メインログ | 雑談

GM:PC1:道成寺 安奈
GMキャラクターシートURL
GM:PC2:蓮原 ミコト
GMキャラクターシートURL
GM:PC3:竜宮 彩香
GMキャラクターシートURL

GM:ということで軽く自己紹介とPC番号割当から!
GM:まずはPC1!道成寺さん!
道成寺 安奈:押忍!
道成寺 安奈:「血を寄越してもらおうか。さぁ、体温を上げていこう」
道成寺 安奈:全国転々系エージェントJK、道成寺 安奈(どうじょうじ・あんな)です。
道成寺 安奈:家族を全身火傷の謎の男に家ごと焼き捨てられ、自身もソイツの血によって覚醒した没落お嬢です。
道成寺 安奈:色々あってUGNに拾われ、自身の衝動と適当に向き合ったり、家族の仇を探したりするために、
道成寺 安奈:任務で全国を転々としているJKです。
道成寺 安奈:性能としてはピュアサラRC。微妙にすっとろい行動値から微妙な火力で近接範囲攻撃を繰り出します。
道成寺 安奈:クソジャームをヒートエンドして血が飲みたい!
GM:爆殺あるのみ!
GM:覚醒の経緯ですが
GM:今回過去回想をやる予定なのでシナリオの都合ちょっとだけ変えてもらうかもしれません
GM:よござんすか!
道成寺 安奈:よかろうもん! 背中に火傷痕だけ残してもらえれば……
GM:ふふふ…そこはやりますよ勿論…
GM:ガッツリハッキリとね…
GM:まあともかく現状道成寺さんの自己認識としてはそういう覚醒なのだ!
道成寺 安奈:最後に、性格としては飄々というかやや軽め。キザっぽくすらあるかもしれない。特に大事な事として、黒タイツで黒インナーです、ぴちぴちだ。
GM:セクシーポインツ!
道成寺 安奈:以上、よろしくお願いします。
GM:オーケー!それでは次!
GM:PC2!蓮原くん!
蓮原ミコト:あいさ
蓮原ミコト:巻き込まれがた典型的イリーガル!
蓮原ミコト:眼鏡! 童顔! 丁寧口調! 一人称は僕!
蓮原ミコト:それはそれとして、過去に覚醒した際に軽くUGNに討伐対象にされかけたこともあったりする
GM:悲しき過去…
蓮原ミコト:出身孤児院を地上げしようとしたヤクザ一家を覚醒任せにぶっ潰しただけなのに……
蓮原ミコト:能力は単体攻撃&反撃!
蓮原ミコト:攻性変色で敵の弱点を見切り、最強生物ドクターフィッシュの力で食い散らかす
蓮原ミコト:復讐の刃も持ってるぞい
蓮原ミコト:カバーリングもあるが、防御は生還者任せです
蓮原ミコト:前のめりに死んで生きていきたい。よろしくお願いします
GM:最強Dロイス!
GM:オーライ!では次!
GM:PC3!竜宮さん!
竜宮彩香:hai
竜宮彩香:竜宮彩香、花の18歳!民間警備会社のCEO!
GM:一文目から二文目がすっとびすぎる
竜宮彩香:FHに属する名家の生まれ。もともと他の跡継ぎ候補に殺されるはずが遺産と陰謀で成り上がって何とか助かりました。
竜宮彩香:今はFHを脱して”ラインゴルド”という民間警備会社として独立してUGNの仕事を手伝ったりしてます。
GM:イケイケベンチャー系!
竜宮彩香:いつも顔に笑みを貼り付けてはいるが性格は刺々しい感じです。他の人の名前が覚えられないのであだ名をつける悪癖があります。
竜宮彩香:性能は金の力で殴る!以上!仲良くしていきたいです!
GM:パワー系なかよし!よろしくおねがいします!
GM:ではこのお三方で楽しい楽しいダブルクロスですよォッ~~!
GM:まずはPC3!竜宮さんのOPから!登場どうぞ!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:34->43)
竜宮彩香:上がるぜえ~
GM:---
GM:N市・炎上するオフィスビル
GM:---
GM:ビルの内部は紅蓮の炎に包まれている。
GM:この建物の主である、製薬会社の重役の護衛。それが今回の君の任務だ。
重役:「ゲホッ…!がホッ!ま…まさか」
重役:「まさか本当にこんな…こんな事になるとは…!」
重役:よた付きながらも、青ざめた顔で君の後ろをついてくる。
竜宮彩香:「………落ち着いて。煙を吸わぬよう身を低くして。」
GM:製薬会社には数日前から、ある脅迫状が届いていた。差出人は、FH内部でも名高いテロリスト。
GM:……その名は、”ガルガリン”。
GM:ドゴ ォッ!!
GM:行く先から激しい爆炎が上がり、
GM:カソックを身に纏い、平帽子を被った温厚そうな男が現れる。
”ガルガリン”:「お迎えに上がりました」
”ガルガリン”:恭しく、帽子を脱ぎ礼をする。
”ガルガリン”:その頬には、大きな青紫の火傷跡がある。
重役:「ひッ!?ヒィイッ!?」
竜宮彩香:「本当。嫌になるわ。」
竜宮彩香:「葬式はまだ先よ、拝み屋。」
竜宮彩香:「それとも迷える子羊を出口に導きにでも来た?」
竜宮彩香:ハンドガンを抜き、ガルガリンに向ける
”ガルガリン”:「……或いは、そうかもしれません」
”ガルガリン”:「竜宮彩香様」
”ガルガリン”:「貴女の背後で震え上がるその男の所業、果たしてご存知なのでしょうか」
”ガルガリン”:銃口を突きつけられたまま、穏やかな口調で問いかける
重役:「なッ!何を…!」
”ガルガリン”:「この企業では、その男の指揮するプロジェクトにおいて」
”ガルガリン”:「オーヴァードに対する非道実験が行われています」
竜宮彩香:「……。」
”ガルガリン”:「身寄りのないオーヴァードを集め…自分たちの都合のいいように虐げる」
”ガルガリン”:「言わば『我々』全体の敵」
”ガルガリン”:「そうではありませんか?」
重役:「なっなっ…ない!そんな、そんな事実は!なっ…」
重役:明らかに、動揺している。
竜宮彩香:「で、それが事実だとしてあなたの所業は正当化されるの?」
”ガルガリン”:「正当か不当か、などという問答に意味はありますまい」
”ガルガリン”:「…そこに救い待つ者がいるのですから」
”ガルガリン”:「……ご理解いただけますか?」
竜宮彩香:「このビルには、その事実を知らぬ一般の社員も大勢いたはずよ。」
竜宮彩香:「多くの人間の命を奪った時点で、あなたもこいつも私も」
竜宮彩香:「同じ穴の狢。」
竜宮彩香:「どんな格好をしていようが全員等しく地獄に落ちる身。一人だけ上から目線で語るな。」
”ガルガリン”:ふぅーっと、俯いて深く息をする
”ガルガリン”:「仕方ありませんな…貴女は『救えなかった』」
”ガルガリン”:スッと片腕を上げる、その動きに注意を向けた
”ガルガリン”:――瞬間。
GM:ザア ァッ! !
???:「ヤァアアッ!!」
???:修道服姿の少女が、死角から君に向かって突進!
???:その手には長刀が握られている!
竜宮彩香:ハンドガンをそちらに向け、発砲。
???:「ぐっ…ぅうううっ!!」
???:腹部に大穴を開けられつつも…止まらない!
???:ガギ ッ!
???:刃を押し付け、力づくで竜宮を壁に押さえつける!
???:ぎりぎりと肩に刃が食い込み、血が滲む。
竜宮彩香:「ちっ……!」
竜宮彩香:膝蹴りを食らわせ、脱出を試みる。
???:「ごほっ…!」
???:血を吐きながらも、力を緩めない!
”ガルガリン”:「……Amen」
”ガルガリン”:薄く笑み、抑えつけられた2人に向けて
”ガルガリン”:まとめて火球で吹き飛ばす!
GM:ゴバァン!!
GM:……君は瓦礫と共に、暗い夜の川へと落下していく。
GM:見上げるその目には、一際激しく燃え上がるビルが映るだろう。
竜宮彩香:「ふん。」
竜宮彩香:「失敗なら失敗で”アフターケア”をしないと、面子が丸潰れね。」
竜宮彩香:おそらく、次に意識が回復するころには護衛対象の命はないだろう。
竜宮彩香:だが、奴らは”ラインゴルト”の逆鱗に触れた。
竜宮彩香:黄金の巣に踏み入れるものには、相応の報いを。
竜宮彩香:火には、火を。
GM:……やがて激しい水音、衝撃。そして、暗闇がやってくる。
GM:シーン終了。
GM:---
GM:ロイス取得のみ可能!
竜宮彩香:敵/”ガルガリン”/感服/〇嫌気/ロイス
竜宮彩香:以上!
GM:イエス!では次!
GM:PC1、道成寺さん!
GM:浸蝕どうぞ!
道成寺 安奈:応!!
道成寺 安奈:1d10+31
DoubleCross : (1D10+31) → 7[7]+31 → 38

GM:---
GM:N支部・支部長室
GM:---
GM:君は早朝から、現在所属する支部の支部長によって呼びつけられていた。
梁田麗佳:「……来たか」
梁田麗佳:怜悧な目つきの、キャリアウーマン然とした支部長だ。
道成寺 安奈:「おはよう、支部長殿。爽やかな良い朝だね」
道成寺 安奈:「ここまで早く呼ばれると分かっていれば、お肌の為にも昨晩もう少し早く寝たのだけど」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:君の軽口にも調子を合わせない。今日はいつもに増して表情が重いような気もする。
梁田麗佳:「昨晩、市内でオーヴァードによる民間企業の襲撃事件があった」
道成寺 安奈:「民間の。穏やかじゃあないね」
梁田麗佳:「……詳細はまだ調査段階だが、唯一つ」
梁田麗佳:「現場の映像に首謀者と思われる姿が残っていた」
梁田麗佳:テーブルの上に写真を出す。
道成寺 安奈:「へぇ。それは随分早く解決できそうで朗報じゃあない…か……」目を落とす。
GM:爛れたような火傷の跡が刻まれた男の容貌。
GM:君の記憶に深く刻み込まれた顔だ。
GM:……君の家族の殺害現場で目撃された”火傷の男”、そのものである。
道成寺 安奈:「……」
道成寺 安奈:代謝・体温を制御しており、汗一つかかないはずの体から汗が滲み出る。
梁田麗佳:「やはり、そうなんだな」
梁田麗佳:「この男が……お前の家族の…」
道成寺 安奈:「……こいつが? この街に?」
梁田麗佳:「ああ。これが果たして、偶然なのかどうか…まだ何も分からない」
梁田麗佳:「しかしお前には知らせておくべきだと判断した」
梁田麗佳:「……選べ。お前の手で、決着をつけるのかどうかを」
道成寺 安奈:「……ありがとう、支部長殿。恩に着るよ」声音が震えている。
道成寺 安奈:「偶然でも運命でも必然でも、掲揚する方が陳腐だろうね」その口元は、
道成寺 安奈:「私がやるよ」笑っていた。
梁田麗佳:「やれるんだな?」
道成寺 安奈:「さぁ。届くか届かないかは分からない」
道成寺 安奈:「こういうことはカッコ悪いから言いたくないんだけどね。でも、『やる気だけは十分』ってやつさ」
梁田麗佳:「……分かった」
梁田麗佳:「こちらでもサポート体制は強化しておく。いつでも頼れ」
梁田麗佳:「独りで闇雲にはなるなよ」
道成寺 安奈:「ありがとう。存分に頼らせてもらう」
梁田麗佳:静かに頷き、君に資料を用意する。
梁田麗佳:「事件当時、現場に立ち入っていた民間警備会社の一団がある」
梁田麗佳:「”ラインゴルト”…UGNとも協力関係にある企業だ」
梁田麗佳:「まずは代表の竜宮という女に会え。生きていれば、間もなくこちらにも連絡が入るはずだが」
道成寺 安奈:「了解、支部長殿」資料を捲り、CEOの顔写真を眺めながら答える。
GM:ではそんな所で
GM:シーン終了
GM:---
GM:ロイスのみ可能!
道成寺 安奈:支部長殿/梁田麗佳/〇誠意/敵愾心 で取得します。
道成寺 安奈:以上!
GM:では次!PC2!蓮原くん!
蓮原ミコト:あいさー!
蓮原ミコト:32+1d10
DoubleCross : (32+1D10) → 32+9[9] → 41

GM:---
GM:N市・川沿い
GM:---
GM:君の通う学校の通学路には、大きな川がある
GM:少し遠回りになるが、君はその川沿いを通るのが好きだ。
GM:それは君がドクターフィッシュの因子を持つキュマイラだからなのかもしれない。
蓮原ミコト:「~♪」
GM:鼻歌交じりに歩いていると、
GM:岸辺に、何か大きな漂着物が揺らめいているのが分かる。
蓮原ミコト:「やっとテスト期間も終わったし……」
蓮原ミコト:「羽でも伸ばすかな……って、ん?」
???:「う……」
???:それは修道服を着た人間のように見える。
GM:近づいてもいいし放っておいてもいい
蓮原ミコト:当然、助けに行きます!
蓮原ミコト:「……えっ?」 
蓮原ミコト:目を擦り、堤防から身を乗り出す。
蓮原ミコト:「ちょ、人……!?」堤防を降りて、慌てて駆けてゆく
GM:では岸に引っかかっていた少女を引き上げる!
???:「う…うう……」
???:息はあるが、気を失っているようで、うなされている。
蓮原ミコト:「うわ、ちょっと! だ、大丈夫ですか!」
蓮原ミコト:「110番……じゃない、119番……!」引き上げながらスマホを取り出す
???:……がし!
???:その腕を掴む!
蓮原ミコト:「わっと?」
蓮原ミコト:「だ、大丈夫ですか?」
???:「ッ……げほっ!ごほっ!」
???:「…知らせない…で…」
???:「誰にも…………。」
???:血の混じった水を吐き出しつつ、体を起こす。
蓮原ミコト:「誰にも、って、そんな怪我して……!」
蓮原ミコト:あ、怪我とかしてます?
GM:そうですね、土手っ腹に大穴空いてます。
蓮原ミコト:!?
???:「……」
???:ずしゃっ!!
???:数歩歩いて、崩れる。
蓮原ミコト:「っ!」 息を呑む。
蓮原ミコト:もしかして、大穴が空いている傷が、既に治り始めていたり・・・?
GM:ほほう!
GM:いい着目点ですねえ
蓮原ミコト:それほどでも~
GM:ではそのドクターフィッシュ観察力で気付くことが出来ます。
GM:腹部の傷は深い、本来なら、こんな傷で水中から上がって
GM:立ち上がれること自体が異常だ。
GM:この少女は…普通の人間ではない。
蓮原ミコト:「……オーヴァード……」
???:「うう…うううっ…!」
???:痛みに背を丸め、震えている。
蓮原ミコト:「……だ、大丈夫。誰にも知らせません」
蓮原ミコト:「だから、ゆっくり、落ち着いて。どこか、休める場所に行きましょう」
蓮原ミコト:怪我人相手に、声を抑える。
???:「……嫌…」
???:「信じない…信じられない…誰……も…」
???:「……」
???:意識を失います
蓮原ミコト:傷を負ったオーヴァード。UGNへの連絡も必須だが、まずは離れた方がいい。
蓮原ミコト:「…………」少女の言葉に痛々しげに眼を細め、慎重に背負う。
蓮原ミコト:支部か、自宅か、近い方に連れて行きたい。
蓮原ミコト:それもまずければ、近くの橋の下とかかな。とにかく目立たない所。
GM:OK!ではお誂え向きに
GM:近くに~?お馴染みの~?例のあの場所が~?
GM:つまりは廃工場がッ!存在しているッ!
蓮原ミコト:廃工場で良いの!?
蓮原ミコト:ぼくわるいFHじゃないのに!
GM:ああ…今日の廃工場は君のものだ…
蓮原ミコト:ヤッター!
蓮原ミコト:じゃあ、あれだ。臨時の時の、避難場所の一つにされているということにします
GM:オーケー!
蓮原ミコト:FHのアジトだったところを、支部のUGNエージェントが鹵獲したのだ
GM:鹵獲廃工場!そういうのもあるのか!
GM:全体的にペイントがヒロイックになった廃工場
蓮原ミコト:「ここの近くだと、あの工場か……確か応急処置道具とかあったと思うし……」
蓮原ミコト:肉体1で少女を背負いながら、えっちらおっちら向かいます。
GM:では君は廃工場地下のセーフハウスへと、少女を匿うことに成功した。
GM:---
GM:シーン終了!
GM:ロイスのみ可能だ!
蓮原ミコト:あいさー!
蓮原ミコト:謎の少女/怪我をした少女/庇護:○/興味/ロイス
蓮原ミコト:物珍しさを感じているので、不謹慎な興味です
GM:情報が少なすぎる!
GM:では次!竜宮さんと道成寺さんの合流!
GM:浸蝕どうぞ!
道成寺 安奈:押忍!
道成寺 安奈:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+3[3] → 41

竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:43->49)
GM:---
GM:待ち合わせのロケーションは2人におまかせしましょう!
GM:そこら辺の喫茶店でもいいし、JKらしくカラオケボックスでもいいし、海まで流された竜宮さんを道成寺さんが手投網で引き上げてもいいぞ!
道成寺 安奈:伝統のサ店かな?
GM:ならサ店に行くぜ!
GM:---
GM:N市・喫茶店
GM:---
GM:道成寺さんが店内に入ると、表の喧騒が嘘のように静まり返っている。
GM:扉にかけられている札は「CLOSED」。つまり店は貸し切られているのだ。
GM:奥の席に、1人の少女が座っている。
竜宮彩香:白いスーツにタイトスカート。白い肌に長い黒髪。
竜宮彩香:ネクタイの赤が際立つフォーマルな出で立ちだ。
道成寺 安奈:「待たせてしまったかな? CEO殿」
竜宮彩香:「あなたがUGNのエージェントね…ええと」ちらりとそちらを見る
道成寺 安奈:「"ダストエンド"、道成寺安奈だ。好きなように呼んでもらって構わない」
竜宮彩香:「じゃあ中華屋で。」
道成寺 安奈:「……ここは喫茶店では……?」意図がちょっと分かってない。
竜宮彩香:「パンダみたいだからよ。」黒いインナーとスカート、タイツを指さして。
道成寺 安奈:「なるほど」
道成寺 安奈:白いブラウスは半袖だが、そこから覗く腕は指先以外インナーで隠れている。
道成寺 安奈:手指の先と首から上以外、一切の露出が無い恰好だ。
道成寺 安奈:「そちらも大概白黒だと思うが……ネクタイの赤が映えて素晴らしいけどね。」
竜宮彩香:「どうも。で、要件を改めて聞かせてもらっていいかしら?」
GM:UGNが”ガルガリン”の捜査に乗り出したこと、そして今後の追跡に”ラインゴルト”の協力を要請していること。
GM:その辺を話し合うための場なのだ。
道成寺 安奈:そういうことを一通り伝達する。
道成寺 安奈:「コイツに会ったと聞いてやってきた」写真を見せる。火傷の男が映ったものだ。
竜宮彩香:「……ああ、例の拝み屋ね。」
道成寺 安奈:「個人的にも因縁があってね。是非にこいつを討ち取りたいわけだ。」
道成寺 安奈:「……勿論、仕事としてはキチンとやるつもりさ」
竜宮彩香:「そう。」
竜宮彩香:紙片をテーブルに置く。見積書だ。
道成寺 安奈:「支部の方に回しておくよ。なにせ、いくら頼ってもいいらしいからね」見積書に目を通し、受け取る。
竜宮彩香:「こっちにも因縁があるから少し色を付けたわ。悪い顔はされないはずよ。」
道成寺 安奈:「ありがたいよ。支部長殿には既に結構な心労をかけたみたいだからね。
道成寺 安奈:「それじゃあ、因縁があるもの同士、よろしくお願いするよ」ニコリと微笑んで握手を申し出る。
竜宮彩香:「ええ。」握手に応じた瞬間、店の外にいた黒服の男たちが一斉に動き出す。
竜宮彩香:彼らは”ラインゴルト”の手足だ。
竜宮彩香:交渉が決裂すれば道成寺を一斉に撃ち、成立すれば各地に散って情報を集める手はずになっている。
道成寺 安奈:「仕事が早くてとっても助かるよ。私も頑張らなくちゃなぁ」
道成寺 安奈:「頑張るまでにコーヒーの一杯は飲む時間の猶予ももらえて何よりだ。喫茶店に来て何も頼まずに仕事だなんてぞっとしないからね」
竜宮彩香:注文を受けたマスターも、コーヒーを淹れる前にショットガンの弾倉から弾を抜いている。
竜宮彩香:「コーヒーを飲みながら吉報を待ちましょう。」
竜宮彩香:「うちは優秀よ。受けた依頼は果たす。」
竜宮彩香:「そして、失敗してもただでは起きない。」
竜宮彩香:道成寺ににこりと微笑み、ティーカップを持ち上げる。
道成寺 安奈:「実に良いパートナーと巡り合えたみたいで僥倖だよ。日頃の行いが良いおかげかな」微笑んで返す。
竜宮彩香:「…例の拝み屋は」
竜宮彩香:「オーヴァードに特別な思い入れでもあるみたいね。」
道成寺 安奈:「ふぅん。正直、人となりについて聞いたことはなかったからな。貴重な証言だ」
竜宮彩香:「身寄りのないオーヴァードが虐げる人間は敵だ、とかなんとか説教を垂れていたわ。」
竜宮彩香:「正義感の強いこと。その正義が道理に適うかはさておきね。」
道成寺 安奈:「大層おやさしいことだ」語り口こそ柔らかいが、その顔からは笑顔が消えている。
GM:炎に消えていく君の日常の景色
GM:腕の中で息絶えていく母親の姿。
GM:その追憶が、君の脳裏に……過るかもしれない。
竜宮彩香:コーヒーに口をつけつつその顔を見る。
道成寺 安奈:無意識に背に手を伸ばそうとして、はたと気が付いて止める。
道成寺 安奈:「……失礼。折角二人きりで離しているのに上の空ではよくないね」
道成寺 安奈:「今の私はヤツにはどういう風に見えてるのかな」
道成寺 安奈:「まぁ、直接会った時に我慢がもしも効いたら聞いて見よう」
竜宮彩香:「あら、我慢強さには自信がない?」
道成寺 安奈:「そうだな……今のところ5年は続けていた我慢だからね。」
道成寺 安奈:「いつ切れてしまうかは流石に保証はできないだけだよ」
竜宮彩香:「悩むだけ無駄だと思うけれど。どちらにせよ手にかけるのであれば…」
竜宮彩香:「そのままかぶりついても、風味を味わっても、口の中に入れば同じ。」
竜宮彩香:コーヒーを上品に飲み干して、カップを置く。
竜宮彩香:竜の吐息は、ブルーマウンテンであった。
GM:ではそこで
GM:着信音が鳴り、竜宮のスマートフォンにメッセージが入る。
GM:シーン終了。
GM:---
GM:ロイス、購入が可能!
竜宮彩香:ロイス!
竜宮彩香:依頼主/道成寺安奈/〇親近感/嫌気/ロイス
道成寺 安奈:今回のパートナー/竜宮彩香/〇感服/不信感 でロイス取得!
道成寺 安奈:購入は一応ボデマチャレンジで
道成寺 安奈:2dx+1>=12 ボデマチャレンジ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 7[4,7]+1 → 8 → 失敗

道成寺 安奈:ダメ!以上!
竜宮彩香:アームドスーツを
竜宮彩香:2dx+1>=15
DoubleCross : (2R10+1[10]>=15) → 9[1,9]+1 → 10 → 失敗

竜宮彩香:うーん、情報もあるしパス!
竜宮彩香:以上です。
GM:では次!
GM:続いてヒロインと蓮原くんの交流シーン!
GM:蓮原くんのみ登場!
蓮原ミコト:一人!
蓮原ミコト:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 5[5]+41 → 46

GM:---
GM:鹵獲廃工場
GM:---
GM:簡素なベッドが備えられた、殺風景な真四角の地下室。
???:「う……」
???:手当を受けて、目を覚ます。
蓮原ミコト:「大丈夫?」
蓮原ミコト:少し離れた椅子に座り、ポットからお茶を入れている。
???:「あなた…は?」
???:戸惑うように瞬きしながら、君を見る
蓮原ミコト:「蓮原ミコト。N市立高校の2年生。」
蓮原ミコト:「趣味は……アクアリウム、の本とか買ったり……」
蓮原ミコト:「って、そういうこと聞きたいんじゃないか」軽く笑う
???:「……」
???:傷跡の包帯を確認し、向き直る
蓮原ミコト:「川に流れ着いてた君を、ここに運んだんだ」
???:「……ありがとう……私は……キリエ……」
キリエ:「誰かに……知らせた?」
蓮原ミコト:「んー……」 困ったような顔。
蓮原ミコト:「まだ、かな。」
キリエ:じっと、不安げに君を見ている
キリエ:「……知らせないで」
キリエ:「お願い!誰にも…言わないで!」
キリエ:「私…あの人の所に……戻らなくちゃ……」
蓮原ミコト:「大声は出さないで。本当に、酷い怪我だったんだよ」
蓮原ミコト:「それは……えっと」
蓮原ミコト:「あの人が誰かは分からないけど……キミが怪我した場所に、ってことなのかな」
キリエ:「……分からない……けど……戻らなくちゃ……」
キリエ:「ッ……!」
キリエ:動き出そうとして、苦痛に顔を歪めながら傷を押さえる。
蓮原ミコト:「キリエ……さん?」
蓮原ミコト:「とにかく、ここはあまり人は来ないから」
蓮原ミコト:「秘密基地みたいでしょ? ……元々は悪の根城だったらしいけど」
蓮原ミコト:「ゆっくり傷を治して。判断は、それから、でいいと思う」
キリエ:「……」
キリエ:「ミコトは…どうして私を助けてくれたの?」
キリエ:ベッドに寝かされながら、呟く
蓮原ミコト:「どうして、って」
蓮原ミコト:「誰かが怪我をしていたんだから、助けるよ。当然でしょ」
キリエ:「当然…」
キリエ:「……いい人ね」
キリエ:僅かに表情を崩す
蓮原ミコト:お茶を持って、ゆっくりと近づく。
蓮原ミコト:「ちょっと薄いけど。お茶。飲めるかな?」
キリエ:「うん…いただきます……」
GM:静かな時間を過ごすうちに、少女との距離も少しづつ打ち解けて着たように思える。
GM:彼女の異様な状況について、聞いてみてもいいし、黙っていてもいい。
蓮原ミコト:お茶を渡し、椅子を近づける。パーソナルスペースは広めに取っている。
蓮原ミコト:(……どうすればいいのかな、これ)
蓮原ミコト:本来ならUGNに報告する所だが、まだしていない。
蓮原ミコト:ここはUGNのセーフハウスの一つなので、いずれ分かることではあるが……
蓮原ミコト:「……いくつか、聞いてもいい?」
キリエ:「……」
キリエ:肯定も否定もせず、静かにお茶を啜っている
蓮原ミコト:「キリエさんって、珍しい名前だけど、どこの国の人?」
キリエ:「……日本人。名字は、もういらないから……」
蓮原ミコト:「うあ。あ、そうだよね御免ね!」
蓮原ミコト:「最近はそういうのもあるよねって僕も人のこと言えないんだった……!」
キリエ:「謝ることじゃない……変なの」
キリエ:不思議そうな顔をする
蓮原ミコト:頭を抱える。雑談から入ろうと思ったら一瞬で失敗した。
蓮原ミコト:「いや違うんだ。その、なんていうか……えっと……ごめん僕、変だね!」
蓮原ミコト:(駄目だ、あー駄目だ、ああもう、めぐ先輩とかに今度こういう時にマニュアル聞かなきゃ……!)
キリエ:「ふっ…」
キリエ:「変だよ」
キリエ:少し愉快そうにする
蓮原ミコト:(あ、笑った)
蓮原ミコト:「……えっと」
蓮原ミコト:「キミが抱えている事情は、……急がなきゃいけないもの?」
蓮原ミコト:「うーんと……『逃げてる』か『追ってるか』、どっち?」
キリエ:「……」
キリエ:「追わなきゃいけない」
キリエ:膝を抱える
キリエ:「……あの人が、町を離れてしまったら……」
キリエ:「私……1人になっちゃう……」
キリエ:「探さないと……探さないと……」
キリエ:膝を抱えたまま、震えている。
蓮原ミコト:「つまり、仲間がいるってこと、なんだね」
キリエ:「仲間じゃない」
蓮原ミコト:「仲間じゃないって……友達? 同僚?」
キリエ:「私を守ってくれる人……正しさを与えてくれる人……」
キリエ:「どういえばいいのか分からない……」
蓮原ミコト:「…………じゃ、もう一つ。落ち着いて聞いて」
蓮原ミコト:キリエの前に座って、両手を広げる。なるべく無防備に、隙だらけに見えるように。
蓮原ミコト:「僕は、キミと似たような身体を持っていて、」
蓮原ミコト:「『UGN』という組織に、所属……とまではいかないけど、協力する立場にあるんだ」
キリエ:「!!」
キリエ:「U…GN……!」
キリエ:わなわなと唇を震わせる
キリエ:「敵……!あなたも……敵なの……?!」
キリエ:ガタッ!
キリエ:突然に立ち上がる!
蓮原ミコト:「うわーっ! 待って待って!」
蓮原ミコト:(やっぱり、そっちか……!)
キリエ:「どいてッ!!」
キリエ:がっ!
キリエ:君を跳ね飛ばして、ふらつきながら地上への出口へと進む!
キリエ:「いい人だと…思ったのに…」
キリエ:泣きそうな目をしながら、君を一瞥し、進む。
GM:後を追ってもいいし、放っておいてもいい。
蓮原ミコト:跳ね飛ばされて、床に倒れる。
蓮原ミコト:(ああ、もう、間違えた……!)
蓮原ミコト:「ちょっと、ちょっと待って!」 慌てて後を追います。
GM:ではここで一旦シーンは終了!
GM:---
GM:ロイス&購入が可能!
蓮原ミコト:ロイスはなし!
蓮原ミコト:購入はボディーアーマーに挑戦しよう
蓮原ミコト:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 7[2,7]+4 → 11

蓮原ミコト:やめときます
GM:イエス!
GM:では続いて波乱の合流シーン!
GM:全員登場!
GM:浸蝕どうぞ!
道成寺 安奈:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 10[10]+41 → 51

竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:49->53)
蓮原ミコト:1d10+46
DoubleCross : (1D10+46) → 10[10]+46 → 56

GM:---
GM:鹵獲廃工場・地上
GM:---
GM:階段を上がり、地上に出た蓮原くんとキリエを迎えたのは…
GM:オフィスビル襲撃に関わった戦闘員の目撃情報を頼りにやってきた、竜宮さんと道成寺さん!
道成寺 安奈:「おや。セーフハウスを普段は逢引の為に貸し出しているとは知らなかったな」
蓮原ミコト:「あっ」
キリエ:「!!」
キリエ:敵意を剥き出しにした視線で、竜宮さんを睨みつける!
竜宮彩香:「あら、誰かと思えば…」
竜宮彩香:「拝み屋の手下じゃない。」
蓮原ミコト:「……誰、ですか?」 剣呑な雰囲気を感じ取る。
キリエ:「私の敵!あの人を…邪魔しようとした…!敵だ!!」
竜宮彩香:銃を抜く「敵ごと攻撃されてもああとはね。拝み屋よりかよっぽど神職らしいこと。」
蓮原ミコト:「敵、ってことは」
蓮原ミコト:「…………UGNの人、ですか?」
道成寺 安奈:「知ってる人か。私はそうだよ。彼女の方は協力者だ」
道成寺 安奈:「そこの子を引き渡してくれないかな」
道成寺 安奈:「……というかキミの素性は確認してなかったけど、もしかしてまとめて敵かな?」
キリエ:「違う」
キリエ:「ミコトは……関係ない」
蓮原ミコト:「違うんですけど、ま、待って!」
蓮原ミコト:キリエさんと竜宮さんの間に割り込む
蓮原ミコト:視線は竜宮さんの方に。銃口を。
道成寺 安奈:「……ずいぶん拗れてるなぁ。絆したのか、絆されたのか」
キリエ:「ミコト!何してるの!?どいて!どこかに消えて!」
キリエ:「こいつらを倒さないと!」
キリエ:ぐあっ!
キリエ:腕を振るう!真空の刃が、ミコトくんの頬を切り裂く!
蓮原ミコト:「えーっと……僕は、……っ!」
蓮原ミコト:切り裂かれ、痛みに喘ぐ。「――ひと! 人質です!」
蓮原ミコト:「僕は、その、通りすがりの善良なUGNイリーガルなんですけども」
蓮原ミコト:「うっかりそちらの子に捕まりまして! 今も彼女の意志一つで! 身体が内側からバーンと!」
蓮原ミコト:「なるような感じです! 戦いなんてされたらひとたまりもないです! 本当に!」
キリエ:「……?…!?!?」
キリエ:突然のミコトくんの言葉に困惑している
蓮原ミコト:(きつい? きついかな? これきついかなあ? 見るからにプロっぽいしなあ小さいのに!)
竜宮彩香:「………。」
道成寺 安奈:「CEO殿、これさては予想よりかなり面倒なことになってない?」
竜宮彩香:「ええ。そうみたいね。こういうのはどうも、嫌いだわ。」
道成寺 安奈:「"処理"をお願いするのも面倒だし、私としてもそういうのはあんまりしたくないんだけどな」
竜宮彩香:右手の銃を下ろして左手を上げる。
竜宮彩香:ミコトとキリエに突き刺さる殺意が一つ、また一つと消えていく。
蓮原ミコト:「たすけてー」
蓮原ミコト:手を挙げながらキリエさんの方に身を寄せて、捕まってるジェスチャーをする。
道成寺 安奈:隣を見て、周囲の気配も感じ取り、自分も両手を上げる。
竜宮彩香:「人質を取った凶悪犯の言い分を聞こうかしら。あなた、何を求めてるの。」
キリエ:「……ッ…!」
キリエ:「……私は……私は」
キリエ:こちらも段々と、殺気が消えていく。
キリエ:「私は……またあの人に……会いたいだけ……」
キリエ:俯き、呟く。
キリエ:どしっ
キリエ:ミコトくんを手元から突き放す
蓮原ミコト:「おぐっ」
キリエ:「これは…返すわ…」
キリエ:「……お茶、どうもありがとう」
キリエ:ダッ!
キリエ:窓から飛び出し、そのまま姿を消す。
蓮原ミコト:咄嗟の事で追い掛けられない。
蓮原ミコト:「待って、キリエさんっ!」
蓮原ミコト:速度に優れるオーヴァードではないのだ。つい名前を呼んで手を伸ばす。
竜宮彩香:「待って。今から追ってもあれじゃ追いつけないわ。それより状況を説明しなさい。」
蓮原ミコト:「す、すいません……」
蓮原ミコト:「状況って言っても、その……僕も正直……」
蓮原ミコト:「川から流されてたあの子を、ここまで運んできたはいいんですけど」
蓮原ミコト:「オーヴァードなのは見て分かったので、UGNだって名乗ったんですけど、その途端に、その、敵だ、って……」
GM:ではここいらで
GM:お互いの境遇も打ち明けつつ、情報収集に進んでいきましょう
GM:シーン終了。
GM:---
GM:ロイス&購入が可能!
蓮原ミコト:キリエちゃんのロイスをちょっと変えます
蓮原ミコト:謎の少女/キリエ/庇護:○/罪悪感/ロイス
蓮原ミコト:購入はボティーアーマー!
蓮原ミコト:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 8[2,8]+4 → 12

蓮原ミコト:買えた!
竜宮彩香:ロイスは保留、アームドスーツ!
竜宮彩香:2dx+1
DoubleCross : (2R10+1[10]) → 10[5,10]+10[10]+9[9]+1 → 30

道成寺 安奈:!?
蓮原ミコト:!?
竜宮彩香:買えた!
竜宮彩香:これが財力!
竜宮彩香:ミコちんにパス!
蓮原ミコト:じゃあ竜宮さんにボディーアーマーをば
竜宮彩香:ありがとう!
道成寺 安奈:ロイス保留で購入はボデマで
道成寺 安奈:2dx+1>=12 ボデマチャレンジ
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 9[4,9]+1 → 10 → 失敗

道成寺 安奈:こっちは財産はぶっこまずに失敗で
竜宮彩香:では以上!
蓮原ミコト:以上!
道成寺 安奈:こちらも以上だ
GM:では次のシーン!情報収集が始まります!
GM:シーンプレイヤーは道成寺さん!ほか全員登場可能!
竜宮彩香:出ます!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:53->60)
道成寺 安奈:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 10[10]+51 → 61

蓮原ミコト:1d10+56
DoubleCross : (1D10+56) → 10[10]+56 → 66

蓮原ミコト:死ぬ気かお前! さっきから!
竜宮彩香:ゴリゴリ増える
道成寺 安奈:二回続けてテンションがクソ高いが皆お揃いだから……大丈夫か
GM:非日常まっしぐら!
GM:---
GM:鹵獲廃工場・地上
GM:---
GM:外は肌寒い、一斗缶にでも火をくべつつ
GM:君たちはそれぞれの情報を共有した。
GM:オフィスビル襲撃、”ガルガリン”の説く理念、そしてキリエの言う「あの人」…
GM:道成寺さんの過去について話すかどうかは
GM:重要な所でもあるので、PLに任せましょう。
道成寺 安奈:押忍
蓮原ミコト:「…………」
道成寺 安奈:「そういうわけで、イリーガルのキミにも救援を頼みたいところだけど」
道成寺 安奈:「……さっきの様子を見てるとね。無理にとは言わないさ」
蓮原ミコト:「…………すみませんでした」
蓮原ミコト:深々と頭を下げます。
竜宮彩香:「魚屋は何も知らなかった。だからいいのよ。」
竜宮彩香:「こっちも説明不足だったし。」
道成寺 安奈:「とりあえず、頭を上げてほしいな。」
道成寺 安奈:「キミがどうするかに関わらず、私たちは……私は、あの子の親玉のところには行くつもりだ」
蓮原ミコト:「彼女の言う『あの人』というのが……」
蓮原ミコト:「キリエごと、竜宮さんを攻撃した人、ってことはあるんでしょうか」
竜宮彩香:「おそらくはね。」
蓮原ミコト:「……なら、僕も行きます。行かせてください」
蓮原ミコト:「キリエさんが彼に会って、それで、良いことになるとは思えません」
道成寺 安奈:「……いいのかな?」それは蓮原君に向けたものだろうか。己に向けたものだろうか。
道成寺 安奈:「色々と……そう、色々と、酷いモノを見ることになるかもしれないけど」
蓮原ミコト:「そういうものがあると分かって、でも目を逸らして生きていく方が嫌です」
蓮原ミコト:顔をあげて、真っ直ぐに二人を見る。
道成寺 安奈:「……わかった。じゃあ、よろしくお願いするよ」右手を差し出す。
蓮原ミコト:「お願いします」手を返す。
GM:では、新たにもうひとりの仲間を加えて
GM:情報項目を出していきましょう
GM:・”キリエ”について 難易度11
GM:・製薬会社について 難易度8
GM:・”ガルガリン”について 難易度9
GM:いずれも情報は噂話/裏社会/UGN
GM:の3つだ!
GM:レッツトライ!
竜宮彩香:トライしましょう!
蓮原ミコト:社会は全員・・・2!
竜宮彩香:コネ持ち金持ちの私がキリエに行くのがいいかな…?
蓮原ミコト:そうですね。私はガルガリンについて調べます
竜宮彩香:ではキリエについて調べます。コネ:UGN幹部使用。
道成寺 安奈:コネと技能である程度ならいける。残った製薬会社に行きましょう
竜宮彩香:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 7[1,1,1,5,7] → 7

竜宮彩香:財産4使う!
竜宮彩香:12→8
蓮原ミコト:ガルガリンについて!
蓮原ミコト:ダイスボーナスもあるぜ
蓮原ミコト:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 9[4,5,9]+3 → 12

蓮原ミコト:やる気が感じられる
道成寺 安奈:製薬会社についてUGNで。コネ:UGN幹部を使用します。
道成寺 安奈:DBもつく! やる気!
道成寺 安奈:5DX+4>=8
DoubleCross : (5R10+4[10]>=8) → 10[1,3,9,10,10]+5[1,5]+4 → 19 → 成功

GM:ではオールクリア!上から順に行きましょう!
GM:【”キリエ”について】
GM:本名は内海霧江。先日の製薬会社で、投薬実験を受けていたレネゲイド能力保有者の1人。
GM:数ヶ月前に死亡届が出されており、戸籍上の両親は製薬会社と同系列の保険会社から普及された多額の保険金で暮らしている。
GM:【製薬会社について】
各地からオーヴァード素養のある年少者を親元から多額の報酬で買い取り、実験体や移植ドナーとして扱う裏事業に着手していた。

GM:現在は”ガルガリン”の襲撃によって関与した人物の大半が死亡したため、その存続は不可能であると思われる。
GM:【”ガルガリン”について】
GM:数年前からその名を知られ始めたFH所属のテロリスト。活動は主に国内で行われ、その内容はサラマンダー能力による大規模な虐殺。
GM:ごく一般的な家庭から巨大企業、国家の軍部に至るまで対象となるコミュニティは散発的で取り留めないように思えるが、言動にそのヒントがあるのかもしれない…。
GM:全ての情報が開示されたので、追加情報【道成寺邸事件について】難易度13が追加されました。
GM:---
GM:UGN支部のブリーフィングルーム、君たちは調べた3つの情報について、照らし合わせている。
蓮原ミコト:「…………」貰った資料に、目を尖らせている。
道成寺 安奈:「しかし、とんでもない企業もあったものだな」書類を広げながら。
竜宮彩香:「拝み屋の言葉は本当だったわけね。」
竜宮彩香:「あんなところの依頼、受けるべきじゃなかったわ。素行調査に細心の注意を払わないと…。」
道成寺 安奈:「それが真実だろうと嘘だろうと、ガルガリンの所業が変わるわけではないだろう?」
道成寺 安奈:「私は『飲み干す』。それは変えるつもりは無いよ」
蓮原ミコト:「……でも、たとえ、やっていることがどれだけ外道でも」
蓮原ミコト:「暴力による虐殺で是正していいことなんてない」
蓮原ミコト:「……んですよね。」どこか、自分に言い聞かせるようでもある。
竜宮彩香:「………。」
道成寺 安奈:「いいね。キミはそのままで居て欲しいよ」くつくつと笑う。目を逸らして。
竜宮彩香:「魚屋。あなた、肉食どころか草食でもなさそうね。プランクトンでも食べて生きてそう。」
蓮原ミコト:「どうしてそういう結論になるんですか!」
蓮原ミコト:「大好きですよ、肉! 血の気が多くなるのでアレですけども!」
道成寺 安奈:「いや、そっちかい!?」
道成寺 安奈:「なんというか、蓮原君……さては相当に面白い子だね……」
蓮原ミコト:「……なんかそれ、よく言われるんですよね……何だろう……」
蓮原ミコト:複雑そうな顔。
GM:では一旦シーン終了。
GM:ロイス購入可能!
GM:---
道成寺 安奈:ロイス!
道成寺 安奈:面白い子/蓮原ミコト/〇好奇心/憤懣
道成寺 安奈:購入ボデマ再チャレンジ
道成寺 安奈:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[3,8,9]+1 → 10 → 失敗

道成寺 安奈:失敗のまま!以上!
竜宮彩香:ロイス保留
竜宮彩香:購入はアルティメイド服!
竜宮彩香:あ、やっぱ辞めます
竜宮彩香:ブルーゲイルにしよう
竜宮彩香:3dx+1>=20
DoubleCross : (3R10+1[10]>=20) → 9[1,3,9]+1 → 10 → 失敗

竜宮彩香:無理だった!以上です。
蓮原ミコト:同行者/道成寺 安奈/頼れる:○/不審/ロイス
蓮原ミコト:ボディーアーマー
蓮原ミコト:3dx+4
DoubleCross : (3R10+4[10]) → 4[3,3,4]+4 → 8

蓮原ミコト:dame
蓮原ミコト:クズ
蓮原ミコト:以上!
GM:では次!
GM:引き続いて情報収集!シーンプレイヤーは竜宮さん!ほか全員登場可能!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:60->66)
道成寺 安奈:1d10+61
DoubleCross : (1D10+61) → 7[7]+61 → 68

道成寺 安奈:安定して高い
蓮原ミコト:1d10+66
DoubleCross : (1D10+66) → 7[7]+66 → 73

GM:---
GM:ではまずトライしていただきましょう!
GM:【道成寺邸事件について】難易度13
GM:技能は情報:噂話/裏社会/UGNのまま!
道成寺 安奈:ならばやるぞ! 私はやる!
蓮原ミコト:tanomuze
竜宮彩香:がんばれー
道成寺 安奈:コネ起動してUGNで振る!
道成寺 安奈:5dx+4>=13
DoubleCross : (5R10+4[10]>=13) → 10[1,3,4,8,10]+2[2]+4 → 16 → 成功

道成寺 安奈:わかる(天下無双)
竜宮彩香:強い!
GM:因縁は己の手で!
GM:では開示!
GM:【道成寺邸事件について】
GM:数年前、都内近郊の道成寺邸……つまり道成寺安奈の実宅で起きた殺人事件。
GM:被害者は道成寺安奈の父・達郎と母・美雪。
GM:実行犯は”ガルガリン”であると考えられており、現場から立ち去る姿が市民によって目撃されている。
GM:”ガルガリン”の起こした初犯であり、その動機は未だに不明である。
GM:なお、当時友人宅に出かけていた道成寺安奈は救出活動中に負傷。肉体的、精神的双方向での強いショックからレネゲイド能力に覚醒する事となった。
GM:……と、資料にはある。
GM:---
GM:”ガルガリン”について詳細を追う内、君たちは必然的に、その初犯記録へとたどり着く。
GM:…これ以上黙っておくことは難しい。君……道成寺安奈は、2人に全てを話す決意をした。
道成寺 安奈:「……」資料の束を前にして、眉根を寄せている。
蓮原ミコト:「これは……」
蓮原ミコト:ちらちらと気遣わしげに道成寺さんを見ている。
竜宮彩香:「それがあなたの獲物なのね。」
道成寺 安奈:「まぁ、そういうわけさ。私のいう『因縁』はこれだよ。蓮原君。CEO殿」
道成寺 安奈:「親に裏切られたのを……あれを救いというのはどうかとおもうけど、ヤツに救われた女の子がいるように」
道成寺 安奈:「逆に、全てをヤツによって奪われた女の子もいた、というワケさ」
蓮原ミコト:「復讐」
蓮原ミコト:「……なん、です、か」
道成寺 安奈:「今回の任務だ。上からも指令は出てる……なんて、誤魔化すのも格好悪いな」苦笑いを浮かべ、
道成寺 安奈:「そうだよ。私はこのためにエージェントになった。そう思ってくれて構わない」笑みを消し、口の端を結ぶ。
竜宮彩香:「暴力による是正はトレードオフよ。魚屋はイヤかもしれないけど、」
竜宮彩香:「それでも憎しみを持った人間が武器を取るのは、それに見合ったリターンがあるから。」
竜宮彩香:「その選択を言葉によって是正する気はない。」
蓮原ミコト:「……殺さなければ、止められない、って?」
道成寺 安奈:「殺すか、死ぬよりひどい目に遭わせるか。」
道成寺 安奈:「少なくとも、そう思って始めて、手が届きそうな今でもそう思っているよ」
蓮原ミコト:「でも、それなら『ガルガリン』は、どうして最初に、道成寺さんの両親を?」
道成寺 安奈:「……何故か、か」
道成寺 安奈:「おそらくは、これがヤツの初犯だ。衝動や能力のコントロールができていなかったんじゃないか」
道成寺 安奈:「と……私は、そう思っている」
蓮原ミコト:「…………」考えても答えは出ない問いではある。
蓮原ミコト:あ、GM
蓮原ミコト:ガルガリンがジャームかどうか、というのは資料に書いてありますか?
GM:書いてません。
蓮原ミコト:不明とは……
道成寺 安奈:ほら、外部から簡単に判断は……つかない問題だから……
GM:ただ、現場で直接目にした竜宮さんは
GM:感覚難易度11の判定で、見通しを得ることは出来るでしょう。
竜宮彩香:やります
竜宮彩香:5dx 感覚
DoubleCross : (5R10[10]) → 5[2,3,3,4,5] → 5

竜宮彩香:ひどすぎる。財産は使えませんよね
GM:アォオ!使えません!
GM:では、直接その言動を目にした竜宮さんにも
GM:”ガルガリン”がジャームか否かの判別は着きませんでした。出来るのは、状況からの推察だけ。
竜宮彩香:「都合がよすぎる考えね。脳漿が燃え盛る炎から飴細工になったみたいよ、中華屋?」
竜宮彩香:トントンと自分の額を指でつつく
道成寺 安奈:「……」
道成寺 安奈:最初の一件だから。後の事件がどれだけ一貫していようと……もしかしたら、そこに因果はないかもしれないと。
竜宮彩香:「…『『飲み干す』という考えを変えるつもりはない。』」
竜宮彩香:「そう言ったわよね」
道成寺 安奈:「言ったとも」
竜宮彩香:「故意だったか、故意でなかったか」
竜宮彩香:「今更そんなことを気にしてどうするつもり」
道成寺 安奈:「どうもしない」
道成寺 安奈:「……もし。あえて使わせてもらう。もし、ヤツの行動が最初から一貫していたら。理念に乗っ取っていたら」
道成寺 安奈:「もし、人としての判断で、今の行動をしているとしたら。それでも、変わらない」
道成寺 安奈:「最初の一件が、私の家族の事が、逆に何の理念もない暴走で、故意でなかったとしても……」
道成寺 安奈:「何も変わらない」
道成寺 安奈:「私が家族を失ってからの五年間は、変えようがない。どんな解釈をされても、私に流れた時間が変わるはずがないだろう」
竜宮彩香:「……そう。」
竜宮彩香:「失礼なことを聞いたわ。あなたは相手の事情も、業も、文字通り全て飲み干すつもりなのね。」
道成寺 安奈:「迷いは勿論、あるとも。ヤツは許されない事をした。何人もの罪ある人も、罪なき人も、焼いて捨ててきた」
道成寺 安奈:「一方で、多くの……オーヴァードを、多分救ってもきたんだろう」
道成寺 安奈:「討つのと見逃すのと、どっちが正しいのかを思えば、迷いはある。ただ、私は。迷っていても、ヤツを討ちたい」
蓮原ミコト:「……ガルガリンを止める、と言うのには賛成です」
蓮原ミコト:「道成寺さんはああ言いましたけど、キリエさんだって、救われているようには見えなかった」
蓮原ミコト:「不安定で、怯えていて、必死で……」
蓮原ミコト:「道成寺さんの事情が分かる、とは僕には言えませんが」
蓮原ミコト:「まだ僕は、『状況』を観察し続けるつもりです」
道成寺 安奈:「それで、いい。観察してくれ。私はどこまで行っても……縛られ過ぎているしね」
蓮原ミコト:「…………」
GM:ではそこで
GM:君たちの元に緊急連絡が入る。
GM:河口近くの倉庫街で、”キリエ”の身柄を確認したとのこと。
GM:そうして君たちは、因縁の尾を掴むべく支部を後にした。
GM:……シーン終了。
GM:---
GM:ロイス&購入は…今回はスキップ!
GM:次のシーン!全員登場!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:66->70)
道成寺 安奈:ウオーッ
道成寺 安奈:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 5[5]+68 → 73

蓮原ミコト:1d10+73
DoubleCross : (1D10+73) → 10[10]+73 → 83

蓮原ミコト:お前、死ぬ気か!?
GM:しんでしまいます
蓮原ミコト:いや、大丈夫だ・・・その為の生還者!
GM:---
GM:N市・倉庫街
GM:---
GM:河口近くの倉庫街。夕焼けのオレンジの中で静まり返っている。
キリエ:「……」
キリエ:ボロボロの修道服。
キリエ:カラカラと刀の鞘を引きずり、道の奥で振り向く。
蓮原ミコト:「キリエさんっ!」
キリエ:「どうして…追ってくるの……」
キリエ:「言ったよね…私は…私はただ…あの人に会いたいだけ…」
蓮原ミコト:「あの人っていうのは……『ガルガリン』?」
キリエ:「軽々しく、お前なんかが口に出すな!!」
蓮原ミコト:「っ……!」
キリエ:「私を助けてくれたのは…あの人だけだった…」
キリエ:「あの人の所以外に…私の居場所なんかもうないの…」
蓮原ミコト:「『苗字は要らない』って……言ったのは……」
キリエ:「そうよ…ママも…パパも…私を守ってくれなかった…」
キリエ:「そんな人達の所にどうして帰れって言えるの!?」
竜宮彩香:「あの人のところにも、居場所なんて無いわよ。」
竜宮彩香:ミコトの後ろからゆっくりと歩いてくる。
キリエ:「違う…あの人は…正しいことをしてる…」
蓮原ミコト:「……竜宮さんを退けるために、君ごと、攻撃したことも?」
キリエ:「ッ…!」
竜宮彩香:「年端も行かない子供を、自分を慕い依存する子供を火で焼くことのどこに正しさがあるの。」
キリエ:「違う…違う…あれは……だって」
キリエ:ふらつきながら、片手で頭を抑える
道成寺 安奈:「正しいかどうかなんて、『自分にとって』以外で決められるものじゃあないだろうさ」
道成寺 安奈:「やぁ、救われた……救われたと思ってる子。キリエちゃん。奪われたと思ってる子、安奈として挨拶に来たよ」
キリエ:「……奪われた?」
道成寺 安奈:「私の親はアイツに……『ガルガリン』に殺されたよ。」
キリエ:「!!」
道成寺 安奈:「どうかな? 私があいつの名前を呼んだら君は怒るかい? 軽々しく呼ぶな、って」
キリエ:「嘘だ…嘘だそんなこと!お前は嘘を吐いてる!」
キリエ:「そうやってまた私から居場所を奪おうとする!」
道成寺 安奈:「私と君は正反対だ。救われた。奪われた。」
道成寺 安奈:「でも……同じだ。私も今、とても会いたいんだよ。『ガルガリン』に」
キリエ:「黙れッ!もう黙れ!」
キリエ:「あの人に会わせたりしない、ここで私が……!」
キリエ:カランカランッ
キリエ:鞘を投げ捨てる
キリエ:「倒してやるッ!!」
GM:突進してくるキリエ!ミドル戦闘!
GM:相対距離は10m!キリエの行動値は9!
道成寺 安奈:速過ぎる……!
蓮原ミコト:なんて早さだ
GM:セットアップから!
キリエ:なし!
道成寺 安奈:なし!
竜宮彩香:コーリングシステム起動。スカイキッドに乗ります。
蓮原ミコト:《ターゲットロック》
蓮原ミコト:のみ!
蓮原ミコト:このシーン中、キリエさんへの攻撃力+6
蓮原ミコト:「待…………くそっ!」
蓮原ミコト:ざわざわと、周囲に黒い靄が生まれだす。
GM:ではまず同値手番!竜宮さんから!
竜宮彩香:マイナーで戦闘移動。後ろに10m移動。
竜宮彩香:メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》
竜宮彩香:キリエに射撃攻撃!
竜宮彩香:武器はヴィークル用レールキャノンだ!サポートスタッフにアサルトスタッフも載せるぞ!
GM:ひえええ
竜宮彩香:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,3,3,5,7,7,8,9,9]+10[6,7,7,9,10]+5[2,3,4,5]+1 → 26

キリエ:こんなモン絶対受けられるはずねえから…
キリエ:賭ける一発勝負!生きるか死ぬか!!
キリエ:援護の風を回避に回し、切り払い+居合回避!!
蓮原ミコト:結構えげつない技持ってんな!?
道成寺 安奈:なんてヤツだ……
キリエ:うぉおおおお!!
キリエ:14dx+10
DoubleCross : (14R10+10[10]) → 10[1,2,3,3,3,3,4,6,6,6,6,7,8,10]+7[7]+10 → 27

キリエ:ハァアアアッ……
道成寺 安奈:ま、マジかよ
竜宮彩香:キリエにロイスを取得して即切ります。
道成寺 安奈:うわっ!?
蓮原ミコト:いいの!?
GM:殺意ーッ!!
竜宮彩香:昇華して達成値+1d10
竜宮彩香:26+1d10
DoubleCross : (26+1D10) → 26+10[10] → 36

道成寺 安奈:さ、殺意
蓮原ミコト:殺意だこれ
GM:ブッ殺すと思った時にはッ!
キリエ:こちらの後乗せは…ナシ!
キリエ:ダメージどうぞ!
竜宮彩香:キリエ/親近感/〇憐憫
竜宮彩香:4d10+20+10+3
DoubleCross : (4D10+20+10+3) → 26[8,4,7,7]+20+10+3 → 59

竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+4した(侵蝕率:70->74)
蓮原ミコト:酷いものを見た
道成寺 安奈:決意的だった
キリエ:無事、沈みます。戦闘不能!
竜宮彩香:携帯電話を取り出し、耳に当てる。
キリエ:――ぎぎぎぎぎぎぎん!!
キリエ:弾嵐の中を、切り払いながら強引に突っ切る!
キリエ:「今度こそ…殺った!!」
キリエ:振りかぶり、空中の竜宮に切り下ろす!
竜宮彩香:と、キリエが思った瞬間。
竜宮彩香:パ  ァ ン
竜宮彩香:くぐもったライフルの発砲音。
キリエ:「ッ……!」
竜宮彩香:鋭い痛みが肩に走る。
竜宮彩香:”ラインゴルト”の狙撃班!
竜宮彩香:「肩にヒット。次弾。損傷のある腹を狙え。」
竜宮彩香:パ   ァ  ン
GM:勝負は既に付いていた。この場所で相対した時点で。
GM:竜宮彩香は仕留め切れる確信を持って、獲物を追い詰めていたのだった。
蓮原ミコト:「!?」 あらぬ方向から飛んできた弾丸を見る。
道成寺 安奈:「さすが、プロフェッショナル」
竜宮彩香:右手の拳銃の弾倉を替える。
竜宮彩香:「ヒット。」足で刀を遠くへ蹴り飛ばす「目標無力化。」
キリエ:「が……ぐ……そんな……」
キリエ:その場に蹲り、血の泡を吐く。
蓮原ミコト:「キリエ!」 慌てて駆け寄る。
蓮原ミコト:「……や、やりすぎです!」
GM:……戦闘終了!
GM:夕日に照らされたコンクリートの上に、少女が横たわる。
道成寺 安奈:「生かしてるよね? CEO殿」
竜宮彩香:「生きるかどうかはこの子次第よ。」
キリエ:「ミコ…ト……」
キリエ:血塗れの掌で、泣きながらミコトの袖を握る。
キリエ:「私…私また…捨てられちゃうよ…」
キリエ:「捨てられちゃうよぉ……」
キリエ:血を吐きながら、泣きじゃくる。
蓮原ミコト:「…………ッ!」 傷に触らないように、優しく抱く。
蓮原ミコト:「大丈夫……! 大丈夫だから……!」
蓮原ミコト:そんな言葉しか言えない自分に吐きそうになる。
キリエ:「うう…ううう…」
蓮原ミコト:「ゆっくり休むんだ。君を救ってくれた人には……僕から言っておくから」
蓮原ミコト:「君は、強くて、素敵な子だから。もう、誰も、捨てたりなんかしない……」
竜宮彩香:「居場所がなければ道は二つ。」
竜宮彩香:「誰かに縋るか。自分で立つかしかない。そしてあなたの前には」
竜宮彩香:「誰も食い物にしない真に優しい人間がいる。」
キリエ:顔を上げ、泣きはらした瞳でミコトの目を覗き込む。
キリエ:「助けて…ミコト……」
蓮原ミコト:ミコト自身も泣きそうなほど、表情を歪めている。
蓮原ミコト:「……だ」
蓮原ミコト:鼻を啜る音。「……当たり前だ。」
蓮原ミコト:「だから、大丈夫。傷を治すことに集中するんだ」
蓮原ミコト:「弾は抜けてる。そこまで大きな『弱点』じゃない……君なら治せるから」
キリエ:目を見て、頷く。
キリエ:「分かった…やってみる…私……生きてみる……」
竜宮彩香:「弾を”通した”のよ。うちの狙撃班は伊達じゃないわ。」
竜宮彩香:今応急を買いたいんですが出来ますか?
GM:いえ!
GM:ここで…イベントが入ります!
竜宮彩香:マジか!
道成寺 安奈:えっ!?
GM:……日は落ちていく、キリエとミコトの足元に伸びた影が触れる。その時。
GM:ごぉ あッ!!
GM:炎上網が、四人を取り囲む!
キリエ:「あ……」
キリエ:目を見開く。
蓮原ミコト:「…………!」
道成寺 安奈:目が眩む。炎だ。……全てを奪う、炎だ。
”ガルガリン”:炎の中に影を揺らめかせながら、ゆっくりと歩いてくる。
”ガルガリン”:「キリエ、無事でしたか」
”ガルガリン”:平帽子を取り、安心したように笑む。
道成寺 安奈:「"ガルガリン"ッ!!」咆える。
”ガルガリン”:「……おや?」
”ガルガリン”:小首をかしげながら、道成寺さんの方を見る。
”ガルガリン”:「貴女は?」
道成寺 安奈:「"ダストエンド"。……否、道成寺。道成寺、安奈だッ」ギラついた目で睨みつける。
道成寺 安奈:呼吸が荒い。顔中に汗の玉が浮かんでいる。
”ガルガリン”:「道成寺……道……成寺……」
”ガルガリン”:記憶を探るようにこめかみに指を当てて
”ガルガリン”:「……!」
”ガルガリン”:「ああ……あああ!」
”ガルガリン”:「あっはははははははははは!」
”ガルガリン”:突然、声を上げて笑い出す!
”ガルガリン”:ごぉおおおおっ!!
”ガルガリン”:笑い声とともに炎の領域は区分けされ
”ガルガリン”:”ガルガリン”と道成寺さんだけが残される。
”ガルガリン”:中の様子は…伺い知れない。
”ガルガリン”:「奇跡だ……こんな…こんな……!」
”ガルガリン”:「また君に会えるなんて!」
”ガルガリン”:その笑顔は歓喜に満ちている。
道成寺 安奈:「幸運であっても、奇跡でなぞあるものか。追い求めた故の必然だ」
道成寺 安奈:「五年待ったぞ……いや、探したぞ」
”ガルガリン”:「ああ…ああ…変わりなく元気で、本当に嬉しい」
”ガルガリン”:「私のことなど…忘れてくれてよかったのに……」
GM:会話が、噛み合わない。
GM:どこまでも、お互いの視点がすれ違っている。違和感。
道成寺 安奈:「忘れるものか、親の仇をッ!!」
”ガルガリン”:「……仇?」
”ガルガリン”:フッと、笑顔が消える。
”ガルガリン”:「待て、待て、待ってくれ」
”ガルガリン”:「君はどうして、私を探していた?」
道成寺 安奈:「私の家を、親を、焼き捨てたのは貴様だろう!!」
”ガルガリン”:「……」
”ガルガリン”:「そうか……ああ、ああ」
”ガルガリン”:「道成寺安奈。君はなんと……悲しい子だ」
”ガルガリン”:がっ!
”ガルガリン”:気がつけば背後に周り、君の顎を抑えている。
道成寺 安奈:「何、がっ」
道成寺 安奈:(……!)しくじった。否、この間合いなら体から炎を出せば……
”ガルガリン”:「よくお聞きなさい。そして真実を取り戻すのです」
”ガルガリン”:炎の色を直視させながら、耳元で囁く。
道成寺 安奈:「……?」
GM:揺らめく炎。あの日と同じ。
GM:君が見上げていたのと、同じ炎の色。
GM:……記憶の中の景色が泡のように浮かんでは消える。
”ガルガリン”:「君の家族の死を望んだのは」
”ガルガリン”:「安奈、君自身なのです」
道成寺 安奈:「バカ、な……そんな……」
道成寺 安奈:「そんな、訳が……」
GM:---
GM:幸せに食卓を囲む家族。お父さんと、お母さんと、私。
GM:幼い私、5歳の時も、6歳の時も、7歳の時も…ずっとそうだった。
GM:7歳から先は……?
GM:思い出そうとして、君の意識は途切れる。
GM:情報:【道成寺邸事件について2】難易度15が追加されました。
GM:---
”ガルガリン”:炎の壁をくぐり抜け、再び道成寺以外の3人の前に現れる。
”ガルガリン”:「皆さん…キリエを見つけていただいてありがとうございます」
蓮原ミコト:「……! 道成寺さんを、どうした!」
”ガルガリン”:「ああ、彼女なら大丈夫です。現在は記憶の混乱が見られるようですが」
”ガルガリン”:「やがて自分を取り戻すでしょう」
蓮原ミコト:「……!?」
蓮原ミコト:キリエを庇うようにしながら睨みつける。
キリエ:「……あ…あう…」
キリエ:ミコトくんと”ガルガリン”と見比べ、歯を鳴らしている。
”ガルガリン”:「……?何をしているんですか?」
”ガルガリン”:「さあ、キリエ、帰りましょう」
竜宮彩香:「この子を突き放しておいて、今更どの面下げて来たのかしら」
”ガルガリン”:「私は、救いを求めた者を突き放したことなどありませんが。」
竜宮彩香:「笑いながら焼いたことはあるわよね?」
”ガルガリン”:「手厳しいですな…」
”ガルガリン”:額をカリカリとかく
”ガルガリン”:「彼女を犠牲とする判断をしなければならない局面であったのは認めましょう」
”ガルガリン”:「それだけ貴女は難敵でした」
”ガルガリン”:「しかしこうして生きてまた出会えたことこそ天恵、そうは思いませんか?」
竜宮彩香:「苦渋の判断にしては晴れやかな表情だったわよ?」
”ガルガリン”:「……陽炎でもご覧になったのでは?」
蓮原ミコト:「駄目だ。キリエ」
蓮原ミコト:「陽炎じゃ、音は誤魔化せない」
キリエ:「ミコト……?」
”ガルガリン”:「……」
”ガルガリン”:ミコトの言葉に、ぴたと足を止める
蓮原ミコト:「敵に囲まれて。どてっ腹に大穴空いて泣いてる女の子を見て」
蓮原ミコト:「お前、最初に何て言った?」
蓮原ミコト:「『無事でしたか、キリエ』?」
蓮原ミコト:「――火傷と一緒に。目ん玉まで焼かれちまってんのか」
蓮原ミコト:キリエの前に出て、普段のミコトらしからぬ表情で目を見開く。
蓮原ミコト:炎に穴を空けるように。靄が形を取り始める。
”ガルガリン”:「……おやおや」
”ガルガリン”:僅かに、眉間にシワを寄せる。
”ガルガリン”:「ふふ」
”ガルガリン”:「ははははははははは!!」
”ガルガリン”:「はぁ…あ…………」
”ガルガリン”:「…………救えない」
”ガルガリン”:ざっ!
”ガルガリン”:腕を掲げ、目の前のミコトとキリエを撃とうとする……その時!
蓮原ミコト:「!」
”ラインゴルト”スタッフ:『再配置、完了しました!合図を!』
”ラインゴルト”スタッフ:竜宮さんの懐の通信機が鳴る!
竜宮彩香:「撃て。」
”ラインゴルト”スタッフ:ガガガガガガガガガガッ!!
”ラインゴルト”スタッフ:飽和弾幕が、的確に”ガルガリン”を捉える!
蓮原ミコト:「うわっ」 跳ね飛ぶ砂利と火の粉から身を庇う。
”ガルガリン”:だっ!ざァッ!!
”ガルガリン”:炎の残像をまといつつ、クレーン上に飛び乗る!
”ガルガリン”:「視界を奪われたことにこれだけ早く対応するとは……」
”ガルガリン”:「やはり難敵だ…貴女方は」
蓮原ミコト:「ッ! 逃が……っ」 逃がすか、と言いかける寸前にで踏み止まる。
”ガルガリン”:「2人を頼みます……また機会を改めて」
”ガルガリン”:「迎えに上がりましょう」
”ガルガリン”:フッと、夕焼けに溶け込むように消える
GM:それと共に、立ち上る炎の壁も消え
GM:残されたのは、君たちだけだ。
道成寺 安奈:「……」倒れ伏したまま、動かない。
竜宮彩香:「撃ち方やめ。…やはり中華屋にも何か仕掛けたのね。」
竜宮彩香:「それも精神に作用する何かを。一旦二人を連れて支部に戻りましょう。」
キリエ:「……ミコト」
キリエ:蹲り、君を見上げる。
蓮原ミコト:「…………」
蓮原ミコト:隙間風のような息を吐く。
蓮原ミコト:「分かってる。……分かってます。戻りましょう」
蓮原ミコト:変わりかけていた表情を隠す。
GM:じきに夜になる。
GM:記憶の微睡みの中に置き忘れたものを、君たちは拾いに行かなくてはならない。
GM:真実に、辿り着くために。
GM:シーン終了。
GM:---
GM:ロイス&購入可能!
道成寺 安奈:ロイスは……ほ、保留……タイタス化もまだ保留……
道成寺 安奈:応急手当キット……買います……
道成寺 安奈:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[2,7,8]+1 → 9 → 成功

道成寺 安奈:こいつはキリエちゃんにくれてやる……身体の傷は癒せる……癒せ……
竜宮彩香:一つあればいいか!
竜宮彩香:ロイス
竜宮彩香:同行者/蓮原ミコト/〇憧憬/隔意/ロイス
竜宮彩香:安奈ちゃん用のブルーゲイル
竜宮彩香:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[5,6,7]+1 → 8

竜宮彩香:ひどい!以上です。
蓮原ミコト:同行者/竜宮彩香/強者:/恐怖:○/ロイス
蓮原ミコト:私も特にはないな……何買うかな
蓮原ミコト:ブルーゲイルやってみるか
蓮原ミコト:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[4,5,5,8]+4 → 12

蓮原ミコト:そりゃ無理だよね
蓮原ミコト:外道/ガルガリン/憤怒:○/隔意/ロイス
GM:続いては…物語の真相へ向かうキー情報シーン!PCは道成寺さん!ほか全員登場可能!
道成寺 安奈:73+1d10
DoubleCross : (73+1D10) → 73+2[2] → 75

竜宮彩香:出ます
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+1(1d10->1)した(侵蝕率:74->75)
蓮原ミコト:1d10+86
DoubleCross : (1D10+86) → 9[9]+86 → 95

蓮原ミコト:死んでしまう
竜宮彩香:ミコちん…!
道成寺 安奈:憩ってミコちん……
GM:情報:【道成寺邸事件について2】難易度15
GM:技能:噂話/裏社会/UGN
GM:ではレッツトライ!
道成寺 安奈:早速のトライ!
道成寺 安奈:コネを使って情報:UGN!
道成寺 安奈:3dx+4>=15
DoubleCross : (3R10+4[10]>=15) → 7[2,5,7]+4 → 11 → 失敗

道成寺 安奈:……手持ちの財産つかっても足りない! ダメ!
竜宮彩香:ではそのあとにトライして財産切るか決めましょう。
竜宮彩香:では挑戦しましょう。
竜宮彩香:UGN幹部のコネを使って情報:UGNで判定
竜宮彩香:5dx>=15
DoubleCross : (5R10[10]>=15) → 6[1,1,3,5,6] → 6 → 失敗

竜宮彩香:うわ…足りない…
GM:ゲェエ!
蓮原ミコト:ま、任せろ~
蓮原ミコト:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[1,3,7,10]+8[8]+3 → 21

GM:うぉおおお!!
GM:男だぜ
道成寺 安奈:た、頼りになる!!
竜宮彩香:頼りになる~!
蓮原ミコト:頼りに……なった!
蓮原ミコト:一番関係ないのに!
道成寺 安奈:漢見せおる
GM:ではせっかくなので双方から詰めていきましょう。
GM:---
GM:N支部・情報室
GM:---
GM:気を失った道成寺安奈、そして負傷したキリエを連れ帰ったミコトと竜宮。
GM:安奈とキリエは共に医務室で検査と治療を受けている。その間の時間を利用して、君たちは再び”ガルガリン”の資料を調べ直していた。
GM:そんな中で……ミコトはあることに気付く。
GM:五年前、道成寺邸事件の調査結果には、いくつか不自然な点がある。
GM:特に、被害者である安奈自身の証言と事件当時の状況に矛盾が見られるのだ。
GM:その事を、君は竜宮さんと相談してもいいし、黙っておいてもいい。
蓮原ミコト:もちろん相談はする!
蓮原ミコト:資料を持って、なんか辻褄が合わないような感じのことを聞きに行く
GM:そうですね、まだ予感程度なので
GM:そういう切り出し方に鳴るでしょう。
竜宮彩香:「……確かに。よく見つけ出したわね。」
竜宮彩香:資料を見比べながらつぶやく。
蓮原ミコト:「具体的に、どうってことは言えないんですけど」
蓮原ミコト:「単に、資料が欠けてるのか……」
竜宮彩香:「いいのよ。糸口さえ見つかれば。」
竜宮彩香:「後は”ラインゴルト”が糸を手繰り寄せる。」
竜宮彩香:携帯を操作してメールを送る。”ラインゴルト”の目は闇の中さえも見通す。
蓮原ミコト:「お願いします。俺はここにあるもの以上のことは分からないから」
蓮原ミコト:資料を置く。「……キリエの様子を見てきます。起きてたら、何か、話が聞けるかもしれない」
竜宮彩香:「随分、あの子を気にかけているわね。」
蓮原ミコト:「……こんなこと、僕が言うことじゃないけど」
蓮原ミコト:「竜宮さん。君は強いオーヴァードなんだろう」 少し、睨むように。
蓮原ミコト:「もっと穏便な方法で、取り押さえられなかったんですか」
竜宮彩香:「強いオーヴァード?」一瞬瞠目したのち
竜宮彩香:くつくつと声を上げて笑い始める
竜宮彩香:「私はあなたたちの誰よりも弱いわよ。」
竜宮彩香:「私が持っているのは薄っぺらい紙きれの束と金属操作の能力だけ。」
竜宮彩香:「だからこそ、あれしかなかった。」
蓮原ミコト:「……やられる前に、やる?」
竜宮彩香:「私は、私に刃を向ける人間への対処法をあれしか知らないの。」
竜宮彩香:「あなたみたいに強い人間なら穏便な方法を取ることが出来たんでしょうけどね。」
蓮原ミコト:「理屈は分かりますけど、納得はできません」
蓮原ミコト:「俺だって、最初はもっと酷かった」
蓮原ミコト:「……なんで肩入れするかって話ですけど。俺も、両親はいません」
蓮原ミコト:「施設の出身です。親は事故で死んで、親戚がいなかっただけなんで」
蓮原ミコト:「キリエとは違いますけど。……でも、似たような境遇の子は、何人も見てきましたから」
蓮原ミコト:「だから、うん……八つ当たりかもしれない」
竜宮彩香:「……」
竜宮彩香:「似た境遇の子なら誰でもそうしてあげるの?あなた、体がいくつあっても足りないわよ。」
蓮原ミコト:「そう言われたらその通りなんですけど……」
蓮原ミコト:「……まあ、体が足りなくなってから考えます。そういうのは」
竜宮彩香:そう言い放った少年の顔を見て、表情が固まる
竜宮彩香:が、すぐにいつもの不敵な微笑を貼り付ける。
蓮原ミコト:「僕達の力は、いつだって過剰なものだから」
蓮原ミコト:「誰かを助けるとか、護るとか、そういう力が欲しかったけど……ウィルスだからそう都合よくはいかないし」
蓮原ミコト:「攻撃するしかない力だとしても、せめて、誰かを助けるために使いたい」
蓮原ミコト:「……単なる、押しつけですね。ごめんなさい」
蓮原ミコト:自分に言い聞かせるように呟いた後、頭を下げる。
竜宮彩香:「考えなし。まるで子供の夢みたい。」
竜宮彩香:「『将来は宇宙飛行士になる』と人目を憚らず嘯くような。」
竜宮彩香:資料を持って、ミコトから顔を背けるように扉の方へ。
蓮原ミコト:「容赦ないな……」申し訳なさそうに。
蓮原ミコト:「竜宮さんだって、そう、年齢も変わらないだろ」
竜宮彩香:「あら、精神年齢はあなたより上よ。もっと地に足着けてる自信はあるわ。」
竜宮彩香:「……そろそろ中華屋が目を醒ます頃よ。」
竜宮彩香:「拝み屋の手下もね。あなたはどちらを取るのかしら。」
竜宮彩香:「それとも…二股?」ふふと笑い、扉の向こうへ。
蓮原ミコト:「変な言い方しないでくれるかな!」
蓮原ミコト:追い掛けましょう
蓮原ミコト:やや口調が同年代向けになっている。
竜宮彩香:ミコトには一切振り返らない。
竜宮彩香:笑みを保てなくなっているからだ。
竜宮彩香:(そういう利他主義、甘い考え。)
竜宮彩香:(一番嫌いよ)
GM:……そうして君たちは道成寺の眠る医務室へと向かう。
GM:微睡みの中で、彼女が見ている夢は。
GM:---
GM:???
GM:---
GM:優しい母、大らかな父。君、道成寺安奈の幸せな日々は
GM:8歳の頃……君が掌から炎を出し、それを静める代償として人間の血を求めるようになった頃から
GM:坂道を転がり落ちるように、変化していった。
GM:混乱の中で、娘への愛を貫こうとした両親は、やがて君への視線を恐怖へと変え
GM:10歳を超える頃から敷地の離れの土倉へと閉じ込め……そこから出さないようにした。
GM:…………そして、その夜。
GM:君は疲れていた。何もかもに疲れ果てていた。
道成寺 安奈:(……)
道成寺 安奈:暗い。もう慣れた。静かだ。もう慣れた。
道成寺 安奈:……暗さに怯えていることは、まだよかった。静かさに狂いそうになっているときは、まだよかった。
道成寺 安奈:何も。もう、何も。
道成寺 安奈:心が動かない。
GM:閉塞された暗闇の中には、ぽたり、ぽたりと、
GM:点滴台から滴る輸血の音だけが響いている。
???:「おお……おおお……」
GM:……闇の中に、男が立っている。
GM:それは君の見ている幻覚なのかもしれない。
道成寺 安奈:「……だれ……?」
道成寺 安奈:親すらも最早、まともに立ち入らない。そんな場所に、誰が。
???:「私は誰でもない……君とは何の関係もない……」
???:「だが……だが……」
???:「こんな事は見過ごせない……こんな事は間違っている……」
???:男は苦悶に身を捩るように、自らの顔に手を当てる。
???:その掌が、薄く火のように輝いている。
???:「……助けが欲しいと言ってくれ……」
???:「そうすれば私は……悪魔にだってなる」
???:「……さあ、君の心を……教えてくれ」
道成寺 安奈:そんな事を言ってくれる人は、もう居ない。二年か。三年か。親から聞いたのが、最後だった。もう居ないのだ。
道成寺 安奈:灯る明りに惹かれるように。消え入りそうな声で、壊れそうな顔で。
道成寺 安奈:「たす……けて」
GM:その言葉は、本当に君の口から出たのか
GM:分からないほどに、微かな吐息のように漏れ出した。
GM:はっきりしている事は……。
???:「……ああ。ああ。」
???:「……確かに、君の声を聞いた……!」
???:「確かに」
GM:――男は、笑っていた。
GM:…………。夢が途切れる頃。
GM:君は、倉の入り口から、僅かに光が差し込んでいることに気付く。
GM:光?夜なのに?
GM:月の光ではなく、それは地上で煌々と輝いている眩さだった。
道成寺 安奈:(あか、るい……?)
GM:……君は扉を開く。開かないままにはしておけない。
GM:それは既に、取り返しが付かないのだから。
GM:扉を開くと、熱風が頬へと当たる。
GM:燃えている。君の過ごしてきた屋敷が、家族との思い出が
GM:赤々と、火の粉を上げて、燃え上がっている。
道成寺 安奈:「なん……で……」
道成寺 安奈:しばしの間、助けを呼ぶことも、駆け寄ることもできずに立ち尽くす。
GM:君は炎の中で、うごめく影を見る。
GM:熱にまかれて、もがき苦しむ姿を見る。
道成寺 安奈:あれ、は。
GM:君は駆け出している。炎に飛び込む。
GM:崩れる灼けた材木に切り裂かれ、背中が血を吹き出す。
道成寺 安奈:「とう、さま……かあさま!!」血と炎に塗れながら、手を伸ばす。
道成寺美雪:「……わたし……わたしたち」
道成寺美雪:「どう……すれば……」
道成寺 安奈:「だめ……だめ! おきて、にげましょうかあさま……かあさま……」
道成寺美雪:「どうか……安奈だけは……」
道成寺美雪:「幸せに……あの子を……」
道成寺美雪:「しあ……わせに……」
道成寺 安奈:「あぁ……あぁ……」いつからだったか流すのも忘れていた涙が、今更になって溢れる。
GM:炎の下、君の腕の中で、君の母親と父親は
GM:娘の顔を最期に見ることもなく、死んでいった。
GM:……全ては、変えられない。たとえどれだけ忘れようとしても。
GM:それはもう、『起こってしまった』のだから。
GM:……。
GM:---
GM:【道成寺邸事件について2】
GM:UGNの精査によれば、現場状況は生存者である道成寺安奈の証言と、いくつかの食い違いが見られる。
GM:まず、敷地内の土倉において、事件第三者の生活の痕跡が見られたこと。
GM:次に、細胞の感染痕跡によれば、道成寺安奈の覚醒からは、少なく見積もっても2~4年の歳月が経過していること。
GM:特筆すべき上記2点からの推論ではあるが、当時道成寺安奈は一家による監禁状態に有り
GM:何らかの切欠で”ガルガリン”が事件前に接触していた可能性がある。
GM:なお、この仮説は本人への強いストレスとそれに伴う浸蝕率の悪化を加味し、道成寺安奈には秘匿の物とする。
GM:---
GM:君が目を覚ますのは、医務室のベッドの上。
GM:側には、竜宮彩香と蓮原ミコトが立っている。
道成寺 安奈:起き上がる。視界が歪んでいる。
道成寺 安奈:瞬きと共に、涙が零れ落ちる。
道成寺 安奈:「ここ、は……"ガルガリン"は……」
竜宮彩香:「UGN支部よ。」
道成寺 安奈:「……私は、奴の炎を見て……それで……」
道成寺 安奈:「おっと、恰好悪いところを……見られたなぁ……」思い出したように、手の甲で涙を拭う。
竜宮彩香:「………。」涙を拭う安奈から目を逸らす。
蓮原ミコト:「大丈夫ですか。奴に何かされませんでしたか」
道成寺 安奈:「大丈夫だ。体はなんともない。すぐにでも戻れるさ」肩を回す。
蓮原ミコト:「良かった……」 胸を撫で下ろす。
蓮原ミコト:「ガルガリンは、すごい力でした。復讐のことがあるとしても、道成寺さんも、一人で戦うべきではないと思います」
道成寺 安奈:「……そうだな。」
道成寺 安奈:「復讐であると同時に、これは私の……今の私とCEO殿にとっては、仕事でもあるからな」
竜宮彩香:「降りてもいいのよ。」
道成寺 安奈:「……!」
竜宮彩香:「万全でないものに背中は預けられない。」
道成寺 安奈:「プロの意見だね。流石CEO殿」
道成寺 安奈:「大丈夫さ。ケガはない。侵蝕もまだ余裕がある。」
道成寺 安奈:「足手まといになる気は無いし、私の獲物を取らないでほしいくらいだよ」
竜宮彩香:「私は精神状態の話をしているの。」
道成寺 安奈:「……これか」頬を擦る。
竜宮彩香:目を安奈に戻す「何か思い出したんでしょう?」
道成寺 安奈:「夢を、昔の夢を見たんだ」
蓮原ミコト:「昔の……?」
道成寺 安奈:「……CEO殿、やっぱり私の考えは『都合が良すぎた』よ。」
道成寺 安奈:「確かに、私の両親はオーヴァードを虐げる人たちだった」
道成寺 安奈:「なにせ、被害者がいうんだからね。間違いないさ」
竜宮彩香:「……。」
蓮原ミコト:「……ガルガリンの、最初の事件」
道成寺 安奈:「覚醒した後しばらくして、私は生家の蔵に軟禁されていた。そこで、ヤツに遭った。"ガルガリン"に」
道成寺 安奈:「私はヤツに縋ってしまった。たすけて、ってね。……その結果が、道成寺本邸の事件だ」
GM:君たちは安奈からぽつぽつと溢れる証言で
GM:上記情報内容の推察に行き着くことが出来ました。
蓮原ミコト:「――――ッ」
蓮原ミコト:拳を握る。「そんなことって……っ」
竜宮彩香:「……そういうわけね。事情は大体飲み込めたわ。」
竜宮彩香:「それで、どうする?」
道成寺 安奈:「……それで。その上で。できるわけないだろう」ひとつ、息を吐く。
道成寺 安奈:「暢気に寝ているなんてできるわけがない。指を咥えて見ているなんてできるわけがない」
道成寺 安奈:「『誰がこんなことをしろと言った』と叩きつけずにいるなんて、できるわけがないッ!」
竜宮彩香:「万全になったわね。」
竜宮彩香:にこりと微笑む
道成寺 安奈:「ご挨拶だね、CEO殿。私は最初から今までずっと万全だとも」
道成寺 安奈:「万全に輪がかかったと言ってほしいな。確かに気持ちの整理が進んだとは思うけどね」
蓮原ミコト:「…………」眉根を寄せ、心配げな表情。
道成寺 安奈:「……蓮原君は、やさしいな」
蓮原ミコト:「え」表情を読まれたのだと気付く。
蓮原ミコト:「あ、いや、その……」
竜宮彩香:「時にはこういう行為も必要なのよ。」目を安奈に向けたまま、ミコトを見ずに呟く
竜宮彩香:「清算を終えなければ来期には行けないもの。」
道成寺 安奈:「蓮原君。君がすべきは私の心配ではないよ。」
道成寺 安奈:「"ガルガリン"を討った後の事を心配するべきじゃあないかな」
蓮原ミコト:「いや、その……やっぱり、強いんだなあって」
蓮原ミコト:「思いました。うん」
道成寺 安奈:「……」強い、という言葉に目を丸くする。
道成寺 安奈:「……ふふ。じゃあ、強がらせてもらおう。強いとも。このために訓練してきたのだからね」
蓮原ミコト:「頼りにします。……でも、余計なお世話ですが、無理だけはしないで下さい」
梁田麗佳:「私が出てこなくとも」
梁田麗佳:「確かめるべきことは、もう済んだらしいな」
梁田麗佳:壁にもたれかかって立っている。
梁田麗佳:「『ガルガリン』について、重要な情報が出た。ブリーフィングルームに来い」
蓮原ミコト:「支部長」 振り返る
道成寺 安奈:「気遣いありがとう。……人が悪いな。」
道成寺 安奈:「思い返してみれば、最初に随分歯切れが悪かったのはこういうことか」
梁田麗佳:「……ひとつだけ言っておく、道成寺」
道成寺 安奈:「なんだい、支部長殿」
梁田麗佳:「当時のお前に自己責任などあるはずがないし、お前の両親が無知から間違った判断を下したことも事実だ」
梁田麗佳:「つまり、何もお前のせいじゃない」
道成寺 安奈:「……救済を願ったのは私だよ」
梁田麗佳:「その時口から出た言葉が、お前と家族の全てだと思うか?」
道成寺 安奈:「……いや。分かっているとも。むしろ、もう言葉で十分貰った」
道成寺 安奈:「最後の最後に、呪うでなく、悔いて寿いでくれたのだから」
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:「なら、いい。妙なことを口走った」
道成寺 安奈:「……ううん。ありがとう、支部長殿」
梁田麗佳:「いいさ」
梁田麗佳:「みんなお前のことを愛している。忘れるな」
梁田麗佳:そのまま背を向けて、先に部屋を出ていく。
竜宮彩香:「まるで王子様ね。」くすりと笑って
竜宮彩香:「帳尻を合わせに行きましょうか。」こちらも部屋を出る
道成寺 安奈:「望むんだったら、CEO殿ではなくお姫様……いや、女王様と呼ぼうか?」
道成寺 安奈:「ああ、行こうか」
蓮原ミコト:「あ、待って下さい! 」慌てて追いかける。
GM:---
GM:ブリーフィングルームには、キリエが肩を縮こませるように座っている。
GM:スクリーンに映し出されるのは……山間に立つ白い建物。
GM:正門に、”ガルガリン”の襲撃を受けた製薬会社のマークが見える。
梁田麗佳:「これが内海霧江たちを監禁していた施設だ。見覚えがあるな?」
キリエ:「……はい」
梁田麗佳:「……冷静に聞いてくれ。この建物内の居住ブロックから」
梁田麗佳:「十数名の、実験体と思われる若者たちの焼死体が出た」
キリエ:「え……?」
梁田麗佳:「見つかった資料と、顔写真だ。見覚えは?」
キリエ:「これ……確かに……私と一緒にいた……子たちです」
キリエ:「なんで……どうして……?」
蓮原ミコト:慌ててキリエの肩を掴んで、写真から引き離す。
蓮原ミコト:「ちょっと、支部長!」
梁田麗佳:「批判なら後で聞く。今は確認が優先だ」
梁田麗佳:「これが、最も重要な確認だからだ」
梁田麗佳:「……資料によれば、見つかったのは比較的裕福な家庭から連れて来られた子供たちだ」
梁田麗佳:「つまり……"ガルガリン"に解放されて、親元に帰ろうとした者たち」
梁田麗佳:握りこぶしが、震えている。
蓮原ミコト:「……?」 少し考えて、気付く。
蓮原ミコト:「まさか」
キリエ:「……言ってました」
キリエ:「お父さんや…お母さんの所に帰るって…もう一回…やり直すって……」
キリエ:「みんな…みんな言ってたのに……」
キリエ:「私の分も…幸せになってくれるって……思ったのに……」
キリエ:「なんで…!どうして…!どうしてぇええええええ!!」
梁田麗佳:「彼らは……”ガルガリン”にとって、『救うべき者』ではなかった」
梁田麗佳:「そう、推測するしか、ない」
蓮原ミコト:「キリエ!」 錯乱する少女を抱きとめながら、
キリエ:「うぅ…ああああ…」
蓮原ミコト:「……『助けを求めない者』は、殺すってことですか」
蓮原ミコト:道成寺さんの過去と、これまでの言動からの推測。
梁田麗佳:腕を組み、険しい表情で首肯する。
梁田麗佳:「自分に縋らない者を切り捨てる。ただそれだけで、子供を殺した」
梁田麗佳:「これでハッキリとした。"ガルガリン"、奴の本性はジャームだ」
梁田麗佳:「救い主などでは決してない。エゴイズムと暴力に支配された凶獣だ」
梁田麗佳:「この街から、逃がすわけにはいかない」
道成寺 安奈:「言われずとも、逃がす気などないよ」
道成寺 安奈:「ヤツはここで仕留める」
竜宮彩香:「”ラインゴルト”の総力を以て。」
竜宮彩香:「アフターケアをさせていただくわ。」
蓮原ミコト:「……ジャーム。じゃあ……彼を……」
蓮原ミコト:「……分かりました。僕も、ヤツを野放しにはできません」
蓮原ミコト:ジャーム……殺害が必要な対象に、一瞬だけ表情が翳るが、キリエの手前、すぐに覆い隠す。
キリエ:「……うう…うぁあ」
梁田麗佳:「内海霧江はこちらで保護しよう」
梁田麗佳:「奴には決して指の一本も触れさせない、約束する。」
蓮原ミコト:「お願いします」 キリエの背中を優しく撫でる。
キリエ:「ミコト…」
キリエ:「行っちゃダメだよ……ミコトも…ミコトも死んじゃうよ…」
キリエ:震えながら、その袖を握る。
キリエ:「殺されちゃうよぉ……」
キリエ:ボロボロと泣く。心を繋ぎ止める物を壊されて、ただ崩れ落ちることしか出来ない。
蓮原ミコト:「……大丈夫」
蓮原ミコト:強いて明るく見えるよう、笑う。
蓮原ミコト:「僕は死なない。約束する」
キリエ:「そんなことない…全部…全部燃やされちゃうんだよ…」
キリエ:「全部…私の大事なものなんか…全部…!」
蓮原ミコト:「……君の事情は、分かるだなんて、とても言えないことだけれど」
蓮原ミコト:「だから僕は、僕の行動でしか示せない」
蓮原ミコト:「でも、思い出してほしい。キリエ。」
蓮原ミコト:「僕は君に、ここまで一つでも、隠し事や、嘘をついたことはある?」
キリエ:「……」
キリエ:泣き顔のまま、首を横に振る
キリエ:「無い……無いよ。ミコトはずっと私と、向き合ってくれた……」
蓮原ミコト:「……ありがとう」 微笑する。覚えていてくれたことに。
蓮原ミコト:「だから約束する。……君を護る。僕は死なない。」
キリエ:「信じる……」
キリエ:「私……ミコトを信じたいから……」
キリエ:「ごめんね……ミコト……色んなこと」
キリエ:「また、話そうね……」
キリエ:指の力が抜け、支部長に肩を貸されて立ち上がる。
蓮原ミコト:「うん。ゆっくり休んで、待っていて」
竜宮彩香:「ポン刀屋。」去り行くキリエに声をかける
キリエ:「……?」
キリエ:自分のことかわからず、不思議そうに竜宮さんを見る。
竜宮彩香:「ごめんなさいね。ここ。」トントンと自分の腹をつつく
キリエ:「えっ…あ」
キリエ:「わ、私も……悪かった……から」
キリエ:肩の辺りを押さえる。
竜宮彩香:ミコトの肩に手を置く「この子は無事にあなたの元に送り届けるわ。」
竜宮彩香:「それも私のアフターケアよ。」
蓮原ミコト:竜宮さんを見返す。少し驚いたような表情の後、小さく笑う。
キリエ:「うん……あなたのことも、信じてる」
キリエ:「あなたも、無事で帰ってきてね」
キリエ:「友達になりたい……きっと、いい人だから」
竜宮彩香:「あはは!いい人なんかじゃないわ!」
竜宮彩香:キリエに微笑を向けて、背を向ける。
竜宮彩香:「私はとびきり悪くて弱い女よ。」
竜宮彩香:手を振って歩み去る。
キリエ:「そんな事無いよ」
キリエ:その背中に、微笑みかける
道成寺 安奈:その様子をやや遠巻きに見ている。
道成寺 安奈結局のところ、彼女とは似ている所も、違うところも多すぎる。
道成寺 安奈:「じゃあ、CEO殿を生かして返すのは私の仕事だな」
梁田麗佳:「それでいい。急造チームでだが、相性は悪くなさそうだ」
梁田麗佳:「正規チルドレンらしく、2人をフォローしてやれ」
梁田麗佳:「既に奴の潜伏場所の目星は付けてある……行って来い」
道成寺 安奈:「了解、支部長殿」ひらりと手を振る。
道成寺 安奈:「戻ってきてから、私も話せたら嬉しいよ。……何を言えた身でもないけどね」キリエに向けて。
キリエ:「……うん」
キリエ:「私も話したい。大事な事だと思うから」
道成寺 安奈:「あぁ。でも、そうだな。暗い話よりも、楽しい話がしたいけどね」
蓮原ミコト:「頼りになる先輩方だな」
蓮原ミコト:「いや、というか、若干、情けないなこれ。構図的に……」
梁田麗佳:「情けなかろうが、臆するなよ」
梁田麗佳:「必ずその子との約束は果たせ。いいな」
蓮原ミコト:「言われずとも。支部長は知ってるでしょう。僕は死ににくいんで」
道成寺 安奈:「分かってるさ、支部長殿。組織人として二人は守るし……」」
道成寺 安奈:「私もたった今デートの約束をしたからね。裏切るわけにはいかないさ」
GM:では、最終決戦へ向け
GM:シーン終了!
GM:---
GM:ロイス&購入可能!
竜宮彩香:ロイスは全枠取っちゃいましたね…
竜宮彩香:購入はブルゲ!
竜宮彩香:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 8[2,3,8]+1 → 9

竜宮彩香:足りない!以上!
蓮原ミコト:同じくロイスは埋まってるので
蓮原ミコト:ブルーゲイルやってみようか
蓮原ミコト:4dx+4
DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[1,4,6,8]+4 → 12

蓮原ミコト:だめ
道成寺 安奈:デート相手/キリエ嬢/〇連帯感/憐憫 これが最後のロイス枠!
道成寺 安奈:ブルゲチャレンジ!
道成寺 安奈:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 3[1,2,3]+1 → 4

道成寺 安奈:ぜんっぜんだめ
GM:では…いよいよクライマックス!
GM:全員登場!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:75->82)
道成寺 安奈:75+1d10
DoubleCross : (75+1D10) → 75+2[2] → 77

道成寺 安奈:というか仇討にきてんのに落ち着きすぎでは道成寺
蓮原ミコト:1d10+95
DoubleCross : (1D10+95) → 8[8]+95 → 103

蓮原ミコト:タスケテ
竜宮彩香:み、ミコちん…
道成寺 安奈:生きてミコちん……
蓮原ミコト:ちょっと待って、俺の侵蝕ダイス、6以下出た?
GM:お辛いでしょう
GM:なんとか生き延びてくれ!ヒアウィゴー!
GM:---
GM:N市内・廃教会
GM:---
GM:町外れの廃教会。
GM:崩れ落ちたステンドグラスの下で、1人の男が跪いている。
GM:かつ こつ。
GM:扉から入ってくる足音に、男は顔を上げた。
道成寺 安奈:「また逢えたね、"ガルガリン"」
”ガルガリン”:「ええ。運命ですから」
”ガルガリン”:にこやかに、振り返る。
”ガルガリン”:「あの日、あの日を私はよく覚えている。ハッキリと、鮮明に」
”ガルガリン”:「道成寺安奈さん。貴女のお蔭で」
”ガルガリン”:「私は自分の力で成すべき使命を……確信できた」
”ガルガリン”:頬の火傷痕を、掌でなぞる。
道成寺 安奈:「私はッ!!!」
道成寺 安奈:「たすけてほしいと、確かに言った……言ったが!!」
道成寺 安奈:「誰がッ……誰があんなことをしろと言ったッ!!!」
”ガルガリン”:「……」
”ガルガリン”:「何故怒るのです、何故悔やむのです」
”ガルガリン”:「貴女の魂は救われた……何故に声を荒げるのです」
道成寺 安奈:「私は。あんな形で救ってほしくなんかなかった。」
道成寺 安奈:「母の愛を確信するのが、今際の際でなんてあってほしくなかった」
”ガルガリン”:「愛、愛?あっははははは!愚かしい!」
”ガルガリン”:「……弱き者を虐げし者に報復が下った。私が下したのではない」
”ガルガリン”:「あの出会いは、あの出来事は最早、神の意志だ」
”ガルガリン”:「是非を問うことは出来ないのです。あの日成された事は正義なのだから」
道成寺 安奈:「神の意志。ならば私は神ごと貴様を焼いて捨ててやる」
道成寺 安奈:首元を開け、手を覆う黒布を引く。指先に炎が灯る。
”ガルガリン”:「残念です……貴女は真に私の同志となれる……そう思っていたのに」
”ガルガリン”:「……救えない。ふふふふふっ」
”ガルガリン”:腕をかかげこちらも腕に炎を纏わせる。
道成寺 安奈:「"ガルガリン"ッ! 今ここで、貴様を討つッ!!」
竜宮彩香:安奈の号令と同時に現れる。ガルガリンの身体に突き立てられる無数のレーザーポインター。
竜宮彩香:「拝み屋。精々神に祈りなさい。」
”ガルガリン”:「……!」
竜宮彩香:「…といっても、あなたの神ごと中華屋が焼き捨てるみたいだけど。」
竜宮彩香:「仕事が無くなるわね?」
竜宮彩香:竜宮が手を下ろす。竜の息吹が敵を穿つ。
”ガルガリン”:「ッ」
”ガルガリン”:再び炎の残像を纏い後退跳躍!
”ガルガリン”:ガッ ダッ!
”ガルガリン”:崩れかけた聖母像を蹴り、角度を変えて攻撃を仕掛けようとする
蓮原ミコト:跳躍したその先で。周囲の陽炎に、唐突に無数の穴が開く。
蓮原ミコト:漆黒の雨にも見える、微細な黒色の群れが、ガルガリンを包囲し……そして観察している。
”ガルガリン”:「ぐ…お!」
”ガルガリン”:影に弾かれ、群れの渦の中央に着地する。
蓮原ミコト:「……ジャームは、理念に『狂った』存在、なんだよな」
蓮原ミコト:実傷はない。ないはずだが……異様な不快感がガルガリンを襲うはずだ。
蓮原ミコト:「もしかしたらアンタは、そうなる前は、きちんと『救う』存在だったのかもしれない……」
蓮原ミコト:「僕には分からないし、関係もないことだ」 斜め上方。窓際に立っている
蓮原ミコト:「その火傷は。趣味だな。弱点じゃない……腰を悪くしてるか? 体幹のバランスが少し悪いな」
蓮原ミコト:無数の、微細な魔眼が。ガルガリンの弱点を見極めようと蠢いている。
”ガルガリン”:「ふ……くく」
”ガルガリン”:「この神の忠僕に是非を問うと……私を見定めると?」
”ガルガリン”:ジロリ、と剥き出すような視線で、ミコトを睨みつける。
”ガルガリン”:「……救えない救えない救えない」
”ガルガリン”:「あああぁ!あああ!救えないなァアアアアアアッ!!」
”ガルガリン”:ゴォオオオォッ!!
”ガルガリン”:豪炎と共に、強烈なワーディング!
”ガルガリン”:建物が……炎に包まれる!
”ガルガリン”:Eロイス:原初の恐怖
”ガルガリン”:浸蝕上昇が1d10+覚醒値に変更されます
GM:そして衝動判定、難易度9!
竜宮彩香:ひえー!
竜宮彩香:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 7[1,2,7]+1 → 8

竜宮彩香:失敗!
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+10(1d10->10)した(侵蝕率:82->92)
竜宮彩香:92+15で107!
道成寺 安奈:3dX>=9
DoubleCross : (3R10[10]>=9) → 9[8,8,9] → 9 → 成功

道成寺 安奈:1d10+77+14
DoubleCross : (1D10+77+14) → 10[10]+77+14 → 101

道成寺 安奈:バチバチだ!
蓮原ミコト:何が衝動判定じゃ!
蓮原ミコト:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[3,5,6,7,8,8,8,10]+1[1] → 11

蓮原ミコト:102+1d10+17
DoubleCross : (102+1D10+17) → 102+4[4]+17 → 123

GM:それではいよいよクライマックス戦闘に入ります!
GM:マップはこちら!
GM
”ガルガリン”
10m
PC達

GM:まずはセットアップから!
道成寺 安奈:なし!
竜宮彩香:セットアップでコーリングシステム起動。スカイキッドに搭乗します。
蓮原ミコト:《ターゲットロック》《攻性変色》  ガルガリンを対象とした攻撃の威力を
蓮原ミコト:シーン間+24。代わりに暴走する。
蓮原ミコト:侵蝕+6
”ガルガリン”:《苛烈なる熱気》起動!達成値15以下の判定が自動失敗に!
”ガルガリン”:ゴォオオオッ!!
”ガルガリン”:火は急速な勢いで建物全体を包み、熱と酸欠が君たちの体力と精神力を奪う。
GM:続いてイニシアチブからの、エネミー手番!
”ガルガリン”:マイナー:炎の加護
”ガルガリン”:メジャー:コンセ+プラズマカノン+要の陣形+縛鎖の空間 命中で重圧、放心付与
”ガルガリン”:対象はPC3人!
”ガルガリン”:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,4,4,5,5,6,7,10,10]+10[3,4,9]+10[8]+10[9]+10[9]+2[2]+6 → 58

GM:諸々有効!
竜宮彩香:殺す気か!
竜宮彩香:リア不!
蓮原ミコト:リア不!!
道成寺 安奈:ドッジ!
道成寺 安奈:7dx>=58
DoubleCross : (7R10[10]>=58) → 10[2,2,3,3,3,6,10]+5[5] → 15 → 失敗

”ガルガリン”:ダメージ!
”ガルガリン”:6d10+25
DoubleCross : (6D10+25) → 48[10,10,4,10,7,7]+25 → 73

竜宮彩香:死ぬ!
”ガルガリン”:ひゅる ひゅる ひゅう
”ガルガリン”:赤く輝く、燕の群れを形どった宙に浮かぶ炎が
”ガルガリン”:一斉に君たちを貫く!
”ガルガリン”:ゴォオッ!!
”ガルガリン”:「炎は罪を浄める……」
”ガルガリン”:「受け入れ、悔い改めるのです……さあ!」
道成寺 安奈:「……!!」その実、"ガルガリン"の戦闘を見るのは初めてだ。
道成寺 安奈:その実、"ガルガリン"の戦闘を見るのは初めてだ。対応……仕切れない!!炎の燕に体を焼かれる!
道成寺 安奈:霧谷さんのロイスをタイタス化し、即昇華! 復活します!
竜宮彩香:肉が焼け、溶けた黄金が体表を覆う。
竜宮彩香:神城早月のロイスをタイタス昇華して復活。
蓮原ミコト:「――――」一切の防御行動を取らない。反射すら!
蓮原ミコト:炎に呑まれる。 由美子せんせいのロイスをタイタス化して復活。
蓮原ミコト:「が、あ――ッ!」全身が焼け爛れながら、その煤すら使い、周囲の魔眼が増え続けて行く。
”ガルガリン”:「貴方がたが虐げてきた者、見捨ててきた者たちが……煉獄にて待っています」
”ガルガリン”:「ふふ…ははははは!!」
”ガルガリン”:教会内で炎が渦を巻く!
GM:続いて、竜宮さんの手番!
GM:ダイス-2とオート不可を忘れないように!
竜宮彩香:では行きましょう。
竜宮彩香:マイナーで暴走解除、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》
竜宮彩香:オートエフェクトなんて…持ってないぜ!
竜宮彩香:ヴィークル用レールガンで攻撃!サポートスタッフにセルスタッフ:アサルトも載せるぜ!
竜宮彩香:10dx7+2
DoubleCross : (10R10+2[7]) → 10[2,3,3,4,6,8,8,9,9,9]+10[2,5,5,7,9]+4[2,4]+2 → 26

”ガルガリン”:ガード!蒼き悪魔!
”ガルガリン”:ダメージは受けるが…12点を返す!
竜宮彩香:なんとか15以上…ゲェー!?
道成寺 安奈:よ、容赦がねぇ!!
蓮原ミコト:やばい
竜宮彩香:死なばもろともじゃ!雷神の槌の効果も発動!
竜宮彩香:ダメージにさらに+2D
竜宮彩香:3d10+2d10+20+10+3 装甲有効
DoubleCross : (3D10+2D10+20+10+3) → 10[1,6,3]+11[1,10]+20+10+3 → 54

竜宮彩香:HP-3と-15して余裕で死ぬので
竜宮彩香:”カルガリン”のロイスを切って復活
”ガルガリン”:中々に削られますが…生存!
竜宮彩香:「罪は清められることはない。」
竜宮彩香:「一生背負うものよ。そんなこともわからずよく拝み屋なんてやってるわね。」
竜宮彩香:焼け落ちた右腕に、何かが取り付く。
竜宮彩香:地中から現れたのは全長5mの砲台型遺産、黄金瑠璃鈿背円筒鏡!
竜宮彩香:砲台の口が開く。竜の息吹は咎人を骨まで焼き尽くす!
竜宮彩香:「地獄に落ちるのはあなたの方よ、”もどき”。」
”ガルガリン”:「……っ!くはっ!」
”ガルガリン”:「ならば試しましょう…貴女は罪を背負えますか?」
”ガルガリン”:ぐぉん!!
”ガルガリン”:壁から炎の腕が伸び、空中の竜宮を掴む!
”ガルガリン”:ガ ギッ !!
竜宮彩香:「がぁ…っ!」
”ガルガリン”:「その小さな体で、奪った命に贖えますか?そんな訳はない」
”ガルガリン”:「哀れな小鳥……壊れる前に、私が救ってあげなくてはねぇ!!」
竜宮彩香:「ぎ……この……!」歯を食いしばり痛みに耐える
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+4した(侵蝕率:107->111)
”ガルガリン”:バヂバ ヂバ ヂ!!
”ガルガリン”:火花を上げながら、炎の爪が締め上げる!
GM:続いて行動値5組!蓮原くん&道成寺さん!
道成寺 安奈:ならば突っ込ませていただこうか!
蓮原ミコト:お先にどうぞ!
道成寺 安奈:ありがたし!
道成寺 安奈:ではマイナーで10m戦闘移動して"ガルガリン"にエンゲージ。
道成寺 安奈:メジャー!
道成寺 安奈:▼ダストエンド=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv2
道成寺 安奈:10dx7
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[1,2,3,4,4,5,6,8,9,10]+10[4,5,9]+6[6] → 26

”ガルガリン”:ガード!蒼き悪魔はない!
道成寺 安奈:ならばダメージ!
道成寺 安奈:5D10+34
DoubleCross : (5D10+34) → 37[8,7,7,8,7]+34 → 71

道成寺 安奈:漲る殺意!!
”ガルガリン”:たかっ!
”ガルガリン”:だがまだ耐える…!壮絶な素のタフネス!
道成寺 安奈:侵蝕+14して101→115、さらに対抗種の効果でHP14→11!
道成寺 安奈:「今度は私の番だ。行くぞ」
道成寺 安奈:三十五度。歩みと共に、《自動体温》を持って体温を上げ始める。
道成寺 安奈:三十六度。体調を崩すと発熱する理由を知っているだろうか。
道成寺 安奈:三十七度。人体内の免疫細胞や酵素が、最も活発になる温度が――
道成寺 安奈:三十八度。この温度だ。それは。彼女の"血"の中の同族喰らいのウィルスについても、同じ事!
道成寺 安奈:赤熱する右手を掲げ、密着距離へ!
”ガルガリン”:「!」
”ガルガリン”:炎を突っ切ってきた道成寺に目を見開く!
道成寺 安奈:「赤く盛るは私のこの手。軋み咆えるはその血を求めて」
道成寺 安奈:抜き手を繰り出し……腹を抉る!
道成寺 安奈:突き刺したその手から炎が噴き上がり、レネゲイドを内側から食い荒らす!
”ガルガリン”:「ぐぉっ…がぁあああッ!」
”ガルガリン”:臓腑を抉られ血を吐く!
道成寺 安奈:コードネームであり、その身の繰り出す一撃の名。"ダストエンド"。
道成寺 安奈:右手が一際強く輝き、爆ぜる!
”ガルガリン”:「……ご…はっ!」
”ガルガリン”:腹を大きく爆炎で抉られながらも、背を曲げ、立っている。
道成寺 安奈:「……しぶとい」右手にべちゃりと付着した血肉を舐めこそぐ。
道成寺 安奈:「"塵は塵に"。神とやらの言葉に従って、相応しく終われ」
”ガルガリン”:「クク…終われ……終われと?どの口が?」
”ガルガリン”:「貴女が始めたのですよ!あの日、私に使命の火を灯したのは、ああ!お忘れではあるまいに!」
”ガルガリン”:「私は救わなくては、もっと多くの弱き者を!」
道成寺 安奈:「使命とやらを己で背負えない段階で、貴様はとっくに人として終わっているんだ」
”ガルガリン”:「……」
”ガルガリン”:「何故だ?何故?何故?」
”ガルガリン”:「何故、どうして否定する?私は正しいことをしているのに?」
道成寺 安奈:「正しくなぞあるものか!」
道成寺 安奈:「助けるのが正しいとして……殺すことに溺れた貴様が!!正しいだなどと思いあがるな!!」
道成寺 安奈:「手を取って逃げてくれれば……それだけで……」滲む涙が、浮かぶ端から蒸発して消えていく。
”ガルガリン”:「……っ」
”ガルガリン”:その涙に、数瞬、よろめくが
”ガルガリン”:再び顔を上げる。張り付いたような笑みが浮かんでいる。
”ガルガリン”:「私は……私は、間違えていない……!あはははは!いないいないいなぁああああい!!」
”ガルガリン”:炎は勢いを増す!
GM:続いてミコトくんの手番!
蓮原ミコト:マイナーで暴走を解除!
蓮原ミコト:メジャーで《コンセ:キュマ》+《魔獣の衝撃》。カルガリンだ!
蓮原ミコト:9dx7+3
DoubleCross : (9R10+3[7]) → 10[3,5,6,7,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,5,5,10]+3[3]+3 → 26

蓮原ミコト:なんとかした!
GM:えらい!
”ガルガリン”:ガード!
蓮原ミコト:ダイス!
蓮原ミコト:3d10+29
DoubleCross : (3D10+29) → 17[7,8,2]+29 → 46

”ガルガリン”:火力が…みんな火力が高い…!
”ガルガリン”:しかし耐える!執念!
蓮原ミコト:「――――見えた」
蓮原ミコト:周囲の魔眼群が、カタチを為す。微細な……無数の、牙持つ魚群!
蓮原ミコト:「食い散らかせ! 僕の、レネゲイドッ!」
蓮原ミコト:その魚群が一斉に黒い濁流となり、ガルガリンの両腕をヤスリめいて削り取っていく!
”ガルガリン”:「うぉおおおッ!!」
蓮原ミコト:「聖職者を象るんじゃあない」
蓮原ミコト:「差し伸べることも出来ないなら……そんな腕は、要らないだろう!」
竜宮彩香:力が緩んだ炎の腕から竜宮が零れ落ちる。
蓮原ミコト:「竜宮さん」執拗なまでの破壊衝動を必死で堪えながら、はっと上を見上げる。
蓮原ミコト:落ちて来る竜宮さんを、咄嗟に受け止める。
蓮原ミコト:「っと! ……大丈夫ですかっ」
竜宮彩香:「大丈夫……まだやれる……」
竜宮彩香:右腕が千切れ、体のあちこちに火傷を負った無残な状態だ。傷口を黄金で辛うじて塞いでいる。
竜宮彩香:「げほっ……本当に、魚屋だったのね、あなた。」
蓮原ミコト:「……というか、僕の因子のこと分かってて呼んでたんじゃないんですか」
竜宮彩香:「だってあなた、草食系を通り越してプランクトンでも食べてそうな感じだもの。」
蓮原ミコト:(軽い……)と思いながら、火傷をみて顔を歪める。
竜宮彩香:くすりと笑って「ありがとう。もう立てるわ。」
蓮原ミコト:言われて、慎重に降ろす。
蓮原ミコト:ミコトの火傷は既に、無数の黒い魚型の魔眼が群がって癒えつつある。
蓮原ミコト:「……すいません。僕のドクターフィッシュは、僕しか癒せないから……」
竜宮彩香:「必要ない。私は”ラインゴルト”。」
竜宮彩香:「私は魔の黄金。盗掘者を葬る竜。」
竜宮彩香:「ナメられたままじゃ、私じゃない!」
竜宮彩香:再び右腕と遺産が接合!次弾装填!
”ガルガリン”:「フゥ…フゥフフ…」
”ガルガリン”:「焼き尽くさなければ…灰に返さなければ…そうすれば全て救える……!」
”ガルガリン”:「私に救われた者だけになるッ!!」
”ガルガリン”:抉られた両腕を炎で焼き塞ぎ、再び炎を立ち上らせる!
蓮原ミコト:「……タフだな。根競べですね」
GM:続いて2R目セットアップ!
竜宮彩香:なし!
蓮原ミコト:ないです。シーン継続エフェクトだ1
道成寺 安奈:ない!
”ガルガリン”:Eロイス【破滅の足音】を起動。
”ガルガリン”:1d10
DoubleCross : (1D10) → 2

”ガルガリン”:2R後、PCは全員戦闘不能になります。
道成寺 安奈:教会ごと焼けてる!!
蓮原ミコト:もえてる
竜宮彩香:燃えたー!
”ガルガリン”:――炎は勢いを増す。何もかも、灰へと返すために。
”ガルガリン”:不都合を燃やし尽くし、炎の主の理想を守るために。
”ガルガリン”:「へェ…はァははははは!」
GM:そしてガルガリンの手番!
”ガルガリン”:マイナー:炎の加護
”ガルガリン”:メジャー:コンセ+プラズマカノン+要の陣形+縛鎖の空間 命中で重圧、放心付与
”ガルガリン”:先ほどと同じく、対象全員!
”ガルガリン”:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[2,2,2,3,4,5,6,6,6,8,8,8,9,9,9]+10[1,1,4,7,7,8]+6[3,4,6]+6 → 32

道成寺 安奈:うおお! ドッジだ!!
道成寺 安奈:7dx>=32
DoubleCross : (7R10[10]>=32) → 10[3,4,4,4,7,9,10]+7[7] → 17 → 失敗

道成寺 安奈:だめ!
竜宮彩香:ドッジ
竜宮彩香:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 9[5,8,9] → 9

竜宮彩香:無理でした!
蓮原ミコト:暴走はなくなってるぜぇー!!
蓮原ミコト:ドッジ!
蓮原ミコト:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 8[5,6,7,8] → 8

蓮原ミコト:muri
”ガルガリン”:ダメージ!4d10+25
”ガルガリン”:4d10+25
DoubleCross : (4D10+25) → 23[4,5,4,10]+25 → 48

”ガルガリン”:諸々有効!
蓮原ミコト:まず、オートで《カルガリン》のロイス消費して、『重圧』を回復します
蓮原ミコト:その上で、《軍神の護り》で竜宮さんを庇う
”ガルガリン”:男だねえ!
蓮原ミコト:38×2で、76ダメージ。道成寺さんのロイスを消費して復活!
道成寺 安奈:問題なく死ぬ!!
道成寺 安奈:支部長殿のロイスを切って立ちます!
”ガルガリン”:炎が馬の群れの姿となり、床を、壁を跳ね回り、蹂躙する!
”ガルガリン”:バチバチバチ バチッ!!
”ガルガリン”:「駆けよ!逆巻け!救いを拒むものには……解放を!」
道成寺 安奈:「……これはこれは、拝み屋というより、動物屋……それともサーカス屋かな?」
道成寺 安奈:馬に引き潰された傷を、炎で焼いて立ち上がる。
蓮原ミコト:傍らの竜宮さんを引き寄せ、覆い被さるようにして庇う。
”ガルガリン”:その背中を、吹き荒れる炎が焼いて裂く!
竜宮彩香:「っ」それに抗う暇もなく引き寄せられる。
竜宮彩香:そして、焦げた肉の臭いを嗅ぎようやく事態を把握する。
蓮原ミコト:「が、ぐぅっ!」 炎の蹄に背中を抉られ、焦げついた息を漏らす。
竜宮彩香:「何を……」ミコトの肩を掴む「何をしているの!」
竜宮彩香:「必要ないと言ったでしょう!」
蓮原ミコト:「……そう、は……づっ、見え、ません」
蓮原ミコト:「僕のが、余裕が、ある」眼鏡が溶け落ち、白濁した瞳が、再び
蓮原ミコト:魔眼の回復力で色を取り戻し、竜宮さんを再び抱えて立ち上がる。
蓮原ミコト:《超人的代謝》。むろん、ジャームのエフェクトの攻撃からは、表面的な治癒しか間に合わない。
竜宮彩香:ギギ ギ ……
竜宮彩香:右腕の遺産が再び駆動する。
竜宮彩香:「……あなたなんて嫌いよ。本当に。嫌い。」
蓮原ミコト:「光栄です」 溢れる侵蝕に軽く目を回しながら、軽く笑う。
竜宮彩香:よければこのまま手番に移りたい!
GM:カモンどうぞ!
GM:行動値9!竜宮さんの手番!
竜宮彩香:マイナーで一応重圧解除、メジャーで《コンセントレイト:モルフェウス》《カスタマイズ》!
竜宮彩香:サポートスタッフのサポートを受けつつ殴ります!
GM:いえす!
竜宮彩香:10dx7+1
DoubleCross : (10R10+1[7]) → 10[1,2,2,3,5,7,7,8,9,10]+10[1,2,3,7,8]+10[7,7]+10[8,9]+10[3,9]+10[8]+10[9]+6[6]+1 → 77

竜宮彩香:!?
GM:爆裂…したッ!
蓮原ミコト:ヤッチマエーッ!
道成寺 安奈:やれーッ!!
”ガルガリン”:ガード!蒼き悪魔!
竜宮彩香:8d10+20+10 装甲有効!
DoubleCross : (8D10+20+10) → 47[9,5,2,10,8,1,3,9]+20+10 → 77

竜宮彩香:達成値と同じ値だ!
”ガルガリン”:ダメージ12を返す!
”ガルガリン”:そして…その破壊力!
”ガルガリン”:ガード装甲を突き破り、HP0に!
”ガルガリン”:しかし…【燃える魂】!
”ガルガリン”:大幅にHPを回復しつつ、復帰!
道成寺 安奈:こっ この野郎
竜宮彩香:このまま倒れます、あとはよろしく!
道成寺 安奈:よっしゃ焼いたる
”ガルガリン”:「終わらせましょう……さあ」
”ガルガリン”:炎を腕に纏い、一塊となっている2人に向けて振り下ろす!
竜宮彩香:竜が再び息吹を吐く。それは箒星のように夜空を裂き、”ガルガリン”を穿つ!
”ガルガリン”:「…!?がッ……まだ…!」
”ガルガリン”:思わぬ反撃を受け、よろめきつつも
”ガルガリン”:ミコトを逸れて、竜宮だけを炎で捉える!
竜宮彩香:炎は避けられない。捨て身の一撃だ。
竜宮彩香:人の上に立つ人間が、決してしてはいけない一手。
竜宮彩香:「ああ」
竜宮彩香:「やっぱり、嫌いだわ。あなたのせいでこんなことまでしてしまったもの。」
竜宮彩香:炎の槍が竜宮の腹を穿つ。
竜宮彩香:竜が膝を折り、地面に臥した。
竜宮彩香:竜宮彩香の侵蝕率を+4した(侵蝕率:111->115)
蓮原ミコト:流星のような速度に、止める事も出来なかった。
蓮原ミコト:「っの……っ! 馬鹿か、君は……!」
”ガルガリン”:「おおおっ……ごぉおおおお!ぐがぁあ!?」
”ガルガリン”:心臓近くを貫かれ、大量に血を吐き、のたうつ!
”ガルガリン”:「まだ…まだ…まァだ……私はァ……!」
”ガルガリン”:「救わなくては…救わなくてはァア…!」
”ガルガリン”:「ハァアアアアアアッ!!」
”ガルガリン”:ジババ バババッ!
”ガルガリン”:全身を炎に呑まれながら、爛々とした眼だけが
”ガルガリン”:未だ立ち続ける2人を睨む!
蓮原ミコト:オーヴァードが「立ち上がらない」ことの危険性は伝え聞いて知っている。
蓮原ミコト:地面に倒れた竜宮さんの傍らに座り込みながら、苦しむガルガリンを睨みつける。
蓮原ミコト:「お……前ェッ……!」 獰猛な言葉が漏れる。
”ガルガリン”:「残さない…1人も残さないィイイッ!!」
”ガルガリン”:炭化しつつある脚で、再び進む!
GM:続いて行動値5組!
道成寺 安奈:「こちらのセリフだ。灰も塵も、何一つ残してやるものかッ」その前に立ちはだかる!
道成寺 安奈:マイナー! オート特になんもないけど一応重圧を解除!
道成寺 安奈:メジャー!
道成寺 安奈:▼ダストエンド=《コンセントレイト:サラマンダー》Lv3+《災厄の炎》Lv8+《結合粉砕》Lv6+《プラズマカノン》Lv2
道成寺 安奈:10dx7 命中
DoubleCross : (10R10[7]) → 10[2,3,4,5,6,7,7,7,8,10]+10[1,5,7,8,10]+10[6,7,8]+3[3,3] → 33

”ガルガリン”:ガードじゃー!
”ガルガリン”:ダメージどうぞ!
道成寺 安奈:行くぞ!
道成寺 安奈:6D10+34 ダメージ
DoubleCross : (6D10+34) → 43[5,5,5,8,10,10]+34 → 77

GM:!!??
GM:高くね!?
道成寺 安奈:出目の殺意! これが親の仇パワー!!
”ガルガリン”:辛うじて…耐える!
道成寺 安奈:う、嘘じゃろ
道成寺 安奈:なんてタフさだ……
”ガルガリン”:これがジャーム執念
蓮原ミコト:クロスブリードなのに!燃える魂、何レベルなんだよ・・・!!
道成寺 安奈:……あっ、言い忘れていたが結合粉砕って装甲無視ですがその辺なんか因果変わったりは
”ガルガリン”:計算済みです!
道成寺 安奈:なるほど! めっちゃタフだなコイツ!?
道成寺 安奈:ともかく!
道成寺 安奈:「燃え散れ! "ガルガリン"ッ!!」先程と同じく、燃え盛る右腕を突き出す!
道成寺 安奈:己のレネゲイドの過剰活性……それにともなう対抗種の自己破壊も限界に近い。
”ガルガリン”:ドズッ!
”ガルガリン”:無理矢理に胴を貫かれながら受け止め
”ガルガリン”:顔半分を灼けただらせながら、歯を剥き出し、笑う!
”ガルガリン”:手番終了時イニシアチブ!
道成寺 安奈:なっ イニシアチブ……!?
”ガルガリン”:【極大消滅波】起動!
道成寺 安奈:う、ウワーッ!?
”ガルガリン”:対象は…目前の道成寺さん!
道成寺 安奈:き、来やがれッ!!!
”ガルガリン”:8d10
DoubleCross : (8D10) → 43[5,4,10,1,4,4,7,8] → 43

”ガルガリン”:純粋HPダメージ!
道成寺 安奈:HPは対抗種のせいで11しか残ってない! 無論即死!
道成寺 安奈:今こそ火傷の男のロイスを切って立ち上がるほかない……
”ガルガリン”:バァ ン!!
”ガルガリン”:体内で炎を炸裂させ、道成寺さんを吹き飛ばす!
道成寺 安奈:「ごふっ……!?」
道成寺 安奈:左手を突き刺しトドメを狙うと同時、体内から吹きあがる炎で吹き飛ばされもんどり打つ。
蓮原ミコト:「道成寺さんっ!!」
”ガルガリン”:「忘れましょう……貴女のことも、あの出会いも……」
”ガルガリン”:「私はただ使命のための、灯火となるのだから!」
道成寺 安奈:「忘れることなど、許せるか、許してたまるか……」
道成寺 安奈:「父様と母様の命を……勝手に降ろすなッ!!」
道成寺 安奈:己の血と"ガルガリン"の血が混ざったものを、顔から拭って舐めとり飲み下す。
”ガルガリン”:「ッ……!」
”ガルガリン”:「何故、燃え尽きない…!どうして……!」
道成寺 安奈:「逃げるな……!」
道成寺 安奈:「背負う事から逃げるなッ!!!」
”ガルガリン”:その気迫に怯み、よろめく。
”ガルガリン”:「逃げる?私が……いつ……?」
”ガルガリン”:瞳孔が震える。炎の中の記憶が、蘇る。
”ガルガリン”:「そうだ……私は逃げた…ああ確かに逃げた……あの日」
”ガルガリン”:「何をしたのか…あの景色に向き合えなかった…」
”ガルガリン”:「だが仕方ない……灰は元へは戻らないのだから……」
”ガルガリン”:炎の中、初めて正面から安奈に向き合う。
”ガルガリン”:「君が何を叫ぼうと、私が何を悔いようと戻らない!」
”ガルガリン”:「だから私は……『これ』を進める他にない!!神よ!!」
GM:次…残るは
GM:蓮原くんの手番!
蓮原ミコト:ウオラーッ!
蓮原ミコト:いきます!
蓮原ミコト:まず、マイナーで重圧を解除!
蓮原ミコト:メジャーで《コンセ:キュマ》+《魔獣の衝撃》!
蓮原ミコト:ダイスも増えているぜ……
蓮原ミコト:10dx7+3
DoubleCross : (10R10+3[7]) → 10[3,3,4,4,7,8,10,10,10,10]+10[1,3,3,8,8,8]+10[1,8,10]+10[8,10]+10[2,7]+6[6]+3 → 59

”ガルガリン”:ガード!!
蓮原ミコト:6d10+29
DoubleCross : (6D10+29) → 30[4,6,2,7,1,10]+29 → 59

蓮原ミコト:もろもろ有効! 期待値だオラァーッ!
”ガルガリン”:ダメージ…高い!
”ガルガリン”:HPは0です。これ以上の復活もなし。
道成寺 安奈:やった!!
”ガルガリン”:燃える魂のLVは、Eロイス:超越活性*3を受けて10。
”ガルガリン”:蘇生HPは100でした。
蓮原ミコト:……? ちょっと何を言ってるのか分かりませんね
”ガルガリン”:…戦闘不能!
”ガルガリン”:君たちの…勝ちだっ!
道成寺 安奈:ウオオーッ!!
竜宮彩香:やったぜ!
蓮原ミコト:では、安奈さんと向きあうガルガリンは気付く。炎と煤、陽炎に揺らいでいた安奈さんの姿が
蓮原ミコト:段々と、はっきりと見据えられるようになっている。
”ガルガリン”:「……あ」
蓮原ミコト:……周囲を、建物を、埋め尽くしていた炎が。
蓮原ミコト:「お前の……タフさは……異常だ」 身体の中心に、二度の大穴が空いて
蓮原ミコト:なおこれだけの戦闘能力。……ミコトの魔眼は『弱点を見つける』魔眼だ。
蓮原ミコト:「……周囲を炎で満たして。炎と共に広げた、領域から、力を貰う……」
”ガルガリン”:「……」
”ガルガリン”:どしゃっ
”ガルガリン”:糸の切れた人形のように、膝をつく。
”ガルガリン”:「これは……?」
蓮原ミコト:広がった無数の魔眼が、炎を、その火元から吸収して、
蓮原ミコト:消していく。消していく。消していく。……周囲の景色が、よく見えるように。
”ガルガリン”:炎は消え、熱と陽炎を除かれた意識は明瞭となっていく。
”ガルガリン”:「…………。」
”ガルガリン”:そして、本当に燃やすべき罪人だけが、残る。
蓮原ミコト:「……そうして。目を瞑って。開き直って。炎で覆い隠して」
蓮原ミコト:「よく見えるだろ。お前の、やった、ことが」
”ガルガリン”:ミコトの言葉を聞きながら、炭化しつつある、己の掌を見る。
”ガルガリン”:そして、目の前の安奈を見上げる。
蓮原ミコト:炎を消しつくし、魔眼がミコトのもとに収束する。 ――小魚の大群が、一匹の大魚へ。
”ガルガリン”:「…………ああ。」
”ガルガリン”:「助けは、必要ですか?」
”ガルガリン”:崩れ落ちる腕を、差し伸べる。
道成寺 安奈:「……もう、いらないよ」背を向ける。
”ガルガリン”:「それは」
”ガルガリン”:「それは……よかっ……た……」
蓮原ミコト:キュドッ
蓮原ミコト:ガルガリンの、安奈さんに抉られた胸の傷をそっくりなぞるように
蓮原ミコト:魔眼魚が、ガルガリンの胸を貫いた。
”ガルガリン”:灰となって崩れ、この世から消える。
GM:静かに、残り火の爆ぜる音だけが
GM:燃え落ちた教会に響いている……。
GM:---
GM:クライマックス終了。
GM:バックトラック!
GM:今回のEロイスは~~!
GM
Eロイス:原初の恐怖
Eロイス:破滅の足音
Eロイス:超越活性*3
GM:以上5つ!
GM:振りたい人はどうぞ!
蓮原ミコト:めっちゃ振る!!!
蓮原ミコト:139-5d10
DoubleCross : (139-5D10) → 139-37[7,6,9,5,10] → 102

道成寺 安奈:全部貰うぜ!
道成寺 安奈:129-5d10
DoubleCross : (129-5D10) → 129-23[3,6,5,2,7] → 106

竜宮彩香:降る!
竜宮彩香:115-5d10
DoubleCross : (115-5D10) → 115-31[2,7,8,9,5] → 84

竜宮彩香:一倍!
竜宮彩香:84-3d10
DoubleCross : (84-3D10) → 84-14[2,9,3] → 70

竜宮彩香:4点ですね!
道成寺 安奈:同じく1倍!
道成寺 安奈:106-3d10
DoubleCross : (106-3D10) → 106-9[2,5,2] → 97

道成寺 安奈:き、キワキワ
蓮原ミコト:安奈さんwww
蓮原ミコト:1倍振り! ロイス3つ……そして生還者!
蓮原ミコト:102-6d10
DoubleCross : (102-6D10) → 102-29[1,6,10,8,1,3] → 73

蓮原ミコト:4点! これが女王様の元カレと同じDロイス生還者の力だぜ~
GM:では経験点!
GM:いつもの5点に、Eロ5点!シナリオ7点で、基礎点17!
GM:それに浸蝕点を加えてどうぞ!
蓮原ミコト:21点!
道成寺 安奈:22点!
竜宮彩香:21点!
GM:各員もってけ!
竜宮彩香:持っていく!ありがとうございます!
蓮原ミコト:ぱくぱく ぱくぱく うまいうまい
GM:そんではEDにカケコミ!
道成寺 安奈:駆けつけ三杯!
GM:では、まずは竜宮さんと蓮原くんのEDから!
GM:---
GM:N支部・医務室
GM:---
GM:君……竜宮彩香は医務室のベッドの上で目を覚ます。
GM:…消毒液の匂いが、鼻につく。
GM:傍らには、蓮原ミコト。
GM:どうやら、戦闘後運ばれてきたらしい。
竜宮彩香:ぱち、と目を開ける。
竜宮彩香:自分の手や足に力を込める。鈍い痛みが走り、自分が生きていることを実感する。
蓮原ミコト:「あ」
竜宮彩香:「……っ。」
竜宮彩香:「…ここは?」
蓮原ミコト:「良かった。……あ、まだ起きないでくださいっ」
蓮原ミコト:「命に別条はないみたいですが、かなり深部まで火傷が」
蓮原ミコト:本人は傍の丸椅子に座っている。あちこちに包帯は巻かれているが、既に十分動ける様子だ。
竜宮彩香:「………。」おとなしくベッドに身を預ける。
竜宮彩香:「中華屋は無事?」
蓮原ミコト:「中華屋……道成寺さんですか。はい、僕よりも余裕あるくらいでした」
蓮原ミコト:「軽傷だった、というよりは、重傷慣れしてるって感じでしたけど……」
竜宮彩香:「そう…」ふっ、と笑う「羨ましい。」
蓮原ミコト:「怪我なんて、しないにこしたことは無いでしょう」
竜宮彩香:ベッドの上のデジタル時計の日付に目線を向ける。すでに戦闘から一日が経過している。
竜宮彩香:「治りが早いのが羨ましいのよ。」
竜宮彩香:「……言ったでしょう。私は弱いって。」
蓮原ミコト:「…………」
蓮原ミコト:「……自分が弱いと思っているのに、」
蓮原ミコト:「それでも、君は、戦わなきゃいけなかった?」
竜宮彩香:「……。」
竜宮彩香:「ええ。そうしなければ死んでいたもの。」
蓮原ミコト:「…………」
蓮原ミコト:悲しげに眉を下げる。あるいは、さわり程度にだが、彼女の立場を聞いたのかもしれない。
竜宮彩香:その顔を見る「私が悪い女だというのも知っているみたいね。」
蓮原ミコト:「ご、ごめん」
竜宮彩香:「ええ。私は生きるために家族を殺し、無理やり跡目を継いだ極悪人よ。」
蓮原ミコト:「家族を」
蓮原ミコト:「それも……そうしなければ、死んでいた、から?」
竜宮彩香:「軽蔑した?」
蓮原ミコト:「……そうですね」
蓮原ミコト:「あなたは酷い人だ。幻滅した。もう近づかないで下さい」
蓮原ミコト:身を切るように、表情を歪めている。
蓮原ミコト:「そう、言ってほしいのなら、言いますけど」
竜宮彩香:「……」
竜宮彩香:「言ってほしい。……そう思ったわ。いっそ突き放してほしいって。」
竜宮彩香:「でも」
竜宮彩香:「いざ言われてみると、苦しいのはなぜかしらね。」
竜宮彩香:ミコトから顔を逸らす。
蓮原ミコト:がつ、と立てた拳で、自分の眉間を殴る。
蓮原ミコト:「あ痛った!」 勢いがつきすぎた。
竜宮彩香:「……何してるのよ。」
蓮原ミコト:額を抑えて軽く涙目に。「罰です。罰。決まってるでしょう……」
蓮原ミコト:今だ点滴が刺さったままの竜宮さんの腕。その手に、そっと自分の片手を載せる。
竜宮彩香:「何」そっと触れる暖かい感触。口から出そうとした言葉が霧散していく。「を……」
蓮原ミコト:「酷い家族が居る事は知ってる。だけど、僕は人は……普通の人は殺したことは無い」
蓮原ミコト:「あなたのことを、分かる、とは言えない」
蓮原ミコト:「それでも、……過去、そうだったからといって」
蓮原ミコト:「これからも、同じことをし続けなきゃいけない、とは限らないと思います」
蓮原ミコト:「……竜宮さんはジャームじゃない。」
蓮原ミコト:「過去に囚われて、動けなくなって、引き下がれなくなってる訳じゃない」
蓮原ミコト:ガルガリンの、……最後の、安奈さんとの言葉を思いだしている。
竜宮彩香:「……あなたなんて嫌いよ。」
竜宮彩香:顔は逸らしたまま呟く。「あなたと話していると、私が私でいれなくなるから。」
竜宮彩香:「そして、それでもいいと肯定するから。」
蓮原ミコト:「嫌いでもいいです。僕は、こういう人間ですから。ただ……」 
蓮原ミコト:「自分が弱いと思いながら、それでも過去と向きあい続ける道を選んでいる竜宮さんは」
蓮原ミコト:「僕から見れば、とても強くて、格好よくて、綺麗だと思います」
蓮原ミコト:へら、と柔らかく笑う。
竜宮彩香:ミコトの言葉を聞いて、思わずそちらを見てしまう。
竜宮彩香:自分には一生出来ないであろうその笑顔を見てしまう。
竜宮彩香:「ミコト。」
蓮原ミコト:「はい?」
竜宮彩香:弱弱しく指をミコトの服の袖に絡める。
蓮原ミコト:「……?」
竜宮彩香:「拒否してもいいわ。あなたの言葉に答える勇気のないずるい女の言葉なんて、無視しても構わない。」
竜宮彩香:「……もう少しだけ、そばにいて。」
蓮原ミコト:「…………」
蓮原ミコト:細い指を、そっと持ち上げ、壊れものを触るように両手で包む。
蓮原ミコト:「そのくらいで良ければ」
竜宮彩香:「ありがとう、ミコト……。」
蓮原ミコト:「ゆっくり休んでください。今は」
蓮原ミコト:――自分が生き残ることと、他人の弱みをつくことしか出来ない力。
蓮原ミコト:――それでも、誰かを護るために、救うために戦いたい。
竜宮彩香:やがて規則正しい寝息が聞こえてくる。
竜宮彩香:眠る彩香の横顔は猛る竜の貌ではなく、一人の少女のそれであった。
蓮原ミコト:「……あ」
蓮原ミコト:「やっと、名前、覚えてくれたんだ……」
蓮原ミコト:何気なく呟いて、少女の寝顔を見て――どことなく気恥かしくなって、窓の外に目線を移した。
GM:---
GM:ED終了
GM:お疲れ様でしたー!
竜宮彩香:お疲れさまでした!
GM:では次!道成寺さんのED
GM:---
GM:某市・霊園
GM:---
GM:君……道成寺安奈は、墓標の前に1人立っている。
GM:仇を取るまで、因縁と決着をつけるまで、この場所には来ないと決めていた。
GM:足元には、両親が眠っている。
GM:その場所に、君は5年の歳月をかけて戻ってくることが出来た。
道成寺 安奈:献花を終え、黒御影石の石柱に打ち水をし、向かい合う。
道成寺 安奈:『道成寺家』の文字を目でなぞる。
道成寺 安奈:忘れられない幸せだった記憶、忘れていた辛い記憶。それらが一瞬で通り過ぎる。
GM:……ふと、顔をあげた君は側の木の陰から視線を感じるかも知れない。
GM:覚えのある気配。そう、君と近しい人物の。
道成寺 安奈:「父様。母様。終わったよ」手を合わせ、目を閉じて。しばしの後。
道成寺 安奈:「……覗き見というのは、いささか悪趣味ではないかな?」視線の方を振り返る。
梁田麗佳:「……」
梁田麗佳:「前線で現役を張ってる連中の勘は、侮れんな」
梁田麗佳:観念したように陰から出てくる。似合わない変装のサングラス付きだ。
道成寺 安奈:「……ぷっ」噴き出す。
梁田麗佳:「なんだ、どうした」
道成寺 安奈:「支部長殿、霊園というのは厳かな場所だと思うんだ。
道成寺 安奈:「そういうウケは……狙わずとも……」笑みを押さえ切れていない。
梁田麗佳:「冗談のつもりじゃない。無礼な部下だ、全く」
梁田麗佳:サングラスを取り、いつも通りの仏頂面で、君の傍らに立つ。
梁田麗佳:「……ひとときとは言え、お前の身元を預かる身だ」
梁田麗佳:「挨拶くらいは、必要だろう」
道成寺 安奈:「……あぁ、ありがとう。支部長殿」
梁田麗佳:花を、安奈の献花の側に添えるように降ろし
梁田麗佳:こちらも、手を合わせる。
梁田麗佳:「道成寺」
道成寺 安奈:「なんだい?」
梁田麗佳:「お前は過去を乗り越えた。だからこそ、取り戻せた物がある」
梁田麗佳:「……時々、こうして元気な顔を見せに来てやれ。」
梁田麗佳:「きっと、それが何よりお前の両親に報いることになる」
道成寺 安奈:「……勿論。なにせ、最期の頼みだからね」
道成寺 安奈:「幸せにならねばならないよ、私は」
梁田麗佳:「ああ」
梁田麗佳:「お前の人生は、きっとこれから始まる」
道成寺 安奈:「やりたいことも、やらなければならいことも、色々あるからね。」
道成寺 安奈:「最初、支部長殿はてっきり私が燃え尽きたりとか、UGN《ウチ》から脱走したりとか」
道成寺 安奈:「そういうのを心配してきたかと思ったんだけど、どうやら余計な心配だったみたいだね」微笑む。
梁田麗佳:「……口が減らん奴だ」
梁田麗佳:「脱走したければしてもいい」
梁田麗佳:「帰ってくる場所は残しておいてやる、それが大人の役割だ」
道成寺 安奈:「それこそ冗談、ってものさ。キリエ嬢とのデートもまだだしね」
道成寺 安奈:「彼女としては、蓮原クンも一緒に呼んだ方が喜ぶかな?」
梁田麗佳:「……」
道成寺 安奈:「CEO殿にも是非来てもらいたいが……この場合ダブルデートかな? それとも両手と片足に華、というべきかな?」
道成寺 安奈:「支部長殿も一緒に来れば両手両足が埋まって収まりがいいかもしれないな」くつくつと笑う。
梁田麗佳:「……ふ」
梁田麗佳:「いい顔で笑うようになったな、道成寺」
梁田麗佳:無邪気に笑う道成寺さんを見て、こちらも堪らず頬を緩ませる。
道成寺 安奈:「うら若き乙女を捕まえてひどいな。前が随分ひどい顔だったように聞こえる」言いながら微笑みかける。
GM:うららかな青空の下、優しい風が吹く。
GM:君の行く先に向けて、背中を押すように……。
GM:---
GM:ED終了
GM:全行程終了!
GM:お疲れ様でしたー!
道成寺 安奈:押忍! おつかれさまでした!!
道成寺 安奈:ありがとうございました……おかげで仇をブチ転がせたぜ……
GM:いやー、楽しかったです!
蓮原ミコト:良かったー楽しかった!
GM:肯定3日間にしては満足度高い
蓮原ミコト:突発3日セッションだったのにあまりに中身が濃い
竜宮彩香:おつかれさまでした!