!」
財木里代子:「ふふ……あははは」
財木里代子:「はぁ。お兄ちゃん。あたしも、友達出来たよ」
財木里代子:わたわたと騒ぎ合う面々を見て、小さく呟く。
GM:……ひとつの事件が終わり、新たな絆が芽生える。
GM:それはまた、新しい物語の始まりなのかも知れない。

ED3 鷲尾瞳

GM:---
GM:UGN・日本支部直轄議事所
GM:---
GM:暗く、幾何学的で無機質な部屋。
GM:霧事件の解決から数日。君はUGN日本支部によって
GM:関わった事件の最終報告を果たすべく、招集されていた。
ローザ・バスカヴィル:君と向かい合って座るのは、複数の評議員と
ローザ・バスカヴィル:本部の大物、ローザ・バスカヴィルだ。
鷲尾瞳:深呼吸を一つ。
鷲尾瞳:何時も通り、口を一の字に結んだ無感情な表情で向かい合います。
ローザ・バスカヴィル:「規定通りの詳細な報告、大義でした。”マクガフィン”」
鷲尾瞳:「いえ。チルドレンとして、当然のことをしただけです。」
ローザ・バスカヴィル:「しかし、私たちには唯一腑に落ちない点がある」
鷲尾瞳:「腑に落ちない点、とは?」
ローザ・バスカヴィル:「それは呼び出された貴女自身にも、分かっているはず」
鷲尾瞳:「……"フェイスダウン"について、でしょうか。」
ローザ・バスカヴィル:「ええ、その正体を」
ローザ・バスカヴィル:「貴女は、目にしたのですか?」
ローザ・バスカヴィル:怜悧に、鋭い針のような視線が君を射抜く。
鷲尾瞳:「……。」
鷲尾瞳:息を呑む。
鷲尾瞳:もしかしたら、自分はチルドレンとして、犯してはならない間違いを犯しているのかもしれない。
鷲尾瞳:……それでも。
鷲尾瞳:「申し訳ありません。"フェイスダウン"の正体を確認することは出来ませんでした。」
鷲尾瞳:もう一度深呼吸し、その目を見つめ返し、よく通る声で答えます。
鷲尾瞳:「報告書にある通り。"フェイスダウン"は霧の中の戦闘で負傷し、そのまま逃亡。」
鷲尾瞳:「逃しはしましたが、かなりの深手でした。生きてはいないでしょう」
ローザ・バスカヴィル:「……」
ローザ・バスカヴィル:「では質問を変えます」
ローザ・バスカヴィル:「”フェイスダウン”、そして”アウトバースト”」
ローザ・バスカヴィル:「貴女にとって、どのような『人物』でしたか」
ローザ・バスカヴィル:「標的ではなく、人間として、貴女はどう感じましたか?」
ローザ・バスカヴィル:「……信じられますか?」
鷲尾瞳:「何方も、好きではありません」
鷲尾瞳:「ですが、信じることは出来ます。彼らは、我々の味方です」
鷲尾瞳:「彼らの危うさは、私も感じています。しかし、それは他のイリーガルも、大なり小なり抱えているものです」
鷲尾瞳:「それでも彼らを信じ、そして彼らとともに戦うのが、我々UGNのするべきことだと、私は思います」
ローザ・バスカヴィル:「……」
ローザ・バスカヴィル:その答えに目を瞑り、ほんの一瞬だけ目尻を下げて
ローザ・バスカヴィル:「……査問を終了します。」
ローザ・バスカヴィル:「私たちも、貴女の判断を信じましょう」
鷲尾瞳:「ありがとうございます」
鷲尾瞳:「これから先も、チルドレンとして正しい判断を下せるよう、尽力します。それでは、失礼します」
鷲尾瞳:と言って、一礼してから退室しよう
GM:そうして、査問会は閉じられ
GM:君は少し息苦しい建物を出て、屋上へと登る。
GM:青空の彼方で、風に巻かれた雲が飛んでいく。
鷲尾瞳:ふぅー……と、大きく息をつき。
鷲尾瞳:「……これで、これで正しかったのでしょうか。本当に」と、小さな声でつぶやきます
GM:カン。
GM:軽い金属音。
GM:振り向くと鉄柵の上に、誰かが立っている。
”フェイスダウン”:『何故』
”フェイスダウン”:『話さなかった?』
”フェイスダウン”:フルフェイスを被った小柄な影が
”フェイスダウン”:柵の上から、君を見ている。
鷲尾瞳:「……聞いていたのですか」少し驚いたような様子でフェイスダウンを見上げます
”フェイスダウン”:『……』
”フェイスダウン”:しゅーっというノイズだけがヘルメットの隙間から漏れている
”フェイスダウン”:無言の肯定だ。
鷲尾瞳:「"フェイスダウン"はもう居なくなる。そう思ったからです。……これからも続けるのですか?」
”フェイスダウン”:『この姿でないと、出来ない事もある』
”フェイスダウン”:『それを見つける限りだ』
”フェイスダウン”:『だが……』
”フェイスダウン”:『判断は、1つではない。選べる道には、拘らない』
”フェイスダウン”:『……そうあるべきだと、思った』
鷲尾瞳:「安心しました。」
鷲尾瞳:「やはり、私の知っていた"フェイスダウン"は、もう居なくなったのですね」
”フェイスダウン”:『ああ……』
”フェイスダウン”:『……』
”フェイスダウン”:『あの、ごめん、ちょっと待って』
”フェイスダウン”:カキン、カチャ
曽根崎ヒロヱ:「やっぱこれ喋りづらいわ」
曽根崎ヒロヱ:「どっかでツッコミ入るかなー思ってたけど、全くノータッチやねんもん!」
鷲尾瞳:「そうではないかと危惧していました。いつもの貴女の口調と乖離が激しすぎるので」
曽根崎ヒロヱ:「せやろー!これ肩凝るねんなー」
鷲尾瞳:「申し訳ありません。ツッコミに関する訓練は未就学です。これから努力します」
曽根崎ヒロヱ:「うんうん、次会う時に期待してる」
曽根崎ヒロヱ:「……まあ、今日のとこは、とりあえず」
曽根崎ヒロヱ:「ウチのこと、信じてくれてありがとう」
曽根崎ヒロヱ:「それだけ、言いたかっただけ」
鷲尾瞳:「UGNチルドレンとして、するべきことをしただけです」
鷲尾瞳:「"アウトバースト"と……筧正臣との会話を見て、もう、保護の必要はないと感じました」
曽根崎ヒロヱ:「それでも!」
曽根崎ヒロヱ:「ウチが嬉しかったから、ありがとう、なの!」
鷲尾瞳:「……わかりました。では、謹んで受け取らせていただきます」
曽根崎ヒロヱ:「ふふっ。おおきに!」
曽根崎ヒロヱ:たっ とっ
曽根崎ヒロヱ:身軽に、軽業師めいて柵の角までやってきて
曽根崎ヒロヱ:「そんじゃ、またね、瞳ちゃん」
曽根崎ヒロヱ:笑顔で手を振る
鷲尾瞳:その姿を目で追い、ふと浮かんだ疑問を投げる
鷲尾瞳:「曽根崎ヒロエ。貴方は、筧正臣に好意を抱いているのですか?」
曽根崎ヒロヱ:「……へ?」
曽根崎ヒロヱ:「おわーーーっは!!?」
曽根崎ヒロヱ:ひっくり返って柵から落ちそうになり
曽根崎ヒロヱ:なんとかずるずる這い上がってくる。
曽根崎ヒロヱ:「な、な、なんなんそれ!どういう質問!?」
鷲尾瞳:「そのままの意味です。」
鷲尾瞳:「筧正臣にも、あなたに関して同様の質問をしてみましたが、答えてくれませんでした」
鷲尾瞳:「貴方からなら、筧正臣とは違う回答が得られるのではないかと」
曽根崎ヒロヱ:「えー、うーん」
曽根崎ヒロヱ:「……大事な人やよ」
曽根崎ヒロヱ:「それ以上は、ウチにもどう言うたらええか分からへんけど」
曽根崎ヒロヱ:「傍に居てくれたら、強くなれる」
曽根崎ヒロヱ:噛みしめるように、頷きながら呟く。
鷲尾瞳:「つまり、大好きだと言うことですね」
曽根崎ヒロヱ:「……」
曽根崎ヒロヱ:「いやなんでやねん!!!!!」
曽根崎ヒロヱ:びしーーーっ
曽根崎ヒロヱ:顔赤くしつつチョップが空を切る
鷲尾瞳:「これがツッコミの手本ですか?ボケたつもりはなかったのですが」
曽根崎ヒロヱ:「言うわあ……ほんっま……」
鷲尾瞳:「しかし、何故、と言われても。そうですね。難しい問です」
鷲尾瞳:「上手く言葉にできるかは、わかりませんが」
曽根崎ヒロヱ:「……うん」
鷲尾瞳:「なんとなく……そうだといいな、と思いました。」
鷲尾瞳:「同じ"アウトバースト”から受け継いだ者同士」
鷲尾瞳:「お互いのことを好きでいたなら、いいと。そういうことだと思います」
曽根崎ヒロヱ:「そっか……ふふ」
曽根崎ヒロヱ:「ほんまに優しい、ええ子やわ」
曽根崎ヒロヱ:「とりあえず、ハッキリ言えるんは」
曽根崎ヒロヱ:「ウチは瞳ちゃんのこと好き!」
鷲尾瞳:「ありがとうございます。私も、"フェイスダウン”は嫌いですが」
鷲尾瞳:「曽根崎ヒロエには、好意を抱いています」
曽根崎ヒロヱ:「ありがと。それで十分」
曽根崎ヒロヱ:「また会おな!」
曽根崎ヒロヱ:今度こそ手を振り、柵から飛び降りて去っていく。
曽根崎ヒロヱ:……影も形も残さない、風のように。
鷲尾瞳:「はい。その時は、素顔の貴方に、力を借りたいと思います」
鷲尾瞳:曽根崎ヒロエの去った後をしばらく眺め。誇らしげな笑みを浮かべてから、こちらも屋上を去ります。
GM:……こうして、君の前から”フェイスダウン”は消え、任務は終わりを告げる。
GM:次にどんな運命が君たちを巡り合わせるのかは、まだ分からない。

ED4 筧正臣

GM:……狭い車内。
GM:君の隣と運転席には、物々しいコートの男。
GM:一様に擦り合わせたように、固まった鉄のような表情。
GM:男たちが、君に対して放ったのは一言。
GM:「公安だ。ご同行願う」
GM:ただ、それだけだ。
筧正臣:「……最悪」
筧正臣:口の中でだけ呟く。それ以外にできることはない。
GM:アイマスクを付けられたままの、沈痛な数十分のドライブの後
GM:扉が開く音がする。
公安警察:「出ろ」
公安警察:君が降ろされたのは、想像とは少し違う場所。
公安警察:路地裏の小さな喫茶店だ。
筧正臣:「……なんだこりゃ」
公安警察:店のガラス扉には、『本日貸し切り』の札がかかっている。
公安警察:「入れ。奥の席へ」
筧正臣:「連れてくならパチンコ屋にしてくれよ。……や。わかった、わかった。案内されるよ……」
筧正臣:大人しく従う。足取りだけは自信ありげに。
GM:古めかしい調度品の並んだ赤カーペットの店内には
GM:レコードのR&Bが程よい音量で流れている。
GM:奥の席に、1つの影が見える。
GM:滑らかなスキンヘッドの恰幅いい男で、丸々とした木の実のようなシルエットだ。
筧正臣:「ん……」 目を凝らす。
???:「おお、来たか来たか」
???:「座んなさい。座んなさい、で」
???:「君は餡団子と、みたらし団子」
???:「どっちが好きだね?」
筧正臣:「はは。どーも」 遠慮なく正面に座る。
筧正臣:「餡団子で。みたらしは食うのにいつも失敗するんだよな」
???:「あるなあ、分かるよ。それじゃあ君がこっちだ」
???:平行に並べていた餡団子の皿を差し出す。
GM:恵比寿顔に笑うその男の見た目に…君は見覚えがある。
GM:というよりも、警察関係者で、公務を司る者として
GM:或いは、日本の国民として、知らない理由はなかった。
GM:……男は、宇佐見真。
GM:48歳の若さで警察庁長官の地位まで上り詰めた、警察組織史上例を見ない怪人物だ。
宇佐見真:「会えて嬉しいよ。筧正臣刑事」
筧正臣:「ありがたくいただきますよ。……こちらこそ」
筧正臣:「俺みたいなのと、差し向かいで話してくれるなんてね。正直、ビビってるんスけど」
宇佐見真:「ははは、ビビらんでくれビビらんでくれ」
宇佐見真:「君の兄さんとは会ったことがあるんだが、正直、話が会わんくてね……」
宇佐見真:ぽりぽり頭をかく
筧正臣:「兄貴はちょっと、命令をやりとりする以外の会話が苦手すぎるんですよ」
宇佐見真:「わかるなあ。はは」
宇佐見真:「君はそういう感じじゃなさそうだからな、仲良くなりたい。わはは」
筧正臣:「……でも。雑談のために、こういう場所をセッティングしたわけじゃないでしょう」
宇佐見真:「それはまあね。私もお茶飲み友達が欲しいだけで貸し切りを取ったりはしない」
宇佐見真:「マスターに悪いしなぁ……さて」
宇佐見真:「そろそろかなぁ」
宇佐見真:カチリ、と
宇佐見真:手元のラジオスピーカーにスイッチを入れる。
筧正臣:「……なんスか? ラジオ?」
GM:……ざーー。
GM:『臨時ニュースをお伝えします。本日未明、警察庁及び警視庁は』
GM:『警視総監を含む現職幹部複数名に対する国内企業からの不正献金受け取りの疑いについて』
GM:『事実を認め、免職を含めた処分を検討することを発表しました』
筧正臣:「……なるほど」 鼻を鳴らす。
筧正臣:「なべて世は事もなし」
宇佐見真:「UGNと我々、両サイドで詰めていたが」
宇佐見真:「何分、”霧”には決め手がなくてね」
宇佐見真:「まあ、こういう形で収まるわけだ」
筧正臣:「法の裁きを受けるなら、それが一番いいんだろう。俺もそう思います」
宇佐見真:「ああ、そうでなければ我々のいる意味も価値もない」
宇佐見真:「……要するに」
宇佐見真:「これから私は会見だのなんだのでさんざっぱらマスコミ攻めに会う前に」
宇佐見真:「ひと目会って置きたかったというわけだ。今回の立役者に」
宇佐見真:深々と、どっしりと、頭を下げる。
宇佐見真:「よく、やってくれた」
筧正臣:「や……やめてください、じゃねえ、やめてくれ!」
筧正臣:「ほとんど道成寺と、鷲尾が決めたようなもんだし。姫都がいたから、それに曽根崎…」 頭をかきむしる。
筧正臣:「困りますよ」
宇佐見真:「そうかね。私の頭をこの距離この角度で眺められるのは貴重だぞ」
宇佐見真:「もっと見てくれてもよかったのだが……まあいい」
宇佐見真:「時間もないし次だ、これからの話をしよう」
筧正臣:「それが良さそうっすね」
宇佐見真:みたらし団子を一本齧りつつ、ふむふむと満足げな声を立てる。
宇佐見真:「筧刑事」
宇佐見真:「君を公安直轄の新生部隊に配属したい」
宇佐見真:「R事案に対するノウハウは国家の生命線に直結している。それは陰ながら常に、いつの時代もだ」
宇佐見真:「だから組織の中にも”霧”一派のように、出世と利権欲しさ……或いは国に対する志としては確かなのかもしれないが」
宇佐見真:「間違った手段と協力者を選ぶ者が出る。だがそれは信頼関係と秩序を纏めて質に流すも同然だ」
筧正臣:「……はは。そうっすね。何もかもヤバいことになって来てる」
宇佐見真:「その言葉が簡潔だな、つまり」
宇佐見真:「このままではヤバい」
宇佐見真:「レネゲイドの存在が"秘"の分水嶺を越えつつある、今この時代こそ」
宇佐見真:「目先の食い扶持を奪い合うよりも、仕切り直しを取るべき時だと私は考えている」
筧正臣:「ですね。誰かが正しいことをしてるって、みんなが思わなきゃいけない。」
筧正臣:「警察なら……そういうことができるって思ってました」
宇佐見真:「ああ。やはり公僕の礎は気位だよ」
宇佐見真:「公安の新たなチームは、正しくそのための"楔"の役目になる」
宇佐見真:「隔絶した『立場』と相応しい『人員』を約束しよう」
筧正臣:「宇佐見さん。」
筧正臣:「……本当に申し訳ない。少なからず俺を評価してくれたのかもしれないけど」
筧正臣:「この国……いや。この街でさえデカすぎる」
筧正臣:「UGNの支部も足りてない。誰かが、こういうこともやらないといけない……だから」
筧正臣:「警察を辞めます。俺は、俺のやり方でやりたいと思うようになりました」
宇佐見真:「……」
宇佐見真:「ふはっ」
宇佐見真:「それも、ひとつの答えだな。わかる……とは言えないが」
宇佐見真:「憧れはする。男としてな」
筧正臣:「俺もあんたに憧れますよ」
宇佐見真:「嬉しい事を言ってくれるなぁ。ははは」
宇佐見真:立ち上がりつつ
筧正臣:「じゃあ……俺は失礼しましょうか」
筧正臣:「少し忙しくなるので」
宇佐見真:「いやいや、ゆっくり食べていきたまえ。その団子は絶品だぞ」
宇佐見真:「警察庁長官からの退職祝いだ。記念にもなる」
宇佐見真:「会えてよかったよ。筧刑事、もとい、ただの筧正臣くん」
筧正臣:「こちらこそ」
宇佐見真:「最後に1つ」
宇佐見真:「……私も実は餡団子の方が好きだ」
宇佐見真:「そして」
宇佐見真:にったりと笑う
宇佐見真:「欲しいものは必ず手に入れる方でね。割と」
筧正臣:「ああ……」
筧正臣:「そうだろうな。あんたはそういうタイプだ。」
宇佐見真:「またな、筧クン」
宇佐見真:君の肩にポンと手を乗せて
宇佐見真:「……次は私が餡を貰おう」
宇佐見真:そのままノソノソと店を出ていく。
筧正臣:「……またいずれ。次はたぶん、もっとヤバい舞台で」
筧正臣:餡の方を掴んで、一気に頬張る。
筧正臣:あの男が欲しがった方を手に入れる機会など、二度あるかわからない――。
GM:ふかふかとした座り心地のいい椅子が、君の背中に当たり
GM:心地よいレコードの音色が、耳を擽る。
GM:長い夜が、終わろうとしている。
GM:やがて、微睡みが訪れて……。
GM:目を覚ましたら、またハードな日々が始まる。
GM:それだけは、いつもと何も変わらずに。
GM:これからも、これまでも。
GM:---
GM:ダブルクロス 3rd Edition『闇夜、降りる帳は白』
GM:END
GM:---
GM:うぉおおおおおお
GM:お疲れ様でしたああああああ!!!!
姫都 幹久:お疲れ様でした。楽しかった!
道成寺 安奈:お疲れさまでしたッ!!!
鷲尾瞳:お疲れ様でしたー!
筧正臣:お疲れさまでしたあああああああああ!
筧正臣:お疲れさまでしたあああああああああ!